記事タイトル:荒れる学校 


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お名前: ペンギン   
明らかにレッドゾーンの方向に進みつつある同級生が、家にやって来た。
ウチの長男は、まず「自閉症」の部分で人につけこまれやすい。で、それだけならば被害者に
なることを心配するだけでいいのだが、ADHD合併のために興奮すると見境がつかなくなる
ところが大問題なのだ。同調して、自分が一番過激になってしまう。
その結果に対しては、「自閉症」とADHDのどちらでも、後始末も人に隠すこともできない。
両方の悪いところが競合すると、事態はより深刻になる。
[2001年8月10日 15時19分47秒]

お名前: ペンギン   
もし、世の中を騒がせた他の事件をキッカケに、悪意を持ってここを訪れている人がいるとい
けないので弁明しておく。(しかも、私のものの書き方が非常に過激なため、もしかしたら悪
い方向に加担しているのではないかと危惧している。)

もし、昨日のような事件現場に、「発達障害」のある子どもがいたとしたらどうなるか?

ADHDの次男だったら、「注意」の障害が重いために、身近なところで大騒ぎが起きても全
く気がつかないだろう。
今日も、自分が歩いていたすぐ後ろで、自転車と自動車の接触事故があったというのに―自転
車はグジャッとなったが、幸い怪我はなかった―、振りかえりもせずにスタスタ歩いていた。
かつて、自分のすぐそばで人が暴れていたのに、身の危険を感じるどころかニコニコ笑いなが
ら床で転がっていたこともあった。・・・これでは、世の中から何かを学び取ることができな
くて当然。

長男の方は、もっと深刻だ。何故なら、まずADHDの部分では次男と一緒だが、そこに「自
閉」が加わるから。
そこまでなら、「物凄い形相」とか「震える手に包丁」とか「粗い息づかい」に気がついた時
点で、その危険性を察知することができる。(しかし、小学校の低学年では、どんな子どもで
あろうとも、「恐さ」を感じたら、足がすくんで何も出来なくなってしまうだろう。)
「自閉症」児でも、そこで「恐怖」状態になれば、恐らくフリーズしてしまうだろうけれど、
それが非常事態だということが分からなかった場合、次にやることは何か?・・・それは質問
攻めだ。「どうしてナイフ持っているの?」「それ、本物?」「本当に切れるの?」「手が震
えてるよ?」などなど。更に、逃げるにも黙ってしない。「ねえ、授業中だけど、教室出て良
い?」とか。

「発達障害児」とは、こういう子どもたちなのだ。でも、普通児と見分けがつかないから、ま
だまだ「どうして、この子たちがこういう行動をするのか知られていない。
                    ・・・だから、私は一生懸命に守ろうとしている。
[2001年6月9日 21時55分6秒]

お名前: ペンギン   
事件直後で、まだ犯人の供述が発表される前、現場で起きた出来事だけが報道された時、一瞬
覚せい剤中毒かと思った。(正気でできる行為ではないと思われたから。)
元疾患があって精神安定剤が処方されたのなら、治療遵守違反をする可能性を見逃したことに
なるけれど、そこのところは判らない。(ただ、本人の希望で何度も精神科に入院しているこ
ととか、1ヶ月前に退院した時にはそれほどの危険性は無かったというところが気になる。)

発表された診断名は、「精神安定剤依存症」。で、これは「物質関連障害」の方に入る。つま
り、覚せい剤中毒などと同類。・・・冗談じゃない! これなら、まだ覚せい剤中毒の方がマ
シだ。治療の為にちゃんと「抗精神薬」を飲んでいる人に、多大な迷惑をかける。
今後、「抗精神薬」を服用することに罪悪感や危機感を抱いて治療に差し障りが出てしまった
り、こういう薬を服用しているというだけで冷たい目で見られてしまったりしたら、どう責任
とってくれるのだ!

それから、児童たちの「心のケア」を万全にしたいという方針が出されたのには、ホッとした。
今のところは、「急性ストレス障害」で"心的外傷(トラウマ)"は残る。これはやむを得ない。
ただし、「心的外傷ストレス障害(PTSD)」にはならないように、最善を尽くして欲しい。
(軽傷の子どもたちは、心療内科の診察も受けたそうだ。)

※ところで、「心療内科」であって「精神科」ではないというのは、「精神科」への受診歴を
 作らないためなのだろうか?(まだ「精神疾患」の領域に入っていないからでしょうか?)
[2001年6月9日 9時57分42秒]

お名前: ペンギン   
「精神安定剤10回分を一度に飲んだ男が小学校に乱入し、児童8人が死亡。」

こういうニュースが報道されると、私が自分の家にいて落ち着いていてはいけない気がする。
今回、この事件が他人事ではなくなってしまった理由は、事件が起きた場所が「大阪大学附属
小学校」だったから。阪大と言えば、竹田先生。竹田先生とは全く面識はないけれど、LD学
会の副会長で、リンコさんの週刊誌記事に写真が載っていた人…。こういう風にとんでもない
連鎖反応が起きるので、身近な(?)事件になってしまう。

なにしろ、私はよく画面内で起きていることと同化してしまう。特に、人が「死ぬ」と、苦し
くなる。苦しくて、スイッチを切る。

他に気になるのは、負傷した子どもたち、現場にいて目撃した子どもたち。この子たちがPTSD
にならない(心的外傷にならないはずはない。「心的外傷後ストレス障害」になるほどになら
ないという意味で)かどうかということ。
ちゃんと泣いたか?/「恐い」と人に言えたか?・・・はたまた、事件後、校庭や体育館に子
どもたちを集めた時に、「心のケア」をちゃんとしたかどうか?(阪大教育学部の先生だから、
それくらい心得ている?)

それから、あの犯人、『麻薬および抗精神薬取締法』違反だぞ。薬物乱用(精神安定剤を飲み
物に混入した前科―といっても、刑事責任は問えないということで措置入院になった経歴―の
持ち主。
そういう人に、何故、多量(でもないかもしれない)の精神安定剤を持たせて放置したのか?
[2001年6月8日 16時46分45秒]

お名前: ペンギン   
学校で父兄を対象とする集まりがあると、偉い人が必ず言うこと。
「勉強がよくできて、本ばっかり読んでいる。だけど、友達がいない。最近、17歳になって
犯罪を犯す子どもは、みんなそういう子どもです。」

あのですねえ、そういう子どもたちが「どうして、友達がいないのだろうか?」って考えたこ
と、ないんでしょうか?・・・友達がいないとか、登校拒否や引きこもりをするのは、いろん
              なケースがあるんですけど。その一つ一つを考察してみたこと、
              あるんでしょうか?
それから、「人間は、社会の中で生きています。どこかの山に篭るのでない限り、ひとりでは
生きていけません。」って、そりゃあ、ワタシのことか?(もしかして、事件との関連から検
索して、ウチのホームページ見たの? 主任さん。)←有り得る。

今日もらった、県の教育委員会が中学生の発達課題についてまとめたパンフレットには、「友
人を大切にする年頃です」と書いてあるのだが、ワタシがそういう発達課題があることを知っ
たのは、つい一年ほど前のことだ。
しかし、ワタシはそうさせないようにと、子どもたちの療育をした。そのことで、成人したア
スペの人たちを裏切ることになり、研究者たちにはウルサイ蝿になり、自分自身は社会への反
逆者になってしまうのだろうか?
それから、こういう子どもを持つ親たちのために、「未診断・未治療で失敗した例」から、
"こうなってはいけない"という教訓を読み取るように訴える主旨で書いているのに、それを部
外者が読んで、アスペは必ず"こうなる"と解釈されてしまうのだろうか?
それに、「そのために起きた二次障害の治療」という、逆向きのベクトルの経過報告をすると、
「まだ反省が足りない、フトドキ者」になってしまうのだろうか?

