記事タイトル:ドラマの続きは、こちらです。 


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お名前: 最近、仕事が忙しくなった管理人。   
カウントが200になったので、また次に移動します。
[2000年5月29日 19時25分23秒]

お名前: ペンギン   
そう、だから、「カウンセリングのできる同朋」か「同朋並みに共感できるカウンセラー」
じゃないと危ない。それか、大人と子供とか、高機能と低機能とかね。
[2000年5月29日 19時22分59秒]

お名前: フリーラジカル   
「共倒れ」という表現のあまりの的確さに卒倒しそうです。
実は私のトラウマは「同朋」によるものしか、ないもの。あれほど「通じ合った」感覚が
あった人と、決定的に決別しなきゃいけないなんて「共倒れ」もいいとこ。
地球人のトモダチに去られても、「言葉が通じないんだから、ま、しょーがないか」と
アッサリしてたもの。通じ合いすぎるのも、アブナクてすごくコワイ。また恐怖症がここに。
[2000年5月29日 18時51分47秒]

お名前: ペンギン   
自分たちが「地球語」を正しく理解していなくって、「世の中」に本当に納まっていないこと
を知る前に「同朋」に会ってしまうと、共倒れになるよね。
かといって、何となく一緒にいて違和感のない地球人と生活を始めてしまうと、お互いに多少
はぎくしゃくすることがあっても生存の保証はできる。
ドナさんみたいに、本が売れて、イギリスの片田舎で好きなことして暮らせるなんて、普通、
日本では有り得ない。だって、社会が本当の意味での「個性」を認めていないもの。何らかの
集団に属して、何らかの価値基準で評価されないことには、ひたすら排除だもん!
[2000年5月29日 16時50分22秒]

お名前: フリーラジカル   
下の『感情の心理学』の抜粋、何か丸暗記してしまいそうな自分がコワイ。
ウノミは得意科目だもの。全く「自分で考えろ!」って自分に言いたいが。

親切だかお節介だかよく分からないトモダチが、よく私の「感情」を解釈(or名付け)して
くれたことがある。
かなりな事を言われても平気な(に見える)顔をしている私に「どーしてあんな事、
言われて平気な顔してんの!」って訊くから、「いや、いい気分はしないけど・・」云々と、
怒らない理由の説明(のつもり)をすると、「それって、怒ってるんじゃな~い」とか
言われたりしてね。端から見ると私って本当にオマヌケなんだよね。きっと。
でも本当に怒ってないのに!・・・私が「怒ってる」と自覚する状況はとっても簡単。
嘘に関わる状況だもの。騙された、裏切られた、利用された、などなど。
もっと複雑なことでは、難しすぎて怒れない。

本当に「同朋同士でしか成立しにくい」というのは、イタイほど経験したよ。イタカッタ~(笑)!
[2000年5月29日 14時42分42秒]

お名前: ペンギン   
いくら専門の先生がついていても「企画書」の筋書きまでは変えられないので、悪役の私が
せっせと代弁していますが、ケチつけているわけではありませんから。(再三書くけど。)
[2000年5月28日 17時14分34秒]

お名前: ペンギン   
「自閉症」者の感情理解について、『感情の心理学』を読んで思ったこと。

○「感情」と「言葉」の意味との関連付けに失敗することはあっても、自分自身の「感情」が
 全く無いとか、「感情語」の意味が全く判らないということはない。
○出来ないわけではないけれど、「同朋同士」でないと成立しにくいと思われること。
  ◇他人の意見に同調するということは、他人の感情に同調すること。そうして得られた気
   持ちの良い「感情関係」こそが人間に幸せをもたらす。(P33)
  ◇人間の普遍的な幸福や喜びは、自己と他人の喜びが一致すること。(P39)
  ◇愛とは、対象に魅力を感じて、相手の喜びと自分の喜びが一体化すること。(〃)
  ◇愛とは、快い感情を味わう関係。(P40)
  ◇人は他人と協力する喜びや、他人の幸福に奉仕する楽しみを味わうようになる。
   これは、「共同体感情」と呼ばれる。(P227)
  ◇「共感」とは、他人に自分の感情を移入すること。
           ⇔それに対して「同情」とは弱者に対する優越感情。(P229)
○クライアント療法(人間中心療法)によるカウンセリングが有効な理由。(P230~237)
  1、カウンセラー(治療者・精神科医・臨床心理士)が、クライアント(患者)の話すこ
    とを無条件に肯定することによって共感的な関係を持つことになる。
  2、カウンセラーは、クライアントの代理自己の役割を果たすようになる。
  3、面接室での両者の感情の意識化と表現が一致してくるにつれ、クライアントが自己を
    回復し、カウンセリング関係以外の人間関係でも適切な対応ができるようになる。

「自閉症」に生まれて「自閉症」扱いされてこなかった人が、自分を「自閉症」と認めてくれ
る人との間に「共感関係」を持って「自閉症」の「自己」を回復することを求めるのは、至極
当然のことなのです。

もし、「カウンセリングのできる同朋」か「同朋並みに共感できるカウンセラー」に出会えた
なら、とっても幸せなことです。
でも、だからといって、結婚するかどうかは、また別問題だと思いますが。
[2000年5月28日 17時5分43秒]

お名前: ペンギン   
PTSDが重篤になって「離人症」になった状態というのは、以下のようになるらしい。
(注:この状態はトラウマから完全に回避してしまう「多重人格」の一歩手前の状態。)
1、物の知覚はできるのだが、感情的な情報が付加されないので意味の理解や判断ができない。
2、共通感覚(常識)が喪失しているので直感的判断ができず、常に不安にさいなまれている。
3、思考したり知覚したりする時に感情が伴わないから、「自己意識」の自明性を喪失する。
4、一貫して統合された意識の流れが寸断されて、意味の統合のできない外界が押し寄せてくる。
                      (福井康之著『感情の心理学』P178~186)
『永遠の仔』に出てくる刑事や、聡志(優希の弟)の状態がこれに当たる。

でも、精神分裂病や離人症の人たちって、一緒にいて苦にはならないという程度ではあるけれ
ど、「共感」する材料はほとんど無いように思う。
その証拠に、私の親戚に精神分裂病の病歴の有る人がいるけれど、私とは全く話が合わない。
[2000年5月28日 16時11分53秒]

お名前: ペンギン   
念の為、付け加え。

この自分の「皮膚」を確認することは、感覚統合訓練で行うことが出来ます。
ボールプールに入ったり、マットにくるまったり、心地良い刺激を与えるもので体をこすった
り、自分の型を紙にとってそれを見たり…。いろいろあります。

精神分裂病の「自閉」状態との共通点ばかり拾っていると、誤解されそうなので書きます。
精神分裂病で、正常に発達した「自我」を喪失すると、幻覚や妄想が起き「現実感」や「感情」
が無くなってきます。自己が分裂して、あたかも第三者が実在して自分に指示をしているかの
ように錯覚するそうです。
でも、「自閉症」は、もともと「自我」が無いところから出発して、外界の情報が混乱したま
までそれなりに「世の中」に係わろうとしています。そして、その「世の中」との関係を安定
させる為に「こだわり」を持ち、「世の中」から自分の好みに合うものをせっせと収拾して、
自分の世界を豊かにしています。たとえ、物の部分への執着とか局限された興味とか呼ばれよ
うとも。
そして、確かに「普通」の人とは違っているかもしれないけれど、自分自身の「感情」もちゃ
んとあります。でも、人と感じ方が違うだけでなく表現方法も違います。それから、人の表情
からその「感情」を読み取ることが出来なかったり、「共感」できない人の「感情」に応える
ことが出来なかったりするので、あたかも「感情」が無いように見えるのです。
でも、自分と同じ感覚や感性を持つ人に「共感」して、同じ喜びを共有して「愛」とか「幸福
感」を感じるための「感情」は、ちゃんとあります。ただ、それのできる「仲間」が、すっご
く少ないだけです。
[2000年5月28日 6時27分51秒]

お名前: ペンギン   
今、ふと思ったのだが、いや、ふと感じたのだが、「抱きしめられたい」の前段階がスッポリ
抜けている。

確かに、テンプルさんも書いているように成人期の直前に「締付け欲求」が高まる時期がある。
でも、それは「人」に抱きしめられたいのではない。生まれつき「自我境界」が無いまま成長
していても、それくらいの年令になると社会的な自立欲求が生じる。その頃、自分と外界との
境目をハッキリさせようとして、外側から締付けてもらいたいと思ったものだった。
テンプルさんは、自分が考案した「締付け機」を使った。(『我、自閉症に生まれて』P139~151)
ドナさんは、同じ身体感覚(つまり、身体を感じることができないという感覚)を持つイアン
との交流の中で「自己の大きさ」を確認できた。(『こころという名の贈りもの』P282~286)
でも、それは純粋に身体の問題であって、人との「係わり欲求」に至る前の段階のはず。それ
は、生まれて間もない赤ん坊でさえ持っているはずの当たり前のものに過ぎない。

「自閉症」の子供はそれがなく、皮膚によって自分自身と外界とが区切られていることが分か
らない。だから、不本意に体位が変えられると不安と恐怖で泣き出してしまう。抱っこしても
抱き着いてこない。よく、丸太を抱いているような感じと表現される。
だって、自分自身の感覚にまとまりがなければ、自分と他人とは違う存在だということにさえ
気づかない。従って、係わりたいという欲求も生じない。ましてや、自分に係わってくる他人
の存在もなければ、「愛情」を感じることもありえない。
きっと、「愛情」を持った他人に「抱きしめられ」て、その「愛情」を受け容れようとする前
に、人を「抱きしめて」係わり、人に自分の「愛情」を伝えたいという時期もあるのだと思う。
それは、赤ん坊が自分からしがみついて抱かれようとすることと同じなのだ。普通の人は、生
まれると同時にここから始まっている。

人の気持ちに応えるために「抱きしめられたい」などというのは、まだまだずっと先のことだ。
でも、テンプルさんは、「締付け機」のお陰で精神的に安定できて、他者の「愛情」表現を感
じ取れるようになったそうだが、それに「応える」ことが苦痛なので他者との情動的な関係を
避けるようにしているとも言っている。

ちなみに、私はまだそのずっと前のマレク先生の握手の意味が分かったところだ。しかも、身
体感覚は、(坐禅の修行をして)閉じるどころか逆に拡げる方向に持って行ってしまったので、
始末が悪い。
でも、自分の体の大きさが、自分で感じているよりも随分と小さいことに何となく気づいたの
はやっぱり二十歳前後だったので、曖昧なまま実用的には困らない程度にクリアーしているの
だろうと思う。
[2000年5月27日 22時55分56秒]

お名前: ペンギン   
タイムスリップして、ついでにその前その前ってどんどん遡って行くと、行き着いた所に幼児
期の「自閉症」に対する不適切な対応が必ず見つかる。
「世の中辞典」を作る前に「精神医学用語辞典」を読んでおけば良かった!←出来るわけない!
[2000年5月27日 6時32分17秒]

お名前: フリーラジカル   
ごめ~ん、この「赤毛男」という言い方を見てから何度も思い出し笑いしてんだけど、私。

私はその赤毛男、っていうかその俳優、あんなに顔中の細かな筋肉がちょこまか動くなんてスゴイ!
って感心してました。私は仏頂面と泣き顔と笑い顔の三つしかバリエーションがないのに。
[2000年5月26日 18時18分3秒]

お名前: ペンギン   
それから、あの赤毛男の肩を持つわけじゃないけれど、繭子さんがあの局面から逃れられた原
因の一つに、あの赤毛男に「愛情」を示されたことも大きかったと思う。だから、触覚防衛反
応が正常に機能した。そして、きっと男嫌いになるだろうけれど、その方が絶対に安全。
(注:私が赤毛男のことを赤毛男と呼ぶのは、見た目のまま言っているだけで、他意は全くあ
りません。)

「自閉者」にとって、「世の中」というものはだいたい、「何でこうなるの?」と「それの何
が楽しいの?」の連続で、「世の中」に係わる度に「被害者意識」を持つか「加害者意識」を
持つかのどちらかになってしまう。
かといって、「出来ないものは出来ない」し、「分からないものは分からない」し「やりたく
ないものはやりたくない」。そしていつまでも忘れないので、何度も何度もフラッシュバック
してくるけれど、その出来事自体は実はそれほど大したものではないのだ。
要は、ただ「自閉者」が「世の中」に出会っただけなのだ。それをいつまでもトラウマとして
引きずっているよりも、単に「自分」が「自閉症」で「世の中」の大抵の人はそうではないと
割り切って「自分」を守った方が得策だ。そうしないと、「世の中」に潰されてしまう。
[2000年5月26日 12時50分36秒]

お名前: フリーラジカル   
あ、そ~か!何かあの狭山先生という役柄、私、見てて訳が分からなくなってきて混乱するのは、
一人四役もやらせているからなのね。でも登場人物をすっきりさせて分かりやすくするには、
(それに出演料を削減するには)好都合な設定だったのかも。
[2000年5月26日 10時29分13秒]

お名前: ペンギン   
それから、別に、原作と違うことにいちゃもんつけているのではありませんが、ちょっとつけ
加えておきます。
ドナさんが「契約」に基づいた「治療構造」の中で、洗いざらい「自分」を打ち明けた最初の
精神科医というのは、メアリーという女医です。(だけど、この医者の下した診断は「精神分
裂病」でした。ドナさんは、心理学の本を読んで「自分」が「自閉症」だと知りました。)
そして、「自分」を取り戻す過程で何通もの手紙を書いた相手は、「自閉症」の専門家のマレ
ク先生ですが臨床心理士。日常生活のこまごまとした取り決めや、人の感情の機微や「世の中」
のことを手取り足取り教えてくれたのはミラー夫妻で、これは大家さん。最後に、本当に「自
分」と「共感」できて結婚した相手はイアンで、この人はアスペルガー症候群なので「同類」。

それで、何が言いたいかというと、この4人の地球人と1人の同朋を集約する必要はないとい
うことです。つまり、精神科医+「自閉症」に詳しい人+「世の中」の通訳者+恋人でなくて
も、いいのです。
[2000年5月26日 8時15分28秒]

お名前: ペンギン   
「むしろ、僕のやった事の方が普通!」(あの赤毛の同僚のセリフ)←確かに!

生まれつき「自我境界(自分と外界との境目)」がハッキリしていない為に、「自我障害(自
分自身を認識する自我意識の障害)」があるのが「自閉症」です。
1、「自分」で何かをやっているという感覚が稀薄、または無い。
2、「自分」の中にたくさんの「自分」を持っているが、それは別人でも妄想でもなければ、
   自己分裂しているわけでもない。
3、時間と空間がアナログ(連続)的でなく、デジタル(場面ごとに独立)的な意識しか持て
  ないので、「自己」同一意識がない。
4、「自分」と外界・「自分」と他人との区別が不明瞭で、容易に「何か」になってしまうこ
  とができる。
(これは、「精神分裂病」でいう「自明性の喪失」という状態に、たいへん近いものです。で
も、「精神分裂病」は正常に発達した「自我」を喪失するのに、「自閉症」は生まれつきそれ
が稀薄か無いという「発達障害」というところが全く違います。そして、もともと「精神分裂
病」者のこういう状態を「自閉」と言っていて、その状態にあるから「自閉症」と命名された
のです。)
これでは、周りの状況が把握できないのは当たり前です。それどころか、自分自身のことさえ
よく認識していない。だから、状況判断など出来る筈もない。
ただし、知的に高い能力を持っていれば、「学習」することができ、欠損部分を補うことが出
来る。けれど、それは表面上のことで、本当のところはよく分かっていない。

こんなわけで、自分のことも・人間のことも・世の中のことも、分からないことだらけ・知ら
ないことだらけで、常に「意外なこと」の連続で・何が起こるか分からない「不安」と「恐怖」
にさいなまれているのです。

それで、被害的な意識を常に持ってしまうけれど、実はけっこう「良い身分」かも知れないと
思う、今日この頃です。
あの赤毛男に「かわいい」と思われてモテタ、というのは「普通」からすれば「良いこと」で、
「普通」に扱ってくれたのに、逃げたのですから。
[2000年5月26日 7時52分43秒]

お名前: ペンギン   
それから、
泣いている人は「悲しい」、ということを学習することはできるでしょう。
しかし、何故それが「悲しい」ことなのかは分からない。(例えば、自分が親と血が繋がって
いないこと。)
人が「泣いている」のは「悲しい」からだと分かっても、それがどれほど深刻な事態なのかは
よく分からない。(例えば、「いとおしい」とか「愛着がある」とか「期待していた」とかい
う「感情」が「悲しみ」を深くするというようなこと。)

↑のような状況がたくさんあることは、今なら結構分かります。でも、昔は本当に分からなか
った。
[2000年5月25日 23時34分20秒]

お名前: ペンギン   
小ネタいろいろ。

◇どんなに言葉を知っていても、実際の場面はいろいろなのでいろんな状況でいろいろ経験し
 て覚えて行くしかないでしょう。とにかく、経験を積む事です。
◇曖昧な表現が良い場合もあれば、ハッキリ言わなければいけない場合もあるので、難しい。
◇状況判断が出来れば苦労しないのに、状況判断を求められるのは矛盾です!
◇一度にたくさん指示されると、収拾がつかなくなります。
◇同音異義は、紛らわしい。
◇「できない」「わからない」は確かに「わがまま」ですが、これを言わないとお互いに困る
 ことになるでしょう。
◇「しばらく」に、メドになる言葉が欲しかったです。
◇髪の毛なら触られても良いというのは、ドナさんです。(ちなみに、私はそれだけは絶対イ
 ヤです。)
◇人に自分の持ち歌を歌われた時は、普通怒るでしょう。何故なら、ちょっとでも違うところ
 があると耳障りだから。そして、ピッタリとは合わせないし、人に合わせられるのもイヤだ
 と思うでしょう。
◇人の気持ちを受け取る為に「抱きしめられたい」と思うことは、まず生きてる限りないでし
 ょう。そして、そんなことがあったら、ショック死するでしょう。
[2000年5月25日 23時20分37秒]

