書き込み欄へ
ヘルプ
お名前: やっと、お役ご免の管理人。
【"恐い人"と"良い人"の続き。】
話の内容よりも、しゃべり方や顔つきや雰囲気で、"恐い人"と"良い人"が決められる。
それがたまたまその地方独自のイントネーションだったり、職業的なものだったりするかも
知れない。けれど、あまり表情を変えずに穏やかにしゃべり、私の言うことを頭ごなしに否
定したり指図したりもせず時ににこやかにしてくれる人ならば、それが○○駅の立ち食いラ
ーメン店の従業員であろうと、"良い人"に分類される。
そういえば、「天使が消えた街」の達郎さんがこういう人だった。キツイことを言っている
けれど、どんなに凄んでも顔の表情は優しいまま低く穏やかな声でしゃべり、床屋のクルク
ル看板も金魚もウサギマークのイチゴ味の歯磨き粉も持って来てくれる。これはカンペキに
"良い人"だ。
「愛着」を形成するには、身近にこういう人がいることが必要なのだろう。でも、療育者は、
必ずしもこうでなければいけないというわけではない。だって、ある程度「恐く」なければ、
楽な方に流れてしまって訓練にもならないから。
行動療法が成果を上げる為には賞罰が付き物なのも、そういうこと。けれど、適度な「恐さ」
に留めておくのは難しい。何故なら、普通よりも「恐怖」を感じる感度が高いので「恐怖対
象」の範囲が広いし、それが固定されて固執的に繰り返し想起される傾向があるから。しか
も、「恐怖体験」は生理的な変化と直結して、頭では分かっても身体的な反応が根強く残っ
てしまう。
ドナさんが、大家のミラー夫妻に恐さを感じながらも「ドナをしゃんとさせるプロジェクト」
に参加することをやめなかったのは、大ワクのところで「自分に欠けている」ものを教えて
くれている好意とその必要性を感じることが出来たからだろう。決して押しつけがましい言
い方もせず、感謝しろとも言わない人だったし。
そういえば、私にもミラー夫妻に当たる人がいた。それは、お寺の老師と尼僧の堂長さんだ
った。私は、この人たちのことを本当の両親だ、と今でも思っている。何故なら、この人た
ちは単に生理的に大きくなっただけの宇宙人を、社会的な生物としての人間に育ててくれた
人たちだから。
でも、大元に「自閉症」という「障害」があることを知らないままそれをやってしまったの
は、最大の過ちだった。そこで始めて、「世の中」の一員となる為には「ニンゲン」の真似
をしなければいけないことに気づいて、徹底的かつ強迫的に「ニンゲン」の猿マネをしてし
まう結果になってしまったから。今現在私が、社会的に適応してしまった自分とどうしよう
もない「自閉症」の自分とに分裂してしまっている原因は、そこにある。
(しかも、修行道場の指導者だから、めっちくちゃ恐かった。でも、私のことを真剣に何と
かしようと思ってくれていることは分かった。しかし、「愛着」対象になるほどに優しくも
なかった。その辺のバランスも、確かに悪い。)
そして、基本的なところは未治療のまま一人前の社会生活をすることを余儀なくされている
ところでは窮地に立たされているけれど、未治療であるが故に子供たちの療育に役立ってい
るという側面もあるので、なおややっこしくなっている。
こうしてみると、ドナさんの出会いのタイミングの良さと順番がいかに絶妙だったかかが、
よく分かる。
何はともあれ、晴れてここも200になったので閉鎖!
[2000年8月13日 22時57分12秒]
お名前: ペンギン
【↓の補足】
ドラマだろうとアニメだろうと見たキャラクターに「同化」し、会って話の合った人物の考え
に「同化」し、読んだ本に出ている言葉に「同化」します。
だから、私がヒマというのは「同化」するネタのない時のことを言います。
[2000年8月13日 8時35分25秒]
お名前: ペンギン
【アメーバの続き】
「同化」の次は「異化」。
そして、次に取り込むエサを探します。
[2000年8月13日 8時25分7秒]
お名前: ペンギン
【何故、相手が精神科医だということにこだわったのかという理由】
きっと、私の方が「愛情」のようなものを少しでも感じると拒絶してしまっていたので、結果
として私を利用しようとする人にしか出会わなかった為に、始めて自分のことをしゃべり(自
己開示した)→それを聞いてくれて否定したりバカにしたりしなかった人が「精神科医」であ
ったという状況が同じだったのでしょう。
もちろん、「精神科医」がそういう話を聞くのは仕事だからであり、私がしゃべるのは患者だ
からです。そういう関係でなければ、絶対に話もしなかったし聞きもしなかったはずです。そ
して、適切な受け答えができるのは職業的な技術を習得しているからです。
ただ、ドナさんはその後に「自閉症」の自分に「共感」できる人に出会っています。それは、
何らかの「感情」を持って接することの出来た最初の人でした。「世の中」のシキタリに従っ
て行動したのではなく、お互いの「気持ち」を持ったまま「接触」することの出来た最初の人
でした。
精神科医のメアリー&マレク先生とイアンという、全く次元の異なる「出会い」をごちゃ混ぜ
にしてしまったお陰で私が怒ったのは、とっても個人的なことでどうでもいいことです。でも、
それと同じ理由で、本来、急激に変化することのあまりないはずの「自閉症」者の主人公自身
を、「人」の「気持ち」が分かる「人」に成長させなければなりませんでした。
だって、ドナさんはイアンを自分の同類と感じたのだから、イアンとの出会いには何の質的な
飛躍も必要ではなかったのに対し、繭子の場合は「療育」ということを間に入れる必要があっ
たわけです。そのことで苦しい思いをしなければならなくなったのは、私ではなく制作側の人
たちだったはずです。(私は、解説が出来て楽しかった!)
[2000年8月12日 21時18分25秒]
お名前: ペンギン
【↓の続き】
"好きなもの"をエサに前進し、"障害物"があれば遠回りしてでも避けて通るか自分の方の形を
それに合わせて変えてうずくまってしまうかの、どちらか。アメーバだから。
[2000年8月12日 10時23分50秒]
お名前: ペンギン
【↓の続き】
取り込んでは排出し、取り込まれては棄てられる。この繰り返し!
[2000年8月12日 8時1分53秒]
お名前: ペンギン
【これは、私のこと。】
どうせ、知能指数が高くて言葉数が多いアメーバ(単細胞生物)ですから。
[2000年8月12日 7時56分42秒]
お名前: ペンギン
【同化という現象のない同朋に対してではなく、非自閉の人に向けて書いています。】
まあもっとも、見たもの・聞いたもの・読んだものに「同化」出来ない地球人には、そう
いうものにすぐ影響されてしまう種族の悲哀なんてものは、サカダチしても分からないで
しょうけど!!!
[2000年8月12日 7時44分7秒]
お名前: ペンギン
>ドナさんに同化した状態
に成っている時に「只今のキャラクターは、ドナです。」なんて明記出来るわけがない!
[2000年8月11日 20時38分32秒]
お名前: ペンギン
なにぶん、日頃から「他人に対する感情」やら「人間関係の葛藤」などというものに触れる
のがイヤで「ニンゲン」を見ない宇宙人には、こういう表現のない人を主人公にしてドラマ
を作ることがいかに大変なことかが分かりません。
それから、正確なだけではなく良い印象を与えることが大事だということは分かっても、良
い印象というのが具体的にどういうことなのか分からないし、それが「良い」と言われても
直ちに受け入れることもできません。それ以前に「自閉症」が「理解」されていないだけだ
としか認識していなくって、「誤解」されているとは露知らずでしたから。
さしあたって、いろんな可能性の中から一番間違いのない方法を選択したらああいう形にな
ったということは分かりました。それから、ドナさんのタイプの「自閉症」者を描いたもの
であることは最初から分かっていたし、最もありふれたタイプの人物設定をしたら演技しよ
うがないし、ドラマとしてのストーリーが成り立たないことも重々承知しています。
ただ私は、「自閉症」という名前とその意味を世間に流布するという目的が達せられれば良
いではないかという風には考えられないしそんな立場にもないので、尚心境は複雑なままで
す。それに、「世の中」に対してあのドラマが果たした役割を評価することなど、私には全
く不可能です。
あのドラマがいかに好意的(過ぎる)な人たちの手で作られていて、制作側にも葛藤があっ
たことは、クランクアップのコメントを読めば分かります。でも、今は一刻も早く忘れたい
です。その為にもこれだけは書かないといけませんね。
お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
[2000年8月11日 18時47分28秒]
お名前: F8
>あの繭子のお母さんが"優しい"お母さんだったなんて、昨日始めて知りました。
えーーーーーーーっ?!
>それから、加藤茶の演じたお父さんが日本一"恐い"お父さんだったなんて、意外でした。
はーーーーーーーっ?!
世の中、間違ってる!
世の中オカシイ!!
[2000年8月10日 20時40分10秒]
お名前: ペンギン
あれだけ「自閉症」の感覚やこだわりを理解してくれて、言うだけでなく実際に行動して
守ってくれる人がいたとしたら、そりゃあ頼りたくもなるでしょう。
でも、「理解」という点では精神科医でなければならず、「共感」という点では「自閉症」
スペクトル上にいる人でなければならないわけですが、まずその条件を両方満たすことが
難しい。けれど、スペクトル上にいるからといって「仲良し♪」になれるとは限らないし、
社会生活が苦手な同士で「世の中」に立ち向かって行くのもタイヘンでしょうね。
[2000年8月10日 20時34分4秒]
お名前: ペンギン
現実の精神科医に「自閉症」者が陽性転移を起こしてオカシイ関係になることは、まず絶対に
有り得ないと思います。だって、「耳障りの良いこと」を言うだけで「実際には何もしてくれ
ない」のですから。計算上は、言っていることが100点満点で行動がゼロだから、差し引き
−100点(陰性転移だから、マイナス)になります。
私が一時混乱したのは、精神科医に巡り会うまでの経緯が似ているドナさんに同化した状態で
ドラマを見始めたのと、狭山先生の人物設定が精神科医と本当の恋人のイアンとを混同してい
たことが原因です。
本当に話を聞いてくれて、私の言いたいことをまとめてくれて、しかもちゃんとした返事が返
って来た人に始めて出会ったけれど、それはただ単にその人がそういう職業の人だったという
だけですから。「どうせ仕事だ」というブレーキがお互いにかかっているので、そこで止めら
れるのに拒絶できないのがこちらにとってはちょっと面倒です。
でも、そのお陰で「人の発言」=「行動」ではなくて、その間に「心」というものがあってそ
れを遣り取りするのが日常の会話であるという「理屈」がわかったので、こちらとしてはボロ
儲けのつもりです。でも実際は、ちょっとした一言で100〜0〜−100の間を行ったり来
たりしています。
[2000年8月10日 18時43分53秒]
お名前: ペンギン
あの繭子のお母さんが"優しい"お母さんだったなんて、昨日始めて知りました。だって、あの
金切り声&眉間のしわ&いちいち小ウルサイところなんか、どう考えても"恐い"お母さんだっ
たもの。
それから、加藤茶の演じたお父さんが日本一"恐い"お父さんだったなんて、意外でした。あの
あまり表情が変わらない突き放した態度&密かに就職先を探しているところ&とにかく「誤れ」
と言ってくれたこと、クラゲを飼っていなくたって"良い"お父さんだと思ったのに…。
分からなくなったらとにかく「謝る」のは以前からやっていたけれど、あのドラマのお陰で公
認されたのでとっても役に立っています。
[2000年8月10日 18時24分33秒]
お名前: ペンギン
「ありのままでいいなんて、言ってもらいたいよねえ!」って、誰かのセリフだったけど…。
誰も、誰に対しても、責任を負いながら無償でそんなこと言ってくれる人はいない。
(それを言ってもらう為に、お金を払って時間を貰って「お客さま」という立場になるのだ。)
[2000年7月31日 16時28分38秒]
お名前: ペンギン
見る人が見れば分かるがそうでない人には全く分からない、けれど「自閉症」。
「自閉症」らしい派手なことはしなくなっても、「自閉症」。
そういう取り上げ方って、やっぱり出来ないのかなあ!?
そういう人達の身振り手振り視線の特徴をつかめないなんて、「普通」の人って目が悪いん
じゃない? 身のこなし・関節の動き・人といて会話していても人に対して居ない在り方…、
どうしてこれが分からないのだろうか?
[2000年7月31日 8時4分21秒]
お名前: F8
で、そういった「辛らつなツッコミ」を、「私に怒っているんだ」と思い違いして、
謝りまくるかもしれないワシ。
はっはっはっ(笑)
でもさ、知っていれば大丈夫。ひとこと聞いてあるのとないのとでは大違いなのだ。
[2000年7月18日 0時0分26秒]
お名前: ペンギン
注:私の場合、「甘え」を言語化すると、逆に「辛らつなツッコミ」になります。
(「つけ上がっている」とも言う。←クレヨンしんちゃんの声でいうべし!)
お心当たりのある方、そーゆーわけですので、よろしく!