どうも、青少年犯罪がらみで出されるお上からの通達には、「友達・地域」をキーワードにし
ようとするものが多くて、辛くなる。
親の養育態度について問いただすより、波風が立たないから?
・・・そういえば、その手の資料は、渡しておいて「読んで下さい」と言うばっかりだ。
[2001年6月2日 14時10分53秒]

お名前: ペンギン   
長男が中学に入って、過激になったもの。・・・"教材販売"勧誘電話のしつこさ。
「必要ない」と言っても、しつこく食い下がってくる。しかも、相手は「教材販売でも塾でも
なく教科書会社ですよ、学校で使っている教科書の会社ですよ。」だと。ばっかも〜ん、「教
科書会社」なんていう名称の教科書会社があるわけないだろ。(しかも、「教科書会社があり
ますよね、○○○出版とか…。」だって。だったら、自分の会社を名乗ったらどーだ?)
その直後に来たのは、「テレビ番組制作会社ですが、中学生を対象にアンケートを行いたい。」
だと。それで、「アンケート用紙を郵送したい。」だと。

こんな世の中、ひきこもっている人の方が、よっぽど正常だと思うぞ。
※ちなみに、私は"ひきこもり"経験はない。「学生」というニンゲンには化けられたが、「社
 会人」というニンゲンに化けられずに山に篭ったことならあるけど。
 それから、現在は、"ひきこもり"ではなく、療養&"立てこもり"中。

一方、長男の方は、マジックテープでつけた名札を「ふざけて取られたから、新しいのを欲しい。」
だと。そりゃあ、相手が誰だか判らない(相貌失認のため)から、「返して」と言えないのは
分かるけれど、「学校で取られたのだから、学校で手掛かりを探して相手を特定するなりなん
なりして、それでも無かったら新しいのにしなさい。」とは言ったものの、今朝の校門前の服
装チェックでちゃんと説明できるか? はたまた、ちょっとしたいたずらをおおごとにせずに
解決できるか?・・・相手がサバサバした子供であることを祈る限り。
[2001年6月1日 7時57分40秒]

お名前: ペンギン   
電車の中で、「席を詰めてくれ」と言われ、「目が恐かったから、殴った」という事件。

私は、この人が「いったい、何から自分を護ろうとしていたのか?」「この衝動性は、どこか
ら来たのだろうか?」と考える。
しかし、こういう事件が起きる度に、教育現場では「善悪の判断を、くどくどと教えるように」
という通達が飛んで来る。
これは、逆効果だ。こういうのは、善悪の判断がつかないから起きた犯行ではない。「世間体」
という「善悪」の荷重ばかりをかけられて来たことと、お互いの「感情」を優先するあまりに
正当な自己防衛バランスを失わせてしまった、「義理人情国家」の歪。
[2001年5月28日 8時16分24秒]

お名前: ペンギン   
学業成績が良くない⇒そのために情緒的な問題が起きている子どもに、どう声かけをするか?
特異・不得意/好き嫌いがハッキリしている⇒苦手なもの・嫌いなものにどう直面するか?

学校の先生は、⇒の右項への対応に忙しいのだろう。

LDやADHDやPDDや知的ボーダーといった軽度の発達障害を持った子ども達が、社会に
出てからどれだけ苦労するか予測するなんてことは、学校の先生の守備範囲を越えている。
だって、学校の先生自体が、"学校という構造化された環境"に過剰適応している人種だから。

「住み慣れた環境を離れると、一人じゃ何もできないこと」に、誰かが気づかなければ。
この国には、その先に、うまい具合に誂えた進路が続いているとは限らないから。
[2001年5月22日 7時20分47秒]

お名前: ペンギン   
もっとも、ちゃんと言わないと話が通じない私の方も・・・なのだが…。
[2001年5月21日 9時24分13秒]

お名前: ペンギン   
昨日から嵐が吹き荒れているのは、学校ではない。ウチだ。

なにしろ、今日、中学で行われるイベントに私が係として参加するのに、長男の聞いて来た
伝言はこれだったから。
「確か・・・集合時刻は9:30で・・・場所は○○○で・・・いつ行ってもよくて・・・。」
あのな〜、人に用事を頼むのに「いつ・どこで・何をするのか、分からない」では、人は動け
ない。しかも、これを言ったのは、夕方の6時。
こっちは、学校についたらすぐに先生に確認して電話をよこすように命令。

朝、支度をしたら、「リュックに弁当が入らないから、手で持って行く。」なんて言っている。
(こういう状況でパニックにならなくなったのは、すっごい進歩なのだ。しかし、パニック起
こさなくなると、次の課題をちゃんとしないといけなくなる。ご愁傷様。)
あのな〜、形も揃えず、何でもかんでも上から詰め込んでいったら、一番大きい弁当が入らな
くなって、とーぜんだろーが。

さっき学校から電話がかかってきて、本人が何やら言っていたのだが、全然わけが分からない。
案の定、すぐそばに先生がいて説明してくれた。
・・・ところで、一般人ってのは、そもそもいーかげんなのか?

これで、長男が複雑な内容の説明はほとんど理解できていないことが再認識されて、「連絡事
項の表現には、ちょっとは気をつけなくてはいけない」と分かってくれたのだろうか?
それとも、ただ私がうるさいだけだったのだろうか?
[2001年5月21日 9時3分49秒]

お名前: ペンギン   
学校を通して配布される、お上の「教育方針」の資料ってのは、いつもいつも「ああしなさい・
こうしなさい」という命令文。
どうして、「こうすると、こうなりやすい」「そうすると、そうなるでしょう」「ああすると、
ああなっちゃうカモ」・・・では、「アナタは、どれを選びますか?」にできないのかねえ。

一斉に右向けといて、ダメとなると今度は一斉に左を向けさせようとする。

これだけ何度も同じことを繰り返しているのに、まだ分からないのか?
[2001年5月18日 16時57分33秒]

お名前: ペンギン   
今のところ学校は荒れていないし、(テストはどうか分からないけれど、授業そのものにはつ
いて行っている)ので、学校に行く・行かないでもめることはない。学校がない「休み」の日
の方が、よっぽど荒れている。

昨日は昨日で、自分から「S市のS公園に行きたい」と言っておきながら、朝起きたら頭痛が
したので「行きたい⇔行きたくない」「行ける⇔行けない」でパニくった。
今日は、朝に『遊戯王』の放送があってから『遊戯王』に染まって興奮してしまって、全く切
り換えができない。川に魚かザリガニを採りに「行きたい⇔遊戯王で遊びたい」「行きたい⇔
興奮してはしゃぎ過ぎ泥だらけになるのがイヤ」で、パニくる。
どっちにしても、ただ迷って決められないのならまだカワイイが、「行く」と言っておいて
「でも、やめる」と続ける、泣き出す。こういう時は、「本当は行きたいのに、それを妨げる
他の要因が頭の中で競合している」状態。なのに、決まって、「本当に行きたくないから、行
かない」と怒り出す。
今日は、明らかに「ファンタジーに没頭しすぎて頭の切り換えができず、歯止めが利かない固
執」による弊害が顕著だったので、有無を言わさず行かせた。

休みの日は、することが強制的に決められていない。自分で選べるけれど、したいことがいろ
いろありすぎると(選択範囲が広いと)かえって、「今日は何をするか決めること」ができな
い。しかも、直近の視覚刺激に影響されて囚われて興奮し、暴走状態になってしまう。
これらが、長男の社会参加能力を、著しく低下させている。
[2001年5月5日 14時27分18秒]

お名前: ペンギン   
今、『にんげんゆうゆう』でやっている、子どもの遊び場(居場所)。
あれは、かつてのウチのプレイルーム。二段ベット(物置にしていた)・ボールプール・ハン
モックブランコ・トンネルのついたテント…。
元々は、長男の感覚統合訓練用に置いてあったものだった。そこに同級生たちが集まっては、
飛び降りたり、しがみついてぶら下がったり、よじ登ったり、隠れ家にしたりして遊んでいた。
で、私は場所を提供し、遊びたいという遊具を出してあげただけ。遊び方は、ボス的存在の子
が考えて、毎日毎日いろんなことをやっていた。