お名前: ペンギン   
『君が教えてくれたこと』(第7話)
今日は、本当に泣かせたかったのは繭子と慎一ではなく、一般の視聴者の方だったみたいです。

◇とりあえず、一番大事な「悲しい」という「感情」の理解について。

  まず、「有るべきものが無くなった」あるいは「過去にそのものが有ったはずの光景に現
  在そのものが無い」という、二つの「絵」の違いから「変わったところ」を探す「間違い
  探し」の段階が、一番始め。
  それから、大事なものを失ったという「喪失感」。
  そして、生物がいなくなるというのは生命が無くなる、つまり「死」ということ。

  そういう「認知」と「悲しい」という言葉を直結させるのは、サリヴァン先生がヘレン・
  ケラーにwaterという言葉の意味するものを、水に触れさせることで分からせたのと同じこ
  とです。つまり、「悲しい」と発音したり書いたりできても、実際にどういう気分のことを
  示しているのか分からなかったので、それを結びつけてあげたわけです。
  ここまでは、「悲しい」という「意味」の獲得です。
  また、単に物がなくなった時はパニックになりそれが見つかればおさまるというのと、自分
  に安らぎを与えていたもの(精神的に拠り所にしていたもの)を失った時とでは、全く感じ
  るものが違う。それが「悲しみ」になるわけです。それは「苦しい」ものでもある。

  ただ、最初の「状況認知」の段階から「感情認知」に一気に飛躍して、いきなり泣けるもの
  かどうかは分かりません。
  それから、自分の感じている胸を締め付けられるような思いが「悲しみ」だとやっと分か
  ったと同時に、他人の抱いている「悲しみ」が分かるということは、絶対に無いでしょう。
  そして、苦しい時・寂しい時に誰かにそばにいて欲しいとも思わないでしょう。逆に一人
  になろうとすると思いますが。

◇「自分が何をしていいのか、分からない」
 「自分がどうしていいのか、分からない」
 「自分がどこにいるのか、分からない」
 これは確かにそうなので、いつも指示を与えたり解説してくれる人が欲しいとは思いますが、
 本当は何も特定の個人である必要はありません。何故なら、それのできる人があまりにも少
 ないので、できる人を頼りにしたいだけで、もし万人が「自閉症者」との接し方に通じてい
 るのなら実は誰でも良いのです。

◇同一人物なのに、怒っている時とニコニコしている時は、別人です。(のように感じられる
 のではなく、明らかに別人です。たとえ同一人物だと分かっていても、別人です。)

◇自分の、心の拠り所としているものの象徴を持ち歩く傾向はあります。テンプルさんが、常
 に牛に関連するものを身に付けていると安心するのと同じです。

◇タイムスリップした先にイヤなことがあったので、今回はパニックを起こしました。

◇自分の思い通りにならない=失敗経験のダメージは、普通の人より大きいでしょう。
[2000年5月25日 22時57分18秒]

お名前: ペンギン   
それで、ついでに、私がやりたかったことは、「こういう対話を通して、本人たちの精神的な
安定を回復させる手助けをしたかったのだ」ってことが分かったのだ。
なのに、親とか療育者のイメージが先行して、と言うよりも自分でもドナさんのウィリーのキ
ャラに当たる知力だけで何もかもカバーしていたので、自分の抱えていた本当の問題に気づか
なかった。そして、自分がやりたいことはどういうことで、自分に出来ることは何か、自分が
して来たことは何だったのか、ってことも全く分かっていなかった。ということも、分かった。
[2000年5月25日 15時0分16秒]

お名前: フリーラジカル   
あ~!また横長~!ADHDはこれだからなあ~。気を付けてるつもりなのにい。チッ。
(今日は新しいおクスリが効いてるのか、お天気が良いせいか、ごきげんな私。
家事もはかどる、はかどる。あ、仕事がたまってた。)
[2000年5月25日 14時17分31秒]

お名前: フリーラジカル   
じゃあ、その「まとめ」をやってくれ、私が言って欲しいと思っていること以上のことを言ってくれてるペンギンさんには、私は診療報酬を支払わねば♪♪(笑)
と言ってこの掲示板にいつも「ただ乗り」しててすんませ~ん。
[2000年5月25日 14時14分35秒]

お名前: ペンギン   
犬は、私の言ったことをまとめてくれなかったが、医者はちゃんとまとめてくれる。

あのハリボテの医者は、密かに勉強して聞かれたことにしか答えるのがやっとだが、本物の
医者は私が言って欲しいと思っている以上のことを言ってくれる。

犬も医者も、現場に駆け付けて守ってくれるわけじゃないが、どちらも精神的な支えになって、
異星で一人で生きていく力をくれるという点では共通している。
[2000年5月25日 11時7分19秒]

お名前: フリーラジカル   
>「精神分析療法」=医師は中立性・受動性の態度を保ちながら、患者に自己を洞察させてゆく。
>「自由連想法」=患者に何でも語らせて、批判・選択をしない。

この意味での医師って、ただのハリボテや、ペンギンさんの場合の犬とどう違うの?
大体「自己の洞察」って小学校のときからやってんだけど。ASの人はみんな内省的って言う
でしょう?さらに医師の前で内省をやることにどんな意味があるのかしらん。と、「強迫的な
意味付けの傾向」を露呈する私。
[2000年5月25日 10時50分24秒]

お名前: ペンギン   
「精神分析療法」=医師は中立性・受動性の態度を保ちながら、患者に自己を洞察させてゆく。
「自由連想法」=患者に何でも語らせて、批判・選択をしない。
「禁欲規則」=治療者-患者間で安易に患者の欲求を満たすことを禁じる。
「転移」=過去の人物への感情や態度を、治療者との関係の中で患者が反復すること。
「治療契約」=治療日時・頻度・費用・その方法。
「治療構造」=治療関係を規定する治療者-患者間の交渉様式。

ふ~ん、京子さんも狭山先生も、フロイト派の精神分析療法士じゃないんだ。それから、それ
を指示した佐久間先生も。治療に際して契約を結んでいないから、「治療構造」が成立してい
ないわけね。

それから、中立的・受動的に患者の言うことを聞かずに、批判・選択をする医者ってのは、そ
もそも「精神分析療法」をしていないわけだな!
[2000年5月25日 5時12分5秒]

お名前: ペンギン   
もう、「自閉症」のお披露目は終わったので、あとは周りの地球人達がゴチャゴチャになる
みたいです。勝手にすれば~!
[2000年5月24日 23時52分40秒]

お名前: ペンギン   
自分が自然体でいられて、自分の本当の気持ちをそのまま言葉にして通じた時の「うれしさ」
を、私は知っています。(これを、苦い外傷体験とともに「言ってはいけないこと」として
ずっとずっと、30年間「心」の中に封印してきた後だから、尚更のこと。)
「私は一生懸命しゃべっているに、誰も聞いてくれない!」「私の話す言葉は、誰にも通じ
ていない!」(その言葉は、文字や言語ではなく身体で表現されていることが往々にしてあ
ります。)この感覚は、すべての「自閉症者」が持っているものだと、私は思います。

私が最初に本心から「悲しい」と思ったのは、ずっと私の唯一の友達で、唯一の本心からの
話し相手だった「犬」が死んだ時でした。
次回、繭子さんは、「猫」のティアが死んで初めて「悲しい」を知るそうですが、「猫」を
「犬」に替えれば私と一緒ですね。
でも、私はもう一度、本当に「悲しくて」泣きました。それは、私の本当の気持ちのままに
しゃべっても否定せずに「そのままでいていい」と言ってくれた人が、いつか「いなくなる」
そして、それは地球上の「ある場所・限られた時間に・特定の人」との間にしかしか成立し
ない関係だと思った時でした。
別に、ずっとそのままでいたいとか、所有しようというわけでは決してありません。まして
や、ドナさんのように素敵な恋愛物語でもありません。

ただ、私はこのことを「みんなに知ってもらいたい」し、「みんなに味わってもらいたい」
と思います。余計なお世話かもしれないけれど。でも、これを実現する方法は限られている
のは、もっと残念なことです。
その一つは、子供の頃のある時期までに壁を突破して、「言葉」を通じさせてあげること。
そして、「自分はバカだ」「この世にたったひとりだ」と思わせないように、「言葉」をか
け続けること。
そして、もう一つは、悪戦苦闘の悪あがきを尽くして挫折している時に、「そのままで・生
きていること」を本心から許してくれる人に出会うこと。その人との間には、通じる「言葉」
があると実感できること。別に、その人との間には「約束」のない「契約」しかなくっても
いいし、複数いたっていいのです。
[2000年5月21日 19時8分27秒]

お名前: ペンギン   
それで、狭山先生ではなく狭山慎一と繭子の間に本当にこういう「共感」が成立するかどうか、
そんなことをこれから監督したりチェックしたりできるほど他人事ではないので、ドラマの展
開がどうなろうと、実はどうでもいいことです。
しょせん、ドラマはドラマですし、作り手もその対象者も99%は「自閉者」ではないので、私
はその中から自分に役立つことだけを拾います。だから、何度タイムスリップを起こして寝込
もうと、フラッシュバックの嵐に見舞われようと、最後までちゃんと見ます。(でも、二度と
見たくないので、ビデオは見ません。)
[2000年5月21日 10時57分11秒]

お名前: ペンギン   
だからこそ、ドナさんは、そういう他意がなく純粋に人と人とが触れ合うことで「心」まで
支え合うことができる関係を、同じ身体感覚を持っているイアンとの間に結ぼうとしたので
すから。
それが、『こころという名の贈りもの』(P264~276)の下りです。結局、この時はお互い
に本当に人としての相手を求めて「抱きしめたかった」のに、相手の袖をつかんで泣きあう
しかできなかった。
普通なら、幼稚園児のデートじゃあるまいし、と言われるところでしょう。でも、ある程度
自覚して改めて学習しない限り、こんな生まれたての赤ん坊でも無意識のうちにやっている
ようなことさえ身に付ける事が出来ないのです。
そして、この「共感」は「自閉者」同士だからこそ、そして同じ経験をして来たからこそ出
来ることです。これは、決して「同情」なんかではありません。
[2000年5月21日 10時47分49秒]

お名前: ペンギン   
それから、こういうことは見たく考えたくもないというのが本音で、私も二度と思い出したく
ないし、ましてや書きたくもありませんが、大事なところなので敢えて書きます。
まっ、だいたいの日本人は、ドナさんやグニラさんや私のように放浪したりしないので、むし
ろガッチリ「家」や「親」に守られているでしょう。また、診断が先にあると特にそれが強く
なるので、それほど心配することもないのでしょう。(つまり、私みたいにおバカでない!)
それから、知覚過敏が強いだけでなく不安障害や恐怖症があるとパニック発作を起こせるので
自己防衛機能が働きやすく、安心材料になります。
それでも、女の子を持っている親にとってはやっぱり大事なことなので、忠告しておきます。
(まあ、お前の言うことなんか聞きたくもない、と思っているでしょうけれど。)
「一番最初に学習した通りに行動してしまう」ことに注意してあげて下さい。ドナさんやグニ
ラさんは、物心ついた頃から毎日のように現場を見せ付けられていたので、男と女というのは
「そういうものだ」と擦り込まれていました。それから、むしろこれは一見逆のようですが、
自分の身体との違和感が強くて、自分の身体は自分ではないという感覚があると、危険度は増
します。
男女どちらの場合でも、子供が年頃になったら、真正面からハッキリと本当のことを教えてお
くべきです。まあ、ここまで「自閉症」の子供を育てていれば、普通なら教えなくても解かる
ことが分かっていない・出来ていないことは十分承知していると思います。
けれど、「人に教わる前に自分で決めてしまう」とか「卒なく行動しているようで、物事の道
理や一般常識が全く判っていない」とか「興味や関心の幅がまるっきり狭い」というタイプの
子供だと、判っているようでとてつもない勘違いをしていることが往々にしてあるので、注意
して下さい。
それで、失敗経験をして挫折感を味わってしまう場合もあるし、相手に気の毒な思いをさせて
しまうこともあれば、自分が被害者になっていることに気がつかないでいることもあるので。
[2000年5月21日 10時17分16秒]

お名前: ペンギン   
それで、繭子が「うらやましい」というわけでもなければ、自分が苦労して辿り着いたところ
から出発していることに「やきもち」を焼いているわけでもない。
こっちはこっちで、今の自分にできることと必要としていることを考えてやっていけばいいの
だから、ああなりたいとも思っていない。

だいたい、あの子、やっていることは確かに「自閉症」だが、周りの一般人たちと言葉が通じ
過ぎているので、宇宙人的な違和感を感じて孤立している感じがない。そもそも、「君はバカ
じゃない」と一言言われたぐらいで納得するほどなら、対人関係の「障害」というほどのこと
もないではないか。
「人を求めているのに、その方法が判らない」で苦悩する時期があることはあるが、それでも
「一人になる」ことでバランスを取ろうとするし、無意識のうちに自然に人を避けているとこ
ろもある。いや、それ以前に「孤立感」や「劣等感」は拭いようがないはずだ。
だから、「私には先生がいる」と自分から言えるようになる前に、何度も何度も、相手がうん
ざりするくらい「どうせ、私のことなんか誰も解かってくれない」とか「本当は、私のことを
バカだと思っているんでしょう」とか言って、その度にそれを否定されて、それでもまだ何度
も「自分はバカだ、放っといて!」でパニックになる。それくらい根は深いものだ。

自分の今の状況と交錯することはあっても、あまり繭子に「共感」しないのは、そういうこと
なのでしょう。
だって、本人が本人同士で「共感」したり、自分の先輩や後輩達に抱く気持ちというのは、周
りの人達との違和感を感じたり、コミュニケーションが上手くとれないとか、考え方が根本的
に違うのに悪戦苦闘しているところとかいう「基本構造」が同じだということだというのに、
あの子にはそういう感じが無いので、同胞意識があまりない。
「普通」になる努力の仕方もやる内容も人それぞれ違うことは、別に構わないけれど。
[2000年5月21日 6時34分19秒]

お名前: ペンギン   
現場には狭山先生は来ないんだから、やっばり「ひとりで・ここにいない」ように生きるしかない。
私が本当に「水を得た人魚」になるのは、「発達障害」について語っている時だけだもの。
[2000年5月20日 21時9分3秒]

お名前: ペンギン   
何か、みなさんの書き込みを見ていると、私は自分に関係の無い事柄を全てカットしたり
無視したりして、もっのすごく単純でお気楽なまま来てしまったようだ。
そして、「世の中」に係わる時は、何も抵抗できずに振り回され続けて来た。未だかつて、
人を振り回したことなんか一回も無かったもの。ただ、落ち着いた先で、なんとかうまく
おさまりどころを見つけてはまってただけ。
それで、「どうしたいのか?」と聞かれたところで、「どうしようとも思っていない」と
答えるしかない。身動きが取れなくなって破綻する度に、自分では必死に抵抗しているつ
もりなのに文字通り動けなくなるしか方法がないから、誰かが外から引っ張ってくれない
限り出られない。
もっとハデに暴れたり、いっそ「あっちの世界」にぶっ飛んで帰って来れなくなれたら、
どんなに楽だろうと思う。結局、いつも自分が傷ついて終わり。
まあ、今度もそうなるんだろうなあ、あっちもこっちも。
[2000年5月20日 20時58分21秒]

お名前: フリーラジカル   
懺悔してるのに足りないらしく、バチが当たったらしい私。
[2000年5月20日 12時56分57秒]

お名前: ペンギン   
君たち! ワシはその件に関してはドナさんより悲惨だったので、現在寝込んでおる。
では、おやすみ。(なんて、黙って寝てるわけない!)
[2000年5月20日 9時12分23秒]

お名前: フリーラジカル   
自分に嫉妬の感情がないからって、相手の嫉妬がわからなかったときがあります。また懺悔。
[2000年5月19日 14時39分10秒]

お名前: フリーラジカル   
「心のオアシス」またはグニラ流に言えば「大人たちのゴミ箱」または繭子の弟流に言えば
「トラウマの解消道具」・・・。

私は話相手の心の痛みを知ると、その場は言葉を失ってただ聞くだけになるけど、何かいい方法
はないものかと後で考える。繭子が慎一のフラッシュバックの話を聞いて「そういうときは
好きな歌を歌うといいんだって」と嬉しそうにアドバイスしたのは、私みたいで少しこっぱずか
しかった。でも地球人には大抵、勘違い、見当違いなアドバイスだった。

ずっと思ってきた。「バカ(=私)はバカなりに相手のことを考えてるのに!」って。
[2000年5月19日 14時11分44秒]

お名前: フリーラジカル   
>数年後ぐらいに事の次第がようやくわかって「ひどいじゃないか~~~!」と、初めて相手の
男の人に対する感情が発動する(私のパターンだけど)。

私のパターンでもあります(笑)。いや、知らずとは言え、その男の人の気持ちを振り回して申
し訳ないと思ったものでした。とにかく「人の気持ちが分からない」とは、百万回くらい言われ
ましたよ。
[2000年5月19日 14時2分5秒]