[2000年7月17日 23時11分29秒]
お名前: ペンギン
でも、「犬と猫のどっちが好き?」というような質問に、いつも「犬」と答えていたのは、
「犬のようなしもべ」が欲しかったからだと思う。
[2000年7月17日 18時59分26秒]
お名前: ペンギン
唐突ですが(って、自分を「抱っこして」と言う代わりに「キティちゃん抱っこ!」と言う
子供にどう対応したら良いかという書き込みに答えていて思い出したのだが)、私が猫語を
話したりネコ化している時(化けネコではない)は、きっと「甘える」という感情表現をし
ているのだろうと思う。
ネコのあのクネクネしながらスリスリする様子に同化することで、「甘え」ようとしている
ようだ。それから、あの声にもそういう気持ちを表現する「音」が含まれているみたい。
そういう状態になることは、滅多にない。で、ネコ化せずに言語化できるようになれば、き
っともう、ネコにはならないだろう。
もしかしたら、ドナさんが「感情」のことを猫と呼んでいたのにも、決して犬のように媚も
売らないし従順でもなく、しかもいつでも逃げたり引っ掻いたり出来る準備体制を密かにと
っているあの姿に、ビクビクしながら「人」と係わろうとしている自分自身が重なって見え
たというような理由があったのだろうと思う。
[2000年7月17日 18時29分51秒]
お名前: ペンギン
それから、狭山先生が気づいた療育の必要性を繭子の立場でしゃべることを、私の「ぐるんぱ
のようちえん」にすればいいことが分かったことも、大きな収穫でした。
[2000年7月6日 9時0分48秒]
お名前: ペンギン
私にとっての一番の収穫は、一日に一度は“Inside”(『天使が消えた街』のエンディング
曲)を聴きながら「キラキラ・ライト」をボケ〜っと眺めて、「魂の浄化」をする習慣がで
きたことかなぁ〜?
これは、「ウサギ印のイチゴ味」の歯磨き粉(輝さんの「こだわり」)を青い歯ブラシ(繭
子の「こだわり」)につけて、毎日歯磨きをするような併せワザだ。
[2000年7月6日 8時58分4秒]
お名前: ペンギン
それから、この『憩いの森』自体が、ウイリーに占領されて封印されたままになっていた、
"3才のままの私のキャロル"と本当の自分自身(「自閉症」と切り離すことのできない自分)
を取り戻そうとする過程の中で生まれたものです。
(同時に、同じようなことを必要とする人たちの為に、開放された場所でもあります。)
ウイリーとキャロルと自分自身は、人間の自我を構成する知・情・意ともいえるもので、それ
を上手く統合できていないというのが、第一の問題。
次に、場面ごと・立場ごとに「自分自身」全てさらけ出さなくて済むように形成される「社会
的人格」が、自分自身の中でバラバラになっているのが、第二の問題。で、外から働きかけら
れれば対応できてしまうけれど、全人格の書き換えに等しい作業をしてしまうので、まるで別
人のように乖離している。しかも、意識が繋がっていながら相手に自分を合わせる形になるの
で、自分自身でどれが本当の自分だか分からなくなって混乱してしまう。更に、同時に2つ以
上の人格での対応を迫られる状況におかれると、全くどうしていいか分からなくなって、結局
は、もとの「安定した感覚世界」に逃げ込んでしまうことになる。
それから、便宜的に現れるのは、直近に見た視覚的映像や決り文句や口癖などの聴覚的な記憶
の寄せ集めの、さまざまなキャラクターたちが、三番目の分類。これは、自分の言ったことに
自信が持てなくて否定したりする時に使われます。(例えば、優希や繭子。)
そして、最後に、意識的に別の人格を演ずることで、何となく感じている「感情」を直視する
ことなく目の前の問題に対応する為のキャラクターもあった。(例えば、クラヴィス。)
というわけで、「これが私だ!」という「自己像」も持てなかったし、「これが私の言い分だ」
という「意見」も持てなかったのでした。
[2000年7月1日 12時3分42秒]
お名前: ペンギン
ドナさんは、誰が見ても分かるくらいの一目瞭然の「自閉症」者です。
一方、私はというと、よ〜く知っている専門家が診ないと分からないくらいの、すっごく
大目で見た「自閉症」者です。その違いは、最初の混乱の大きさに反映してします。
私は、身体と自我のバラバラ度がそれほどひどくなかったので、既に「自分」にとって居
心地の良い「自分の世界」というものを持っていました。外界の物たちとの繋がりもある
程度とれていて、そこに安住している限り私には何の不足もなかった。けれど、人がたく
さんいるところに出て行くのが苦痛で、こっちからあっちに出向いて行くのに、誰かに後
押ししてもらう必要があるだけでした。
しかし、知覚過敏や自我境界の「障害」がより重度のドナさんは、まず最初にカオスのよ
うな何の拠り所もない錯綜した世界のどこかに杭を打って、外界との安定した繋がりを作
るところから始めなければならなかった。それで、同一性の保持や物と物との関係付けの
作業が、「世の中」を理解する手掛かりになったのでしょう。
[2000年7月1日 11時37分46秒]
お名前: ペンギン
「自我境界」がなくって「自明性の喪失」の程度が重ければ重いほど、見たもの・聞いたもの
に同化してしまったり、「場」(空気・雰囲気)の影響を直接受けてしまうし、言葉をそのま
んま真に受けてしまいやすい。
場面ごとに意識が分断されていれば、フラッシュバックが起きやすい心的構造になって当然。
ちょっとしたことが心的外傷になってしまうのも、そういう理由だろう。
「自閉症」の原因に、認知や知覚の歪みや遅れの他に、もう一つ「自我」の発達の歪みや遅
れを入れて欲しい。
たまたま私は、認知や知覚の障害は軽いけれど「自我」の発達の障害が重い。ドナさんは、
認知の障害は軽くて、知覚と「自我」の発達の障害が重いのではないかと思う。
ついでだが、子供の頃にはいかにも「自閉症」だったけれど適応の良い人というのは、知覚
と「自我」の発達の障害が軽くて、認知の障害が重かった人なのではないだろうか?
[2000年6月26日 8時9分42秒]
お名前: ペンギン
あれ、ところで、『こころという名の贈り物』で、明らかにフラッシュバックした記憶を
書いている部分がいくつかあって、そこはちゃんと字体まで変えてある。
なのに、どうしてこのことについての注意書きが無いのか疑問に思っていたのだが…。
普通の人は、何かの精神疾患に罹らない限りそんなことは起きないので、あるいは、昔こ
んなことがあったのを思い出したと断りを入れるのが常なので、そんな当たり前のことさ
え分かっていなかったみたいだ。
でもなー、頭の中に映像がありありと浮かんで来て、それに基づいて書いたりしゃべった
りするなんて、別に珍しいことじゃないんだけど。
それから、頭の中でいつも自分自身でボケとツッコミの漫才をやっていることも。(絶対
に幻覚とか幻聴じゃないぞ! だって、ぜ〜んぶ自分だもの。)
[2000年6月26日 7時47分9秒]
お名前: ペンギン
自我境界が無ければ心理的距離も取れないから、対象と同化して当然なんだけど。
今、目の前にポケモンのヌオーとウパーっていう、ボケ〜としたキャラクターの人形が置いて
ある。ちらっと、視野の中に入って来る分には何でもないけれど、注視すると自分がこのボケ
〜としたキャラクターになってしまう。じーっと見ていると、手の恰好まで真似し始める。
部分に注目すると、それに入り込んでしまって怖い。だから、普段はあまり見ないようにして
いる。でも、「自閉状態」の強い時は、何処かで止まると動けなくなってしまう。
昔、意図的に音楽を聴かないようにしていたのは、この状態になってしまうと他のことが一切
できなくなってしまうのが分かっていたから。
でも、今はリハビリ中なので、意識的に退行している。
[2000年6月24日 23時28分46秒]
お名前: QP
今、「自閉症だった私へ」を読もうと思ったら、先生に貸していたのを思い出した。
バカ、バカ、バカ、バカ、バカ。
[2000年6月24日 20時3分35秒]
お名前: ペンギン
おっと、大事(?)なことを一つ書き忘れた。
今現在、私を解放して自由にしてくれるものは、特定の音楽。今の気分を表わす曲がいくつか
あって、同じ曲をリピートしたくなる時と、アルバム一枚を全曲リピートしたくなる時とがあ
る。それらのCDを聴く時は、他のことは一切しない。と言うより、出来なくなる。(ただし、
BGMとして「ながら」用になる曲もある。それは、全く別の曲だ。)
それから、今、同一回転グッズが流行っているので、早速買ってある。家にあるのは、四本の
金属棒が機械的に回転するのと、水の中をキラキラ光る紙が浮遊するもの。この紙の動きは、
クラゲに似ている。そして、上下する速度が私の感性に合っている。
しかし、このキラキラ光る紙の浮遊する様が、『天使が消えた街』のエンディングの”Inside”
という藤井フミヤの歌う曲の伴奏の、ピアノとギターのアンサンブルの音の上がり下がりと余
韻の響きが、私には同じモノに感じられる。だから、このライトをつける時は、必ずこの曲を
リピートする。
これを発達障害者の「不思議」な世界と呼ぶか、「奇妙」な世界と呼ぶか、「異常」な世界と
呼ぶかは、ひとえにその人の感性の違いにかかっていると思う。
[2000年6月24日 19時58分36秒]
お名前: ペンギン
その中で、一つ疑問に思ったところ。
『自閉症だったわたしへ』のエピローグに、ドナさんが「わたしの世界のことば」として
載せている下りが、「わかりにくい」と書かれていること。あっそうか、こういうことは
非自閉の人には実感がないのか!と始めて知った。
確かに、項目として立てられている部分の文章は「自閉症」児がよくやる行動パターンが
並んでいる。でも、みんながみんな全部同じようにやりはしない。それから、その理由やその
行動に込められた思いというのも、ドナさん独自のものだ。
例えば、その中で私に共感できるものを並べてみる。(自分に関係のある項目のみ書き出す。)
「同じような物どうしをグループ分けすること」:見えているものの関係が明確で、秩序があ
ると安心する。(かといって、私はそれで
「世の中」との繋がりを実感はしない。)
「物やシンボルを整理したり秩序だてたりすること」:上に同じ。
「模様や図形、パターン」:見た瞬間、単純に引き込まれて、時間が止まってしまう。意識が
外界から遮断されて、自由になれる。(かといって、連続性や同
一性を意味しない。)
「カチカチという音」:私は、ドナさんほど視覚過敏がひどくないので、見えているものをコ
マ送りする必要はない。けれど、時計の音を聞くと↑と同じ効果あり。
「繰り返し物を落とすこと」:私はこれを、砂時計でやっていた。落ちていく砂と貯まってい
く砂が補完関係にあるのと、山がいつまで持ちこたえられるか
を観察していた。効果は↑に同じ。
「体を揺らすこと」:私は、ロッキングとブランコだった。
「頭を叩くこと」:完全に「自分は悪い子」だと思って自分に罰を与えていた。
「自動操縦にすること」:これもよくやった。練習段階では一つ一つを意識しないと覚えられ
ないので、頭を使って体に叩き込んだ。でも、それをまとめる時に
は、頭を働かせずに、全てを成り行きに任せた方が上手く行った。
「笑い」:人に印象を良くする為に笑ったことは無い。全て、不安と緊張から自分を解放する
為。今でも同じ。
「手をたたくこと」:ドナさんと同じく、喜びの表現。だから、話ながら手を叩いて喜びを表
わしたこともあった。それから、何かを強調する時は、しゃべりながら
ピョンピョン跳ねる。
「きれいな色や光る物への執着」:形と同じ。
「物理的な接触」:私は、座っている時にはいつも自分の髪の毛を触っている。立ったり歩い
たりしている時は、必ず服かカバンの肩ヒモをつかむ。
これを比べることに何の意味があるのか、今は分からない。
その内、何か思いついたら続きを書く。
[2000年6月24日 19時44分38秒]
お名前: ペンギン
杉山先生の『発達障害の豊かな世界』、今日やっと入手しました。
何故、今まで買わなかったかって? そりゃあ、売っている本屋に行かなかったから〜♪
でも、本当は、これ読まなくったって言ってること一緒だから、わざわざ注文しなかったのだ。
そんで、何故、今日になって買ったかというと、たまたま売ってる本屋に行ったから〜♪
でも、本当は、先週の放送で見た「絵」が気になっていたから。先日、病院で本をちらっと見
せてもらった時に、似たような「絵」があったのを思い出したので。
いずれにしても、幼児期に描いた絵ではないのがわかったから、佐久間先生にかかっていたの
はいくつだったかという問題は、解決した。多分、F8さんが教えてくれた時期なのだろう。
[2000年6月24日 17時55分18秒]
お名前: ペンギン
昨日は、「今更言われてもねえ〜!」ってなことを連発されて、やっぱり息苦しいです。
体調は悪いけど、落ち込んではいない。それに、アロマテラピーをする余裕も復活している。
多分、大丈夫だろう。
でも、何でもかんでも自分の方が先回りってのは気持ちの良いもんだ。「人に言われたこと
の言いなりじゃないもんねー」だ!
しかしながら、あんな逮捕(いや、任意同行か?)の仕方って、それこそ「こんなのアリか
よぉ〜!」だった。新聞記者が来て、目撃者が証言して、犯人が自白して、そこに丁度刑事
が現れて…。まあ、素直な代議士先生だこと!