もちろん、長男は始めの内はみんなが来ると、誰もいないところを探してタオルにくるまって
いた。私は、長男には一切の強制をしなかった。
ポケモンが流行り出した時、長男は全然興味を示さなかったので、私が代わりにゲームをやっ
た。(もともと協応運動障害があって、視覚過敏で見づらいしすぐに腱鞘炎になったけど、我
慢した。当時、まだサングラスをかければ良いことを知らなかった。)
それを見ていて、誰よりも早くポケモンの進化やワザを覚えてゲームしている子に教えたり、
『ポケモン言えるかな?』を一番先に暗記してしまったりして、一目置かれるようになった。
まだ自分から参加することはなかったけれど、元々やっていた独特の人形遊びのキャラにポ
ケモンを使っていたのが、傍から見ていて(派手に擬音を使うし、キャラが空を舞ったりす
るし、きれいに並べたと同時にめちゃめちゃに壊して喜んでいる様が)あまりにも面白そう
だったので、同級生たちがそこに加わるようになった。
確かに、仕切っていたのは例のボスだったけれど、ストーリー展開のアイデアは長男が出し
ていた。それで、遣り取りのある、発展的なごっこ遊びができるようになったのだった。

私は、子どもたちと長男を繋げてあげただけ。子どもたちと長男自身の力で、変わったのだ。
[2001年5月2日 13時52分54秒]

お名前: ペンギン   
最近、寝る前の「読み聞かせ」で、『日本わらい話』のシリーズを読んでいる。
そこで思うのだが、昔話にはよく、そそっかしい人・だらしない人・ぐうたら者・物事の道理
やものの言い方を知らない人が登場する。けっこうよく出て来るのは、人に教わった通りの受
け答えをして、現場の状況に合わないとんでもない会話をしてしまう話。

近代教育なんてものができて制度化される前には、こういう人たちはそれほど問題になりもし
なかっただろうし、世の中にいろんな人がいることも許されていたんだろうなあ。
[2001年4月30日 22時13分54秒]

お名前: ペンギン   
現在のところ荒れていない中学の「情報技術部」は、初心者大歓迎だそうだ。
私のパソコン仲間(長男の同級生)に聞いたところ、「キッズモードになっていて、何もいじ
れないし、立ち上げも出来ないから面白くない。」そうだ。
顧問の先生(一年の主任だった)に聞いたら、「プログラムは全て使う度にフロッピーから読
み込むので、簡単です。」とのこと。
そもそも、自宅にパソコンがない人がほとんどなので、一年生はキーを打つ練習をするだけで
精一杯だって。

まあ、これなら大丈夫そうだ。パソコンが出来れば、IT大学に入れるかもしれない。(でも、
その前にIT高校が出来てくれないとダメか!?)
[2001年4月26日 13時26分4秒]

お名前: ペンギン   
"学校が荒れている!"ということで、「何かあったら、一言、言ってやろう!」と勢い勇んで
PTA総会〜参観会〜懇談会に乗り込んで来たお父さん。(しかし、「今年はすっごく落ち着
いていて、拍子抜けした。」と言っていた。)
「そういう年頃だし、荒れているどこでも同じなのだから、ごく一部の人のことを学校全体の
ことみたいに騒がないで欲しい。」と言ったお母さん。
学校全体と家庭(親子関係)の問題だから、「教師と父兄あげて取り組むべきだ。」とする意
見と、「わざわざ余計な情報を公開して、評判を落とすようなことをされては困る。」という
体裁重視の考え方。

まっ、それは人それぞれだからいいんだけれど…。こういう極端な意見を持つ人たちというの
は、どちらもスーパー日本人で、ADHDやLDやASやその他のちょっとした発達上の遅れ
や不登校などの問題を抱えた子どもを理解する回路を持たない=いくら言っても、聞く耳持た
ない人でもあることが多い。
「どんな理由があろうとも、悪は悪。腫れ物に触るように萎縮しないで、厳しく当たるべきだ。」
とする人も、「そんなに大騒ぎすることないじゃない。今に落ち着くわよ。」とする人も、
障害や原因や理由を考えようとしないという意味では、ほとんど同類。
[2001年4月26日 8時5分44秒]

お名前: ペンギン   
別に、その子たちが「特殊学級」にいることが残念なのではない。身近にいながら、そして、
再三再四呼びかけをしたのにもかかわらず、何も出来なかったことが残念なのだ。
その子自身が、どういう進路を辿るかということは、元々の障害程度と症状の組み合わせだか
ら、その子に応じた学校に行けばいい。でも、私は具体的に、「どこにどういうつまずきがあ
って、何をどうすれば良いか。」分かっていたのに、その必要性を両親が理解せず切迫感もな
かったのでどうすることもできなかった。

でも、いいです。人それぞれだし、いろんな生き方があるから、余所の家のことには口出しし
ない。こっちはこっちで受動的な係わりしかできないのも、そうなってしまった一因だしね。
[2001年4月23日 9時51分52秒]

お名前: ペンギン   
(今のところ荒れていない)中学校の特殊学級の先生に、参考資料としてLD関係の本をどっ
さり持って行った。ざっと、10冊。・・・かなり古めのものも、混じっている。
何故LDかというと、もとの障害が何であっても、学校で指導する学習と社会生活のための具
体的な指導法が載っているからだ。前の方の、「LDの定義」の章は抜かして、個別の学習方
法の参考にするための実践指導集として使って欲しいと言ってきた。

それから、「自閉症」だけの本は2冊。きっと、ここまで踏み込む余裕はないだろう。

ウチにもまだ現役バリバリの読字障害が一人いるけれど、こちらはもうほとんど目安がついて
いるし、長男に比べれば楽さかげんは雲泥の差でウチでは必要ないので、ぜーんぶ預けて来た。
それよりも、必要な人が使ってくれた方がいい。
それにしても、今まで何の手も施されていない子どもたちが集まっているのを見ると、残念で
ならない。しかも、どうしてそうなったかというと、ほとんど親の態度を如実に反映している
のも知っているから…。
[2001年4月23日 9時41分18秒]

お名前: ペンギン   
団体スポーツをやっている人たちとか、子どもに団体スポーツをさせている人たちの団結って、
何なんだろう?

なんだか・・・「自閉症」の文化とは、最も掛け離れたものの一つのような気がする。
[2001年4月22日 16時1分49秒]

お名前: ペンギン   
中学の参観会&総会なので、ADHDの診断基準の中の「不注意」症状だけをコピーしたもの
を持って早めに行く。要は、慣れてきてちゃんとやっているように見えても、こういうことが
あるので、ちょっと余計に手をかけて欲しいということを、担任・主任・委員会の担当教諭・
養護教諭にお願いしてきた。
養護教諭のH先生は、前任校で明らかなADHDの子どもがいて、両親が全く無理解で「おし
おき部屋」まで作っていたために別の合併症を起こしてしまっていたのを、学校で適切な対応
をして見違えるようにした経験があるそうだ。
まず不注意の故の出来事を叱らず、衝動性の故にしてしまう行動で自分を責めなくていい、
「たまには爆発したくもなるよ」と認めてあげたところ、今まで理不尽な仕打ちを受けて我慢
に我慢を重ねていただけに、気持ちがおさまっていくにつれ、元々の素地だったとっても素直
で自分を偽らない良い面がどんどん見えて来るようになったとのこと。
(つまり、一昨年から去年にかけて、小学校で或る子どもに起きた変化と同じことを経験した
ことがあるというわけだ。一方、その子は、今日もニコニコで、楽しく授業に参加していた。)

それから、特殊学級の先生に渡した『にんげんゆうゆう』の「アスペルガー症候群」アンコール
版のビデオは、「繰り返し見たいので、しばらく貸して欲しい。」とのこと。(なにしろ、そっ
くりそのものの子どもが数人いるので。)
「もし良かったら、学校の先生向けに書かれたテキストを持って来ましょうか?」と聞いたら、
「是非、そうして欲しい。」とのこと。・・・実際は、こういう子どもがたくさんいるのに、
教育現場ではごく普通の「知的障害児用のテキスト」に従って教えるしかないので、どうした
らいいか本当のところは良く分からなくて暗中模索状態で苦慮している。それが現状です。
[2001年4月20日 22時19分50秒]