お名前: rim   
はぁ~。やってるやってる<繭子
でも、あの状況でさらにドアどんどん叩かれたら、びっくりして心臓口から飛び出しそうだ。
でもって翌日あの男の人に「昨日は(急にパニック起こして)すみませんでした」と謝って、
何事もなかったように振る舞って、余計に混乱させてしまうんだろうな。
背景の文脈がわかってなければ、暴れた自分が悪いと思ってしまう。仮に狭山先生から解説
されたとしても、「わからなかった自分が悪かった」と思ってしまう。で、数年後ぐらいに
事の次第がようやくわかって「ひどいじゃないか~~~!」と、初めて相手の男の人に対する
感情が発動する(私のパターンだけど)。あの男の人も気の毒といえば気の毒な役回りだけど。
[2000年5月19日 12時32分48秒]

お名前: ペンギン   
そちらからすれば、「心のオアシス」だそうですが、ちゃんと管理する人がいないと、
水を飲みに来た野獣の足跡だらけになって、やがて水も枯れてしまいますよ!
そして、心を癒す日陰の無い荒地になると、今度は急転直下「危険物」扱いになるで
しょう。
[2000年5月19日 7時58分36秒]

お名前: ペンギン   
あっ、それから昨日の繭子さんはその後何が起きるか全く知っていなかったので、触覚過敏
でパニックを起こして助かりました。
しかし、ドナさんのように、逆にその先の知識があってそういうものだと思っていると、接
触防衛反応はまるっきり機能しませんので、ご注意を!
[2000年5月19日 7時50分7秒]

お名前: ペンギン   
それから、昨日の繭子のようなことをよく「世間知らず」と言いますが、これは間違いです。
こういうのは「人間知らず」と言うべきです。
何故なら、普通なら教わらなくてももともと有るとか、教わらなくても自分から知ろうとす
るような、人間としての基本的で「当たり前」のことから学習しなければならないのに、誰
もそのことに気づいてくれないからです。
「人間」が解からないのだから、その人間の集団で構成されている「世間」なんか、まるっ
きり理解を超えています。
[2000年5月19日 7時37分3秒]

お名前: ペンギン   
言うなれば、『言葉をそこに置いて「自分」はそっと立ち去るようなしゃべり方』です。
[2000年5月19日 7時30分46秒]

お名前: ペンギン   
ちなみに、このしゃべり方だと、信頼関係ができる前の段階でお互いに探りを入れている状態
の時でも、「会話に失敗した感じ」や「理解されない疎外感」がないので、こちらの言ってい
ることを否定されても心的外傷にはなりません。
(オツボネ様や母親の、この正反対のしゃべり方とは対照的です。)
というのは、たとえ本当はイライラしていたり疑っていたとしても相手の心の中だけで留まっ
ているので、「言葉」にその「感情」が乗って飛んで来ないからです。
どちらにしても、無意識のうちに心理状態に影響を及ぼす「感情」という因子がないので言葉
が「音」として伝わり、しかもその判断はこちらに任されるのがいいのです。
[2000年5月19日 7時28分57秒]

お名前: ペンギン   
↓の「sh」の音というのは、日本語で言えばシャ行を発音する時のように、声を出すと同時に
「息を抜く」ようにしゃべるということです。(フランス語でいう、無声音のh。)
要は、声、あるいは、意志を「自閉者」に向って届けようとしないことです。
[2000年5月19日 6時10分32秒]

お名前: ペンギン   
それから、特徴がよく現れているエピソード。

◇自分の意見があっても、それを言っていい状況かどうか読めないので、終わり際に大事なこ
 とを言い出す形になる。
◇「迷惑にならないように、一生懸命」これはマニュアルではなく、本心からの言葉。
◇大事なことほど、独り言のように言う。(人に向って言わない。)
◇「びっくりした」に「驚いた」という意味だけでなく、「安心した」という意味があること
 を知らない。
◇何らかの感情に浸ってそれどころではない人に向って、「今の気持ち、どれ?」なんて聞い
 てしまう。
◇家族なのに血が繋がっていないことが、ショッキングなことだという感覚がない。
◇「ドッと」と書こうとするとパソコンでは「ドット」と表記される。そうすると「・」に変
 された「ドット」が「ドドッと」溢れ出して遊び始める。←これ、どうして普通の人って
                            出来ないのか、不思議!
[2000年5月18日 23時23分31秒]

お名前: ペンギン   
『君が教えてくれたこと』(第6話)

9時代のドラマだから大丈夫だとは思いましたが、触覚過敏と狭山先生のお陰で助かりました。
{恋人というものはいなければならないものだ}+{二人で行くということの意味が判らない}
と、ああなります。
その前に、異性に「恋人、いますか?」と聞いておいて、「良かった、私もいないんです」と
答えると、もっのすご~い言外の意味が引っ付いてくることが分かりません。
F8さんお得意の「日本語」マニュアル本も、実用的に役立てる為にはこういう修羅場を何度
もくぐらなければなりません。(すぐに使ってみるなんて、繭子さんは偉いです。ちなみに、
私はまだ「いいえ、どういたしまして」なんていう正しい日本語を使ったことがない。)

今日の参考図書は、梅永先生の就労支援の本でした。でも、なぜ『ガイドブック・アスペルガ
ー症候群』の書名があそこに出なかったのか、不思議です。
(それに、今日は脚本も武田さんではありませんでしたね。)

昨日の『天使が消えた街』で、京子さんが婚約者をカウンセリングするなどという重大な過ち
を犯してしまったのと同じことが起きようとしています。
特に、日常のすべてのことが予測できず不安な「自閉者」にとって、手取り足取り身の回りの
ことを指示したり対人関係の罠から身を守ってくれる人の存在は、とっても大きなものです。
これはもう、「安心」以上のものです。治療者というより庇護者に当たる関係になってしまう
ので、適切な心理的距離を置かせないと(つまり、時には拒絶的な態度を取ったり、ちょっと
厳しいところを見せておかないと)、「自閉者」特有の固執性とのめり込みやすさから「恋愛
感情」にとても近い錯覚に陥ってしまいます。
しかし、単に自分が「好き」だとか「一緒にいたい」ということと「恋愛」とは違うものだ、
ということが分かっていません。だから、嫉妬しなかったので、「愛していないんだろう!」
と怒られてふられてしまった美咲のようになってしまいます。
「恋」の本当の意味が分かっている一般人との間で何度も何度も同じ失敗を繰り返す前に、
「やっぱり一人がいい」と決めてしまった美咲は賢い!
もし、狭山先生が医師と患者の関係を越え、友達として付き合う約束を破るのなら、こういう
ところをすべて引き受ける覚悟が必要ですが、どうなんでしょうか?

それから、これは治療者であろうと個人であろうとどちらでも構わないのですが、狭山先生が
繭子に対している時のあのしゃべり方は、正解です。
感情を入れずに穏やかな一本調子、できればshの音の多い声。自閉者の言ったことを否定しな
い、自分の考えは独り言のように言う。こうすると、頭の中でエコラリアしやすくて、自閉者
の心に届く言葉が発信できます。ただし、これだけは重要だというポイントは、目を見てハッ
キリと言い渡す。
でも、一番大事なのは、あくまでも「自閉症」を知っていることと会話の内容。「自閉者」好
みの話題で、「自閉者」好みの用語を使って、しかもそれが自分にとっても自然であること。

それから、繭子さん。「悲しい」は、苦しいですよ!
[2000年5月18日 23時6分1秒]

お名前: ペンギン   
「感情」があると、その分傷が深くなって気の毒だ。(地球人)

「感情」が違うのに、「感情」に巻き込まれて振り回されるのも痛々しい。(一部の自閉人)

「感情」の攻撃を受けても解からずにいる本人は、幸せ。
その為に周りがいろいろ背負わされて処遇が悪くなるから、おあいこ。(別の一部の自閉人)
[2000年5月17日 23時51分34秒]

お名前: ペンギン   
『天使が消えた街』(第6話)

癒しグッズ・その1
 パステルカラーの、床屋のクルクル看板。
癒しグッズ・その2
 達郎の心。人の借金がどんどん膨らんで行くのに、ビストルも使わず、100万円積まれて
      も受け取らず、彼女に稼いで来いとも言わず、京子さん(のりピー)の為に走り
      まわる達郎さんは、やっぱりイイ人です。

地球人の「愛」についての研究・その1
 「自分が愛されていると感じないと、人を愛することが出来ない」らしい。
地球人の「愛」についての研究・その2
 「人の愛情に応える為には、自分に嘘をつくことが出来る」らしい。
地球人の「愛」についての研究・その3
 「愛情に自分が潰されていると感づいても、愛され過ぎたお陰で一人で生きる力を奪われて
  しまっているので、その関係を断ち切って外に出ることが出来ない」らしい。
地球人の「愛」についての研究・その4
 「しまいには、愛情の為に一心同体になってしまっている相手に暴力を振るうことになる」
  らしい。
[2000年5月17日 23時17分55秒]

お名前: ペンギン   
きっと、人物を本に変換して見るなんてこと、一般人には理解できないんでしょうね。
だから不自由なの、普通の人って!
[2000年5月15日 9時27分51秒]

お名前: ペンギン   
それでね、前回の参考図書が『発達障害の豊かな世界』と『自閉症だったわたしへ』だった
わけだ。
フラッシュバックのところが前者で、「自閉者」同士で話が通じるところが後者。(でも、
だからといってPTSDと「共感」するかどうかは、私は知らないぞ!)
ただし、脚本家が地球人だからなのか、分かっていても脚本上の制約で仕方なくなのかは知
らないけれど、話を進めていく為に&地球人の視聴者にも通じる話にする為に、実際の本人
同士の会話ではなかった。ということでした。(繭子と狭山先生の会話も、一部を除いて、
「自閉者」には有り得ない形で進行しているので、事情を知らない一般人に「自閉症」が正
しく伝わることは、まずないでしょう。ドラマだから。)

それから、ついでに書くと(もう既にもやしさんのところに書いたけど)、佐久間先生を
『ガイドブック・アスペルガー症候群』に変換して見ると、とっても分かりやすくなります。
[2000年5月15日 9時24分22秒]

お名前: ペンギン   
たまたま、「autismドラマのBBS」に、如月さんがフラッシュバックについて書いていたの
で、それに関連して「言葉が伝わる」ことについて書きます。

(セリフの中にフラッシュバックという用語が使われていなかったので、以下の「 」の文章
はドラマ中のセリフではなく、大意をとって別の表現に置き換えます。)
あの、オツボネ様にガミガミ言われて「フラッシュバックを起こさなかった?」と聞いた美咲
のあの会話は、通常は有り得ない不自然なものです。何故なら、人の話を聞いて、過去のその
人の心理状態を「想像する力」が欠如していないからです。

あれを本当の「自閉語」会話に変換すると、こうなります。
まず、今日の繭子は何となく元気がない。それでピンときた美咲が、「会社で何かあったの?」
と聞く、「怒られた」と答えた繭子がそこで現場を思い出してフラッシュバックを起こす。そ
れを見た美咲もまた、自分のことを思い出してフラッシュバックする。お互いにそれを見て、
「わあ、同じだ!」と思う。「同じことを何度も何度も思い出して、辛くなることってある?」
とどちらかが恐る恐る尋ね、「あるよ、しょっちゅう」ともう一人が答える。そして、どちら
からというわけでもなく、歌を歌い始める。てんでバラバラに、あっちの方角を向いて。
だいたい、ガミガミ言われた現場では、だいたいが何が何だか良くわかっていない。そこでは、
フラッシュバックを起こすどころかただフリーズしてしまって、オツボネ様に言われた言葉の
トゲがグサグサ突き刺さるだけです。だから、それを抜く為に屋上だかベランダだかに行って、
景色を眺めながら歌っていたのです。その段階でも、まだ事情は飲み込めていない。

でも、こんなこと本人にとっては当たり前すぎて、特別なこととも思っていなければ普通の人
にはない現象だとも知りません。「自閉症」でくくられた人は自分と同じ体験をしているとい
う事実から、「共通認識」が生まれて「共感」し、そこで始めて「忘れられないこと」「何度
も思い出して苦しくなること」という共通の用語が生まれます。
美咲と繭子のあの会話は、フラッシュバックについて語る2回目以降の会話です。だいたい、
その話題を平然と語りすぎです。私だって、こういうことを書いているだけで、もう平常では
いられないくらいですから。
この件に関しては、「医者に戻る」と決意しただけで目がうつろになった狭山先生の方が、よ
っぽど自然でした。
[2000年5月15日 6時25分45秒]

お名前: rim   
いや、でも私はサルになったことはないので、サルがどういう感覚で生きている
のか知らない。だから「サルがヒトの真似をしている」状態が、以前の私の状態を
的確に表現しているかというと、たぶんまた違うんだろうな。
[2000年5月15日 1時12分31秒]

お名前: rim   
そうなんですよねぇ。「言葉がそのまま伝わる」なんてこと、これまでほとんどなかったので、
私はまだその状態に慣れていないんです。
今まで、「これは人に言ってはイケナイ」と思っていたことが、ここでは言える。
それはなんだかとっても不思議です。でも、まだ恐る恐る出しているところはありますね。
これはなかなか抜けません。「気を抜くと、はみ出してしまう」とか、「転げ落ちてしまう」
という感覚はかなり根深く身についているらしい。

例えば、不適応に悩んでいる非自閉の人も、「居場所がない」とか「今の自分は、本当の自分
じゃない」と言うので、一見同じことを感じているのかな? と思った時期もあったけど、
でも、よくよく聞いてみると、何か違う。使っている言葉は同じなのに、内容が違うというか、
感覚が違うというか。彼らの場合は、社会的な意味でそういっているのであって、自分が人間
であるということに疑問は抱いていないんですよね。私なんかは自分が「人間である」という
ことがどうも嘘臭く感じられて、サルがヒトの真似をしているような感覚でしたから。
だからどうしても次元が違うというか、話が通じない。で、「君が~」はきっと、不適応で
悩んでいる非自閉の人にも効くようにつくられているんでしょうね。

実はこの数日、頭がまともに働いていません。だから文章もひどくとっちらかっていて、
まとめる力がありません。がはは。
[2000年5月15日 1時8分42秒]

お名前: ペンギン   
もともとの感覚が過敏か鈍感のどちらかだし、全体や状況を把握できない替わりにとんでもな
いモノを掴んでいるし、全く判らないか解かり過ぎるかのどちらかだし。その前に、他者の存
在を、自己の生存の為にお互いに必要としている者と認識できていない。
そういう前提条件の上に動いている「感情」って、言葉としては一緒でも実感としてはまるで
別のものになったっておかしくない。共通項が無ければ、「共感」なんか出来る筈もない。
「癇癪」や「パニック」や「独り言」みたいな激し過ぎる感情表現は、ただの常軌を逸した行
動でしかない。

そもそも、我々が仲間に出会って、一番最初に「共感」するのが「感覚」の共通性、それから
センスの良さ、言葉がそのまま伝わることだったじゃない!

でもねえ、私のことを理解しようと一生懸命で、私に通じる言葉で話そうとしてくれて、私に
「生きてていいんだ!」っていう実感をくれた先生方だって、ついうっかり口をすべらすとこ
んなことを言う。
「どうせ、ヘンなもの見てるから」とか「ヘンな感覚がある」とか「なんなんだ、そりゃあ」
とか。(言った本人はとっくに忘れてるだろうけれど、こっちはいつまでも覚えてますぜ!
しかも、映像&音声完全保存版で。年月日は入っていないけど、時刻はバッチリ。)
おいおい、私は当の本人なんだけどなあ! 一丁前のこと書いているともう卒業したと思われ
て、配慮するの忘れられちゃうのよね~!(そうすると、容赦無くネタにされます。)
[2000年5月14日 4時1分40秒]

お名前: ペンギン   
きっとね、
「内臓がまとまりを失ってバラバラにざわついている」⇒身体感覚の虜⇒不注意な人
「脊髄がムズ痒い」⇒ここにはいられないぞ感&何か違うぞ感⇒よそよそしい人
「自分がほわぁぁぁっと広がっていく」⇒自分の世界に入っている状態⇒自分勝手な人
じゃない?
[2000年5月14日 3時29分11秒]

お名前: rim   
非自閉の専門家から見た自閉症って、本人にはかえってピンとこないのではないかしら。
と、最近なんとなく思うのです。例えば、「共感性が乏しい」というのは、地球人と
自閉者の間で生じることで、それは地球人と自閉者が共感のもととなる共通の基盤を
共有していないからではないかな? だって、本人の書いた著書や書き込みを見て、
「うわぁ、同じだー」って思うのは、「共感」しているということでしょう?
ツボにはまれば自然に笑えるし、「うれしい」も「悲しい」も「楽しい」も「怒り」も、
状態としてはちゃんとある。ただ、さまざまなシチュエーションで自分の身体に生じる
生理反応に対して、世間一般に流通している単語を適切に割り振ることができなかった
から、それを言葉で伝えることができなかっただけで。
私が「内臓がまとまりを失ってバラバラにざわついている」とか、「脊髄がムズ痒い」
とか「自分がほわぁぁぁっと広がっていく」と感じる状態にも、きっと何か別の言い方
があるんだろうな。でもって、その状態が不快な場合は、それと闘って対処することに
精一杯で、快い場合はずっと感じていたくて、「他人に伝える」なんてことは二の次に
なってしまう。だから「感情表現が乏しい」と見られるのかな。
でも、「癇癪」や「パニック」や「独り言」って感情表現としてはかなり派手なほうだと
思うんだけど、それでもやはり「感情表現が乏しい」といえるのだろうか?
[2000年5月14日 1時53分42秒]