[2000年6月23日 9時16分51秒]
お名前: ペンギン
「教育心理学」じゃないや、「発達心理学」だった。
[2000年6月19日 12時58分52秒]
お名前: ペンギン
>だから主語がサリーであっても質問の意図は、自動的にビー玉は何処にあるのか、に変換さ
れるので答えは箱以外にありえないのです。主語の違いは完全に無視されます。
なんていう、あちらの掲示板の「心の理論」についての如月さんの見解って、「認知障害」の
見地から書かれている。
けれど、「哲学・精神分析学・教育心理学」系の人間の私は、「自我境界の喪失」っていう
「自我障害」の側面から見る。
(だから、私の出会う、と言うより明らかに自分で選択した医療関係者は、主観的・共感的・
心理治療的・カウンセリング的な立場に立って「積極的精神的健康」を目指す人でないといけ
なかった次第です。)
でも、フリーラジカルさんは、生物精神医学の立場から見ているわけだ。
(それはそれで、一つのモノの見方だし、それで解決している部分や通年的な臨床像の変化を
説明したり予見できることもあるでしょう。でも、私は知らない。)
例えば、上の例で説明してみる。
私なら、こういうところって「精神分裂病」の陽性「症状」の一部としての「自閉」状態と共
通しているけれど、それが生まれつきのものだから「自閉症」と呼ばれるのだというところか
ら入る。でも、「発達障害」だから基本的に違うものだと強調したい。
だからといって、妄想・幻覚・支離滅裂な思考という「精神分裂病」のその他の陽性「症状」
が出るということは無いということ。更に、引きこもり・感情の平板化・無関心という「精神
分裂病」の陰性「症状」や、対人関係の偏狭さや敏感さと混同されやすいことにも警戒する。
そして、精神分析的な「自我論・心的構造論・不安防衛論・発達や現実検討力の回復・対象関
係や愛着の理論」の方に話を持って行きたがる。
(だから、「自閉症」オタクの中でも話し相手が極端に少ないのだ。全く〜ぅ、どこまでも損
な性格と組み合わせだ。)
[2000年6月19日 10時28分23秒]
お名前: ペンギン
【ずっと↓の話の続き】
確かに、アスペと一口に言っても、「性格の偏り」という程度の人もいれば、「言語障害の
軽い自閉症」という人もいる。
認知障害・感覚の異常・行動障害・学習障害が重ければ、知的レベルがどんなに高くても
「社会的相互作用」の障害が続くので、「自閉症」らしさがいつまでも残る。
もともとの障害と合併症が一人一人違うところにもって来て、発達障害と適応障害とが加わ
って来る。
(精神障害が最初から合併しているのか、様々な要因で続発するのかはワカラナイ。)
ただ、単に「性格の偏り」といった感じの状態と、「軽度の自閉症」の状態との間を行った
り来たりしていることは確かだ。気候の変化による自律神経の異常やホルモンバランスの変
化といった内因性のこともあるし、何かの影響を受けてそうなる外因性の時もある。
本当に人それぞれで、抱えている問題も解決の仕方も違う。重要なのは、大元に「自閉性の
障害」があるって知っていること。そうすれば、こじらせることもないし、余計な遠回りを
しなくて済む。それだけです。
[2000年6月19日 8時1分18秒]
お名前: ペンギン
「精神分裂病」は、「自閉症」成人の誤診の可能性が大きいので、わざと外したの。
だって、遺伝的素因なら私にだってあるし、だいたい生まれつき「精神分裂状態」という見方
をしようと思えばできてしまうので、違うところを強調したい。
(統計上、「精神分裂病」を発症した例があるのは知っています。)
そうしないと、発達障害で精神分析療法が可能という線が崩れてしまうので。←明らかな情報操作。
[2000年6月19日 7時38分42秒]
お名前: フリーラジカル
>「精神障害」で関係があるものは、鬱病・躁鬱病・アルコール依存症・薬物依存症。
精神分裂病はあまり関係ないと思う。)
私は自閉症の責任遺伝子はひとつだけでなく人によって様々になっているという説をとる。
つまり、あなたはA染色体に異常のあるAタイプの自閉症、
あの人はB染色体に異常のあるBタイプの自閉症、ってなかんじに。
(ここからは私の勝手な仮説)
私自身は5番染色体に異常のある「5番染色体型自閉症」だと思っている。
この染色体は中程から一番先っちょに向かって、コーエン症候群、ケロイド体質、低音性聴覚障
害(前にここでみんなに訊いたよね)、・・アドレナリン受容体、ドーパミン受容体と、コードしている形質が続く。染色体は先っちょのほうが組換えによって変異しやすいから、このアドレ
ナリン受容体とドーパミン受容体の部分だけが変異したのがADHD。上流のコーエン症候群まで変異してるのが自閉症。ってなっているんだと思う。で、もっとも上流のキアズマ寄りにある
のが、精神分裂病。精神分裂病の発症率は1%。この数字、どこかで見たこと、あるよね。
「私の言ってることが支離滅裂になってきたり、幻覚があるみたいになってきたら教えて。」と、
家人には言ってある。私には大きなトラウマもあるし、過剰なストレスを受けてることは間違い
ないから。精神分裂病には遺伝的素因があることがほとんど決定されているし、私の母は晩年は
間違いなく精神分裂病だったから。
[2000年6月19日 6時13分34秒]
お名前: ペンギン
ちなみに、↓の書物(『精神医学ハンドブック』)の、アスペルガー症候群に関するコラムに、
こんなことが書かれている。
子どもの特殊な興味を共に楽しみ、適切な治療教育的方法を用い、その性格に即した仕事に就
けば、社会的適応も可能になる
私の場合は、もともとが恐怖症・抑うつ傾向・転換ヒステリー傾向の組み合わせという地味な
タイプ。(癇癪持ちなのは、父親もそうだったので、家庭内では目立たなかった。)
そこに、完全に上に書かれていることの逆をやってしまった為に、発達障害と適応障害が加わ
ってその傾向が強化されてしまった。で、「神経症」レベルでの小さなエピソードはちょくち
ょく起きていたけれど、完全な「躁鬱病」になったのは2年前。最初に保育園の役員が回って
来てからのこと。それにいろいろあって、強いストレスが重なったのが原因。(トラウマの方
は、あまりに日常的で、つい最近まで意識することがなかったけれど、かなり深刻だった。)
ホームページを作る直前が、一番ひどかった。だいたい、始めから「遺書」のつもりだったの
だから。それから、1年半の間にいろんなことが有り過ぎました。
[2000年6月18日 23時49分39秒]
お名前: ペンギン
>自閉「症」者やADHD者が恒常的に「神経症」状態であると仮定すれば、決して強いスト
レスやトラウマを受けてはならないはずです。
正解!
「自閉性障害児」って、ほとんどが原因を特定できない「神経症」を持っていますよね。
更に、社会的相互作用(一番端的に言えば、母子関係)の障害が必ずあるわけだから発達
(養育)上の障害があって当然、そして、(社会的)適応障害があって当然。
それが、強いストレスやトラウマを受ければ、精神(こころの)障害になるでしょう。
だから、「自閉症」って「精神疾患」を含む「病気の問屋」。
[2000年6月18日 23時1分57秒]
お名前: ペンギン
あちらの掲示板に、「小此木先生の意見を聞きたい」なんて書いてあったので、ちょっと。
(ちなみに、本物の精神科医は、そんなところにひょこひょこ出てきて答えはしません。)
「自閉症」の専門家でない精神科医は、「自閉症」をどう考えているかってことなら、ちょう
ど小此木先生が編集した書物が手元にあるので、まとめてみます。(余計なお世話だ!)
1、「広汎性発達障害(自閉性障害)」は、知覚・認知などの脳機能障害による発達障害であ
る。
2、成長と共に、感覚の過敏性や認知過程の障害に由来する「社会的相互作用」の障害が目立
ってくる。
3、乳幼児期早期から始まる、上のような養育者との関係性障害のため、発達支援を受けにく
く発達障害が加重される。
4、対応としては、知覚・認知の障害を代償し、養育者との関係性を改善し、総合的な発達を
目指す、早期の治療が重要。
5、家族に必要なことは、子供の障害をあきらめ・共感的に受容することである。
ちなみに、小此木先生自身が書かれた部分では、「早期幼児自閉症」は脳の中枢機能の成熟の
遅れによるもの、「自閉的精神病質」は先天的な性格の偏り、となっています。
(いずれも、他の医師の書いた文献を参照しています。)
また、「発達障害」と「精神(こころの)障害」の関係について。
小児における「発達障害」は「精神障害」と完全に切り離されるものではなく、「精神障害」
が合併または続発することも多い。続発性は本人の素質に生育環境との関係が誘因となる。
(脳の「機能障害」や器質的な「神経障害」というところまでは先天性のものであっても、
「発達障害」であるという性格上、「精神障害」が合併したり続発する可能性があるってこと
でしょう。
「自閉症」関連でついでに書くと、パニック障害を含む不安神経症・恐怖症・強迫神経症・心
気症・ヒステリー・離人神経症・抑うつ神経症、までが「神経症」。PTSDは「適応障害」。
「精神障害」で関係があるものは、鬱病・躁鬱病・アルコール依存症・薬物依存症。精神分裂
病はあまり関係ないと思う。)
[2000年6月18日 22時35分50秒]
お名前: ペンギン
ついでに(ってこれが一番余計で、一番大切なことなのだが…)、
「自閉症」と「精神分裂病」とは似て非なるものだってことも。
[2000年6月17日 8時55分51秒]
お名前: ペンギン
[「自閉症」+「行動障害」]或いは[「自閉症」+「認知障害」]に対応するだけで手一杯。
なのに、[「自閉症」+「ヒステリー」]とか[「自閉症」+「気分障害」]なんていう応用
問題に、一人で取り組んでいる。
更に、その解き方は、「従来とは違う形の精神分析療法だ」なんてことを、今訴えたって誰も
分からないだろうな。
[2000年6月17日 8時31分18秒]
お名前: ペンギン
そのこと自体でも十分に混乱しているのに、ドラマとして仕方ない部分と正しい情報とが混同されている。
だから、私は一人で勝手に疲れてしまう。
[2000年6月17日 7時55分19秒]
お名前: ペンギン
「自閉症」の本質が解明されたのがつい最近だというのは、無理もない話だ。
「精神医学」全体が、まだ新しい分野なのだから。
神経症とか心的外傷なんていうのは、その中でも歴史が浅いし、それぞれの病気に特有の
症状と他の原因でも起こる複合した症状とが未分化なまま、対処療法しかされていないも
のも多い。
それから、患者本人の言うことは当てにならないという接し方をしてくる医者もいる。
その中で、「自閉症」は、従来の母子関係を中心とする精神分析で解釈されると全く評価
が逆になってしまう。従来の精神分析で想定している愛に飢えた「人間」とは、生まれつ
き・構造的・根本的に違うからだ。
いかにも「自閉症」らしい行動をしていると「差別」され、それらしい明らかな症状がな
いと「違うのに同じ扱いをされる」ことに、それぞれ苦しめられる。臨床像では似ても似
つかない両極端な両者を、基本的には同じ「自閉性障害」だとなるべく早い時期に見破ら
なければいけない。そして、「自閉症」に特有な人との係わり方を理解した上での母子関
係を築くことが急務なのだ。
それでもまだ補い切れないから、生涯に渡ってフォローが必要。
これが分かったのも、つい最近のこと。
[2000年6月17日 7時50分33秒]
お名前: ペンギン
「自閉症」なのに「自閉症」扱いされないまま成長するということは、自分ではどうしようも
ない理由で、生まれた時から精神的な虐待を受けて「自分が悪い」と思い込んでしまっている
幼児期のPTSDと、ある意味で同じことだ。
この場合、PTSDを克服するのに、その大元が「自閉症」だと認めてその「自閉症」の「私」
を肯定しないことには、「生きてていい」と思うことが出来ない。
逆に、生まれた時から「自閉症」を丸出しにしていて、周りが仕方なくそれに付き合わされる
時期があった人は、「自我境界」が無い不安定さを解消する為に強固な「こだわり」を持って
「自分」を守ることが出来る。
その代わり、今度は周囲との軋轢が大きくなってイジメや差別を受けて、やはりPTSDにな
る危険性がある。
或いは、「自閉性」はそれほど強くなかったのに「合併症」の神経障害が重かった人や「こと
ば」の遅れが顕著だった人は、「かかわり」たいのに係われないという障害に悩むことになる
だろう。
だから、現れ方や症状は全く違っても、み〜んな「自閉症」。←ワカンナイだろうなあ〜!♪
[2000年6月16日 13時35分19秒]
お名前: ペンギン
本人にとって自明なのは、「私」の存在だけ。他は全部「夢」のようなものです。
「私」は「無限」に感じられて、「世の中」は「夢幻」みたいなもの。
だから、確かなものが欲しいのに、いつもその均衡を破って他人が侵入して来る。
[2000年6月16日 12時20分51秒]
お名前: ペンギン
本当にクドイですが、「自閉症」はあくまでも「ことば」「かかわり」「こだわり」の三つ組
みの症状で現れる「発達障害」ですが、それもまた根本の「自閉性」=「自我境界の障害」を
見破るための「診断基準」でしかありません。
その他のものは「合併症」です。けれど、生まれつき持って来る「合併症」の多さには、本当
に驚かされます。
[2000年6月16日 12時14分34秒]
お名前: ペンギン
「知覚過敏」というのは、何も「自閉症」に固有のものではなく、感覚器官の異常という
身体的基礎によって起こるもの。ただ、「自閉症」だと、生まれつき感覚器官が異常なの
で、これがあって当然なだけ。
イライラして不機嫌な時や、疲れている時、注意に問題がある時にひどくなるというのも、
普通の人の場合と同じ。
けれど、生まれつきの器質的なものだから、普通の人のように原因を取り除けない。
だから、対応の仕方も、普通の人と全く同じようするわけにはいかない。
[2000年6月16日 8時57分18秒]
お名前: ペンギン
今週は、白石先生の知覚過敏のお話でした。