お名前: ペンギン    URL
学校は全然荒れていないけれど、昨日は長男がパニックだった。どうやら、入るつもりだった
美術部の部室(と言うより、美術室)に、デッサン用の彫像が置いてあるのを「十八禁」とか
らかわれて、入れなくなってしまったのが原因らしい。
それで、情報技術部に入るしかないということになった。「自閉症」=パソコンが得意、とい
う誤まった常識が生まれつつあるようだが、目と手の協応運動障害がある上に、物事の道理と
システム(特にモードの切り換え)が理解できない長男は、一切の機械・器具・道具の類の操
作が苦手で、特にOA機器は全くダメ。当然、ファミコンもできない。運動障害がなくて、反
射神経バツグンのU君が、かなり上手にパソコンを使っていたのを見て、自分もああなりたい
と思ったのは良いが、自分自身の現実を忘れている。
もし、「できないから、できるようになりたい」人を受け入れてくれる部活動ならば、何の問
題もない。そこのところを、仮入部期間の間にしっかり確認して、本当にやっていけるかどう
か見極めるように、ずっと言っている。しかし、物事の優先順位と状況の認知が出来ないとこ
ろにもってきて、始めの予定通りに行かなかった場合、「やりたい」「やれない」「できる」
「できない」という4つの命題が同時に同じレベルで頭に浮かんでしまって、何も決められな
くなる。傍から見ていると、優柔不断という状態だ。しかも、そこに自己認知力のなさが加わ
るから、なおややっこしくなる。まあ、それは期限までに決めてくれ。

それはそうと、長男もやっぱり、毎日毎日ほとんど全教科の教科書やノートや資料集を詰め込
んで、わざわざめちゃめちゃ重たくしたパンパンにふくれたカバンを持って行く。
これは、小5の時から始まったことだが…。やっぱり、不安になるのであれもこれも入れてし
まうのと、直前になって状況に応じてこまめに持ち物を替えることができない。というわけで、
我々親子は、「ものすごーくたくさんの荷物を持っているか・全くの手ぶらでいるかのどちら
か」なのだ。
[2001年4月18日 8時16分16秒]

お名前: ペンギン    URL
去年の中頃から落ち着きを取り戻したそうで、今のところ中学は荒れていない。
本格的な勉強は、まだ始まっていない。園芸委員の仕事が楽しいと言っている。(どう見ても
ADHDだけれど、根はやっぱりアスペだから。)
中学に入ったら、小学校みたいにだらだら過ごすわけにはいかなくなる。3年間の真剣勝負だ
とは言うものの、家に帰ればADHD仲間の弟とその友達の小学生たちに乗せられて、やっぱ
り興奮し過ぎてしまう。
でも、寂しいらしくて、弟と一緒にお風呂に入るようになり、弟の読み聞かせに参加したいと
言い出したりして、急に甘ったれるようになった。(幼児期に多動が激しくて、ちっともおと
なしくできなかったPDD児が、"小学校高学年以降になって甘えん坊になる"というお決まり
の経過。純粋なADHDの子どもは、どんなに過激な行動をしていても始めから甘ったれで、
常に注目や賞賛を求めたがるのとは全然違う。)
[2001年4月17日 15時12分33秒]

お名前: ペンギン    URL
長男の中学の入学式。たまたま、出席番号順で座った席は、先生のすぐ隣りだった。
ところで、小5の時からODD寸止め中のADHD児と同じクラスだったのは、何か意味があ
るのだろうか?
他のPDD児は特殊学級に行くことになっているし、もう一人の自閉症児は問題行動を起こさ
なくなったら治ったのだと思われているので、私は避けられている。ということで、子どもと
担任と主任としか口をきかない入学式だった。(まわりの人たちが、べちゃべちゃしゃべって
いる内容は、聞けば聞くほど「どうして、人に向かって、こんなことを言わなくちゃいけない
のか???」と思うようなことだらけだった。)
[2001年4月6日 18時23分7秒]

お名前: ペンギン    URL
この手の話なら、いつでも・どこでも、即OKなんですが…。
1時間、立て板に水でしゃべり続けて来ました。
まず、「アスペルガー症候群・ADHD(注意欠陥多動性障害)・発達性協調運動障害・知的
ボーダー(IQ=80)」と書いたメモを持参して、上から順に説明しました。
「最近、犯罪がらみで、騒がれた名前が並んでいますが…。」と一言前置きしたけれど、養護
教諭一人だけが、がかろうじてADHDを知っていただけでした。

さしあたり、現在は自閉症にもADHDにも見えないけれど、責めないで教えてあげて欲しい
ことがあるので、教員の間で周知しておいてもらいたいことは以下の点。
○教室移動が多くなると、順序立てて準備ができないので自力で対応し切れないこと。
○注意が転動すると、何をやっているか忘れてしまうこと。
○持ち物の管理ができないので、あっちこっちに落として行くこと。
○明日の予定や持ち物を、書き写すことができないこと。
○学習面ではどこまでついていけるか未知数だけれど、算数障害が残っていること。(英語は、
 全面的にダメかも〜?)

早期発見・早期療育・完全告知・個別学習でやって来たので、基本的にはほとんど普通の扱い
でいいこと。
興奮したりパニックになった時には、本人に言えばわかるようにしてあること。
でも、もし不可解な行動があったら、いつでも飛んで行って説明すること。
みーんな、ちゃんと言ってきました。(ついでに、『にんげんゆうゆう』の宣伝もして来た。)
[2001年4月4日 21時43分36秒]

お名前: ペンギン    URL
長男の中学への事前打ち合わせは、明日に決まった。
(どう見ても自閉症には見えないのにアスペで、多動はおさまったのに不注意と実行能力障害
と統制能力障害はバッチリ残っているADHD。勘違いされる行動は無いけれど、ちょっと余
計に面倒を見てもらうように頼んでおかなければ…。)
[2001年4月3日 23時45分11秒]

お名前: ペンギン    URL
次男には算数障害がないので計算はできるはずなのに、学校では「計算ドリル」をやろうとし
ない。
でも、あの教室の様子では、うなずける。だって、いつもザワザワしているし、必ず誰かがウ
ロチョロしている。ADHDの子どもがそういう環境で勉強をするなんて、ほぼ不可能。
でも、家では、決まった時間に一対一で教えるから、ちゃんとできる。
[2001年3月4日 10時40分0秒]

お名前: ペンギン    URL
ごくこーく普通の「学校カウンセラーの講演会」。
豊川事件のことは、普通の子どもが「実体験不足」で「現実と仮想の区別がつかなくなってい
る」ことの実例として挙げられた。(その方が、いいカモ〜♪)。
でも、やっぱり、「家事をちゃんとして・栄養価の高い食事をきちんと作って・子どもの心に
寄り添う親になれ!」みたいな話に終始していた。(やっぱ、お上の考えることだ。)

確かに、それは放任したり虐待する親の話です。しかし、普通の親が、「今の時代の変化につ
いて行けない」悩みを持っていること。「子どもが何を考えていて、どう助言していいか分か
らなくて」悩んでいること。(私はそれを、別の講演会で知ったのだが…)、知らないんでしょ
うかねえ?
それから、「ちゃんと躾しなさい!」って言われる度に、発達障害児を育てていながら自分の
子どもの難しさの大元に「障害」があることを知らない親たちの首を締め、必ずその子たちへ
の締付けが厳しくなることも、知らないんでしょうかねえ?
「注意力」がないのは、いけないこと。「持ち物の管理ができない」のは、いけないこと。
「友だち」がいないのは、いけないこと。「地域の行事」に喜んで積極的に参加しないのは、
いけないこと。
今度は、「学力」だけでなく、「人格」まで画一化しようとでも言うんですか!?
[2001年2月18日 19時3分29秒]

お名前: ペンギン    URL
近代的な「学校教育」なんてものが始まってから、まだやっと200年かそこらなのだ。
その前は、確かに機会均等じゃなかったので、「勉強したい」と思いながら生涯を閉じる人が
ザラにいた。しかし、「勉強したくない」けれど「技能は習得」して、それぞれの生業を営ん
でいた。ただ、強制的に家業や家柄や身分を継がされることが不条理だった。
で、有識者のまわりに「勉強したい」人が自発的に集まって弟子入りしたり、町々の寺の住職
が子どもを集めて寺子屋を開いていた時には、本当に必要なことだけを学んだし、得意でない
ことまでやらなければいけないこともなかったし、持ち物も最低限だったから、ADHDやLDなん
て問題にならなかった。
それで、「全ての人は皆、平等に教育を受ける権利を有し、教育をする義務を負う。」ように
なってみたら、やっと「人間は、皆同じではないから、同じように教えても同じような成果は
期待できない」ことが分かった。