お名前: ペンギン   
「癖が治らない」のと「違うことだらけ」は、一生涯治らん「障害」でしょう。

でも、「その障害は社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の臨床的に著しい
障害を引き起こして」いなければ、いーのです。
[2000年5月13日 11時26分21秒]

お名前: フリーラジカル   
いや~、「自分自身でいる」の話だけど、否定的なことが書いてあると文脈関係なしに
「あ、私のことだ」と思ってしまう癖が治ってないのですわ。

で「愛情を押し付けない」の方だけど、愛情を押し付けないと「冷淡だ」って言われるんだよね
。とにかく、チガウ。チガウことだらけ。
[2000年5月13日 10時28分51秒]

お名前: ペンギン   
思うに、達郎と輝の関係って、地球人とのベストな関係に近くないかなあ?
理解に苦しむことだらけで拒否しながらも、何とかしなくっちゃって一生懸命。
けれど、愛情を押し付けない。
[2000年5月13日 8時2分10秒]

お名前: ペンギン   
>「自分自身」でいる為に多少、いや、かなり迷惑かけている人
これは、エゴエゴ星人のことだったんだけど。
まっ、これをキッカケに何か得ることがあるんなら、自分のことだと思ってみてもいいかなー?
逆だったら、すぐにその勘違いを改めるように!♪

(う~ん、この噛み合わないアスペな会話って素敵!♪)
[2000年5月13日 7時27分40秒]

お名前: フリーラジカル   
いやあ、心の臓の方は落ち着いたけど、神経性の下痢になってしまった。
ドラマ一つでここまでなるとは。
「とてももろく、どうしようもなく子供っぽい」(R.Wing)
ズバリ、バッサリですなあ、ほんと、グーの音も出ません。
[2000年5月13日 7時12分24秒]

お名前: フリーラジカル   
>「自分自身」でいる為に多少、いや、かなり迷惑かけている人

へへへ、私のことですねん。「迷惑」と呼ぶ範疇が、もしかしてこれまた地球人同士間で違うの
かも知れない。実際に学校とか仕事上で人間関係のモメ事を起こすまでいかなくても、ただそこ
にいるだけで、口を開くだけで人を「不愉快な気分」にさせること、これも「迷惑」だとしたら、私は迷惑千万な人間だろう。あのオツボネ様も言ってたじゃん。
「何か、あんたと一緒にいるとイライラするんだよなあ~」
ガビ~ン。

「(社会生活上の著しい困難を引き起こす)自閉症」と「(個性としての)自閉症」は、本人である私自身が混同してきた。というより、混同させられてきた。
これまた小学校のときの話になるけど、私が小学校5年になるまで完全に仲間はずれにされる
きっかけを作った(多分他の子を扇動したんだろうと私は思っている)のは、Nさんという
女の子だった。私が不思議でたまらないのは、Nさんは私と初めて話したその瞬間から、まるで
私に腹を立ててるみたいだったこと。「初めて会ったばかりなのに、なんで私に怒ってるんだ
ろう」って思った。(ところで私にも相貌失認があるらしい)この不思議な現象はその後も
あちこちで起きた。それに「あなたは威張っている」「気取っている」と言われたこと、中学校
のとき、ある一人の先生に「おまえのそのしゃべり方、何とかならんのか」と言われたこと、
を総合して、一つの答えに辿りついた。「私のしゃべり方はイケナイ」「私はしゃべらない方が
いい」そしてもう一つ、あの加藤茶さんが演じる父親の名言
「とにかく謝れ、謝れば何とかなる」
[2000年5月13日 6時17分7秒]

お名前: ペンギン   
「涙」シリーズの続きです。
別に、「うれしい」の反対は「悲しい」、だなんていうことを考えたわけではありません。
それから、言葉として使うことは出来るけれど、具体的なところで食い違っている「感情語」
の使い方について確かめたことはありますが、その意味を教えてくれなんて頼んだ覚えもあ
りません。なのに…。

「ずっと、死ねとか自分はバカだとか、日記に書いたり犬に向かってしゃべっていた」と言っ
た時に「そんなバカなことを考えるんじゃない!」と頭ごなしに否定せずに黙って話を聞いて
くれて、「思っていることをそのままハッキリ言って良い」「自閉症ならそれで当然」とまで
言ってくれた人、それなりの気遣いをしさえすれば「そのまんまで居られる」ことを「世の中」
に知らしめてくれた人。
そういう人たちに会えて、その人たちの気持ちがわかって「うれしい」と感じていられたのも
束の間、この人たちが「いつかいなくなる・いつか会えなくなる」と思ったら、今度は突然、
「悲しく」なってしまいました。そして、さっきよりもっと大きな声で泣きました。

もしかしたら、今までは「うれしい=何かが手に入る⇔かなしい=理解されない・できない」
だったものが、「うれしい=理解される・理解できる⇔かなしい=それを失う」に変わっただ
けなのかもしれない。
これが、本当に人に対する「感情」なのかと言えば決してそうではない。ただ、自閉⇔非自閉
の間で遣り取りが成立して、お互いに相手のことを知りたいと思い、通じるようにしゃべるに
はどういう言葉を選んだら良いか考えただけだから。別に、特定の個人間の「心」が知りたい
というのではないのだから。

でも、たとえ夢であっても、いつか会えなくなっても、永遠に続く関係であって欲しい!
それから、こういう関係が世界中の至るところで、個人間で成立して欲しい!
この願いだけは誰かに届いて欲しいと思って、ここに書きました。
だから、これは、仲間内の会話でも独り言でもありません。
[2000年5月13日 1時58分4秒]

お名前: ペンギン   
誰にだって、人に迷惑をかけない範囲で「自分自身」でいる権利はあるので。
でも、「自分自身」でいる為に多少、いや、かなり迷惑かけている人って、いっぱいいると
思いませんか?
[2000年5月12日 22時54分43秒]

お名前: ペンギン   
克服する可能性のある「(社会生活上の著しい困難を引き起こす)自閉症」と、一生涯続く
障害である「(個性としての)自閉症」を混同しないこと! それだけです。
[2000年5月12日 18時55分24秒]

お名前: ペンギン   
>「同じことをしている仲間」+「そのままでいられる場所」
>非自閉の親にとってはなかなか見たくない光景

きっと、「普通」になりたい盛りの本人たちにとってもね。
それを非難されても、分かっていて敢えてここでそれを私がやっている意味、分かるよね!
[2000年5月12日 18時51分28秒]

お名前: ペンギン   
「涙が溢れるほど、うれしい」という「感情」があること、ドラマに教えられました。(繭子
さん、お先に失礼です!)
声が良くて直接言ってくれる先生と、声はあまり良くないけれど良いことを書いてくれる先生
方が、始めて私に通じる言葉で「人の好意」というものを伝えてくれたからです。

だから、理解しているわけではないけれど、一生懸命味方して支えてくれる達郎が輝の乗った
自転車を押している場面を思い出しながらINSIDEを聴いていたら(ちなみに、今日はこれしか
聴いていない)、「うれしく」なってしまいました。
[2000年5月12日 18時47分25秒]

お名前: フリーラジカル   
>昨日の話しは「辛くなったら歌を歌え!」という程度のものでしかないのだろーな。

これ、ウケた。
ありがと~!!今日一日でやっと笑えたヨ。
[2000年5月12日 17時45分40秒]

お名前: フリーラジカル   
>「同じことをしている仲間」+「そのままでいられる場所」
しかしこの部分は非自閉の親にとってはなかなか見たくない光景だろうなあ。

私なんか「ジヘイショー」という病原菌そのものに見えたりして・・・
[2000年5月12日 17時43分48秒]

お名前: ペンギン   
しかしながら、聴覚過敏もフラッシュバックもない一般人には、昨日の話しは「辛くなったら
歌を歌え!」という程度のものでしかないのだろーな。
そもそも、「フラッシュバック」という言葉は一度も使われていない。「忘れることができな
い」というキーワードが、両面言葉になっていた。
人それぞれ、いろんな風に受け取るのは勝手だけど、せめて身内に「自閉者」のいる人ぐらい
は、もうちょっと正しく理解して欲しい。
[2000年5月12日 17時26分57秒]

お名前: ペンギン   
そうそう、「今のままでいい」っていう「誇り」だけど、
「出来なくても気にしなくていい」+「出来ることが増えて行く」だけじゃないよ。
それに、「同じことをしている仲間」+「そのままでいられる場所」+「見守ってくれる人」
もお忘れなく。

でも、最後の「人」は、ちゃんと「自閉症」のことを分かっていて「見守ってくれる人」で
すから、くれぐれも間違いのないように。(マレク先生・ミラー夫妻・カーロック先生のよ
うな。)
もしここに「親」の名前を入れて欲しかったら、もっと「自閉症」の勉強をして下さい。そ
して、自分たちの方に引きずり出そうとする前に、そちらからこちらに歩み寄ること。それ
をしないで、「分かって欲しい」とか「愛してるよ」とだけ言われても、困ります。
[2000年5月12日 16時58分10秒]

お名前: ペンギン   
ワシゃ~、こないだの電話の「恥かかせんじゃなーーい!」が復活しとるのだ。
でも、INSIDE(『天使が消えた街』藤井フミヤの歌っているエンディングの曲)を頭の中で
回して、達郎が輝に自転車の乗り方を教えているシーンを思い出すと、消せるのだ。この曲
のイントロ部分って、こういう良い場面のBGMに使われているので、映像と音で効果はバッチ
リ!(達郎と輝の関係の方が繭子と狭山先生のようにクサクないので、こっちの方が便利だ
ぞ!)
[2000年5月12日 16時44分34秒]

お名前: フリーラジカル   
は、お薬も全く効かないので、プリンスと、ベビーフェースと、宇多田ヒカルで音の洪水を浴び
てこうやって復活しても、気を抜くと「あなた、やっぱヘンだわ」というあのオツボネ様の声が
耳の中でこだまする。ダメだ。やっぱりもっと休憩。

胸の辺りが黄色い感じがする(=いや~な感じがするの意)。
[2000年5月12日 15時4分22秒]

お名前: ペンギン   
そういえば、あのオツボネ様に当たるような人から電話で10分間にわたる猛烈なお説教を
された時、「違う、そんなんじゃなーい!」と確かに私は叫んでしまったが…。
その時は、立ち直るのに2ヶ月かかったっけ。なーんてことを思い出すと、やっぱりヤバク
なって来たので、今日は↓の要素がぜ~んぶ入った「音」をたっぷり聴きながら休みます。
[2000年5月12日 11時22分46秒]

お名前: ペンギン   
伴奏の中に、一定のリズムで繰り返されるモチーフがあること。そして、それが崩れたり
進行が逆になる箇所があること。(早さは好みと年令によっても変わるけれど、恐らく、
ゆっくりとしたリズムというのが、元々のものだろう。)
こういう要素が揃っていることは、『自閉症の才能開発』でテンプルさんがあげている、
レッド・ツェッペリンの「天国への階段」という曲にも共通して言えること。
[2000年5月12日 9時2分38秒]

お名前: ペンギン   
あっ、それからどちらのドラマもBGMをちゃんと聴いておいた方が良いかもしれない。
曲(メロディー)が盛り上がっているのに、伴奏が四分音符で一定のリズムを保ちながら進行
する曲って、きっと何らかの治療効果や鎮静効果があるから。
(両方のドラマのエンディングの曲・それからドナさんの歌・繭子の歌っている歌・微笑まし
い場面で使われているBGMに注意!)
[2000年5月12日 8時16分53秒]

お名前: ペンギン   
へへ~、私はあの声を聞けるようにするテクニックを持っているので、大丈夫。
あの声がひっくり返るところの金属音をカットするのさ!
しかし、あの母親とオツボネ様の配役は、きっと分かっていてやっているよ。
それから、狭山先生の声としゃべり方。(これで視線を合わせなければ、完璧なのだがね。)

では、全国のフリーラジカルさんへ、「おやすみなさ~い」。
今日は、ゆっくり休みましょう!
[2000年5月12日 7時59分37秒]

お名前: フリーラジカル   
だって~!あの、次から次にヒステリックにまくしたてるオツボネ様の声、何とかして~!
あれだけで心臓停止だ~!もう来週は見ないからね。ってビデオに撮ってはおく。
今日はもう絶対だめ。子供を保育園に送ってくのも涙がドロドロ出てきそう。

惨めだ!恥さらしだ!

ペンギンさん、ごめんね。とりあえず、今日は薬飲んで寝ます。
[2000年5月12日 7時47分29秒]

お名前: ペンギン   
今死んだら、損しますよ!
[2000年5月12日 7時42分4秒]

お名前: ペンギン   
その前に、死なないように!
[2000年5月12日 7時40分33秒]

お名前: ペンギン   
それを乗り越えないと、前には進めませんよ!
[2000年5月12日 7時39分20秒]

お名前: フリーラジカル   
ちょっと昨日の「君が~」は私にはキビし過ぎました。今日、狭心症の発作で死んでしまうカモ。
[2000年5月12日 7時36分47秒]

お名前: ペンギン   
きっと、第5話を見なかった、或いは本人に見せなかったという人って多いと思います。
でも、私は息子に「絶対に見るように」と言いました。
ウチの場合は、5才のときから本人に告知してあって、ことあるごとに「障害」の解説を
していること、それて自己認知力が低いまま思春期に突入しようとしているので、敢えて
そうしました。これが、他者を観察する力があって・自意識過剰で・思春期真っ只中とな
ると、逆かもしれません。

で、肝心なことは、自分の能力の凹の部分を本人にどう説明するかということです。
まず、周りの人たちとの差が歴然としていて、実際に注意されたりいじめられたりしてし
まう事柄については、「障害」があるのであって「自分が悪い」とか「自分は悪い子」だ
と思わせてはならないというのが前提条件です。
しかし、劣っている部分のうちで自分では気づきようがない事柄に関しては、同じ事をし
ている人を客観的に見る必要があります。そうしないと、現場では、自分は完璧なのに
「ただうるさく言われている」としか認識できず、後になって「親が教えてくれなかった」
「教えてくれなかった親のせいだ」と思うようになってしまいます。何の事はない、そこ
は「自分が出来ていない」だけだったのに。

それから、凸の部分は、人と違うことを意識して自分で捨ててしまうこともありますが、ど
うしても無難な路線を行かせようという親心の為に潰されてしまうこともあります。そこに、
「君の人生は君のものだから、好きなことをしていい、大事にしていい」なんて言ってくれ
る人は、普通いませんから。(テンプルさんは、これが必要な時期にカーロック先生に出会
ったので、道を踏み外さずに済んだのでした。)
[2000年5月12日 7時36分31秒]

お名前: ペンギン   
ああいう風にパニック起こせる人って、本当は自己防衛機能が正常に働いているってことなん
だけど、そうすると周りから異常に見られてしまう。皮肉なもんだ。

それから、「明日、○○しにおいで」は言葉が足りな過ぎるよ。佐久間先生から、指示の内容
やことばのニュアンスが伝わりにくいから具体的な文章で言いなさいとか、時間をハッキリさ
せるように指導を受けたばかりなのに。(これは、私も○○先生に言いたい!)

誰かさんがよく言うように、「実際の現場では応用がきかない!」とはこのこと。
それから、普通にやっているとついつい忘れられてしまうけれど、「自閉症は一生涯続く障害」
ですからねー。(診断外になっても基本は基本です。)

(注:私の場合は、周囲の観察と人真似ができたことや、↓のような対処法ができたこと、そ
   れから小刻みなフラッシュバックを繰り返していたこと、そして就職する前にいた場所
   でいろいろ教えてもらっていたので、仕事では大きなトラブルを起こさずにすんでいま
   す。適応が良かったのと偶然が重なったのですが、ありがたいことです。)
[2000年5月12日 5時53分22秒]

お名前: rim   
あと、繭子が会社でパニック起こしたときのあの言葉。
私はあんなふうに人前で暴れたり叫んだりできないけれど、家に帰ってから独りで
のたうって心の中で叫んでいたこととまるっきり同じで、けっこうきましたねぇ。
「わからない! わからない! 誰か教えて! 教えて!」って思ってたもの。
ひぇぇぇ~。
[2000年5月12日 4時12分2秒]

お名前: rim   
仕事の場面となると、なかなか生々しくて見ていて辛いですねぇ。
「直しちゃダメ」は、私もやりました。本当に。
あと、あの状況で「今日はもう帰っていいから」と言われると、
明日も出社していいのかがわからなくて、クビになったかもしれない
と思って辛い思いをしただろうな。
(もっとも繭子の場合は狭山先生が一緒にいたからそういう誤解は生じ
なかったかもしれないけど)

それから、私の場合は「明日、○○しにおいで」と言われるとダメですね。
「明日の何時に」と時間指定もしてもらわないと、いつ行っていいか判断
できなくて苦しむ。あのメール見ただけで苦しかったし(笑)。
[2000年5月12日 4時6分56秒]

お名前: ペンギン   
それから、小ネタ集。

◇あのお父さんは、やっぱりクラゲが大好きなようです。(単にストレス解消しているという
 より、愛しているといった感じの目つきで見ていました。)

◇猫のエサを大量に買い込んでしまうこと。
 たくさん商品があると、どれが良いか選べないので、またはどれが好みか実験したくなって
 全部買ってしまう。買う時には、それを持って帰る時のことを全く考えていないので、めち
 ゃめちゃ重いことに気づかない。それでも、絶対に持って帰る。←見たな~!