確かに、自分が安定していて感覚遮断する余裕がある時は、起きにくくなるものもあります。
私の場合は、視覚の異常は身体症状に伴うことが多いのでコントロールできません。目がヘン
な時は、全身がオカシイです。
でも、聴覚と臭覚はシャットアウトできます。これらは、特定の「お気に入り」を求めること
までひっくるめて全部やめてしまえばいいのです。そうすれば、どうしても生理的に受け付け
ない二三のものを除いては、全面的に「気にしない」でいることが出来ます。
そして、どちらの場合も「気に障る」「気に入る」のは特定の音や臭いではありません。音な
らば音色・高低・波形といった構成要素に分解しなければいけないし、臭いならば湿度をも含
むその場の空気も複合しています。
それから、何らかの不満かあると、それまで容易にシャットアウト出来ていたものが身震いす
るほど我慢できなくなるというのは、本当です。(基本的にダメなことに変わりはないのです
が、急に我慢がならなくなると言った方が正確です。)
何らかの自分の欲求があって、それを通したいという気持ちがあるのです。が、それを妨げて
いる原因が他人の行動や存在である場合、その相手に対して(それをやめさせるとか、緩和さ
せる為の)正当な働きかけが出来るほどの社会性を持ち合わせていないので、相手を攻撃した
り、派手に耳を塞いだり叫んだりしてアピールするのです。
それから、「好きな音」を求める欲求が強い時には、聴覚全体が敏感になっているので「嫌い
な音」にも過敏に反応する傾向があります。これは、注意の指向性の問題でしょう。
[2000年6月15日 23時40分34秒]
お名前: ペンギン
「自閉」の程度は重いのに一次的な「合併症」が軽すぎると、「普通」扱いされてしまう
から損だ。「合併症」の二次障害が重くなってしまうから。
「自閉症」に生まれたのなら、ほとほどに一次的な「合併症」があって、ほどほどに扱わ
れていた方が人との距離を適切に保てて、賢い生き方ができたと思う。
[2000年6月14日 7時41分50秒]
お名前: ペンギン
それから、一口に「合併症」と言っても、一次的なものと二次的なものは別けて考えた方が
いいと思う。
一次的なものというのは、幼児期からあるパニック・自傷や他傷・特定の物に対する感覚的
な恐怖症・癇癪や「うつ」といった気分の変調etc。これらは、持って生まれたもので、欲
求や感情が阻害された場合の対処法や不安や恐怖に対する防御反応だったりする。
で、二次障害というのは、↑のような症状を含めた「自閉症」者が一個人として社会の中で
人と係わり合っていくうちに、失敗する・いじめられる・怒られる・嫌われる・からかわれ
る・騙される・笑われる…、といった他人の反応によって強化されて「病的」になってしま
うのではないだろうか。
強固な自己や強いこだわりを持っていたり、自分の世界をしっかり守って人と係わることが
少なければ、「差別」を受ける機会は増えてもそれが心的な外傷にはなり難いかもしれない。
逆に、自我基盤が弱いと他人の影響を受けやすく適応は良くなるかもしれないけれど、心理
的な負担が増えてしまうかもしれない。
全く、何が幸いして何が災いするか、分からない。
[2000年6月13日 18時26分59秒]
お名前: ペンギン
「自閉症」に生まれて、「生きていて良かった」と言わせるには、自分を認めてもらえる
「場」が必要だと思う。
認めてもらうものが、自分の能力だったら文句なし。せめて、趣味やコレクションがあって
共通の話題がある仲間がいるとか、言いたいことを言える人がいるとかでもいい。
自分の優れた才能を社会的にも通用するようにできれば、それを活かした職業につけるかも
しれない。テンプルさんや芸術的な才能のある数人の人たちのように。それから、もし繭子
が気象予報士の資格を取ることが出来たら、その部類に入るでしょう。
でも、ほとんどの人は、美咲のように「できる事とやりたい事は違う」と割り切らなければ
ならないでしょう。
どちらにしても、「あなたがいてくれるだけでいい」とか「あなたは、たくさんの人に支え
られている」とかいうような、「人」を頼りとした言葉は慰めにはなりません。
「自分は、いらない部品でもなければ不良品でもない」と思わせるような「何か」が、目に
見える形でないことには、納得しないと思います。
[2000年6月13日 18時1分11秒]
お名前: ペンギン
注:↓の話は、「自閉症」の人が不適切な対応をされたりしてこじらせてしまい、精神医学的
治療が必要になった場合のことです。
知覚過敏や季節の変わり目の体調不良のような、感覚的・身体的な原因で起こるパニックや
「うつ状態」への治療法ではありません。
対人関係が原因で起きる、社会的な不安障害や恐怖症や鬱病といった二次障害への対処の仕方
なので、全員に当てはまるわけではありません。
できれば、こうならないように予防することが望ましいと思います。
[2000年6月13日 16時48分24秒]
お名前: ペンギン
「誰かに話せば楽になる」なんて言うのは簡単だが、想起すること自体が外傷体験になってい
ることを人に話すと、それがまた外傷体験になってしまう。
昨日の岸川さんというおばあさんのように、その苦しさを何度も何度も人に話して、その度に
「大丈夫だ」と言ってもらって、少しずつ恐怖と不安を解消して、少しずつ「生きていて良い」
と思えるようになっていく。そして、ありのままの自分をそのままさらけ出せる人が身近にい
るという安心感を得て、自分の人生を取り戻す。これがPTSDの場合。
「自閉症」の場合は、いじめやからかいにあって感情を疎外されたということではなくその時
の「恐怖心」や「不安感」そのもの、或いは、人間扱いされなかったというより「自閉症」の
為に普通の反応が出来なかったとか・感情を押し付けられたことが、心的外傷になってしまっ
ているところが違っている。
しかも、言葉で働きかけて言葉で解消することが出来るのは、ごくわずかの限られた人でしか
なく、そういう係わり方が出来るようになるまでに持ち込むのがタイヘンなのだ。なにしろ、
人に係わることそのものが外傷体験になっているのだから。
それから、人の愛情を受け容れたり、支え合い傷つけ合う関係を持っていいというような「普
通」の癒し方では救われない。何があろうと「自分自身の至らなさ」は決して解消しないし、
行動の様式は「受動型」になっても、人との係わり方の様式は変わりようがないから。
更に、もともと心理的な距離がおかしいのでなかなか係われないだけでなく、近づくとなると
近くなりすぎて完全に依存しすぎてしまうのも、厄介だ。
本人の側に「係わりたい欲求」があっても、「係わることそのもの」の苦痛を乗り越えて、実
際に「係われるようになる」のが至難のワザだし、治療者の方は「ここまでのことは何でも聞
いてやるが、ここから先の相談には応じない」という毅然とした態度を最初からとっていなけ
ればならない。
「親和」と「拒絶」という、ベクトルの向きの違う二つの欲求の力関係のどちらが優勢になっ
ているか見極めて、それに応じた駆け引きの連続。果たして、それで「生きていて良かった」
と言わせることが出来るだろうか?
[2000年6月13日 16時0分58秒]
お名前: ペンギン
基本的に普通のPTSDの話だから関係ないけど、『永遠の仔』(第10話)
刑事さんと優希が「生きてていいかな?」と思い始めたら、今度は「優希を助けようとして、
実は本人に一番大きな心の傷を負わせてしまった」ことに気づいた弁護士さんが、自暴自棄に
なってしまった。(これで、3人とも殺人者になった。)←この展開、現役の患者さんにとっ
てはどうなのかな?
(注:弁護士さんは今週の話では自殺ほう助だけど、来週から人格が一変するようだ。)
「自閉症」の場合には、人に話したら治るものでもないし、「生きてていい」と思えるように
なったとしても合併症の「鬱病」の状態がちょっと良くなるだけのことだ。
それに、人に話したからといって心を開いたということでもないし、それで普通に人に係われ
るようになるわけでもない。
まして、自分を責めずにありのままの自分を認めて自分を許したとしても「生き難さ」は変わ
らない。
愛されることが自信に繋がることもなければ、誰かに支えられていると実感できれば幸せにな
るわけでもない。
自分が楽になってありのまま生きることは、許されない。
理解してもらえる人に出会うことは必要だけれど、身近にいる人に認められるのは難しい。
こちらが認めることができる相手を見つけることはもっとタイヘン。
だけど、自分が生きていることを認めてくれる人が、そばにいなくても地上の何処かにいると
分かっただけで「人生」が意味のあるものに変われるので、もっと単純かもしれない。
(といっても、それが出来る人はごくわずか。)
自分の人生をしっかり歩いて、たくさんの人を助けられる可能性はある。
(限られた、ごく一部の人だけど。)
「自閉症」のままで「生きてていい」と言えるようになるには、本人の「障害」を「障り」は
あっても「害のない」ものにしなければならないし、その為の方法論をきっちり守らないとと
んでもないことになるし、社会に対して理解を求めないとどうしようもないところもある。
[2000年6月13日 6時16分45秒]
お名前: ペンギン
いままで「否定」して来たものを「肯定」する「だけ」なんて、言うのは簡単だけど。
それ「だけ」のことが、怖い。そして、疲れる。
もともと「肯定」して良かったはずのものを、当然のように「否定」して来た人に悪意がなか
ったことも認めるけれど。「何の気なし」に言われたことなのも、わかるけれど。
そのお陰で、こっちは、本来なら「肯定」的で疑う余地のない「自分」まで「否定」してしま
うことになっていたなんて、相手は全然知らないのだから。
[2000年6月12日 6時21分52秒]
お名前: ペンギン
だから、『永遠の仔』の3人が、どうやって「生きていていい」っていう結論になっていくの
か、それが一番の関心事。
置かれている状況の悲惨さからすれば、輝さんや繭子よりもずっと現実に近いもの。
[2000年6月11日 22時40分37秒]
お名前: ペンギン
あっ、その前に「死んでやる〜!」の代わりに「グレテやる〜!」って言うようになった
こと自体が、信じられないくらいの進化だ。
[2000年6月11日 22時29分36秒]
お名前: ペンギン
ま、見るからに「自閉症」という人たちのこんなありふれた常識でさえ、やっと解明されたば
かり。がむしゃらに矯正しようとしてもこじらせるだけだ、と分かったところ。
「郷に入れば郷に従え」と同じ様に、「自閉症」には「自閉症」の流儀で接近しないといけな
い、なんていう「常識」さえ知らなかったなんて!
ましてや、見た目「普通」の「自閉症」なんて、やることなすこと全て否定されて、自分を否
定してもなお否定されて、自分のやりたいことやってはならず言いたいことも言ってはならな
いって思い込まされていて当然だったわけだ。
「できない」とか「知らない」とか言えるようになっただけでも、すごい進歩だ。
[2000年6月11日 22時6分54秒]
お名前: ペンギン
↓の本は、「自閉症」の常識辞典です。
これを知らないで不用意な接し方をすると、「後でとんでもないことになるゾ」と地球人に
警告するものです。例えば、以下のようなこと。(やっぱり、本物はいい!)
自閉症の成人の人で「友達がいる」と言う人によく話を聞いてみると、それはただの知人で
あるだけで、とくに何かを一緒にしたり、共感し合うといった関係を示す形跡はほとんど見
られません。
このような単純な思い込みから重大な問題が生じることがあります。親しげな話し方をされ
たり、毎週「おはよう」と声をかけられることを、親密な証拠であると誤解したりするので
す。親切だったり、礼儀正しかったりする人が、ちょうど友達が欲しいと思っていた自閉症
の人の標的となって、絶えずつきまとわれる結果になることがあります。(P73〜74)
自閉症の人が、他の人の幸せを喜んだり、自分から進んで他の人が興味を持つものを一緒に
楽しもうとすることはめったにありません。人と興味を分かち合おうとすることがあったと
しても、それはたいていパターン化しています。(P81)
自閉症の人は、他の人と楽しみを共有できないように、苦しみや痛みについても人と分かち
合うことができません。(中略)自分の感覚や経験を人にうまく伝えることができません。(〃)
あと、「自閉症」といえども、人との係わり方は人それぞれであること。(P100〜101)
1、友達を求めたり誰かを愛したりすることがある、というテレーズ・ジョリフ
2、寂しいと感じることはあっても一人でいる方が楽だ、というアン
3、孤独は辛くない、人との係わりが増えると居心地が悪くなる、というジャック・デューイ
4、孤独と感じることもなく一人でいる方が気が楽、(なのに、友達をも持つのが「普通」だ
と思い込んで、随分悲惨な目に遭ってしまった)というアイリーン
自閉症の人の大半は、比較的良好な話し言葉を持つ人であっても、このように自分の感情を表
現できることはめったにありません。(P101)
とありますが、だいたいこの本の対象者がほとんど幼児期に「自閉症」の診断を受けていて、
成人後も色濃く「自閉症」の特徴を残している人たちのようです。
でも、「重い知的障害」を持つ人でなく、しかも「成人後」の様子について、問題行動ではな
く「コミュニケーション」「社会性」「こだわり」の三つの障害という観点から、さまざまな
例をあげて示してくれています。
[2000年6月11日 16時47分21秒]
お名前: ペンギン
ウイングさんの娘が「自閉症」なのは知っていたけれど、デューイさんの息子もそうだとは
知らなかった。
[2000年6月11日 14時43分9秒]
お名前: ペンギン
そんなことより、↓の本を読んでお勉強しましょう。
『自閉症/成人期にむけての準備−能力の高い自閉症の人を中心に−』
(パトリシア・ハウリン著 ぶどう社)
あと、現実に毎日のように問題を起こしてくれるLDとADHDをどうにかしないことには、
癇癪持ちのASの爆発は止まらない!