・・・ここまで来るのに、200〜300年もかかったってか!?
[2001年1月30日 7時46分40秒]

お名前: ペンギン    URL
「価値ある人」を作る為に、地域の伝統行事や祭に積極的に参加しましょう! だって。
五体満足なのに運動能力が不満足で、仕事は立派にできるくせに人込みの感覚が不快という人
は、そういうことをする度に「価値ない人」になっていきます。・・・薬の量が増えてくだけ。

それで成功した地域の話を聞くと、何でもかんでも真似して「強制的に、あれをやれ・これを
やれ」と言うのは、町興しとは言いません。それは、その地域の人たちが、自主的にやってい
るから成功したので、形だけ押しつけたら負担になるだけです。
[2001年1月27日 11時19分41秒]

お名前: ペンギン    URL
一家惨殺事件が起きた世田谷区の学校で、子どもたちが強い不安症状を訴えていることを、
PTSDだなどと言っている精神科医がいる。
でもそれは、阪神大震災に実際に被災した子どもたちや、虐待を受けた子どもたちの本物の
PTSDとは違って、事件報道によるストレスから来る不安状態という程度のものだ。
こういう事件が起こると、子どもはいろんなことを恐れるようになるなんてことは、ごくご
く当たり前のことなのに、大袈裟だよ。
[2001年1月23日 9時12分10秒]

お名前: ペンギン    URL
わーい、わーい。
「自閉症」は発達障害であって情緒障害ではないって、やっと国が認めた。
         ・・・しかし、こんな低レベルのことを喜んでいるなんて、情けない!
[2001年1月17日 22時21分49秒]

お名前: ペンギン    URL
個室を与えて放っておいて自由にさせれば、自主性と自律性が育つという考え方で育てられた
子どもたちだった。
「仲間内で正しいとされたことで、人に危害を及ぼさないのなら、好き勝手にやっていい」と
いう倫理観を持っている人たちに成長した。
こういう親に育てられた子どもたちは、「仲間内で正しいとされれば、人に危害を及ぼしても
仲間への忠誠を守ろうして、保身のためなら何でもする」子どもになった。
[2001年1月17日 7時59分22秒]

お名前: フリーラジカル   
荒れる(正確には「荒れまくる」頭)だからね。では、また。
[2001年1月12日 11時58分58秒]

お名前: ペンギン    URL
ここに出没するのが、好きなのね〜♪
[2001年1月11日 14時35分11秒]

お名前: フリーラジカル   
↓のフリーラジカルは「本物」のフリーラジカルだからね。ダミーじゃなくて。
メールアドレスは変えたけど。みんな元気で安心、安心、ひとあんしん。
[2001年1月11日 12時41分26秒]

お名前: フリーラジカル   
お久しぶり!「とりあえず」、生きてます。うっしっし。
[2001年1月11日 12時39分6秒]

お名前: ペンギン    URL
荒れる成人式か。見たくないね。
・・・でも、あの光景を、4月から毎日のように中学で見せつけられるのか。
[2001年1月9日 7時33分6秒]

お名前: ペンギン    URL
今の子どもたちが行動を統制するのは、ズバリ「叱られるかどうか」の判断だけ。
その場で叱られなければOK・バレなければ叱られないからOK。
それが「善悪」の基準になったのは、「赤信号、みんなで渡れば恐くない!」と言った誰か
サンのせいか?
[2001年1月6日 11時49分11秒]

お名前: ペンギン    URL
善悪の分別が、つかなくなったのではない。
善悪の範囲が変わったのだ。そして、衝動性を抑えられなくなったのだ。

しかもこれは、健常と言われる「普通」の人の話しだ。
[2001年1月2日 16時56分41秒]

お名前: ペンギン    URL
これだけ世の中に物が増えて刺激も強くなっていれば、どんな人でも注意が散漫になり、衝動
が抑制できず、我慢もできなくなって、感情的に暴走して当然だろうよ!
普通の人が、普通じゃなくなっているんだよー!
[2001年1月1日 22時15分45秒]

お名前: ペンギン    URL
挫折することを知らない・我慢することを知らない普通の子。
自尊心のカタマリと化した普通の子。
普通の子どもが何を考えているか分からなくて、腫れ物に触るように子どものご機嫌を伺うか、
塾やスポーツ団に入れて躾てもらおうとしている、普通の親たち。

こちらは、挫折どころかマイナスからのスタートなのだ。
その違いを分かってくれないような学校ならば、とっととやめさせるつもり。
[2000年12月31日 21時11分1秒]

お名前: ペンギン    URL
それから、人殺しの方法をわざわざ教えているマスコミ・テレビ・出版会社も。
いくら、表現の自由とか報道の義務と言ったって、それを受けとめて教育できる親がいなけれ
ば、人間としての行動の仕方を教わらないままの子どもを増やすだけだ。
そして、躾のできていない子・厳しすぎてはけ口を求めている子・人の裏をかくことに長けて
いる子たちの犠牲になるのは、必ず弱者だ。直接的ないじめにあうこともあれば、そういう子
たちと一緒にされて、二次障害を起こしてしまう子もいる。
[2000年12月31日 13時33分14秒]

お名前: ペンギン    URL
学校が荒れることをうんぬんする前に、事件の度に校長先生が「生命の尊厳」を教える前に。
次から次へと、プレミアのつくようなレアカードを作り出すゲーム会社。
半年で終わる番組の中で、色違いのキャラと変身キャラと合体キャラを合わせてやたらめったら
製品を作る玩具メーカー。
使い捨てのアイドルタレントを、一年のうちに何人も入れ替えるプロジューサー。
こういうことに存在禁止令を出したらどうだね!
[2000年12月31日 13時27分27秒]

お名前: ペンギン    URL
きっと、この国には「仮想の人間像」しかいないことになっているのに、実際には「仮装した
人間」しかいないのだろうな?
[2000年12月9日 23時7分33秒]

お名前: ペンギン    URL
そういえば、先日の学会でも筑波大学の宮本先生が言っていた。
品行方正な理想の父親を演じている「そんな、お父さんが大嫌い!」という女の子の詩のこと。

何でこんなことを思い出したのかというと、『ちびまるこちゃん』に出てくるヒロシというお
父さんが、「いつも全くの自然体だなあ」と今放送されているアニメを見て思ったからだ。
(ウチの県は、さくらももこさんの出身県なので、毎日しつこく再放送されている。)
[2000年12月8日 3時40分4秒]

お名前: ちひろ   
タイムスリップ。
[2000年12月7日 19時35分51秒]

お名前: ちひろ   
たぶん、その校長先生も疲れているのよ。
[2000年12月7日 17時36分3秒]

お名前: ペンギン    URL
一昨日の「道徳教育講習会」での、気になる結論。
ほとんどの人が、「いい子」「いい人」を演じることに疲れていて、「本当の自分」でいる時
がないのではないかということ。「本当はこうしたい」のに、建て前や常識や他人から期待さ
れている「仕事」をこなさなければならないという現実があるということ。
これを言ったのは、なんと小学校の校長先生だった。
[2000年12月8日 7時20分17秒]

お名前: ペンギン    URL
ADHDの次男は、小1だけれど、もう、自分には「できないこと」がたくさんあるし、「お
かしな行動」をとっていることが分かっている。そして、私が担任の先生に交渉したので、
「できないことは、無理にしなくていい」ことになっているのが分かっているし、「私に見捨
てられたら困る」ことも分かっているので、今現在ものすごく私に甘えている。
長男はアスペなので、そういうことが分かるようになったのは小学校高学年(「心の理論」獲
得後)だった。でも、私が随分とテコ入れしていることに気づかずに、何でも「自力でできる」
と勘違いしていて、「自分では何も判断できていない」ことを思い知って始めて分かったみた
いだった。
しかし、長男は、まだまだ、時々自分の行動が"幼稚園児並"になることが分かっていない。あ
の中学に行くのにこれでは、本当に困るのだ。なにしろ、親子の信頼関係には可もなく不可も
ない子どもたちまで、学期ごとのテストのための勉強の詰め込みと内申点を稼ぐための「いい
子」ごっこに参加させられて、その場で反抗するか裏でストレスを発散するかのどちらかで一
触即発の不適応状態になってしまっているから。
で、ほとんどの子どもたちは、自分が巻き込まれないように上手くやっているけれど、状況認
知がなくて精神年齢・社会生活年齢の低い障害児が、痛い思いをせずに無事にそこを通り抜け
るのは至難のワザだ。
[2000年12月7日 7時50分49秒]