◇狭山先生の部屋でたどたどしくしゃべっていたあの口調、短文の羅列、あれが普通のしゃべ
 り方です。(ついでに言うと、今日の手の振り方は、かなりそれらしかったです。)

◇「先生の声が好き!」・・・実は、私も一緒です。

◇「調子は?」なんて聞かれると、何の調子をしゃべっていいか分からなくって、答えられま
 せん。「慣れた?」も、何に慣れたのかわかりません。森田さん、以後お気を付けを!

◇「話さないことと嘘をつくことは違う」
 だから、私は意図的に話さないことがあります。でも、ちゃんと言ってはあるけれど全部で
 はないというだけで、嘘は言っていません。
 (「自閉症の人は嘘をつきませんから」って、あの時あの人に言ったのは私なのですが・・)

◆それから、これはある程度記憶の保持と再生ができる人に限りますが、現実的な対処法。

 ●3種類の書類を一度に出された時、書類の順番や左右の位置といった視覚的な情報に、音
  声での指示内容を焼きつけておきます。そして、覚えているうちに「FAX」「入力」「コ
  ピー」と端にメモして置きます。
 ○もし、聞き返すことが出来るのなら、うるさがられても「ちょっと待って」と鉛筆を取り
  出すのを待ってもらい、一枚ずつ「これはFAX」と相手に確認しながら書き込めるのでし
  ょうけれど…。声をこちらが受け付けず、拒絶的な態度で接してくるような相手だと、聞
  く一方になってしまうので、それは無理というものです。

 ●ズラズラ口頭で指示されたら、相手のいったことをそっくりそのまま頭の中に入れてしま
  い、それを再生してすぐにメモに書き出す。
[2000年5月11日 23時19分21秒]

お名前: ペンギン   
『君が教えてくれたこと』(第5話)

本日は、語義の解釈間違いの定番とも言える「直しちゃダメ」の登場でした。(これ、きっと
誰でも一度はやっていると思う。)
つまり、予報そのものを直す資格はないけれど、原稿に明らかなミスがあった場合には気をき
かせて訂正していいのに、書いてある事を一切直してはいけないと受け取ってしまったわけで
す。

それから、フラッシュバックのこととその対処法。
「記憶の波が押し寄せて、今が昔に飲みこまれる」なんて詩的な表現になっていましたが、そ
れから「怖くなかった」なんて美咲に聞かれていましたが、実際はそんななまやさしいもんじ
ゃあありません。即、全身症状です。軽いものは音楽を聴き続けたり、声に出して歌を歌うと
いう方法を誰に教わるともなく自然に取るようになるものです。(みんな同じだ! とびっく
りするところです。)ひどい場合はどうなるか、思い出すとフラッシュバックしてしまうので、
ここには書けません。

まあ、あんまり現実的ではありませんが、希望的観測として。
「自閉症」は、人それぞれ症状が違います。でも、普通なら何でもないようなどんなことが苦
になっているのか把握して、それなりの方法で対応すれば、日常的なトラブルはかなり解消し
ます。受け容れ側の姿勢がまず第一ですが、環境を整え・指示の出し方に注意し・対人接触の
誤解を解くことで就労は可能になるはずです。
繭子の場合だと、大声でキーキーしゃべってしかも一度にたくさんの指示を出す同僚と一緒に
仕事させないことが必要条件です。そして、驚愕しやすいので声を掛ける時に合図のようなも
のを決めておくとか、接触防衛が強いので握手を求めないようにできればたいへんありがたい
です。
こういう行動をしてしまうのは、相手のことを嫌っているとか人の話しを聞いていないと受け
止められがちです。が、これは、人との物理的な距離に特異な感覚があって接近しても気づか
ないとか、声を掛けられても自分に向けられていることが分からないとか、接触すること自体
に抵抗があるのです。
[2000年5月11日 22時42分22秒]

お名前: ペンギン   
『天使の消えた街』(第5話)

表面上普通にやっていると、「あの子は普通よ」って誰もが思う。
ところが、カウンセラーに会ってから「あの子はオカシクなった」「人生を棒に振った」
と言われてしまう。
人は、心の健康を取り戻さずに、周囲の人の期待に応えていた方が良いらしい。

約束が実現するまで待っていたいのか、何かに固執しているのかどうかは知らないが、
「好きになって欲しいとか、何かして欲しいんじゃなくって、ただ大切にしたい」ことを純
愛と呼ぶ趣味が人にはあるらしい。
「何でも自分の都合の良いようにばかり受け取らずに、少しは相手のことも考えろよ」とい
うのが普通の恋愛なのだろうか?
う~ん、確かに、「自分の都合」しかないか「相手のことを考え過ぎる」かのどちらかだ。

ところで、みんなあんなに上手にラーメンすすれる?
私は、噛むことと飲み込むことが一緒に出来ない。ついでに、物を口に入れるのに位置関係
が把握できないので、必ず目をつぶって神経を集中させるんだけどなあ?

来週は、いよいよお決まりの警察での取り調べだそうで。これは、最もゆゆしき状況だ。
[2000年5月10日 23時38分59秒]

お名前: ペンギン   
私だって、人と係わる事そのものが悪い事だなどと、最初から思っていたわけではありません。
始めはただ、人と居ることに違和感があって人に近づかなかった。距離を置いたり、逃げていら
れた内は、別になんでもなかった。
それが、学校という枠の中で強制的に付き合わされるようになって、やる事なす事・言う事言わ
れる事に違和感を感じているうちに、係わる事は悪い事でどうせ失敗するに決まっていると思う
ようになってしまったのでした。

自分に人との横の繋がりが全く無いことに最初に気づいたのは、中学生の時でした。で、今では
「自閉症」というキーワードを用いれば、どうしてそう感じたのか全て説明がつきます。そし
て、他の事も解説できます。
例えば、「私が人を喜ばせた」という感覚が無いのは、私のした事がたまたまヒットしてその人
が喜んだので、別に「私が喜ばせた」わけではないと思うから、とか、たまに自分からヒョコヒ
ョコ出かけて行って人に巻き込まれてしまい、わけがわからなくなるとひたすら謝るというパタ
ーンがあって、その後しばらく引きこもってしまうとか。
そういえば、その当時から人と会話するのに、「○○先生がこう言った」とか「△△にこう書い
てあった」というようなことばっかり言って、決して自分の意見を言わなかった(つまり、有っ
て無いようなものだった)ことを思い出します。
[2000年5月8日 9時58分8秒]

お名前: ペンギン   
「自閉症」なのに主人公だから、ちゃんと会話が成立しているどころかとっても文学的な
表現でストーリーを進展させている繭子より、一見、周囲と無関係な在り方をしている輝
さんの方に親近感があるのは、私だけでしょうか?

でも、そういう表面的なことに囚われずに、事の本質をちゃんと見抜かないとね。
と、書きながら、一番ネチネチと重箱の隅をつついているのは、私で~す!
[2000年5月7日 17時10分0秒]

お名前: フリーラジカル   
私、タイピングは「ゴールドフィンガー」と呼ばれるほど速いです。しかしご存知のように
ミスがたーくさんあります。

自分では器用のつもりなんですが、何をしても周りから見ると「何かあぶなっかしい」手つき
だそうです。そうそう、中学で家庭科でボタンホールの穴かがりを実習したときのこと。
自分ではすっごく上手くできたつもりだったのに、周りから「ゲジゲジみたい~」と言われ
ました。周りの子のやった穴かがりを見たら、それはそれは美しく仕上がっていてビックリ
しました。上着の裏地の袖つけ部分を、自分でかがったのもトモダチに笑われました。

あのばーさんも自分では器用のつもりでお手製の服を得意満面で着ていましたが、ポケットは
例のごとくパッチワーク並み、縫い目は外から見え見え。中学のときに、「もう着ないように」
懇願した私です。
[2000年5月5日 19時25分13秒]

お名前: ペンギン   
それにしても、繭子も輝さんも、とっても上手にキーを打っている。
私は、指が動かないし、動かすとすぐに腱鞘炎になるので、右手の中指と左手の人差し指の
二本でぎこちなく打っている。だから、すっごくよく間違う。(しょっちゅう打ち直しして
いるから、そうは見えないだろうけれど。)
みんな、あんな風に器用なの?
[2000年5月5日 19時13分19秒]

お名前: ペンギン   
「謝りたくなければ、謝らなくていい」「ゴメンナサイ」「ほぉ~ら」「???」

謝るべきか否かの状況判断ができない人に、そして、自分にまつわる全てのことに謝らなけれ
ばいけないと思っている人に、「謝りたくない」気持ちがあることと「謝るべき状況」かどう
うかの判断をさせようなんて、矛盾している。
実際、とにかく、何でもかんでも謝り続けると何とかなっているものだ。と言っても、本当に
それで上手くいっているかどうかさえ、自分ではわかっていない。
[2000年5月5日 19時8分23秒]

お名前: ペンギン   
それにしても、
お互いに係わり合う事さえ出来ずにいる人に、「支え合う」なんて言葉、通じるのか?
その文句って、まず「人」という漢字を覚える時に初めて聞いた。
でも、その後も「道徳」の時間に何度も聞いたけど、「私が下の方の棒になることだ」って
解釈していたんですけれど。つまり、犠牲になれって意味に。
[2000年5月5日 14時38分23秒]

お名前: ペンギン   
「私が、誰かを喜ばせた」が言えない理由。

私が人に影響を与えるのは、いけない事だと思っている。
私がしたことをその人なりに受け取って、好きにすれば良いと思っている。
だから、人が人と何をしても構わないが、私には干渉しないで欲しいと思っている。
私は私で、私の必要に応じて勝手にするから!
[2000年5月5日 14時33分35秒]

お名前: ペンギン   
私のように、勉強はできたし、笑われることをウケたと勘違いできた幸せな子供時代を送る
ことができた人間は、出来ない事がたくさんあってイジメられてきた他の「自閉症」者のよ
うに同情されることは、決してないでしょう。
ただ、自分で勝手にバカなことをやってしまっただけですから。そして、仕事はできるしそ
れなりの社会的な役割も果たしているのに、尚且つ、「私らしくいさせて欲しい」と訴える
なんて、とんでもない甘えで贅沢な悩みでしかないでしょう。
それが、現在、精神科に通院してネット上でこんなことを書いているとなれば、大嘘つきの
ネコかぶりどころか危険人物のレッテルを貼られてしまう可能性だってあるのです。でも、
やっぱり、自分のことを理解してくれない人を「支え合って生きている人」や「生きる自信
を与えてくれる人」と認めることは、やっぱりできません。

だからこそ、「自閉症」者の真実の「愛」の物語を作ろうと本気で思ってくれているのなら、
狭山先生と繭子は別れるようにして欲しいのです。
何故って、あの公園(本当の居場所)と猫(借り物でない、繭子自身の本当の感情)は本人
たちの領域で、医者の仕事は新人を発掘してそこに送り込むこと、そして、公園の保護と管
理は社会の責任ですべきことです。
医者に戻った慎一は、まずあの猫を「ありがとう」の言葉と共に繭子に返し、繭子は微笑み
ながら「ありがとう」と答える。慎一は、「もうここには入らない」ことを告げ、指切りを
して別れ、最後に「ありがとう」と言って泣く。
そして、本物の自分自身を取り戻した繭子は、自分のものとなった猫を抱いて、美咲と共に
ブランコをこぎ続ける。同じ方向を見て、永遠に並行のまま、決して交わることはない。

それで、いいのです。
[2000年5月5日 10時12分34秒]

お名前: ペンギン   
それから、笑いながらは言えないと思います。
きっと、「ここは、ありがとうと言うべきでしょうか?」という言い方をするか、
泣きながら言うかのどちらかになるでしょう。
でも、ここにこうやって書いていることを、現場で「ありがとう」と言ったに等
しいものと、解釈していただくのが一番です。
[2000年5月5日 7時50分49秒]

お名前: ペンギン   
決まり事やパターンとして学習することは出来るけれど、人が自分の為にしてくれた努力や、
人が自分の為に笑顔を見せてくれたことに対して、本物の「ありがとう」と言うなんて、私
には到底できないでしょう。しょせん、私の感情理解は「借りてきたネコ」でしかありません。

でも、本当に「ありがとう」を言いたくなることを言ってくれた人には、何度でも「ありがと
う」と書きます。だって、今まで、私に意味が通じる言葉で話してくれた人なんていなかった
から本心からの「ありがとう」を言えなかっただけでだけで、感謝の気持ちは人並み以上にち
ゃんとあったのですから。
それから、↓のような具体的な対処法で、実際に私の後輩達に指導してくれていることに対し
ても、何度でも「ありがとう」と書きます。(私が汚れ役をひき受けて、みんながそれを踏み
倒して行ってくれればいいと思っていなかったら、ここでこんなことをやっていない。もし、
私の正体が近所の人にバレたなら、来週の放送で起きる出来事と同じ事が、きっと自分の身に
も起きるでしょう。それくらいの覚悟がなかったら、とってもやってられませんよ!)

けれど、私がここで何度も何度も「ありがとう」と書き続けている3人の先生方に、その場で
は「ありがとう」と言うことがまだできずにいます。だいたい、一週間は屁理屈をこねまわし、
本を読んで確認して、やっと「書く」ことができるようになったところです。
きっと、直接言えるようにはならないと思います。本当に、ゴメンナサイ!
[2000年5月5日 7時44分52秒]

お名前: ペンギン   
今回はカンペキに医者だったので(最後の「君は一人じゃない」は怪しいものですが、だって、
あそこは一般人の立ち入る区域ではないから)、「あのヘンな男」から「狭山先生」に格上げ
します。
で、もし、先生自身もPTSDを克服して精神科医に戻ろうとしている(例の元恋人の妹の雑
誌記者がそう言っていた)だけ、という線もあったりして。それなら、両方が「本来の自分」
に回帰し、かつ、社会の一員に踏みとどまって生きる道を見出したところでサヨナラ、或いは、
いつまでも「見守っている存在」であり続けるというのもいいかなぁ。
(ただし、その場合、それ以降、狭山先生は繭子から診療報酬を受け取るようになるでしょう。)
[2000年5月5日 4時50分21秒]

お名前: ペンギン   
「指示されたことしかできない」の他に、
「言われたことの範囲内でしか、考える事が出来ない」というのもありました。

全体的に、口頭言語には弱いです。書く方は自由なのに。
でも、もともと少数派の「自閉症」者の中で、「書く」ことの出来る者は更に少数派です。
[2000年5月5日 4時35分58秒]

お名前: ペンギン   
しかしながら、24時間どこを取ってもニンゲンの入っていない、カンペキな精神科医が欲しい
ぞーーー!!!(しかも、診察料&交通費なし、食事付き。呼べばすぐ来て、すぐ帰る。)

でも、私はまだ「自分が人を喜ばせた」ことを喜ぶ境地に達していない。
「私がしたことで喜んでいる人を見ていると、うれしくなってしまう」ことはある。

「とにかく謝れ、謝れば、すべて上手く行く。」と助言したお父さんの方が、「がんばれ!」
とか「謝りたくなかったら謝らなくていい。」と言う弟よりも、分かっているような気がする。

「自閉症」だとばれてしまうということは、「内にこもる」とか「危害を加える」と思われる
ことでしかないのか! 「空調の音がダメなんです」と言えるようになる事ではないのか?
いつまで経っても「イヤならやめれば」「キライなら来なければいいのに」、と言われ続ける
しかないのか!?
家族にできる事は、傷つく事を恐れて本人の意志を無視し、どうせダメになるのならダメにな
る前にやめさせることでしかないのか! 医者に、これ以上余計な希望を与えないで欲しいと、
詰め寄るしかないのか!
そうして、自分でいられる場所に行って、「音」のカーテンで「世の中」から自分を守ること
しかできないのか? (何故なら、通常、そこに待っていて「君は一人じゃない」と言ってく
れる人などいないから。)
[2000年5月4日 23時16分10秒]

お名前: フリーラジカル   
えっと、参考図書が変わってたの、私もチェック入れてましたよ。お、違うって。

>自分が話すことを何度も何度もシュミレーションして、万全の体制で臨むのに、・・・

これはもうやらないって決めたのに、ついやってしまうことの一つです。なぜやらないことに決めたかというと、大失敗のもとだからです。自分のシミュレーション通りに話したいことを(高
速で)話しても、向こうから返ってくるリアクションが予想と違うとつい黙り込んでしまう。答えを、数秒、ならまだしも、数日考え込んでしまうこともザラ。相手はその問題について
すっかり忘れていたころになって、「あの件についてだけど・・・」と蒸し返して「クドい」と
怒られる。え~っ、だって私は真剣に誠実に答えを考えてたんだけど~!ってな調子。
[2000年5月4日 22時50分18秒]

お名前: F8   
疲れたー。
[2000年5月4日 22時47分14秒]

お名前: フリーラジカル   
もう何にも言うことありません(ってヅラヅラ書くけど)
まさに今日の「君が~」のエピソードは全部私が最初の職場でしてたことでした。イタい
シーンの連続でした。でも「ああ、耐性がついて馴れてきたな、私。今日は泣かずに済むぞ」
と思っていた矢先にラストのシーンで、「先生忘れたの?私、忘れることができないんです。」
でガツンとやられた。うかつだった。うえ~ん。
[2000年5月4日 22時42分12秒]

お名前: ペンギン   
『君が教えてくれたこと』第四話。

◇本日は、「自閉症」の基礎知識でした。
 というわけで、参考図書はテンプルさんの著書でした。毎回、参考図書が変わるとは、なん
 ときめの細かいドラマだこと!←これをチェックしている方が・・・って?