[2000年6月10日 18時27分38秒]
お名前: ペンギン
身近に「自閉症」児・者がいる人は、話題のキッカケに使って実際の本人を理解する資料とし
て見ることができる。そういう人たちが集まっているところで、「本当のところはどうなんで
すか?」と聞かれたら、ありのままに答えればいい。それは、裏切りではないし、親というよ
り本人のためになるのだから、正しいことを教えてあげればいい。私はそれがイヤだといって
いるわけではない。
でも、何も知らない人は、あれが「自閉症」だと思ってしまう。そのイメージのまま「自閉症」
という言葉が一人歩きしてしまうと、結局、被害を受けるのはあれとは似ても似つかない現実
の「自閉症」者たちなのだ。
それは、単にタイプが違うだけかもしれない。適応が良いか悪いかの違いかもしれない。でも、
実際に「人を困らせていて・本人も困っている」大多数の現役の本人たちにとっては、かえっ
て迷惑になってしまっている。それから、何の支援やフォローもないまま、いや、それどころ
か診断さえ下りていないたくさんの仲間たちを発掘する手掛かりにもなっていない。
それが悔しいだけ。
[2000年6月10日 10時57分49秒]
お名前: ペンギン
だいたい、世間にはいろんな病気の人がいて、いろんな困難や悩みを抱えている人がいる中で
「自閉症」特有の問題というのは、普通の人と「あり方」が違うとか「係わり方」が違うとい
うことではないのか?
どんなに流暢にしゃべっていてもコミュニケーションが取れていないとか、周りの人が何とか
して気持ちを伝えようとしても受け付けない、その壁がなかなか越えられなくて日常的にトラ
ブルを起こしている。助けてやりたくても接触することさえできない、「自己否定」の堂々巡
りを繰り返す。攻撃性が外に向うタイプだと、もっと深刻。
なのに、どもっているけれどコミュニケーションは最初から取れているし、周りの人の気持ち
にすぐに応えている。素直で可愛くて大人しくて純真、なのに上手くいかなくてパニックを起
こす憐れな少女。これが「自閉症」ならば、誰も差別したりいじめたり厄介物扱いしたりしな
い。本人も、「自閉症」でいることにこんなに肩身の狭い思いなどしていない。
[2000年6月10日 10時35分24秒]
お名前: ペンギン
そうしないと、ただでさえ誤解されやすい設定なのを誤解したまま受け取られてしまって、
もっとややっこしいことになってしまう。
特に、現在「現役」の人たちとはあまりにも違っているところがいくつもあるのに、あれが
「自閉症」だなんて思われてしまったら、そっちの害の方が大きくなってしまう。
だから、心理的・精神的負担の少ない人はどんどんやればいい。私は、そんなに余裕がない。
[2000年6月10日 8時30分2秒]
お名前: ペンギン
いや、私はやらないというだけで、無知な地球人のために基本的なことを解説するのは必要
なことだと思うから、やりたい人はどんどんやってくれればいい。
だから、謝ることはないと思う。
[2000年6月10日 8時25分28秒]
お名前: ペンギン
だいたい、原作とモデルがコテコテの「自閉症」だから、やっていることはコテコテ。
けれど、ドラマを進行させる為に、言っていることは「自閉症」じゃない。
(これを言わなきゃ「殺すぞ!」と脅されたって、私なら絶対に言わないようなことを平気で言っている。)
そもそも、企画が間違っているのに真面目な監修が入っているから、部分的には合っている。
こんなものに付き合っていられるほど、ヒマではないのだ。
(というより、もっと現実的な自分自身の問題がいっぱいあって疲れている。)
[2000年6月10日 8時21分59秒]
お名前: F8
それと、向こうに出つづけるのは、何も親を「喜ばせる」ためではありません。
(だって、喜ばない親も多いと思うし。嫌われることも言うかもしれないから)
何も知らないで、子どもたちが嫌がることをされないように、という趣旨です。
私は、何か「お題」がないと、語れないんです。
だから、裏切り行為に見えるかもしれませんが、もうしばらく止めません。ごめんなさい。
[2000年6月10日 8時11分5秒]
お名前: F8
ごめんなさい。
知らないで見ている人には罪はないと思うので(だって単に知らないだけだから)、
私はまだ続けます(あっちでの解説)。
ドラマの登場人物は最初から寄せ集めとしか感じていなかったので、
ずっとそんな物だと思っていて、気にならなかった。
だから、別に、細部の解説であっても、細部さえ知らない人には使えると思うので、
私は続けます。ごめんなさい。あちらで見かけても、許してください。
[2000年6月10日 8時7分23秒]
お名前: ペンギン
もう、ドラマとして見ることはないので、こっちに引きこもるぞ! 話が合わないから。
知らない人は、地球人向けの「感動」を意図的に作ろうとするテクニックに囚われて、それ
を「自閉症」者の実態だと勘違いしているに決まっている。それを、いちいち説明するなん
て、面倒臭いだけだ。
というより、地球人側のものの見方とこちら側の感じ方を照合するのを全面的に止めたので
答えられない、というのが本当のところだけど。
何故なら、私の仕事は、いろんなものがごちゃごちゃになった「架空の自閉症」者の解説を
することではなく、本物のたくさんの「自閉症」児のために何かをすることだから。
[2000年6月10日 7時36分10秒]
お名前: フリーラジカル
いや、1年続くのは困ります。私は今、ななさんのおっしゃるところの「言葉が出ないモード」
です。あのドラマのせいで。しっかり真剣に受け止めてますから。
[2000年6月10日 7時35分15秒]
お名前: ペンギン
もっとも、あのドラマにそんな深い意味があるとも思えないし、TBSのスタッフが「自閉症」
を理解しているなんてとっても思えない。
それから、好意的に見て世間の誤解を解こうとしていることは認めますが、「自閉症」を正確
に伝えようとしているとも思えない。
というわけで、あのドラマはそっちのけで、毎回の「参考図書」の解説をすることに決めたの
でした。そう思ったら、画面の中で起きていることなんかどうでも良くなったので、見ていて
ムカツクこともなくなったのでした。これなら、1年続いても大丈夫だ。
[2000年6月9日 9時14分19秒]
お名前: ペンギン
だから、診断基準からは外れるけれど、れっきとしたアスペだよ〜ん♪
これは、見た目は「普通」だけど「自閉症」という意味です。
[2000年6月8日 18時35分20秒]
お名前: ペンギン
人の「好意」を受け容れて「感謝」出来るようになっても、「信頼関係」が生まれて「肯定」
的な物の考え方をするようになっても、気持ち悪いものは「気持ち悪い」と言うし、おかしい
ものは「オカシイ」と言いますです。
もしかして、これって「甘え」てイヤガラセしている状態かいな?
しかし、『高機能広汎性発達障害』のP162〜169に書いてあることそのまんまだよな〜、ワシ。
[2000年6月8日 18時30分39秒]
お名前: ペンギン
「高機能自閉症」と一口に言っても、トモダチが欲しくて悩んだり、何とかして上手く人付き
合い出来るようになりたいと思っている人も、結構いるのでしょう。
けれど、あいにくと私は、人と接触することが全て外傷体験になってしまって、「積極奇異型」
をこじらせて「一匹オオカミ型」になってしまったので、くだらないことばかり書いてすみま
せん。こうならないように、良い子の皆さんは早めに「受動型」になって下さ〜い。
言いたいこと言って、書きたいこと書いて、勝手に落ち込んでますから。
[2000年6月8日 18時12分15秒]
お名前: ペンギン
ワシは、全部知ってるから、ややっこしい立場なのだ。
お陰で、余計な気遣いをたくさんしているのだ。
[2000年6月5日 8時28分55秒]
お名前: フリーラジカル
私は悪役や憎まれ役の出てこない「学級討論会」みたいなものに出てるのかと思ってた。
すずめの学校じゃなくてめだかの学校の。
[2000年6月5日 7時4分48秒]
お名前: ペンギン
つーわけで、だーれかさんの代わりに「悪役」をやって良いというお墨付きをもらって
きたので、以後引き続き、堂々と悪態をつきまくることにします。
[2000年6月4日 23時36分33秒]
お名前: フリーラジカル
悪役がいないと進行しないドラマに出演してるんでしょう、きっと。
[2000年6月4日 7時42分51秒]
お名前: ペンギン
正しい対応の仕方をされずに、封印してきたものを取り戻す作業をしている段階の人と、
正しい対応をされて封印もせず、取り戻す必要もない世代の人とでは、問題が一緒であ
るはずない。
でも、正しい対応の仕方がわからずに、封印しようとして上手く行かなくて困っている
という相談をよく受けるのですがね。
しかしながら、何で私は自分自身に解決しなければならない問題をいっぱい抱えながら、
地域格差や理解のバラツキやらスペクトル上の位置付けまで配慮しながら「悪役」やっ
てるんでしょうかね?
もっとも、それを自分の安心材料にしているところがかなりあるので、自業自得ですな。
[2000年6月4日 6時33分23秒]
お名前: ペンギン
それ以前に、『自閉症スペクトル ―親と専門家のためのガイドブック―』だって、
分かってないんじゃないのか?
[2000年6月3日 16時33分20秒]
お名前: ペンギン
>自閉症児者の「こころ」を自閉症児者自身が探し求める場
―高機能広汎性発達障害(高機能自閉症・アスペルガー症候群)への心理療法的接近から―
(http://ibuki.ha.shotoku.ac.jp/~kitazawa/masatsugu/imagoH810.html)
この辻井先生の論文、読んで分かる人が世界に何人いるのかなぁ?