お名前: ペンギン    URL
今日は、県の『道徳教育連携・推進講座』に出席。
受付でいきなり、[道徳教育推進指導資料]の『文化や伝統を大切にする心を育てる』なんてい
う手引書を配布されたので、また「規範意識を高めること」を昔に戻すことだと履き違えた"勘
違い"講座かと思ったら、そうではなかったので安心した。(居間にご先祖様の遺影を掲げろだ
の、二ノ宮金次郎の精神を現代に…というような話を、お上主催の集会で何度も聞かされてい
るので、もしそんな話だったら途中退席しようかと思った。)

何といっても、県下中部地区の教員とPTAの役員の集まり。シンポジストには学校カウンセ
ラーの臨床心理士の人がいて、不登校の子どもにはLDやADHDの子どももいるというよう
なお話があったので、今日は私はフロアから発言した。

まず、"道徳教育しにくい子ども"を育てている立場ということを明確にしてから、以下のこと
を言った。
1、ADHDや高機能自閉症などの障害のある子どもは、親の持っている理想や常識の押し付
  けを悉く拒否するような行動をする。
2、しかし、親が子どもを"こうしよう"とするのをやめて、その子が「いったい何をしようと
  しているのか?」「どういうつまずきがあって、そういう行動をしてしまうのか?」とい
  う観点に立つようになると、子どもの方は「自分が理解されている」「自分を守ってくれ
  ている」という信頼関係が生まれる。
3、そうすると、「愛着対象者を悲しませたくない・困らせたくない」という気持ちが起こっ
  て、問題行動が沈静化していく。
4、それに対して、(障害があるという捉え方をせずに)問題行動を起こす度に叱られたり責
  められたりして育つと、逆の方向に向うので反抗挑戦性障害や行為障害に発展させてしま
  う可能性が高くなる。
5、障害のない一般の児童も、親が本当にその子のことを見ないで、自分の理想や社会の常識
  を押しつけると、同じようなことが起きる。どちらも、親がどんなに子どもに愛情を注い
  でいると自己満足していても、当の子ども自身が「理解されていない」「信頼されていな
  い」「愛されていない」と感じているという意味で、同じ問題である。
6、見捨てられ不安の強い子は、先生や親の前でだけ"いい子"にしていて、点数がつかないと
  ころでそのストレスを発散していることがある。或いは、どうせ愛されていないという思
  いから、逆に困らせる行動ばかりするようになる子どももいる。また、何を言っても親が
  自分の言いなりになっていると、どこまで許容されるか試すという形で愛情を確認しよう
  としたりもする。
7、子どもに道徳的な行動や善悪の知識をいくら教えても、子どもはそういう知識で行動する
  のではないので、まずはきっちりそういう信頼関係を作ることを抜きにしてはならない。
[2000年12月6日 18時2分20秒]

お名前: ペンギン    URL
今日「荒れている」のは、学校ではない。
昨日、外出先に置いてあったテレビで、昼のワイドショーを見せられてしまったから。
集団登校の小学生の列に飲酒運転の車が突っ込んだ交通事故が、話題になっていた。
「7才の短い生涯を閉じた」というナレーションで、「悲しみ」「無念さ」「悔しさ」を共感
しろと言わんばかり。
しまいには、「飲酒運転をするなんて、けしからん!」と、司会者&コメンテーターが全員で
怒り始めた。
こういう「感情」の"揺れ"は、私の心理状態に直接影響を与えるので、気分が悪くなってその
場を離れた。家だったら、テレビのスイッチを切るかチャンネルを換えてしまうところだ。

ちょうど、血液検査のための採決もしたので気持ちが悪くなって、昨日は早く寝てしまった。
(こういう生理的な変化に対しても、過敏なので。)
[2000年11月30日 8時27分44秒]

お名前: ペンギン    URL
【フリーラジカルさんへ】

フリーラジカルさんは、紛れもなく「仲間」です。
私も、全く同じ事(と、自分で思い込んでいるだけかもしれないけれど)を何度もし
て来たから。
直接かかわらなくても、「ああ、私と同じ人が、確かに存在している」ということを
いつも確認してきました。

私は、現在SSRIの力を借りています。それから、自分の立ち位置をやっとこさ確
保しました。だから、落ち着いています。
けれど、ちょっとそこを外すと、真っ暗闇。だから、安全の為に、見ないようにして
います。もう。昔に戻りたくないから。
ここに落ち着くまでの間は、本当に悲惨でした。それで、たいへんな迷惑をかけてし
まいました。

いるんな時期がありますから、自分のペースを守って、無理をしないで。ダメだと
思ったら、距離を置いて。そうしてだんだんに、落ち着いて行くと思います。(私
も、本当の独り言を書きつける場所、避難して閉じこもる場所を作ってあります。そ
れがなければ、とってもやってられません。)

基本的に、自分を大事にして下さいね!
[2000年11月28日 12時19分41秒]

お名前: フリーラジカル   
Mさんの掲示板でとんでもない失敗の書き込みをした夜に、
ペンギンさんが「大丈夫ですよ。・・・親は自分の子供のことしか、考えていない・・・云々」と書いて下さった書き込みが、ペンギンさんの本当の
声だと、後で気が付きました。
[2000年11月28日 6時54分8秒]

お名前: フリーラジカル   
どうしても直接お話したいので私にメールください。
[2000年11月28日 6時50分46秒]

お名前: ペンギン    URL
↓の続き。

(人に気を使わせる人や、人と違う態度や反応をする人がいる)+その人の噂話をする
                      ≠その人を攻撃したり粛正しようとしている

それだけなら攻撃でもなんでもない、ただの話題なのだ。
それが、攻撃対象になるのは、それに食って掛かってくるとか、いくらでもされるままになっ
ているとか、ちょっかい出された時の態度が面白いとかいうことがある場合。
と言うのが、地球人たち。

一方、連邦市民はというと、自分には何の関係もないただの話題から、気になる言葉をセンサ
ーでキャッチしては自分のことだと思い込み、勝手にシステムが暴走して自滅する。
[2000年11月27日 0時24分50秒]

お名前: ペンギン    URL
学校の話題とは全く関係無いのだが…。PTAの集まりで地球人の皆さんを観察していたら、
面白いことを発見した。

○私にとって天敵な人は、普通の人たちにとっても「気を使う人」であることが多い。
○人が人の噂話をするのは、その人のことが気になっているからではなく、自分を守るためで
 あることが多い。
○噂話というのは、その場にいない人について「語り合う」という程度のもので、誰に対して
 もしているものだし、その人に干渉という意図も全くない。
○利害関係があると、自分の立場を少しでも良くするためにいろいろ言う人は、係わりが無い
 限り、普段は別に何も気にも掛けていない。

○特に、普通でも気を使う人が連邦市民にとって天敵になりやすいのは、普通の人が「地球県
 地方市近所町」の共通認識で分かっていることや、「普通の感情」や「普通の利己・保身」
 という「常識」で"触れてはいけない"と分かっていることを、その人に対して聞いてしまっ
 たり言ってしまったりして、絡まれやすいということ。

○そういう話をすると、意外なことに地球人が「共感」して来るのは、普通の人はそういう人
 と上手くお付き合いすることに非常に気を使っている、ということだけが一致しているから。
○連邦市民は、一般に、「人や環境全般に渡って、何らかの感覚的な違和感を持っている」し、
 「共通する地盤がない為に、誰に対しても何て言っていいか分からない&言葉が出て来ない
 という悩みをかかえている」が、これは本当は非常に低次元な話である。しかし、特にひど
 い外傷体験がなければ、その先の問題では悩まない脳天気な種族なので、ズケズケと言葉に
 してしまう。普通の人だと二の足を踏んでしまうようなことを言ってくれるというところで、
 逆にありがたがられたりする。
[2000年11月26日 19時4分48秒]