◇これは、使えそう!
 「1、2の3」で辛いことに立ち向かうこと。
 「全部の中から決めようとしないで、好きなものを三つ選んでその真ん中のものにする」
   *実は、私も全体を把握してからでないと、「選ぶ」ことができない。

◇ドラマの中で説明がなかったことについての補足。
  ○自分が話すことを何度も何度もシュミレーションして、万全の体制で臨むのに、現場で
   はそれを言い出すタイミングを完全にはずしてしまう。しかも、始めたら終わりまで言
   わないと気がすまない。
  ○最初の日は、カバンを肩にかけたまま、いきなりお仕事を始めてしまう。
  ○ここで、自分の思ったことをズバリ言うとどういうことになるか状況判断出来ない。
   上司は、能力のある人の意見をどんどん取り入れようとするけれど、同僚には反感を買
   ってしまう。
   偶然の無い科学的知識は豊富だが、人情は全く分からない。
   *これこそ、正にテンプルさんが書いていたエピソード。
  ○独り言を全部口に出してしまうので、うるさがられるばかりか、付け入るスキを与えて
   しまう。
   *私の場合は、独り言を全部文字にしてしまうので、付け入るスキだらけです。
  ○「指示されないと、次のことができない」は、次に何をすればいいか覚えればできるよ
   うになりますが、「指示されたことしかできない」は治りません。多分。
[2000年5月4日 22時33分48秒]

お名前: フリーラジカル   
>「自分のしたいことと、できることは違う。」・・・
適応が良いし、早熟で本当の意味で賢い人だと思う。
美咲ぐらいの歳のとき、自分にできることが自分のしたいことだと、私は完全に錯覚していた。
[2000年5月4日 20時56分45秒]

お名前: ペンギン   
「自分のしたいこと」と「自分にできること」は違う。

これを普通に解釈すると、自分の好きなことと就ける仕事は違うという程度でしかないだろう。
「自閉症」者が、「必要な能力が揃っていない」ことや「能力のアンバランス」という「障害」
の為に、望み通りの職に就けないというのは、ありがちな話。
それから、仕事は出来ても人付き合いが出来なくてダメというのも、よくある。

でも、日常的に起きている癇癪の原因は、ほとんどもっと低い次元の問題であることが多い。
「自分の予想と、現実が違った」
「自分の能力を把握できなくて、能力に対して高すぎる目標を設定してしまうので、達成できない」
「自分の能力を過大に評価しすぎていて欠陥部分に全く気づかない為に、失敗の原因に気づかない」
「予期した結果が得られなかった時に正当な努力ができないので、いつまでも出来ないままでいる」
「セルフイメージが低く、失敗を恐れるあまり、最初から諦めてしまう」
こうした自己認知力のなさの為に自分で道を塞いでしまうと、これは相当にこじれる。

どちらにしても、「自分のしたいことと、できることは違う。」と言い切れるなんて、「自閉
症」者としては最も適応が良いケースなんだろうなぁ、美咲って。
[2000年5月4日 19時3分16秒]

お名前: ペンギン   
そもそも、考えないとわかんないんだから、無理に決まっている!
といっても、考えたくって考えたんじゃなく、何となく引っ掛かっていたものが突然分かり
始めるという、いつものパターンだから。自分で考えたのではなくって、自分が考えさせら
れていることからして主体性がないのだから、更に、無理!

これは、ただの開き直りではない。きっと、そういう現場に自分が置かれて、後になって突
然フラッシュバックして出て来るのは、そういうメカニズムからなのだろうなぁ。
[2000年5月4日 5時48分43秒]

お名前: ペンギン   
もしかして、あの部屋に部長が来たという事実は隠しようがないので、「何も言っていない」
と言ってしまうと「現場を目撃したけれど、そのことを話していない」ことになって、「目撃
した」と言うに等しいことになるから?

ふむふむ、そういう時に、「言ったのか?」と聞かれて「言ってない!」と不用意に自分のし
た事実を言ってしまうと、他の事実を認めることになるわけだ。これが、現場で判断しなけれ
ばならない「心の理論」の応用問題。そして、何も言えなかったのは、どう言っても相手の心
を傷つけてしまうからためらったのならば「思いやり」で、これからあの二人の仲が気まずく
なっていくのだから「既に、何も言えない仲・嘘を付き合う関係」になっていることを物語っ
ているわけだ。
こういう場面を見て、「何故だろう?」とか「おかしいな?」とか「馬鹿げている!」と思っ
て通り過ぎて、最終的にはドラマを進行させるの為のエピソードとしか解釈してこなかったの
だけれど。こうやって疑問に思ったシーンというのは、きっとそこに何らかの「感情」があっ
て、それを私は掴み取ることが出来ないままに、何となく「何か」を感じてただ「不快」なだ
けだった。
そして、現場では「言ってない!」と言ってしまい、更にそのことをクドクドと説明して、そ
の上ダメ押しのお説教…と続けただろう、私なら。
これだけのことを、とっさに判断しなければならないなんて…。どう考えても、無理。
[2000年5月4日 5時40分15秒]

お名前: ペンギン   
しかし、何も言っていないのに「何も言っていない」と言えないなんて、不合理だ!
[2000年5月4日 0時0分6秒]

お名前: ペンギン   
これから、どちらも、どんどん「愛」だの「恋」だのという方向に向って行くと思われるので、
プロジューサーの意向とドラマの筋には無関係な「自閉症」解説シリーズを始めます。

今日の輝さんのテーマは、視覚的な記憶の良さ。
一目見ただけでメールアドレスを憶えられたり、名刺をそっくりそのまま頭に入れてしまう写
真眼は、よく、サヴァンと言われます。
しかし、そこまでいかなくても、視覚的な記憶で物を考えたり、それを何度も何度も正確に再
現する能力に優れていることはよくあります。「自閉症」者の書く文章が分かりにくいのは、
自分の頭の中の映像を見ながら書いているのに自分が見ている画像についての説明を飛ばして、
いきなり、見えている物やそれに対する自分の意見や感想を述べ始めてしまうからです。カメ
ラアングルが変われば容易に他のものが見えてくるので、突然話題が変わったり、主語を抜か
してしまいます。
それはさて置き、輝さんの場合は文章を書くわけではなく、頭の中の画像を何度も何度も再生
して絵を描くわけです。そして、描いた絵はモデルに届ける。どうやらこれに固執し始めたよ
うです。
それから、デート=「一緒に死のう。二人の愛は永遠ね。ハルキとミネコ、怒涛の愛。また明
          日。」というメロドラマのワンシーン。
というわけで、ツーショットになるとこのテレビの画面とこの文句が出てくるわけです。

あと、ちょっと一言頼まれただけなのに湖のデータを事細かに報告するところとか、約束した
ら、ずーっと待っているところとか、特徴がよく出ていました。

これらのことを、「愛」だの「恋」だのと言うのは勝手ですが…。
[2000年5月3日 23時52分32秒]

お名前: F8   
うん。極めて合理的だよ。

私は本物のオランダのカリヨン(組鐘)のCD買ったよ。
[2000年5月2日 13時10分41秒]

お名前: ペンギン   
関係ないけど、個人的な話しの続き。

それで、あの歌を歌っているのは誰で何という曲か教えてくれようという親切心は、私には
仇になります。(こういう場合、一応、御礼をしておかないと、ひっぱたかれたり文句を言
われたりすることは学習したので、「ありがとう」と言うことは出来ますが…。)
そもそも、私の情報収集能力からして知らないはずはないと思ってくれても結構です。その
前に、何の事だか分からないから今週の放送時に確かめようと思うのも自由です。
でも、その親切が無駄になる真相は、たった一回その「音」が出て来る曲より、その「音」
だらけで、尚且つ他の要素も揃っている"倉木麻衣"のCDを買うからです。どうせお金を
かけるのなら、単価効率の良い商品に投資します。ねっ、合理的でしょう!?
[2000年5月2日 11時56分17秒]

お名前: F8   
関係ないけど、個人的な宣伝。
ドナさんの挿入歌に訳詞をつけました。

主語のyou I の入れ替わりが訳せなかったのがかえすがえすも惜しい・・・
だって日本語だと、そもそも「あなた」も「わたし」も使わないものねえ、
地球人にしてからが。
[2000年5月2日 11時22分53秒]

お名前: ペンギン   
それに、何だかんだ言っているけれど、私が今回のドラマ二本立てで一番気になっているのは、
『君が教えてくれたこと』のエンディングの歌の裏声に変わる所がイイってことと、『天使が
消えた街』のBGMがイイってことだったりするので。
特に、『天使…』のBGMを私の日常生活でも流したら、解かり易くって便利だと思っている。
(へへ、ここでウィリーとキャロルが交代しています。)←解かる人だけ、理解して下さい。
[2000年5月2日 9時35分13秒]

お名前: ペンギン   
だいたい、私は、自分が何をどう思っているか確かめる為に書いている。
それを公開しておいて、「見てもいいけれど、見たなんて報告するな。利用できるところは勝
手に使って、文句があっても黙って立ち去れ。」なんて言っている。
それから、自分の考えをまとめてもらう為に医者に会いに行く。
なのに、自分で頼んでおきながら、医者に向かって「まとめ方が違う」と苦情を言ってしまう。

こういう、とんでもないフトドキ者なので。本当に、すみません。
[2000年5月2日 9時12分31秒]

お名前: ペンギン   
takiさんという人が、『君が教えてくれたこと』のファンサイトを作ってくれました。
とっても、ありがたいことです。
でも、しょせん私はこちら側からしか見ることが出来ないので、一方的にこちらの解説を
続けます。一度に何人もの人を相手にする負担には耐えられないし、あのセリフ集の遣り
取りを読んでいるだけで何故か息苦しくなってしまう。「自閉症」のはずの繭子が、その
現場で相手の心にズバリ届く言葉で会話を続けていること自体が、私には理解できない。
部分を取り出して、私に共通する点を考えたり、他の「自閉症者」の意見を聞くことしか
出来ないから。
まだ頼まれているわけでもないのに書くのもなんですが、決してリンクしないで欲しい。
この聖域だけは守りたいので。
(「図書館」と「館」と辻井先生から繋がって来る分には構わないけど。)

とりあえず、お礼だけはしておこう。ここで。
[2000年5月2日 8時50分55秒]

お名前: ペンギン   
逆に、友達が欲しいと思う人もいるから、「自閉」の程度によるのだろうけれど…。
繭子と美咲のように、初対面でいきなり話題がヒットしてすぐにメール交換が始まる、
なんてことも珍しいカモ?
(それにしても、美咲の答え方は的を得ていて良かった。)

それに、長続きしなくたっていいんだけどね。同じことをやっている人・同じことを
考えている人・おなじように感じている人が「いる」ことが分かりさえすれば、それ
だけで「永遠の友達」だから。
[2000年5月1日 14時21分7秒]

お名前: ペンギン   
いや~、私は、去年静岡の学会で森口奈緒美さんが自笑しているのを見て、「同じだ!」と
思うまで、全く気づかなかった。
どうして、私はしゃべりながら笑ったり、自分で言ったことに一人でウケでいるのか?って、
ずーっと不思議に思っていた。それに、どうして他の人は笑わずにビシッと話し終わること
ができるのか?っていうことも。
しかし、予備校でそれをやっていた時の繭子の仕草って、「あら、見てたのねぇ~!」って
思うくらい私と同じだったんだけど。

で、改めて観察してみたら、自分で面白いと思えば大笑いするし、人が可笑しい事をすれば
嘲笑するけれど、人の為に笑った事なんかないし、その必要も感じた事がなかった。
そもそも、言葉の行き違いに気づかずに更に追及してしまって笑われても、自分の言った事
がウケたと思っていたくらいだから。
[2000年5月1日 11時55分6秒]

お名前: F8   
「みんな、変なときに笑ったりしないのはどうして?」この一言に集約されてますね。
繭子が自発的に笑ったら、それはたいてい、「変なとき」だったんだろうね。
そのたびに叩かれてきて。
[2000年5月1日 10時29分32秒]

お名前: F8   
私の場合ねー、必要に応じて笑うには、「一人笑いを誘発する」方が手っ取り早いってことに
気がついたのが、34のときだったね。

私なりの爆笑刺激とか、いろんな映像があるのだけど、その画像を思い浮かべればいいのさ。
[2000年5月1日 10時27分23秒]

お名前: ペンギン   
しゃべりながら「一人笑い」出来る繭子が、どうして笑う練習をしなければならないのか?

このことに矛盾を感じた人が、どれくらいいるだろうか?
これは、自分自身の気分では「笑う」ことも「泣く」ことも出来るのに、他人との遣り取りの
中で、適切な時・所・状況でそれが出来ないということなのだけど。
[2000年5月1日 9時42分20秒]

お名前: ペンギン   
「君は一人じゃない」=自分は「自閉症」だということ。そして、仲間がいるということ。
           仲間との付き合い方にも、独自の方法があること。(特に、パソコン
           が使える人は、日本文化に馴染まない面があることを恥じることなく
           コミュニケーションの手段に使うべき。)
「君はここにいる」=人との関係が適切に保てない理由は何か、どういう形で人と繋がるのが
          ペストか知ることで、自分なりのやり方で社会に適応できること。
          しかも、自分を捨てるのではなく、自分を活かして。

このことを、出来るだけ早いうちにハッキリと告知されて育っている人と、自力で努力を重ね、
成人後に知った人とでは、同じ「自閉症児・者」でもまるっきり違う人生になるでしょう。
適応に成功する人もいれば、それも難しい人もいる。一見適応できているようでも、その内実
はヌケガラであるかもしれない。逆に、傍からはつまらなそうに見えても、本人は満足してい
ることもある。
でも、全てに共通しているのは、「自閉症であるという事実が消えることは無い」ということ。
外見から判断できない困難(爆弾)を抱えて、生きているということ。

その前に、私の場合特に、こういうことを考える能力がある人間のどこが「自閉症」か、とい
う批難を浴びるところから闘わなければならないのでしょうけれど…。
[2000年5月1日 5時52分0秒]

お名前: ペンギン   
そういえば、外に出ると床屋さんのクルクル看板ばっかり見ていたので、それの位置関係で
街の地図を把握していたことを思い出した。

それから、家でクラゲを飼っていて、光り物を天井から吊るしてクルクル回すのを許されて
いて、やりたいように天気予報をさせてくれているなんて、一見物分りが良くて優遇されて
いるようですが…。
でも、「肝心のことが全く抜けている」。←ウチもそうでした。
と言うか、「何が一番欠けているか、解かっていない」と「しなければならない一番大切な
ことは、何か」が全く分かっていない。

◇世界を閉め出して、周囲と切り離されてしまうというのがどんなことか、私は知っているの
 だから。それは、死の予告編を見ているようなものではないか?
                     (『ずっと「普通」になりたかった。』P176)
「君は一人じゃない」と「君はここにいる」の本当の意味を、知りもしないで勝手に使わない
で下さい!

◇おかげさまでこっちは、いつも考えて、考えて、考え続けていないといけないことになるん
 ですからね! という気になってしまうのである。(「同」P280)
おかげさまで、こっちは、たっぷりと考えさせていただいています!
[2000年4月30日 5時7分47秒]

お名前: ペンギン   
そういえば、佐久間先生(斉藤洋介)が「医者と患者との相性がある」と、ちらっと言って
いたっけ。
これは、本当にそう思う。さりげなく言ってくれたこと、何の気なしにやったことがピタッ
とハマっていて、思いがけない結論が出たりする。
だから、尚更、恋愛ドラマなんかにするんじゃなーーーーい!!!!!

純粋に、すごーく嬉しいだけなのに。始めて「感謝する気持ち」になれて、何とか「やって
いけるかな?」って思えるようになったのに。
これは、「恋愛」なんていう人と人との感情じゃなくって、生存欲求の始めの第一歩。「自
分自身を肯定する」ということなんだから。今やっと、「生まれたばかり」に等しい感覚な
のだから。
[2000年4月29日 22時39分31秒]

お名前: フリーラジカル   
でもね、私に関して言えば「自閉症」はかなり「克服」してしまったんだと思う。中学のとき以
来、16年ぶりに会ったいとこに、「別人になったね。昔はもっとつっぱってた。すごーく
緊張してたみたいだったよ。」と言われたし、昔のトモダチは私に変わり具合にすごく驚く
からね。

見た目は変わったけど、中身はそのまま。この食い違いがひたすら居心地が悪いのは間違い
ない。子供には同じ過ちは繰り返させたくないと思う。
[2000年4月29日 18時7分4秒]

お名前: ペンギン   
>自閉症は何らかの心理的なショックや体験(心的外傷)によって生じることはありませんし、
>ある時期から自閉症になるわけではなく、生れた時 から生涯にわたって自閉症です。

まさか、これを実証する為に相方をPTSDという設定にしたのでは…、ないですよね?