[2000年6月3日 16時22分26秒]
お名前: ペンギン
しかも、最新&最先端のことだから、知らない人が多くて当然なんだけど。
[2000年6月3日 16時17分34秒]
お名前: ペンギン
こんな「治療者」向けの専門的なことを書いたって、ほとんどの人には理解不能で関係ない
のは判り切っているけどね。
(たまたま、今、自分がその立場に置かれているのでそういう葛藤が実際にあるのが分かる
ので、ちょっと報告しているだけですがね。まあ、私の場合は大丈夫ですが。こっちがじゃ
なくて、治療者がしっかりしているので。)←でもないか? 一人で解決しちゃうから。
[2000年6月3日 14時51分39秒]
お名前: ペンギン
>それでも治療構造の中での枠組みは維持しながら、彼らの些末で、どうでもよいように感じ
られる話題に付き合っていると、彼らの「自分」という感覚がまとまりをもったものになっ
ていくように治療者側に感じられるようになってくる。(辻井先生の論文より)
孤立性が高くてほとんど会話が成立しないような場合だと、もともと「人と繋がろう」という
願望がないだろう。それから、認知障害が重くて人をまとまりのある「一個人」と見れないよ
うな重度の障害があれば、そもそも人と関係を持つこと自体が困難になる。
しかし、外見からは全く「自閉症」だと見破られることがないけれど、自我境界が稀薄で精神
的には根強い「自閉性」を持っている「高機能広汎性発達障害」の場合、治療構造の枠組をし
っかりして心理的距離を置くことが重要になる。そうしないと今度は、「自己」を保たないま
ま「治療者」に全面依存してしまって、何の治療にもならなくなってしまうからだ。
「自我境界」のない状態では患者は治療者の意識と同一化してしまう、ということを利用して
「治療的介入」を行おうというのに、治療者の側が「治療構造」を破壊してしまったら、結局
「自我基盤」を形成することに失敗してしまう。それは、お互いにとって不幸な結果を招くこ
とになってしまう。
だから、「治療」と称して「恋愛関係」に持ちこんでしまうような精神科医は、国家資格を剥
奪されて当然なのだ。その証拠に、患者との「治療構造」を破壊して全面依存の状態に陥らせ
てしまった為に、離れることに強い「不安」を感じさせてしまった患者を一人殺しているでは
ないか。あの狭山慎一という男は。
二人の間に道路があってそこには車が走っている、ということさえ見えなくしてしまうような
医者には、人を治療する資格などないはずだ。
[2000年6月3日 14時24分3秒]
お名前: ペンギン
繭子ぐらいの年齢になって「療育」を始めた場合、治療者との心理的距離が近くなりすぎて
依存してしまうというのは、最も危険なことだ。むしろ、あってはならないことなのだ。も
っとも、その前に信頼関係を取り付けること自体が大変だ。
何故なら、人と話が通じるとか理解してもらった経験が無いだけではなく、パニックに陥る
ような強い「恐怖心」を持っている人が、いとも簡単に他人の「好意」や「愛情」に応えよ
うとするなんて、通常、有り得ない。
[2000年6月3日 13時18分0秒]
お名前: ペンギン
それから、子供のうちに発見されて子供のうちに適切な対応を受けられている世代と、完全に
その逆だった世代とでは、アプローチの仕方がまるで違うのだ。
[2000年6月3日 9時2分55秒]
お名前: ペンギン
念の為、こっちにも書いておく。
「寝たきり翻訳家」が実現すれば、F8さんは国内では「社会的人格」が要らなくなるので、
「治療」も「教育」も必要無いだろう。
でも、「寝たきり副会長」というわけにはいかないので、私にはメンテナンスが必要だ。子
供がいるとイヤでも人間関係を強要されるので、それはそれで上手いこと切り抜けなければ
ならないから。
しかし、本当はジェノバのような脳細胞だけになって、セフィロスとクラウドを手先に使え
るようなご身分になりたいのだ。
[2000年6月3日 8時45分46秒]
お名前: ペンギン
確かに、あまりにも特異な行動をしたり、精神的な弱さを露呈したり、まるっきり人のことが
分からないのでは、「生活」が出来ない。
だから、ちゃんと「世の中」に踏み止まっていられるようになる為に、一時期、とっても「普
通」に憧れることがある。そして、そうしないといけないこともある。
そうした「完璧な社会的人格」を作り上げることに、私は完全に成功している。個人的なレベ
ルではいろいろ不都合を感じるけれど、社会的なレベルではちゃんと役目を果たしている。そ
れが出来なければ、PTAの副会長など出来るはずもない。
でも、だからこそ言うのだ。あくまでも、「自分自身の本当の気持ち」までなくしてしまって
はいけない。社会的な「生」の為に自分の「死」を選んではいけないのだ。
社会生活上の必要事項にすぎないことを、個人の生活のレベルに持ち込まないで欲しい。要ら
ぬ勘違いの人間関係を作ってしまわないように、人との距離感を教えてあげて欲しい。
確かに、子供のうちに発見されて、自分を理解してくれる人との現実的な繋がりを体験する治
療的介入を正当に行うことで、人の「気持ち」を受け止めて人々のネットワークの中に踏み止
まる素地を作ることが出来る。それは、私は自分の子供にやってきたし、「アスペの会」でも
同じことをやっている。(一番お留守になっていた自分の治療が、一番最後になった。)
でも、だからといって、自分を殺し続けて社会に生きる道を選択してしまうと、いつかは破綻
して本当に生きることさえイヤになってしまう。それは、本当に、本当に不幸なことだから。
確かに、サポーターの年齢の頃は、社会的に生きられる「自分」作りの時期だ。でも、就職は
人生のスタート地点であってゴールではない。そればかり目指して、あとは「死んだように生
きろ」なんて、二度と言わせない。そういうのは、私が最後でたくさんだ!
その為には、どんなに嫌われたって憎まれたって構わない。
[2000年6月2日 17時57分43秒]
お名前: ペンギン
「誰からも愛される人になりなさい!」
「どうして、○○のように成れないの!」
これは、ずーっと、私の殺し文句だった。
こんなことを思い出すと、またフラッシュバックが…。
[2000年6月2日 15時17分53秒]
お名前: ペンギン
「アスペの会」に入っている人たちは、自分たちが恵まれすぎていることを自覚して欲しい
です。
でも、我々は「同朋愛」と「親近感」を持っていますが、地球人里親にとっては「愛しの我
が子」でしかないのが、残念です。
[2000年6月2日 14時34分29秒]
お名前: ペンギン
まあ、「アスペの会」に幼児期から入って、マンツーマンで心に治療的介入をして人との繋
がりをつけてあげれば、人の「好意」や「愛情」に応えられる「自閉症」者になるのでしょ
うな。
しかも、小学校低学年のうちにそれをやれば全然違うことは、私が一番良く知っています!
でも、それを逃してしまった人はどうすれば良いか。それも身を持って知っています。それ
で、現在「治療中」なのですから。
[2000年6月2日 14時20分16秒]
お名前: ペンギン
サヴァンとパニックとタイムスリップだけが「自閉症」じゃないぞ!
それから、「自閉症」は、一緒に居てホッとさせてくれるような癒しグッズでもないぞ!
[2000年6月2日 4時51分17秒]
お名前: ペンギン
感謝できなければ感謝しないし、信頼できなければ信頼もしない。
同じ人でも、理解してくれている時とそうでない時とでは別人だから。
[2000年6月2日 4時31分14秒]
お名前: ペンギン
もう、義理だてなんかしないぞ!
[2000年6月1日 22時10分30秒]
お名前: F8
私は、別にやり直したいと思わないや。
よけいな苦しみをしてきた中で、「ついでに拾ってきたこと」(悪いことも良いことも関係なく)の
蓄積がいっぱいあって、
最初からうまくやり直したら、そういった「ついでに拾ってきたこと」が全部なくなっちゃうんだと思うと。
いいことでも悪いことでもない、ついでの細々したことに、
既に情が移っちゃってる状態・・・
ああそうか、
やり直したいと思わないのは、単に「新しいモノはイヤ」って言ってるだけか。
[2000年6月1日 12時23分52秒]
お名前: フリーラジカル
いいなあ〜、ウチのデコッパチ小娘。最初から知ってるなんて。
[2000年6月1日 5時56分0秒]
お名前: ペンギン
でも、「自閉症」を100%容認しながら遣り直すのって、不思議な感覚だ。
最初のボタンの掛け違いが、こんなにも大きな食い違いになるなんて!
信じられないくらい単純なことだったりすると、ガッカリする。
[2000年6月1日 5時52分26秒]
お名前: フリーラジカル
あ〜、でも0歳からやり直したいなあ〜。最初から自閉症者としての自分をよく認識してて。
全く違う人生を歩んでた気がする。
[2000年5月31日 11時12分26秒]
お名前: ペンギン
まあ、本当のところは、〇才からやり直したいくらいだけど。
もう一度生まれ直すとか、今度生まれたらどうするかってんじゃなく、追体験で。
(↑もうそろそろ終わりに出来るというのに、また長くなるのはゴメンだ!
これだけ付き合えば、上等だと思う。)
[2000年5月30日 8時35分10秒]
お名前: ペンギン
な〜んて、私だって、ずーっと封印してきた視覚と聴覚と触覚の好みを解禁したところ
だから。やってることは3才ぐらいかな? 今。
(なんたって、キラキラグッズを見えるところに置いて、一日最低1時間は同じ曲を繰
り返し聴いて、心地良い感触のぬいぐるみを抱っこしてボケ〜っとすることをおおっぴ
らにやっている。ホント、ぬいぐるみって欲しいなんて思ったことなかったもんね。で
も、服やカバンのヒモをギュッと握って代用していた。)
[2000年5月29日 16時25分3秒]
お名前: ペンギン
たまたま、いまはドラマのお陰で一部の地球人里親からチヤホヤされてるけどさ。
でも、ほとんどの地球人には間違ったイメージで伝わって、「自閉症」という言葉がちょっと
有名になっただけだと思う。つまり、これで我々が受け容れられたわけでもなければ、正しく
理解されたわけでもない。
強いて言えば、「自閉症」関連の地球人の結束がちょっと高まったぐらいかな? こういう人
たちがどんどん増えて何かしら行動を起こさない限り、しょせん「まな板の上の鯉」でしかな
い現状は変わらないさ。
[2000年5月29日 15時53分50秒]
お名前: ペンギン
確かに、「自閉症」でいることは「世の中」にとって受け容れがたいことで、悪いことかも知
れない。
でも、一度「自閉症で、何が悪い!」って地球人が一人もいないところで叫ぶとか、「自閉症
は素晴らしい!」と誰かに面と向って言ってもらって、「自分」を肯定しないことには始まら
ないと思う。そうしないと、「自閉症」につぶされたまんま終わってしまう。
とにかく「自分」の存在を肯定する為には、「自閉症」にまとわりついている価値判断を一度
切り離さないといけないと思う。だいたい、「世の中」の「自閉症」に対する評価なんて、そ
う簡単に変わるはずないんだから。でも、私が「自閉症」に生まれちゃったことは事実なんだ
から、仕方ないじゃん!
[2000年5月29日 15時48分1秒]
お名前: ペンギン
きっと、フリーラジカルさんは、「同朋」にたくさん会い過ぎて来たのでは?
今までたったの1人の「同朋」にも会わず、始めて会った「言葉」の通じる人が精神科医だ
ったという、私やドナさんやグニラさんとは全く逆で。
子供の頃から「自閉症」の診断を受けながらそういう人が身近にいすぎたので、「自閉症」
=「悪いこと」という図式が出来あがってしまったのでは?
[2000年5月29日 15時37分34秒]
お名前: フリーラジカル
う〜ん、考えてたんだけど・・・、
自分が自閉症だから「自分が悪いのではない」という展開で、既につまづいているんだと思う。
前にも書いたけど、「障害なんだからショウガナイ」という部分に、自分がストンと
納得してないのかなあ。相手に嫌な思いをさせたのは間違いないんだもの。私の場合。
イカン、くらくらしてきた。この件はここで保留。(と言いながらいつまでも解決しないのでした。)
[2000年5月29日 14時19分31秒]
お名前: ペンギン
これ! 「・・・」って何だ?
「自分が悪いのではない」だけではなく「心の傷を与えた人物との関係を回復する」必要も
あるってこと?
でも、私は、「自閉症」なのを知らないだけだから仕方ないと分かったので、相手に対して
は何も要求しない。関係を回復なんて言っても、もともと関係が無かったのだから回復のし
ようもないと思うのだけど。
ただ、今現在の相手の態度が変わっていないので近づきたくないだけだ。
[2000年5月29日 7時43分53秒]
お名前: フリーラジカル
>そして、自分が悪いのではなかったと知ると共に、心の傷を与えた人物との関係を回復する
ことも必要だとか。
・・・。
[2000年5月29日 6時59分51秒]
お名前: ペンギン
今、NHKでPTSDの話をやっていた。
心的外傷による何らかの症状がある人は、前頭葉の働きが悪くて恐怖の感情を抑えられないと
いうことだ。あまりにも強烈な外傷体験の記憶というのは、バラバラのままのまま蓄積されて
しまうので、それを過去のものとすることができないそうだ。
「自閉症」の場合はその逆で、もともと時間の連続性が無く(或いは薄く)て、関連付け
のできない場面の記憶が集積している。その中で、特に意外性の強いものや恐怖となった
体験が外傷として残っている。「自閉症」の場合は、記憶の在り方そのものが場面ごとに
独立しているので、恐怖体験だけ特別というわけでもない。
それを「過去」のものとして認識していく為には、バラバラになっている記憶を順序だてて言
葉にすることで、まとまった意味をハッキリさせる必要があるそうだ。つまり、何がどうなっ
てどういう結果になって「解決」した「過去」であると分からせて、もう「現実」にはその恐
怖は存在しないと認識させるというわけだ。
「自閉症」の場合のフラッシュバックは、事件が一つではないので何かをキッカケに類似
した記憶が芋づる式に溢れ出て来る。そうなると、自己増殖を始めてしまって止まらない。
トラウマを想起させるものが目の前から消えても、なかなか収拾がつかなくなってしまう。
でも、その事件の原因のほとんどが、「自閉症」だと自分で知らなかったことによるもの
か、「自閉症」を知らない人達との軋轢によるものなので、一つ解決するとその系統の記
憶のトラウマが全部いっぺんに解決することもある。
とは言っても、自分で「自閉症」を自覚し、理解し、外傷体験を言語化できる本人という
のはほんのわずかなので、言葉による記憶の整理でこの問題を解決するのは難しいだろう。
この、記憶の異常の原因は、脳の「海馬」の細胞の減少が原因で起こることが分かっている。
そこで登場するのがSSRIで、セロトニンが脳内で増えると、ストレスによって生じる扁桃体
(いわば恐怖感情の発生源)の興奮を抑えるばかりではなく「海馬」の細胞が再生するそうだ。
確かに、SSRIを飲むようになって、フラッシュバックの時の恐怖が軽くなった。というの
は、フラッシュバックそのものがなくなるのではなく回数も変わらないけれど、再現され
る映像や音声がぼやけるようになり、関連した記憶への飛び火が止まるようになったから。
大きいものはやっぱり抑制がきかないけれど、受けるダメージが軽くなっている。
或いは、おもちゃのたくさんある部屋で遊ばせて、脳の興奮を鎮めることでも回復できるそうだ。
なるほど、今、私が退行してもともとの「自閉症」の自分の「世界」だった「感覚」を取
り戻しているのも、同じ効果があるわけだな。
そして、自分が悪いのではなかったと知ると共に、心の傷を与えた人物との関係を回復するこ
とも必要だとか。
まあ、これは、原因が「自閉症」だと分かればいいから楽だ。それに、もともと人との関
係は稀薄で、「感情」的に疎外されたとか「自尊心」を傷つけられたということで受ける
ダメージは極めて少ないので、自分が悪いのではないと分かればいいかな?