お名前: ペンギン    URL
「荒れる学校」といえば、今思い出すとゾッとするのだが…。
クラスの中に悪さをした生徒がいて学級会でそれが議題になり、その子たちがたっぷり油を
絞られてどうやら「停学処分」という気まずい雰囲気の時に、私はニコッと笑ってでっかい
声で「いや〜、高校どうなっちゃうんだろーねー?」って聞いたのだった。
それが、今の学校だったら…。来年、長男が同じ事をやりそうだ。
[2000年11月20日 18時14分56秒]

お名前: ペンギン    URL
そうしたら、「私もそうだ」という人がいっぱいいた。
でも、私は受け皿にはなれない。
しかし、知ってしまったものは無視できない。
だから、場所だけ作りました。

迷走する掲示板は、これで本当にお終い。

だってもう十分悩んで、子どもと教育に関する現状を知りながらやっていることだから。
ただ、世の中の方は全く分からない。係わりがないから。そして、係わりたくないから。
[2000年11月19日 22時10分6秒]

お名前: ペンギン    URL
あっちからもこっちからもいろいろ言って来るからといって、全部真に受ける必要はないって
ことも分っているけれど、頭ではね。
でも、やっぱり、見てしまうと・聞いてしまうと、いつまでもいつまでも気になってしまうの
だ。それを我慢して溜め込んでしまうと、いつかきっと爆発するのは目に見えている。
そして、きっとまた何もかもイヤになって自分の中に閉じこもってしまうだろう。

私がずっと知らずにいたこと、「高機能なのに自閉症」「しゃべれるのに自閉症」「軽度でも
自閉症」「普通だけど自閉症」の人が、これからの世の中にいっぱいいるのが当たり前になっ
て、早期発見・早期療育すればある程度の社会性が身につくと言ったって、それは私が知らな
いで自分一人で苦労して身につけたことを他人が面倒見てくれるようになるってこと。
かといって、完全に普通になるわけじゃない。普通にやって行く技術を習得するだけだ。なの
に、私は本当に魂まで売り飛ばして抜殻になってしまった。

私みたいになって欲しくないから、みっともないのは承知の上でやっているのだ。
[2000年11月19日 22時0分24秒]

お名前: ペンギン    URL
どんなにさりげなく「&」で結んでくれたって、「本人&親&指導者」がごちゃごちゃに混じ
っている状態っていうのは、自分で自分を裏切ることばかりで苦しいのだ。
中途半端な意識状態では、とってもやっていられないのだ。だから、そうしていられるところ
では、思いっきりそうしていることにしたのだ。
それから、何も無いのに有るように装って強迫観念で塗り固める生活には、もう二度と戻りた
くないから。
[2000年11月19日 21時41分34秒]

お名前: ペンギン    URL
というのは、どうしても私は「用語」の解説と「用法」の間違い探しをしてしまう。
しかし、人が望んでいるのはそういうことではないらしい。
そして、自分から向って行くのは平気だが、人から係わられると拒絶反応を起こしてしまう。
更に、「会話」を続けて行くことが出来ない。「共感」するということが分らない。
見たことと感じたことを、そのまんま書いてしまう。

ただ、ここは敢えてそれをすることに決めている。
コミュニケーションにならない言葉、人と人とを繋げない言葉、係わることを拒否する掲示板。
ここは、そういう「場」なのだから。それで、人類全体から総スカンを食らおうと、私は別に
かまわない。
[2000年11月19日 21時31分2秒]

お名前: ペンギン    URL
別に、今日のことがどうだと言うのではなく、そういう声はたくさんあったのに何も出来なく
て、本当に申し訳ないと思っていました。
それで、ここから11m離れたところに、そういう掲示板を作ってみました。でも、私は恐く
て近づけないと思います。どうなるかわからないけれど、様子を見ることにします。

もしかしたら、「交流」って、あと1年ぐらいしたら、私にも出来るようになるのかな?
[2000年11月19日 21時11分8秒]

お名前: 残骸の残骸の残骸   
本当にごめんなさい。
[2000年11月19日 17時4分53秒]

お名前: 残骸の残骸   
別に責めてるわけではないんです。理由を書いてるだけです。今頃になって。
黙って立ち去ればよかったのに、「怒った」って書きましたよね。私。
きっとあなたに「未練たらたら」の状態だったんだと思う。
「こうして欲しい」「こうあって欲しい」という要求を突きつけることは、
「本来のあなたの在り方を変えてほしい」というわがままだということ、
に気付くのが後手になってしまったのです。
でも私はあなたと一緒にいたかったから、何とか模索していた。
一緒に居られるように。でもだめだった。模索していた分が言葉の衝動になってしまった。

ごめんなさい。一緒に居られなくて。
[2000年11月19日 17時3分34秒]

お名前: ペンギン    URL
「荒れる掲示板」は、もうこれでお終い。
[2000年11月19日 17時0分14秒]

お名前: ペンギン    URL
でも、私は自閉症の子どもをたくさん見ている。そして、むやみに接近してはならないこと
も知っている。

私も、そうして欲しい。ただ、見ているだけにしたい。なのに、自分で壊してしまう。
[2000年11月19日 16時58分33秒]

お名前: ペンギン    URL
これ以上続けると、また本当に「生きていてはいけない」という結論になってしまうから。
でも、私は、本当に「これしかできない」のだから。

だから、「できないことについて」いくら責められたって「どうしようもない」。
どうして人がそんなことを言ってくるのか、わからないことだらけなんだ。
[2000年11月19日 16時47分50秒]

お名前: ペンギン    URL
最近分かったことなのだが、どうやら人が私に要求していることというのは、私に一番欠けて
いるものらしい。
[2000年11月19日 16時36分15秒]

お名前: ペンギン    URL
私は、実況中継型のアスペだから。ほとんど、人に対してしゃべっていない。
でも、人は私の言葉に対して反応してくる。
いくらしゃべれても、この口は本当に禍の元にしかなっていない。
[2000年11月19日 16時30分29秒]

お名前: ペンギン    URL
この件に関しては、もう十分に苦しんだ。

こんなことをやっていたら、あっちからもこっちからもナイフが飛んで来ることぐらいは、分
っている。

ただ、私の立たされていた「現場」というのは、ほとんどが「アスペの会」という、日本では
とっても特殊な場だった。しかも、私は自分が何者かもわからず、自分に何が欠けているかも
わからない混沌とした状態の時に、いきなりそういうところに行ってしまった。
そこで、もう分っていて当然な処遇を受けてしまった。ものすごく不安だった、恐かった。し
かも、最初にいきなりリンコさんに会った。自分とは全く違うタイプ、なのに共通点がたくさ
んあった。それは全て、自分が「悪」として捨てたものだった。兎に角、私は自分自身を取り
戻すのに必死だった。だってもう、自分の脱殻しか残っていなかったから。
そうして、その時始めて、自分の立たされている現実の世界というものを直視することになっ
た。だって、今までほとんど夢遊病者のように「そこにいた」だけだったから。丁度その時、
というかそれが私には必要だったから、精神分析を受けることになった。(といっても、普通
のじゃない。とっても特殊な手法でだ。)そうして、本人としての取り扱いをしてくれたお陰
で、私はやっと生きてみる気になれた。

しかし、一方には、たくさんの「アスペの親」たちがいて、自分の子供のことだけを知りたい
という人・普通にするための方法を知りたいだけの人・アスペの素晴らしさを分っているとい
う人もいた。で、いきなり「お仲間」みたいに馴れ馴れしくされて、全くの普通扱いだった。
で、こちらにはこちらの意地というものがあるので。何でもかんでも平気の平左でやっている
と思われても困るので、私はここにそうした自分の現実に対する答えを書いていた。

そして、ふと気がついたら、皆が怒っている。でも、私にはサッパリ分からない。何故かとい
うと、私は自分が見たことと感じたことを言葉に変換しているだけだから。
それから、私には、自分のことを語るという回路がない。こっちから見ているだけだから。
更に、一度、自動検索機能付きのパソコンにスイッチが入ってしまうと、止まらなくなってし
まう。

で、私にはそれしかできない。

そうすると、また意外な反応が返って来る。その度に慌てている。

でも、それしかできないのだから、そうすることに決めたのだ。
[2000年11月19日 16時27分18秒]