では念の為一言、私のPTSDは自分が「自閉症」だと知らなかった為に起きてしまった
ものです。これによって「自閉症」になったわけではないので、PTSDの方は精算でき
ても、「自閉症」が消えてなくなることは絶対にありません。
社会に適応する為の努力をすることは大切なことですが、「自閉症」は克服するのではな
く共存できるように調整すべきものです。
[2000年4月29日 17時32分6秒]

お名前: ペンギン   
あっ、すいません。佐久間先生の話しから急に狭山先生の話になったので、混乱していました。
狭山先生は児童精神科ではないので、専門外です。

(ついでに、できればサクマとサヤマのように見た目も音も似ているものは、できれば漢字に
してくれませんかのー。それから、繭子と輝さん以外は、役名じゃなくって俳優の名前にして
もらいたいのですが…。括弧書きしてくれてもいいです。すいません、私はこういう単純な変
換に手間がかかるので。)←このことにさっき気がついて、ちょっと落ち込んでる。
[2000年4月29日 15時12分58秒]

お名前: ペンギン   
で、先の、「自閉症者」が自分自身について語る能力についてですが、同じ高機能自閉症でも、
言語化する能力の障害が重い(カナー)タイプとそこの障害がほとんどない(アスペルガ―)
タイプの違いって、やっぱりあるような気がします。
言語能力や身辺自立と適応能力、と「自閉」状態の程度とは別のものだと思います。まっ、そ
れが理解されにくい一番の原因なんでしょうね。
[2000年4月29日 11時3分22秒]

お名前: ペンギン   
そんじゃ、尚更、なんかややっこしい人間関係の真っ只中で「自分がゼロで、世の中が100」
の時期に突入してしまった繭子が、ハッと気がついたら花嫁衣裳を着せられていて慌てて逃げ出
してしまうというオチもいいカモ?
それこそ、スルリと。実は、どこにも染まっていなかった、ってね!
[2000年4月29日 10時33分16秒]

お名前: ペンギン   
えーと、あのヘンな男は、狭山(サヤマ)でその元上司は佐久間(サクマ)です。
ありゃ、あの出来すぎた弟は繭子と血の繋がりがないから、あのヘンな男に嫉妬する
らしい。いったい、どーなってんだ、このドラマ。
[2000年4月29日 10時24分35秒]

お名前: ペンギン   
>これはズバリ去年私にあった出来事ですぞ。
こんなの、数え上げたらキリがないくらいあるぞ~!
だから書いたのだ。それが書ける理由は、下に書いた。
[2000年4月29日 10時6分18秒]

お名前: ペンギン   
で、私がこうやって講釈しているのは、ドラマの登場人物の心境を想像できるからでは
ありません。
逆に、自分の立場しかないので、ありとあらゆることを自分のことのように思ってしま
うのです。自分の立場に置き換えたくなくても成り切ってしまうので、とんでもない事
にいつもいつも振り回されてしまいます。(下のPTSDの話もそうです。)

「自閉症」の診断基準に想像力の欠如というのがありますが、感覚の異常と認知障害が
重くって、自分の外(自分自身の体からここに含まれる)から来る情報を処理するのに
全神経を使い果たしてしまうのでそれどころではないタイプと、私のように対象と同化
できるものについては語れるけれど、同化しないものについては考えることさえできな
いタイプとあるようです。
前者の場合は、想像力の欠陥のために知り得ない部分を言葉の定義に置き換えて理解し
ようと努めるでしょう。しかし、後者の場合だと、自分自身を分析することで、その事
柄についてとっても饒舌に語ることができます。が、漠然と感じている言葉の定義その
ものを理解する作業が、自力でできません。
どちらにしても、自分自身でない対象そのものを想像する能力の著しい欠陥に変わりな
いのでしょうけれど。
[2000年4月29日 10時3分31秒]

お名前: F8   
だけど、狭山先生って、「専門外」っていう設定だよねー?
あわてて本を調べたりしてたでしょ?
[2000年4月29日 9時57分18秒]

お名前: フリーラジカル   
ちょ~っと、待ったあ!
>聞きたいことがある・言いたいことがある・気になっていることがある、となると・・・
(中略)・・・我々特有の行動を「恋愛」と勘違いされるのはよくあることだ

蒸し返すようですが(って昨夜からひっかかってたんですが)、これはズバリ去年私にあった出
来事ですぞ。トモダチに「アンタ、それはその人に惚れてるってことだよ」と言われ、
「そうか、私はその人に惚れてるのか・・夫ある身でありながらそりゃまずい」とウノミにした
よ、私。アホか!、私は。

もうこの際、「恋愛研究」の先輩であるrimさんに弟子入りしよかしらん。
[2000年4月29日 9時52分38秒]

お名前: フリーラジカル   
へ?「あんなツマンナイ役に出てないで、もっとオモシロイ役に出てほしい」って毒づくの?
しょえ~、コワクてできましぇ~ん。それにあんまりいろんなところに出没しないようにしてるので~す、これで。
[2000年4月29日 9時42分22秒]

お名前: ペンギン   
それこそ、TBSのホームページに書いたら?
[2000年4月29日 9時32分38秒]

お名前: フリーラジカル   
へえ~、あのサクマ先生を演じてる人、斎藤洋介さんっていうんだあ~。前に古畑任三郎に出て
たときに強烈な印象を受けた。ウマイよ、味あるよ、あの人。私、好きだなあ~。
斎藤さん、もっとオモシロイ役で出てよね~、応援してるから。(ってここで書いても
しょうがない?)
[2000年4月29日 7時35分12秒]

お名前: フリーラジカル   
慎一の方はやはり地球人なのでどんどんキモチが氷解していって繭子をココロの中に
取り込んでいくのに、繭子の方は相変わらず「ニンゲンの観察標本」として慎一を見ていたと
したら・・・(どっかで見たような光景だけど、アチチ)・・・地球人視聴者は許さない
展開だろうなあ。
[2000年4月29日 7時30分25秒]

お名前: フリーラジカル   
昨夜、下に書いたことについてウダウダ考え、少し出た屁理屈を、けさせっかく(?)早起きし
て書こうと思ったら!下にrimさんとペンギンさんがバシッと書いててくれてた・・
もうグーの根も出ませんなあ~♪(笑)。

>自分にとって都合の悪いことは、認めたがらないし、知りたくもないっていうか。でもって、
私なんかはまさにそこのところをグイグイと執拗に言葉で掘り起こそうと
するから、煙たがられるんじゃないかと思う。私が知りたいのはそこのところなのに、彼らに
とっては他人どころか、自分自身でも最も見たくない部分なのかも。

私も人を追っかけまわして「誠実を尽くそう」としてきたんだけど、そんなときに相手に向かっ
て屁理屈を並べるのは、相手にとっては触れられたくない、見たくない、認識したくない自分自
身を事細かに記述されるのに等しいらしい、とあるとき知った。「あなたは他の人に逃げ道を
作らない」とまで言われるほど、私はてひどく屁理屈で相手を追い詰めてたものだった。
「土足で人のココロに入り込む」とは私だった。でもそれをしないようにしたら、これまた
何も話をすることがなくなって、今の失語状態があるんだけどね。人間の本質(あじゃぱ~、
ばーさんの好きな言葉を使っちまった)以外の話題は私にはな~んも興味がないので。

>もしかしたら、繭子さんは始めて出会った「医学的知識で自閉症者との正しい接し方をしてく
れる人」への感動(うれしさ)に、「人の心が判りたい」「普通になりたい」への固執が重な
って、更に悩んでいそうで「いつも人に何かしてもらうだけ」ではなくって「あなたの味方にな
りたい」という願望が一致しているだけカモ?

重度の程度からすれば繭子に近いものがある私は、↑のように感じます。慎一さんはともすればニンゲンの観察標本。と同じに、自分の存在証明のために「味方になりたい」相手。
[2000年4月29日 7時22分36秒]

お名前: ペンギン   
で、ただ一人繭子と同じ状況にある私ならではの打ち明け話です。
下の精神科医ネタの項目(「診断…」)に書いた連立方程式は、実はもうひとつあって三元連
立になっていました。
その三つ目の式とは、
「医師は患者本人の実生活に関与しないという契約に基づいて、患者との関係を成立させている」
というものでした。このクサビがなかったら、「医学的な知識」で高機能自閉症者特有の言葉
の意味と使用法の勘違いを正したり省略した言葉を補ってくれて、固執的な行動や言葉での執
拗な追究をいやがりもせずに話しをまとめてくれる「この人は、なに?」と真剣に悩むところ
でした。

もしかしたら、繭子さんは始めて出会った「医学的知識で自閉症者との正しい接し方をしてく
れる人」への感動(うれしさ)に、「人の心が判りたい」「普通になりたい」への固執が重な
って、更に悩んでいそうで「いつも人に何かしてもらうだけ」ではなくって「あなたの味方に
なりたい」という願望が一致しているだけカモ?
でも、それはすべて「自分のこと」なので、「自分のことが解かって、周りの人の心が判るよ
うになりたい」であって、いきなり「あなたの心が分かりたい」は無いと思う。

となると、rimさんが言っていた、周囲の人も本人も「恋愛」だと勘違いしていたけれど、実
はそうではなかった、の筋もありえるかなぁ?
ただし、そうする為にあの元・精神科医の元上司の精神科医が介入してその勘違いを解いてや
るなんていう重い展開になったら、地球人たちから非難轟々だろうなあ。しかも、あの上司、
あのヘンな男より更に精神科医らしくない。(障害者の役をやらせると上手いのにねえ、あの
斉藤洋介って人。テレビデビュー作品で車椅子に乗って出て来た時は、日本初の身体障害者本
人の俳優かと思ったくらいだった。)
[2000年4月29日 6時10分16秒]

お名前: ペンギン   
では、今から「ストーカー」に関する講釈を始めますかね!
目が痛いと書いている人がいるというのに、それを打消しもせず「味方」について述べるとか、
目が痛いなら見れないはずだなどと屁理屈をこねるとか…。
これを地球人に対して行うと、ストーカー扱いされるでしょう。

しかし、連邦市民がしつこいのは、何かのテーマに「固執」しているだけで、人に対してでは
ありません。そこのところは、どうしても勘違いされやすいし、放っておくと本人も「恋愛」
と勘違いする危険があります。
で、連邦市民が地球人から冤罪の疑いをかけられないように、連邦市民の弁護士として一言。
そういう行動を取ってご迷惑をお掛けすることがあるかもしれませんが、それはストーカー行
為ではありません。
え~それから、もしあなたが良心的な精神科医なら、それは恋愛ではないから勘違いしないよ
うにと本人に言い渡すとか、既に擬似恋愛に陥っていると見たら「本当の恋愛は、自分を犠牲
にせずに人の役に立ちたいと思うことだ」と言葉の本当の意味を教えてあげるかするべきです。
[2000年4月29日 5時0分49秒]

お名前: rim   
思うに、地球人って自分の胸の内とかコトの成り行きとかをすべて言語化する能力が
ないんじゃないか? とさえ思ってしまう今日この頃。
私達とは違う部分で、自己に対して盲目的な感じがするの。自我や自己イメージが
邪魔をして、その奥にあるものがかえって探れないというか・・・。
特に自分にとって都合の悪いことは、認めたがらないし、知りたくもないっていうか。
でもって、私なんかはまさにそこのところをグイグイと執拗に言葉で掘り起こそうと
するから、煙たがられるんじゃないかと思う。私が知りたいのはそこのところなのに、
彼らにとっては他人どころか、自分自身でも最も見たくない部分なのかも。
[2000年4月29日 2時13分48秒]

お名前: rim   
いや、私も自分なりに筋道を見つけようとしていただけだし、
いろんなこと模索していた過程でのことだからねぇ。
地球人から見たらそうかもしれないけど、それは単なる「文化の違い」って
いうことで、自分の中では納得しているんだけど。・・・だめかなぁ?
[2000年4月29日 1時54分35秒]

お名前: フリーラジカル   
ゲゲゲ(の鬼太郎、ではありません)、私はもしかしたらストーカー扱いされたこと、
あるカモ。今日は耳の痛い(というか目の痛い)ことが多いなあ。

でもね、私にとっては「誠実を尽くそう」みたいなことをやってるだけなんだけどね。それを
しつこいとか、クドいとか、ストーカー行為だとか思われるのであれば、地球人にとって
誠実とは何だろう?って思ってしまうんだけど。論理の飛躍のし過ぎなんだろうか?
[2000年4月28日 22時5分20秒]

お名前: rim   
だいたい、痴漢にあったってなんのことやらわからなかった私に、
「恋のサイン」なんてわかるかい! (←開き直り♪)
[2000年4月28日 21時59分14秒]

お名前: rim   
しましたとも!<恋愛の研究
でも男女がなぜあのようにくっついたり離れたりするのは未だに謎である。
「くっつく」までは理屈でわかるんだけど、「くっついたり離れたり」は
わからないんだな~。

思うんだけど、「ストーカー」のうちの何割かは、文化摩擦によって生じている
んじゃないかなぁ。地球人にとっては「ストーカーに気をつけましょう」だけど、
我々にとっては、「うっかり地球人にストーカーにされないように気をつけましょう」かもね。
[2000年4月28日 21時50分16秒]

お名前: ペンギン   
ま、今現在の私のしつこさとクドサ加減をみても、十分に空恐ろしいだろうけどね。
[2000年4月28日 21時3分48秒]

お名前: ペンギン   
あくまでも、「きっと」ですからね。
そりゃあ、その相手に聞いてみないことにはわかりやせん。

ただし、私みたいに執拗に食い下がって「味方になりたい」なんて言っていたのでしたら、
多分、大丈夫でしょう。この一言で、徹底的に嫌われるでしょうから。
(あいにくと、私の場合はこういう決めゼリフなど一切なかったけれど、十分にうるさが
られました。相手の反応が冷たくなるとこちらも関わることができなくなるので、期間限
定で済んで良かったね、みなさん。)
[2000年4月28日 21時0分48秒]

お名前: フリーラジカル   
>「味方になりたい」なんて言っちゃったら、そりゃ~「牛」ですな、きっと。

ヒェ~、そんな意味があったの!??!?!?クラクラしてきた。だめだ~%¥@*、私。
[2000年4月28日 20時4分39秒]

お名前: ペンギン   
rimさんって、「恋愛」の研究したんだ。か~わいーい(可愛い)!
そういえば、高校生の時、肩に手をかけてニコッと笑った男子がいたけれど、それって
「もしかしてナンパだったのかなあ?」って気がついたのは、22年経った去年のこと
だったんだけど。
[2000年4月28日 17時0分3秒]

お名前: ペンギン   
いや~、ただ追っかけ回しただけでも十分に「恋愛」と間違われるくらいだから、
「味方になりたい」なんて言っちゃったら、そりゃ~「牛」ですな、きっと。
[2000年4月28日 16時50分27秒]

お名前: フリーラジカル   
で、私は積極奇異型なのか、受動型なのかよく分かりませんが、笑うという感情表出には全く
支障がないので練習したことはありません。むしろ、変なところで笑わない(というか微笑まな
い)練習をしたいくらいです。
[2000年4月28日 16時11分21秒]

お名前: フリーラジカル   
すいません、↓の「味方」の件ですが・・・ペンギンさんの意見、すごく耳が痛い(目が痛い?
)です。あのようなセリフ、確かに私は言ったことあります。それは「私は味方ですからね!」
というセリフでした。それだと恋愛感情に誤解されるんでしょうか、とっても不安になって
きました。私って、罪深いことをしでかしたのかも・・・ゲゲゲ~。
[2000年4月28日 16時8分37秒]

お名前: ペンギン   
受動型の人って、いきなり「他人の為」に笑う練習をするものなの?
[2000年4月28日 14時53分3秒]

お名前: ペンギン   
「先生の味方になりたい」なんて言っちゃってるから、繭子だけそう思ってなかったっていう
線は無いんじゃない?
人の言ったことに対する正しい反応として「笑う」とか、人がしゃべっている途中のどこで笑
っていいかを研究するなら、「自分」の為だけどね。
私は、まだ上のような心境になったことがないので、サッパリわからない。

ただ、聞きたいことがある・言いたいことがある・気になっていることがある、となると相手
の都合も考えずに追い回すとかいつまでも張っているといった、我々特有の行動を「恋愛」と
勘違いされるのはよくあることだ。或いは、自分でもそう思ってしまうこともね。
「先生の味方になりたい」さえなければ、よくある話しなのだが。
[2000年4月28日 13時27分10秒]

お名前: rim   
恋愛のマニュアル本真に受けてこっちが勘違いするケースってのもありますね。
私もあります。「恋のサインをキャッチする」っていうのに「好きな人の肩や
腕に触れる」というのがあって、「ねえねえ」って私の肩を叩いた男性は
片っ端から私に気があると思い込んでいた(すごく不快だったのに)。
で、「どうしよう・・・」って本気で悩んだもんね。実はストーカー化したことも
ありますよ(笑)。でも、これは中途半端なこと言った地球人が悪い!!!
[2000年4月28日 13時18分10秒]

お名前: フリーラジカル   
↓F8さん、これ、この掲示板のどっかでもう書いてたよ。私にはウケ済。
私もこの勘違いある。「一緒にいると自然体になれる人、ラクチンな人」が私にとっての
恋愛感情の対象だと思ってた時期があった。でもこれ、連邦市民なのね。そんなに無数に
恋愛の対象がいたら、身がもちましぇ~ん、てなことでした。チャンチャン♪
[2000年4月28日 12時57分4秒]

お名前: F8   
逆もあるぞ。

私は、「好きな人の前に出ると胸がどきどきする」と雑誌で読んで、自分はてっきり、
怖い先生のことを好きなのだと思い込んで、「どうしよう、妻子ある人を!」と思い詰めたぞ。
数時間っていうか、半日で終わった恋だったけど、その半日は、ストーカー計画を煉っていた。
[2000年4月28日 12時48分36秒]

お名前: フリーラジカル   
↓同感、同感。これって私、苦い苦い実体験あります。「あいつの気持が分かってんのか!!」
と滅茶苦茶怒られました。うえ~ん。(今日はよく泣く日だ。昨日のドラマは泣かなかった
のに!)
[2000年4月28日 12時46分22秒]

お名前: rim   
他の登場人物も、視聴者も「恋愛ストーリー」だと思っていたのが、
繭子本人だけはそう思っていなかった、っていうオチはどうだろう?
なんかそのほうがリアリティーがあると思うのは私だけ?
[2000年4月28日 12時34分23秒]