ただ、かといって「自閉症」のままで「生きていて良い」というところに直結しないとこ
ろが痛いところだ。
[2000年5月28日 22時54分46秒]
お名前: ペンギン
これっ! 泣かせるんじゃなーい!
でも、ありがとう。本当に本当にありがとう。
[2000年5月27日 5時56分59秒]
お名前: ペンギン
>誰だって苦手なことくらいありますから、それがいくばくか大変なだけです。
(「だけ」といっても本当に本当に大変ですが)。
そう、それがいくばくか大変なだけです。
「だけ」といっても本当に本当に大変です。本当に本当に大変です。
[2000年5月27日 5時54分26秒]
お名前: ペンギン
きれいなイメージを勝手に作り上げて、そこにハメテしまおうとする人の「心」の醜さがイヤ!
ほ〜ら、やっぱり人の「気持ち」に応えようとしていない。
[2000年5月27日 5時11分32秒]
お名前: ペンギン
やっばり違うよ、おかしいよ!
やっぱり、媚を売ったり便乗するのはイヤだ!
バカなことはやめろ、せっかくだからもっと上手く立ち回れって言われたって、
もっと「自分」を大事にしろと言われたって、妥協なんかしない。
どうせ、守らなきゃいけない「自分」なんて、もともといないんだから。
[2000年5月26日 21時51分30秒]
お名前: ペンギン
それでもなお、人の「気持ち」に応えるために「抱きしめられる」練習をしようなどとは、
絶対に思わない。
やっぱり、「気持ち」を込められるとその負荷に耐えられないし、「気持ち」の遣り取り
は負担に感じてしまう。
だから、私に「気持ち」を伝えようとするならば、そういう負荷と負担をかけないでくれ
るのがいい。
[2000年5月26日 19時12分41秒]
お名前: ペンギン
どうして、私はこんなに「普通」なのに、輝さんみたいな関係しか周りの人達との間に持てな
いのか考えてみたら、すっごく簡単なことが分かった。
まず、こちらから人に係わる分には、何の差し支えもない。相手から「悪意」を顕わにされる
と「恐怖」の対象になるのは当然。そして、「好意」的ならばなんともない。しかし、ほんの
ちょっとでも「愛情」を示されると、とたんに拒絶してしまうのだった。
だから、いつも「利用する」か「利用される」かの、どちらかになってしまうのだった。それ
でも、迷惑がりながらも面倒をみてくれる達郎みたいな人がいるので、「お仕事頑張ります!」
[2000年5月26日 18時36分58秒]
お名前: ペンギン
そ〜んな合併症が一つもなくたって、「自閉症」の三つ組みの障害があれば「自閉症」なのだ。
○○を入れないコーヒーみたいなもので、合併症のない「自閉症」は有り得ないかもしれないけれど。
(それから、↓のコミュニケーション障害というのは、「自閉症」のではなく別の項目のもの。)
[2000年5月26日 16時49分47秒]
お名前: フリーラジカル
もとい、私の場合、ではなくてほとんどの自閉症者にとって、対社会的にはこの二つなんでしょうな。個人的には気分障害や不安障害が大きな問題でも、世間から見れば「勝手にすればあ〜」
で片づけられそうだから。
[2000年5月26日 13時42分48秒]
お名前: フリーラジカル
私の場合、もっとも大きな問題はコミュニケーション障害とこの「想像力の欠如」にあるような
気がするのですけど。
[2000年5月26日 13時34分43秒]
お名前: ペンギン
「自分」の感じている「感じ」が、どういう「感情」でどんな気分になるか分かったと同時に、
「他人」の抱いている「感情」がどんな「感じ」か分かってしまうほどの「想像力」のある人
は、普通「自閉症」とは診断されない。
「自閉症」は、学習障害と協調運動障害とコミュニケーション障害とチック障害と排泄障害と
認知障害と感情障害(気分障害)と不安障害と睡眠障害と衝動抑制障害を足したものではない。
[2000年5月26日 13時2分15秒]
お名前: ペンギン
「白」がダメ。だから、サングラスも茶色なんだな!
[2000年5月26日 12時29分44秒]
お名前: ペンギン
何故か、『君が教えてくれたこと』を見ると、目がチカチカして眩暈がする。
きっと、繭子の部屋と服が「白」すぎるからだろう。
(ドナさんは「黄色」がダメだが、私は「白」がダメなのだ。)
[2000年5月26日 10時19分20秒]
お名前: ペンギン
その「治療」で自分自身を回復する為に、精神分析療法の分析をしているのが私らしいところ。
今やっていることの意味が分からないと、先に進めない性分なので。
[2000年5月25日 13時1分58秒]
お名前: ペンギン
「世の中」って「自閉症」仕様に出来てないから、「自閉症」に生まれるってことは始めから
「世の中」に疎外されることで、「世の中」に合わせると今度は「自己」に疎外される。
(全く同じ事をドナさんも言っているけれど、今日のは引用でなく「私」の言葉。)
その「自己」を回復するためには、一度「自閉症」だという事実を「承認」して、その上で
「自閉症」と「世の中」との間を橋渡ししてくれる人が必要。
人との間に会話が成立する人は「言葉」で(必ずしも専門的な精神分析療法である必要はな
い)、会話ができない人もドナさんがやったような「身体言語」で、それをしてくれる人を
求めていると思う。
それが、治療関係ってことだ。そうして生きていくのは、やっぱり自分の力。それをつけて
くれるのが「治療」ってこと。
[2000年5月25日 12時15分56秒]
お名前: ペンギン
つまり、そういうことが分かるようになる本だ。
それから、『天使の消えた街』はもう、見なくていいんじゃないかな?
[2000年5月25日 10時58分18秒]
お名前: ペンギン
合併症が主に不安障害で、パニックや恐怖症を起こしやすいけれど比較的まとまった「自己像」
を持っているタイプと、合併症が主に感情障害(気分障害)で、「自我意識」に問題があるタ
イプとでは、医者に求めるものも違うのかも知れない。
[2000年5月25日 10時56分40秒]
お名前: フリーラジカル
その本、ビックリならまだしも、ガックリになるの?もうとことん、ガックリ来てるんだけど。
[2000年5月25日 10時54分14秒]
お名前: フリーラジカル
へへえ、昨日は懇談会で「空気になりきる」ことで消耗しすぎて、またしても「天使の〜」を
見逃しました。でへへえ〜ん。
[2000年5月25日 10時52分54秒]
お名前: ペンギン
けっこう前に出ている本だけど、感情の種類とその説明が豊富で、感情と人間関係について
書かれているみたいなのがピッタリだと思って買ってきた。
『感情の心理学−自分とひととの関係性を知る手がかり−』福井康之著(川島書店)
でも、その前に、やっぱりこれも専門書じゃないんだけど、かといっていい加減な新書より
はかなりまともな本で、IQテストをして右脳と左脳のどちらが優先しているか測ってみた。
そうしたら、私は「やたら口数が多いだけの右脳人間」だということが判った。
テストのパターンを覚えちゃうといろいろ差し障りが出そうなので、細かい解説は読んでい
ないんだけれど、表面的な形に囚われると意味や理屈が全く考えられなくなってしまうとか、
図説のない左脳問題は全く出来ない傾向はすごくハッキリ出ていた。
でも、それより↓の本、読んでみるとビックリすると思うよ。
[2000年5月24日 23時35分48秒]
お名前: フリーラジカル
↓ひぇ〜〜〜〜〜。ガァ〜ン。
ねえねえ、何、何、それ。感情を説明してる本、って。私にも紹介して〜ッ♪
やっぱり苦手なことは研究したい。
[2000年5月24日 18時31分57秒]
お名前: ペンギン
どうやら、ドラマの方は、もう笑っちゃうしかない展開になっていくようです。
で、今日は面白い本を見つけました。
『自閉症の発達精神病理と治療』小林隆児著(岩崎学術出版社)←青年期・成人期の専門書。
うわ〜い、始めて私のことが書いてある本を見っ〜け!って、ここは喜ぶところじゃない!?
私にとっては常識にあたることが、さも新しい発見のように書かれているんだけど…。
言語発達の良好なアスペルガー症候群・高機能自閉症の軽症例で、自我基盤が脆弱。社会性の
発達が極めて悪く、重篤な感情障害(気分障害)と語用論的なコミュニケーション障害がある。
それから、視覚・聴覚・状況の知覚変容がある。
その特徴は、劣等感・罪悪感が強くて、しゃべりすぎる傾向。ガァ〜ン!
やっぱり、しばらくおとなしくしてよーっと。なーんて、他にも面白い本を見っけてきたので
お勉強でーす。すっごくわかりやすく、いろんな「感情」を説明している本とかもね。
[2000年5月24日 17時8分41秒]
お名前: ペンギン
人の決めたイメージにはめられるのって、イヤだ。
でも、ああいうのって地球人の「共通認識」で、あれで「共感」を演出するのだろうな。
ちがうちがうちがうーーーーー!!!!!!って、こんなとこでいくら叫んでも、仕方ない。
[2000年5月24日 7時44分52秒]
お名前: ペンギン
「人が人を求める気持ち」=「連帯感」を表す時に、地球人の演出家は雨を使う。
『永遠の仔』では、お互いに求め合って3人のうちの誰かと誰かが会うシーン。
『君が教えてくれたこと』では、繭子と慎一が会うシーン。
『天使が消えた街』では、輝さんが達郎に置いてきぼりにされたシーン。
何故だーーーーー!!!!!
[2000年5月24日 6時16分26秒]
お名前: ペンギン
「要らない部品はありません、みんな大事な部品です。」と言っている輝さん自身は、自分
のことを「要らない部品」だとか「出来そこないの部品」だと思っているわけじゃないなん
て、周りの人は知らないだろうな。
だって、「自分の世界」の中で輝さんは安定しているもの。
ちゃんとどこかに接続していても、役に立っていたとしても、「存在」自体の価値も「繋が
り」そのものの意味も見つけられないでいる人の「孤立感」なんて、この世に生れ落ちた瞬
間から、人に抱っこされる度に「帰属感」と「安心感」を手に入れてきた人になんか解かる
はずないもの。
[2000年5月24日 5時35分38秒]
お名前: ペンギン
でもやっぱり、もともとの「自分の世界」が「診断基準」なんていう味気の無いものになって
いて、「本当の自分の気持ち」を話せる相手が「精神科医」か「臨床心理士」っていうのも、
考えてみればとっても虚しいことです。
生まれつきそうなんだから、最初っからそのように扱ってくれさえすれば、何も異常じゃない
はずなのに…。
そういう人達に出会って、もう一度赤ん坊に戻ってやり直す事から始めなければならないとい
うのもねえ。けれど、「自分自身」を肯定しないことには「生きる」ことを始められないのだ
から、仕方がないです。
(まあ、少なくとも死ぬ前に分かって、良かったです。)
[2000年5月23日 7時58分23秒]
お名前: ペンギン
そちらからすれば、「教える」こともあれば「教えてもらうこと」もある関係。
こちらからすれば、「教えてもらうこと」もあれば「教える」こともある関係。
これがあるところには、「自閉者」と「非・自閉者」との間にも「愛情」は伝わるでしょう。
[2000年5月23日 7時45分53秒]
お名前: ペンギン
専門家の先生の役目って、2種類あると思う。
一つは、苦しんでいる本人を救ってくれること。でも、大抵の場合こちらは薬を処方したり
何かの訓練を指示するだけ。狭山先生(まっ、本当はマレク先生だけど)のように、薬の代
わりに「言葉」や「生活」で指導をして、自分自身の思いから本人の言い分を聞いてくれる
医者(実は、マレク先生は医者ではなくって臨床心理士)ってあんまりいない。
言うまでもなく、本当に本人たちが望んでいるのは後半部分の方です。そういう気持ち
のある人に出会うと「うれしい」し、いなくなることを思うと「かなしい」です。
そういう「愛」って、「仕事」以上・「恋愛」以下で十分に足ります。
それから、専門家のもう一つのお役目は、社会に向けて理解を求めることです。こういう人
たちには、或る程度の立場とか肩書きとか政治的な手腕が必要です。それから、親たちを統
率していく力量も。
少なくとも私は、この両者の役割分担をキッチリ分けています。
こちらが「障害者」であちらは「治療者」という治療関係にある時と、協力関係にある時と
では、要求するものも違うし出来る事も違います。
[2000年5月23日 7時40分38秒]
お名前: ペンギン
それで、「本当に思っていること、感じていることをそのまんま、どんどん言って欲しい」
と言ってくれるし、「自閉症」を理解しようとするのは業務だけど単にそれだけでもなくっ
て厄介者扱いしない地球人の先生に出会っても、やっぱりまだ疑ってしまう。
「言っちゃっていいのかな」「どうせ分かってくれない」「仕事じゃなかったら、ただのイ
ヤなヤツなんだろうな」と思いながら、うれしいからついついしゃべっちゃう。
でも、やっぱり「利用するだけ利用されて、いつかはハシゴをはずされるかもしれない」っ
て、思ってしまう。今まで、一方的に思い込んでいたことと相手の要求していたことが食い
違っていたという人間関係しかなかったから、何だかかえって薄気味悪い。
さんざん裏切られてきたくせに、やっばりまた「保証」とか「約束」を求めてしまう。悪い
癖だ。
[2000年5月23日 6時12分27秒]
お名前: ペンギン
期しくも、昨日の『永遠の仔』はPTSD(といっても、こっちのは幼児虐待のだから凄まじい)
のタイムスリップの話だった。(やっぱり、中谷美紀さんの演技はうまい。)
「感情」を疎外されて、親から徹底的に人間への不信感を植え付けられてしまった本物のPTSD
と「自閉症」というのは正反対のものだ。でも、普通に「感情」を持って生まれたのに、子供
の内からその「感情」を踏みにじられ続けると、その「感情」に関連するものを避けるように
なり、しまいにはその「感情」そのものが無くなってしまう。これが、PTSDだから。
でも、「自閉症」の場合は、もともとその状態で生まれて来て、逆に普通の「感覚」や「感情」
があるように扱われて疎外される。
正反対だけど、本当はとっても豊かだったものを無くしてしまうという点では同じになるから
セリフとしてはとっても「共感」できる。
「もう、疲れちゃった」「生きていくのがイヤ」「いいことなんか、何もない」「自分が、誰
だか分からなくなる」「死ぬ思いで打ち明けたのに、聞いてくれなかった」「誰も、私を救っ
てくれる人なんかいない、どこにもいない!」
その、死ぬ思いで打ち明けた時に言われたセリフまで一緒だった。「バカねえ」「やめなさい」
「恥ずかしくないの?」「嘘!」「二度と言うな!」
そして、本人同士じゃないと分からないこと・本人だから分かることがあって、本人は本人同
士にしか本当のことを言わない。(正確には、言えない。或いは、言えなくさせられた。)
[2000年5月23日 5時48分3秒]
お名前: フリーラジカル
今まで何度も「助けて」とすがった友達の袖に、「説明がくどい」と振り払われ(笑)ました。
私の叫びは地球人の誰にも通じない。
[2000年5月23日 2時49分9秒]
お名前: ペンギン
この同朋意識って、やっぱり「愛」だと思う。
それから、なんとかして通じる言葉で話しかけようとしてくれる人の「愛」も分かる。
そして、これだけわからないこと・わけがわからないことだらけなのに必死に応えて生きて
いるのは、連邦市民が「愛」の分からない非情な人であるわけない!