お名前: フリーラジカルのゾンビ   
あっちで書き込むとMさんに迷惑かけそうだよね。

私はペンギンさんに説教するような格じゃないけど、
私はかなり最初からペンギンさんにいろいろと違和感・不信感・不満を感じていました。
Mさんの掲示板にも少し書いたけどね。
その度に言えば良かったのかも知れない。蓄積してっちゃった。
まさに診断基準にはまっこうから対立してるような存在だと、ご自分でも言ってたでしょ。
一方では、「自閉症は自分のアイデンティティだから否定しないで欲しい」って。
ペンギンさんは本当に「軽度」なんだと思うよ。別に見下している意味はないからね。
そのアイデンティティを求める気持は、「そのケのある親」にもあると思うよ。
差別・排除しないであげて欲しい。

あなたがドラマに書込してるときも、「本当は自分のこと、自閉症と思ってないんじゃないか」
と思えたよ。フリをしているような、教科書通りの不自然な書込に思えた。
それじゃあ、「親」に対して失礼だと思った。これは私個人の感じ方。

私が最初にここを少し休もうと思ったのは親向けに少し役に立つ情報を提供しようと(役に
たったのかなあ)思ったのと、あなたがとても感情的になって怒ったり、泣いたりしてたのが
あるんだ。
読んでいる私だって、ジェット・コースターに乗ってるみたいなもんだよ。
他の人の愚痴だったら全く平気だけど。
で、私が飛び出すとあなたは不信感を私に向ける。
それではご自分のおっしゃってたことと、矛盾するでしょう。

私にはまだ書いていないけど、他にも奇妙な神経症状がたくさんあります。
夜驚もあるし(夜の聴覚だけのフラッシュ・バックみたいなものだと考えてください)、
カタトニアもひどい。
そういう神経症状的な内的感覚はたくさんあるんだ。
きっとペンギンさんより遙かにあると思うよ。
だから、そういうのを見本みたいに親の前に提示したかったのがある。
親の側に不安もあるだろうから。
それをペンギンさんに分かって欲しかったのもある。
例のゲームに負けたときの癇癪は、あれは経験しない人には分からない。
癇癪って、怒りとは別だよ。分かってると思うけどさ。
苦しいんだよ。こうあるべき、っていう「頭の中の映像」と「目の前の現実」がずれて。
あれは、こだわりからくるものと、違うと思ったな、私。
あれで譲歩したつもりだったのに、かんりくんに叱られちゃった。
私、怒ってなかったよ。「来た、来た」って思った。「これこそ、訊いてみよう」って
思ったんだよ。でもあなたは正面から答えてくれなかった。寂しかった。
かえって私に刃を向けたりしてさ。私の傷はどんどん深くなって、このページさえ、
見られなくなった。

そしてあなたにはADHDみたいな衝動性が多分にある。
自閉だけでないはずだ。
とにかく、自分にないものをあるように思い始めたら、絶対に苦しくなるからね。
スーラの絵みたいに、「これは私ではない」って点描していったらどうだろうか。
本当の自分の姿が浮かび上がるでしょ。これもある、なんてくっつけていったら、絶対に
苦しくなるからね。

シュッツさんの攻撃心には本当にまいるよ。私も相当アホだから平気だけどさ。
あんまり高いところまで、連れられて行っちゃだめだよ。
あなたには統計的な数は見ていないんだから。「同類のカン」だけじゃ
ものは言えないと思うよ。みんなそれぞれタイプが違うんだし。
自閉児の感情だって、それぞれでしょう。
私の場合は「母親に受け容れられてるか」は必死で感じ取ろうとしていた。

私が最初に逃げ出したとき、本当に感情伝染して苦しくなって逃げ出したんだよ。
帰ってくるたびに、「3人のボーダーをかかえて」とか、家族に悪態をついている。
私には確かにあなたの苦しみは分からない。でも、私は夫に悪態をつけるほど、夫に対する
自分の気持ちがよく分からないから、あなたの感情の振れ幅に合わせられないんだ。

ごめんね。「苦しみを分けて欲しい」と思えなくて。
実は前にショートして黒こげになった仲間の一人のもとも、「このままじゃ自分の気持ちに
飲み込まれてしまう。」と思って逃げ出したのさ。自分でも自分の気持ちに説明がつかなかった。

シュッツさんのご希望通りにいなくなるつもりだけどさ、
ああ、今でも自分で自分の気持ちに説明がつかない。何だか、寂しいような気もする。
訳わかんないや。

何かあったら、メール下さい。でも「付き合いの義務が発生するのはいや」。
今度会うときは、正面から斬り合おう。

提案:
ここに「交流の部屋」とか、専門に作ったらどうだろうか?

偉そうなことばかり言ってごめんなさい。ほらまた謝った。
もう10m以内に近づかないから。バイバイ。
[2000年11月19日 14時15分44秒]

お名前: ペンギン    URL
一つ思ったのだが、どうやらみんな「子どもが恐い」らしい。
そして、「何とか無事に育ってくれだろうか」という、危機感のようなものがあるみたい。
[2000年11月14日 7時23分21秒]

お名前: ペンギン    URL
そういう集まりに出ると、「普通」の人がいかに「普通でない」ことを恐れているかがよく分
かる。
そして、「弱者に合わせると、普通の人がダメになってしまう」というのもまた、真実のよう
だ。
やっぱり、小さい頃から「どんなに一人一人違っていて、それぞれでいて良いんだ」と言って
も、自分から「みんなと同じじゃないとイヤ」と言い、「違ったことをしてズルイ!」と文句
を言う子が必ずいるというこの国の国民性って、もうどうしようもないのだろうか?

というわけで、そういう学校に行かなければならない長男には、暴力や恐喝などの被害から身
を守る為に、「自閉症」らしい行動をコントロールするようにさせている。
しかし、現場での状況認知力のなさとADHD状態については、どうすることもできない。
[2000年11月13日 21時43分49秒]

お名前: ペンギン    URL
ただ一つの救いは、私が「そのお母さんはADDだ」と言った時、「なんだ、本人がだらしな
いのを障害のせいにするのか」という反応がなかったこと。逆に、「あれだけ悩んでいて、う
つ病にもなったのに、障害だなんて言われたらショックだろうな」と言われた。
でも、その席には高校の教師をしているという人もいたのだが、私がそういう話をしている間
じゅう、無関心な態度をとっていた。帰り際に、「自分の学校にそういう子はいるか」聞いた
ら、「いますね」だって。文部省の動向もあるから、この問題を知らないはずもないのだけれ
ど…。きっと、分かっているけどどうしようもないんだろうな?(だいたい、親に言えないも
んね、アメリカと違って。)
[2000年11月13日 7時27分57秒]

お名前: ペンギン    URL
来年から長男が行くことになる中学というのは、県下でも有数の「荒れた学校」である。
当然、PTAの役員会(委員会ではなく、本当の役員会)をすると、必ずその話になる。

問題を起こしているというのが「普通」の言い方だか、早い話が「反抗挑発性障害」〜「行為
障害」の子どものことだ。そのうち、ほとんどのものは「発達障害」ではなく、いわゆる養育
の問題。
しかし、中には、明らかに幼児期のADHDの徴候を見逃して逆方向に走らせてしまった例や、
いわゆる「ジャイアン型」で対応を間違えてしまった例というのも確かにある。
さらに、かなり早いうちから不登校になり、現在、引きこもり・家庭内暴力という青年の話が
出た。そして、「その子のお母さんが、またオカシイ。とにかくだらしなくて、家中散らかし
っぱなしだ。」だって。・・・なんと、ADDだ。

残念なのは、この手の話しは五万とあるのに、何もできないということ。

そして、もっと残念なのは、父兄たちの最大の関心事は「反抗的で暴力を振るう問題行動を起
こしている子ども」をどうにかして欲しいということ。そのためには、「教育改革国民会議」
で検討されているような右傾化を、むしろ歓迎するという声が大きいこと。

問題を起こしている子の中には、「発達障害」に対して適切な対応をし損ねた子どもがいる。
画一化された軍隊式の全体主義教育に最も馴染まないとして危機意識を抱いているのは、同じ
「発達障害」を早期に発見して、適切な対応を望んでいる人たちである。
                             ・・・むごたらしい矛盾だ。
[2000年11月12日 23時23分13秒]

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