お名前: F8   
そうです。自分で分かっていたら、誰もがわかると思ってしまうから、
いつまでたっても文章が上達しないんだなー
[2000年4月28日 10時42分59秒]

お名前: ペンギン   
双方からサヨナラが、許される最低限の最終回だと思うな。
         ↑
      句読点はここ?
[2000年4月28日 10時36分36秒]

お名前: F8   
どちらからともなく(っていうか、双方からサヨナラ)が許される最低限の最終回だと思うな。
[2000年4月28日 10時20分59秒]

お名前: ペンギン   
しかし、あの二人は、教えて欲しい同士で互いに依存し合って、色んなことが分かるように
なって「自分」が何であるか知って「自立」できるようになったら、「自分の道」を歩むこ
とになるべきだね。
[2000年4月28日 9時47分13秒]

お名前: ペンギン   
それを言ったら、私も「自開←自閉ではない」しているだけの、普通の人だが…。
[2000年4月28日 9時32分39秒]

お名前: フリーラジカル   
rimさんの言い方を借りれば(私の中でヒット!)話の腰を揉むようですが、あの事故の
場面設定。見ていた家人が「幼稚園児か猫でもあるまいに、あんな風にトラック
(だったっけ?)の前に飛び出すか?」と言っていた。う~ん、確かに。
[2000年4月28日 9時18分24秒]

お名前: ペンギン   
だいたい、PTSDなら、トラウマを想起させるものを避けるし、出くわした時に動揺する
もの。なのに、死んだ恋人の妹はただの小うるさい存在として迷惑がっているだけだし、
「涙」や「悲しい」という言葉を避けもしない。逆に、それを取り戻そうとしているなんて、
あれでは「死んだ恋人を忘れられない」だけのただの往生際の悪い普通の男だ。涙を流して
泣いて悲しんで、「忘れようとしている」なんて、PTSDじゃないよ。
トラウマなら、記憶が強すぎて忘れられないのに思い出してしまうから、関連するものは避
けて通りたいはずなのに。だからこそ、触れないようにしている部分を言葉にして誰かに吐
き出してしまうことで忘れられるようになり、その事件を自分の経験として消化できるよう
になるのに。もう、あれだけズケズケと「悲しいのに、泣けない」なんて言えるんなら、と
っくに心的外傷じゃなくなっている。ただの心理的負担だよ。「悲しい」という感情を思い
出したくないから、その出口の「涙」を封印するんじゃないのか!?
ただ、あの事故現場そのものがトラウマになっているだけの軽度なものだったら、泣けなく
なるほどの症状が出るわけ無い。また、泣けなくなるほどの重度のものだったら、あんなに
全体的に感情が動くわけない。
[2000年4月28日 8時24分6秒]

お名前: ペンギン   
ただの、涙が出なくなったなくなった普通の人です。
[2000年4月28日 7時25分5秒]

お名前: ペンギン   
最初っから、あれはPTSDではありません!
[2000年4月28日 7時24分16秒]

お名前: フリーラジカル   
あの元・精神科医、「どこがPTSDじゃい!?」って訊きたくなるような表情をすることが
昨日は多かった。
[2000年4月28日 6時31分10秒]

お名前: ペンギン   
その、ヨソの国の社会のルールを覚える能力が比較的あって、輝さんや繭子が今現在直面して
いる生活上の不都合なことが日常茶飯事ではなく、たま~にチラホラというところが私です。
程度の違いがあるだけで、やっぱり同じです。でも、ここまで適応して「普通」になってしま
うと、後はもう「何とかしようとするのはやめて、このままで行く」しかありません。
確かに、「同化」することが出来たために、「感情」に関しては「意味的」な間違いがあって
も「語用的」に正しく使うことができているのは、大きいみたい。だから私は、自分流に言語
化して定義付ける必要が無い。後は、地球人の自閉語解説者とやり取りしながら、分かったこ
とを報告することにします。

でも、『君が教えてくれたこと』は繭子本人がどうこうというのではなくって、見た後に全身
が汚れてしまったような感じがして、キラキラの音のシャワーでミソギをしないと気持ちが悪
くて眠れない。特に、あの男の顔はまともに見るのもイヤ。
というわけで、あまり画面をまともに観るのをやめました。身の安全の為に。
[2000年4月28日 6時9分49秒]

お名前: ペンギン   
そう、転勤で外国に行った人が、家に帰ったら家族とは日本語で会話しているようなものだ。
社会生活上の最低のルールを覚えてヨソの国に適応するのと、自国の文化を守ることとは別
のこと。
[2000年4月28日 5時51分44秒]

お名前: F8   
別に不謹慎じゃないと思うよ。浮かんでくるもんはくるんだもん。
ただ、地球人が勝手に、不謹慎だと解釈するだけさ。
[2000年4月28日 2時52分28秒]

お名前: rim   
私ったらつい話の腰を揉んでしまったようで・・・。すみません。
(いや~、でもマジで「かわいそ~」っていう言葉を聞くと、私ひとり口元が
ゆるんでしまうのですよ。不謹慎なことに。嗚呼! でも「可哀相」と漢字に
すれば大丈夫だということがわかった。ありがたいです)
[2000年4月28日 2時42分9秒]

お名前: フリーラジカル   
すっごい渋い!コテコテじゃん!!!F8さん、なるべくしてなるようになった、ね。
[2000年4月28日 0時24分35秒]

お名前: F8   
いや、ドリフターズは黒人コーラスだということを自力で調べ上げて、
レコードを指定して父に買ってもらったのは私です。

母がプラターズとか持ってる人だったので、父は疑問に思わなかったみたいだよ。
後に私は、オーティス・レディングに凝ったり、ジョン・リー・フッカーに凝ったりするのだが
その伏線はこのときのドリフターズだった。

まあ、父はこの件に関しては無実だけど、かなりASっぽい人ではあるよ。
[2000年4月28日 0時14分52秒]

お名前: フリーラジカル   
先回までは加藤茶ってこんなに芝居上手だったかな?と思えるほどだったのに、今回は本当に
ドリフの頃がちらほら見えた。パジャマ姿がなんだか間が抜けてて(失礼!)カワイかった。
[2000年4月28日 0時3分3秒]

お名前: フリーラジカル   
F8さんのファミリーってすごい!家族ごと「宇宙人」っぽい。TVやメディアに関しては
私は平均的な小学生だったと思う。
[2000年4月27日 23時58分15秒]

お名前: F8   
そうかあ。わたし、加藤茶をきちんと見るの、これが初めてなの。

こどものとき、みんなが「ドリフターズ」っていってるのは何だろうと思って、
調べて、父にレコードをねだった。アメリカの黒人R&Bコーラスの「ドリフターズ」の
ベストアルバムを買ってもらった。

なかなか良かったので、ジャケ裏に書いてある「コースターズ」とか
いろいろ買ってもらってみた。
[2000年4月27日 23時8分56秒]

お名前: ペンギン   
>加藤茶が、ギャグを言いそうなナマリ

ギャグをやっている加藤茶ばっかり見てると、「あっ、あの声は」「この顔は」っていう
ところがチラホラと。
[2000年4月27日 22時59分59秒]

お名前: ペンギン   
◇「友達って、こういう話をしても良いんですか?」←これは、よく聞くよ。
自然に話しを切り出すテクニックが無いので、「聞いてもいい?」と前置きがいる。

◇「です」「ます」とか書き言葉で話していた時期って、確かにあった。
話し言葉だとどう言って良いかわからないので、相手の口調を真似していた。去年まで。
そもそも、脱・書き言葉をするのもけっこうタイヘンだった。(繭子の場合は、単なる丁寧語
だったのかな?)いや、これは、まだあるなぁ。相手がかしこまった聞き方をしてくると、そ
のことだけ(単語一個分)答えて「です。」で終わってしまう。向こうは、続きがあると思っ
てこっちの顔を覗き込む。空気が凍るとはこのこと。

◇「ちょっと無理」の説明に降水確率を引き合いに出されたら、すかさずその先の確率計算を
 してしまうところ。
こういうところって、こっちが本気になって論理展開すればするほど、「冗談でしょ?」って
いう反応が返って来る。こつちはすっごく真面目なのにね。←「わからんヤツだ!」って本気
で思っていました。反省!(でも、やめられるとはかぎらな~い♪)

◇笑顔の訓練をするのはいいけれど…。
私は、人に教わったり人の見ている所で何かやるのは大キライなので、一人で密かにやります。
母親と二人でやるなんて、信じらんな~い。ましてや、「よその子みたいに、人に話しかけら
れる度にニッコリ笑ってくれたらうれしい」なんて言うような母親とは、特に。

◇人の為に泣く(悲しいがわかるようになりたい)・人の為に笑う(人の味方になりたい)、
 なんて考えたことがないので、急に言われてもわかりましぇ~ん。
「作り笑いが大変なのに、誰もわかってくれない。人の為に笑うのはやめた方が良い。」とい
う美咲の方が、私に性格が似ている。
[2000年4月27日 22時57分29秒]

お名前: F8   
>加藤茶が、ギャグを言いそうなナマリ

って何ー? 全然分かんなかった。

泣くとか笑うとか、あれは「新スタートレック」の「移民の歌」のデータ少佐のキスと同じだな。
あーあ。トレッキーが見ていたらさぞ喜ぶであろうに、DS9の裏番組というのが
かえすがえすもモッタイナイ(爆)
[2000年4月27日 22時54分1秒]

お名前: ペンギン   
な~んか、解からなくなって来た。
周りの人達の思惑とか陰謀みたいなもので勝手に話しを進めて行くなんて、まるで私の普段の
生活みたい。あ、でも、これで身の回りのことで意味不明なことが多くて不自由を感じている
人たちと同じ状態になったかな。
そもそも、私は怒っている人を見ると一緒の状態になって怒ってしまうので、何となく不愉快
な感じがしている。見なくていいドラマなら、見たくない雰囲気になって来た気がする。
だいたい、人の気持ちだとかうれしいだとか悲しいだとかいう方向に話しをもって行きたがる
ので、それだけでも疲れるというのに。加藤茶が、ギャグを言いそうなナマリがそのままだっ
たり、続きの顔ギャグしそうだったりしているのが途中で止まるギャップでまた、どっと疲れ
た。
でも、やっぱり泣けだの笑えだのとわけのわからない要求をし合っている地球人たちの展開の
中に、繭子が噛んでいっているところが一番不自然。よくわからないから無関係にいて、勝手
に話しが進んで行くのに知らん顔ってのが普通じゃないのかなあ。
[2000年4月27日 22時24分49秒]

お名前: ペンギン   
ワシの「かわいそう」は、どー考えても、「したい事ができない不自由さ」でしかないな。
で、国語辞典を引くなどというありきたりのやり方でみると、「弱い立場や逆境にある者
に対して、できるなら何とか救ってやりたいと思う様子」って書いてあった。

「判官びいき」って言葉、大キライなんだが。
[2000年4月27日 17時5分11秒]

お名前: ペンギン   
しかしながら、次男は今年から1年生で自分が先に帰るので、家に帰っても誰もいないし
(能力的な意味で)ゲームもできなくてヒマだから「かわいそう」なのだが。
お母さんが構ってあげないから、「かわいそう」と思っているわけでもない。

そんなことより、人から話しかけられるのがイヤなのに、一日に何度も何度も「おかあさ
ぁん」だとか「ねえ、おかあさん」だとか話しかけられ続ける、こっちの方がよっぽどか
わいそうなのに。そういう理屈は通らんのかね。
[2000年4月27日 16時55分25秒]

お名前: ペンギン   
もーー! 面倒臭いから、考えるのやめて聞く事にする。
[2000年4月27日 16時29分19秒]

お名前: フリーラジカル   
↓そんなこと言わないでよ(書かないでよ)!これから他の人が「かわいそう・・」って言って
るときにrimさんの「カワウソ」思い出して笑っちゃうじゃん!あ~、どんどん地球人から
遠のいていく自分がこわい~。

あのう、「かわいそう」の定義なんですけど、自分がどんなときにどんな感情を持っているか、
地球人はこうやって一言で説明できるんだよね。私はくどい、というか、コマカイ性格なので
3行くらいになっちゃうんだけど。
[2000年4月27日 16時21分34秒]

お名前: ペンギン   
これ、そういうことを書かれると、「川、いそう?」とか「河合、そう?」とか自動的に
出てきてしまうではないか~!
私は、本当は「可哀想」と「可愛い」の漢字の使い分けに快感を覚えているのだ~♪
なんてことを、書かせんじゃない!♪
(せっかく、この衝動を抑えて「かわいそう」について考えていたのに~!♪)
[2000年4月27日 16時17分10秒]

お名前: rim   
私、「かわいそう」って聞くと、自動的に頭に「カワウソ」が浮かんじゃうんですけど・・・。
どうしてだろう?
[2000年4月27日 15時57分40秒]

お名前: rim   
まぁ、人に言われた言葉を頭の中で繰り返しリピートして味わっていただけ、
っていう時代もあったから、言われたコトバをコトとして捉えて、そのことに
ついて考えられるようになっただけでもずいぶん進歩したのだろう。
[2000年4月27日 15時52分3秒]

お名前: ペンギン   
ところで、↓って、連邦市民的に言っても「普通じゃない?」
[2000年4月27日 15時36分13秒]

お名前: ペンギン   
自分から死を選んだ、ウンディーネ。(モンスター・ファーム)
桜吹雪とともに消えた、モッチー。 (    〃     )
つい最近、私が何かに対して大泣きした場面。何故か、「死んでいくもの」に弱い。でも、
別にそれが「かわいそう」だったわけではない。「死ぬな!」と言われながら目の前で死ん
で行ったとか、「生きたい!」と叫びながら死んでしまったということ自体に弱いのだ。何
故だか全く分からない。その光景を思い浮かべているわけでもないのに、こうしてこれを書
いているだけで、息が詰まってくる。
一昨年の夏は、『ミュウツーの逆襲』で、自分のコピーに殴られても殴られても、一切抵抗
しなかったピカチュウに一人で大泣きしていたっけ。これも別に、ピカチュウが「かわいそ
う」だったのではない。自分自身のコピーと殴り合いする無意味さに抵抗して、我慢してい
る姿に感動したのだった。
それから、ファイナル・ファンタジーⅦでは、星の命を救ったエアリスが復活しなかったの
に、回想シーンの中でニコッと笑っていたところとか…。
こうやって考えて見れば、人の気持ちと事実との【論理的矛盾】があるのがわかるのだけれ
ど、その場でそう思ったわけではない。他の人が、あまり泣かないところで泣いている事も、
確かに多い。

では、私はいったい、いつ・どんな時に「かわいそう」という気持ちになるのだろうか?
人は、どういう場合に・どういうことをされると「かわいそう」なのかという知識はいっぱ
いあるから、ああしてはいけない・こうするべきだという「公式」なら、いくらでも言える
のだけれど。(ちなみに、今ほったらかされている次男が「かわいそう」とは思っている。)

自分が本当に「かわいそう」という気持ちがわかっているかどうかなんて、考えた事もなか
った。

(注:アニメとゲームの話しかないのは、普段お笑い以外の、人間が動いている番組を見て
いないからです。)
[2000年4月27日 15時24分37秒]

お名前: ペンギン   
別に、利用するだけ利用した覚えなんか全然ないんだけど。
ただ、向こうが期待する「見返り」が無いことの非は、十分わかっているんですが。
[2000年4月27日 14時44分25秒]

お名前: ペンギン   
隣家の人から何かもらうと私の目の前で大袈裟に喜んで見せて、「この気持ちを、ありがたく
受け取らなきゃねぇ!」と言ったり、「○○さんに△△をあげたら、すっごく喜んでくれて、
うれしかった」とか当て付けてくる方が、母親だなぁ。
それで、「そんなことはない、それはお前の勝手な思い込みだ」とか「そんな理屈は通らない」
なんてことばっかり言ってくるのが、父親だなぁ。

私も、輝さんみたいにあんな風にハッキリと無関係ではいないはずなのに、自分なりにそれな
りのやるべき事はやっているつもりなのに、全部言われて来ました。あれほどあからさまな言
われ方ではなかったけれど。昨日、わざとはずした「お前は、いつも俺を利用するだけ?」も
ね。
今でも、色んな人から言われている。それこそ、ネチネチと手を換え品を換え。ありとあらゆ
る機会を利用されて。でも、要求されても、わかんないものはわかんないし、できないものは
できないのだから、仕方ない。
[2000年4月27日 14時42分5秒]

お名前: フリーラジカル   
↓私のアタマでは、何年、何十年かかっても答えの出ない難しい命題です。(ってドラマ、
見てないのに書き込む。)
[2000年4月27日 14時39分20秒]

お名前: rim   
>「俺とお前って、何よ!?」
>「お前にとって、俺って何だよ!?」

あー、こういうようなことって、よく言われるんだけど。私。
「母親をなんだと思っているのよ!」とか。
母は父に対しても「私を何だと思っているのよ!」だし。
私はお母さんを母親だと思っているし、父もお母さんを妻だと思っているけど、
何か違うらしい。まぁ、「思っている」というのは、この場合「認識している」
ってことかな。輝さんの場合は、認識できているのかどうかも確かめられない
という点では確かに違うと思うし。
でもって私の場合、「何よ!?」って言われると、まず質問の意味内容を明らか
にすることから始まって、それについて何日も何日も何日も考えてしまう。
何年も、ってこともある。
[2000年4月27日 14時1分38秒]

お名前: たまには仕事をする管理人。   
四畳半に100人も住むのはタイヘンなので、こっちに引っ越しました。
ドラマのあら探しと、我々の趣味に合うような台本いじりの続きは、こちらです。
[2000年4月27日 5時50分24秒]

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