全くないところから考えて人の気持ちを推し測っているなんて、これほど「想像力」が豊か
な人もいないと思う。
[2000年5月22日 21時21分14秒]
お名前: ペンギン
「自閉症」のことを知りたいと思っている人にとっては、豚もおだてりゃ何とやらの私って
重宝されるのでしょう。
でも、「自閉症」を治したとか治そうと思っている人にとっては、ただ迷惑で邪魔なだけの
存在でしょう。
それで、上の人たちにハシゴに登らされておいて、下の人たちに思いっきりはずされて、し
かも、それで頭を叩かれる。
これをいつまでもいつまでも、性懲りもなく繰り返す。でも、私はやめない。
けれど、第三の登場人物たちに「やめろ!」と言われたら、やめるかもしれない。
でも、この人たちもハシゴをはずされたら、きっと全てを終わりにするでしょう。
言うまでもなく、始めの人たちは「親」と呼ばれる人たちです。
そして、第三の人たちとは「専門家」の先生方です。
けれど、私が本当に信用しているのは、そして何があっても永遠に「友だち」だと思うのは、
「本人たち」だけです。
[2000年5月22日 19時7分38秒]
お名前: ペンギン
「君はここにいる」って、「ここ」に「いたくない」所で何度言われたって、うれしくない。
結局、居場所は自分で作るしかない。
[2000年5月22日 13時14分3秒]
お名前: ペンギン
確かに、繭子は「一人じゃない」。
でも、実際に一人じゃない「自閉症者」なんて、いない。
[2000年5月22日 13時11分4秒]
お名前: ペンギン
やっていることは「自閉症」だけれど孤立感のない繭子って、やっぱり「自閉症」じゃない。
やっていることはまるっきり「普通」、なのに孤立感と違和感だらけの「自閉症」なんて、
ただの厄介者で、邪魔なだけ。
[2000年5月22日 13時8分55秒]
お名前: ペンギン
たとえ、「君はバカじゃない」って百万回言われたとしても、やっぱり「私はバカだ」と
思い続けるだろう。だって、本当にバカだもん!
まっ、その前に、まだ誰からも「君はバカじゃない」なんて言われたことがない。けれど、
ただそう言われただけでは決して納得なんかできない。きっと、「だって、本当にバカだ
もん!」と答えるだろう。
[2000年5月22日 12時53分54秒]
お名前: rim
私は無類の知りたがり屋。こだわりが収集や分類よりも探求に向けられるらしいです。
そのときのこだわりを中途半端に残したままでは死ねなかったんでした(笑)。
死にたいという欲求よりも「こだわり」のほうが勝ってしまった。
いや、それはそれで苦しかったんですけどね。
[2000年5月22日 7時10分10秒]
お名前: rim
「自閉症は“引きこもり”や“内向的”であることとは違います」っていう説明も、
そう言っておかなければならない事情もわかるけど、そう言っちゃうと、結果的に
引きこもっしまっているAS者や、内向的な自閉症者も立場が複雑だよねぇ。
[2000年5月22日 6時57分13秒]
お名前: ペンギン
その「世の中」に、「自閉症」は「うつ病」のひどいのではないと強調しなければいけない
今の時期に、「自閉症」の合併症でひどい「うつ状態」になっている人がベラベラしゃべっ
ていると、やっぱり迷惑なんだろうなあ。
[2000年5月22日 4時31分43秒]
お名前: ペンギン
「本人」同士で「言葉」が通じ合ったり支え合ったりしていることって、きっと社会的には
何の価値もないことなんだろうなあ。
『自閉症だったわたしへ』を読んで「共感」し自分のことが解かる人より、「同情」するだ
けの人の方が圧倒的に多いのだろうなあ。
派手な目に見える「障害」をたくさん持っている人の方が注目を浴びるし、周りの人たちも
同じ「障害」を持つ人の「声」が聞きたいと寄って来るけれど、ちゃんとやっているのに
「そんなんじゃない!」って打ち明け合っているなんて、はしたないだけ。
こんな思いをしてまで、どうして「生きて」いなければいけないのか、やっぱり分からない。
でも、「世の中」の人は、「生きたい」と言う人の話には感動するのに、「死にたい」と言
う人は足蹴にする。どうしてなんだろう?
[2000年5月22日 4時27分30秒]
お名前: rim
>『自閉症だったわたしへ』と『こころという名の贈りもの』って、
>「自閉症」でない人が読んで解かるの?
やっぱり、非自閉者には解らないのでしょうか? あれ読んでなお解らないことのほうが
私にとっては謎かも。ドナが自閉症の子供に対してどんなふうに接したか、何故そうしたか、
とかも書いてあるのに。でも身体感覚の違いについては、やっぱりわかりにくいのかもしれ
ないですね。私は知覚過敏はないのだけれど、身体感覚の希薄さはあります。自分の身体との
一体感がなくて、少し前までは鏡を見ても自分の顔全体、身体全体が認知できなかった(それ
が昨年11月に急にわかるようになった。なんでだろう?)。とはいえ、各部位はちゃんと
無意識的・協調的に動くし、運動神経もいいほうだと思います。が、ダブルスやチームプレー
が苦手。バレーボールなら、サーブとレシーブはできるけど、トスとアタックはまったくダメ
でした。一人でならちゃんと運転できるけど、横に人が乗っていると感覚が狂うし、どうも
他人の動きと自分の動きを協調させることが苦手なようです。人と一緒に並んで歩くのも苦手。
私が相手を意識せずに自分のペースで歩いて、相手がさり気なく私に合わせてくれれば並んで
歩けますけど。それって相手に「存在感を消してください」と言っているようなもんだ(笑)。
要するに、他人が関わるとすべてにおいて調子が狂ってしまうんですが、それも何か関係が
あるのかしら?
[2000年5月22日 3時18分16秒]
お名前: ペンギン
さっき『こころという名の贈りもの』を読み返してみてつくづく思った。
今の私は、ドナさんと出会ったばかりのイアンにそっくりだ!
ドナさんが『自閉症だったわたしへ』を書いてから続編が出来るまで、3年の間がある。
自分が「自閉症」だって気づいて、それからマレク先生とミラー夫妻に出会って、旅に
出て、「自閉症」の子供たちとの交流をしたり「自閉者」同士で文通をして、すっかり
「自分」を取り戻してからイアンに会っている。
そうだよねぇ、まだ人格バラバラで、一度に複数の人の相手をすると混乱するし、すぐ
外線遮断して閉じこもっちゃうし、「世の中」のことも「ニンゲン」のことも分かって
ないし、いつまで経っても大人じみた子供のまんまだし・・・いかんよね〜!
でも、ワシ、適応は良いのに予後の良くないタイプだから、いかんともしがたいのだ!
[2000年5月21日 21時57分44秒]
お名前: ペンギン
「私は、いつも何かしてもらうだけ?」と言いつつしっかり教わる一方の繭子さんって、
地球人から見ればただ可愛いんだろうなぁ。
でも、「自閉症」の素晴らしさを教えてあげたくって「一緒に回ろう!」って振り回し
たら、迷惑そうだったもんなぁ。
つーことは、下の比率が圧倒的に多い私って、ただ邪魔なだけカモ〜!?
[2000年5月21日 17時53分31秒]
お名前: ペンギン
だいたい、記憶力がいいってことだって、日常生活では嫌われる材料なんだから!
「忘れたいこと」とか「水に流したいこと」とか「気にも留めていないこと」を全部覚えていら
れたら、窮屈なことこの上ないらしい。
それに、「誉められること」ってほとんどが勘違いだからさー、種明かししたらつまらないな!
固執⇔熱心、恥知らず⇔大胆、感情的でない⇔理知的、自分を飾れない⇔誠実、
言葉をそのまま受け取る⇔生真面目、同化⇔感受性が強い、オカシイ⇔オモシロイ・・・。
とでも思わせておいた方が得かな〜? なんて、今頃言っても、もう遅い。
[2000年5月21日 16時43分46秒]
お名前: ペンギン
というわけで、きっとまた「ハシゴをはずされて終わる」ことを心配している。
「ドラマが終われば、みんな忘れるでしょう。」って言ってたなあ。誰かさんが。
[2000年5月21日 15時51分41秒]
お名前: ペンギン
子供の頃に「自閉症」と診断されていたのに、大人になるまでにはなんとかなると言われてい
た人の方が、慎重に生きてるのかなぁ?
当たらず障らず、まるで爆発物を取り扱うように大事にされていても、無理させられていても、
この10年より前に生まれた人達って、ほとんど正当な対応がされていなかったという点では同
じ。だけど、適応が悪くて問題行動をよく起こしていた人にしか診断が下りていなかったのだ
から、能力的な不足が多くて出来きる仕事がない人の方が圧倒的に多くて当然。なんとかして
適応して、社会の一員になろうと努力している真っ最中なんだろうなぁ。
それに、今のところ「自閉症」といえば、知的障害があって一生施設にいるとか、せいぜい下
働きぐらいの仕事しかなくて親元でつつましく暮らしている人もいるという程度の認識しかな
い。現在診断を受けている子供だって、就職するまでには何とかなると思われている人がほと
んどだろう。
そんな段階で、目だった「障害」は無くなっても「生き難さ」は一生続くとか、適応能力の高
い「自閉症」というのもあって、それはそれでそれなりにいろいろな困難を抱えているなんて、
逆にひた隠しに隠したいと思っている人にとっては、迷惑な話なんだろうね。
それに、そもそもしゃべれないとか、上手く自分の考えをまとめられないとか、日常生活に必
要な読み書きだけで精一杯な人がほとんどだから、いくら共通するところがあって代弁できる
ことがあるからといって、こうやってズラズラ書かれるのも有りがた迷惑なんだろうなぁ。
だいたい、少しでもイメージ良くしたいし、普通の人と同じ価値観にはめて解釈したいのに裏
解説なんかされたんじゃ、「せっかくの苦労が水の泡」と言われそう。それに、医者の仕事は、
「こういう困ったことには、この薬」が判ればいいわけだし。
結局、本人の心配は本人にしかできないんだろうな? 本人以外の人は、社会に適応すること
が最大の関心事で、「自閉症」のままで思いっきりいられる環境にいるのだろうかとか、「自
閉症」のままで話せる人を見つけているのだろうかなんてことを真剣に心配している人って、
そんなにいないんだろうな? きっと。
[2000年5月21日 15時47分46秒]
お名前: ペンギン
ところで、すっごく素朴な疑問なんだけど。
『自閉症だったわたしへ』と『こころという名の贈りもの』って、「自閉症」でない人が読
んで解かるの?
医者や臨床心理士(の一部)って理科系だから、もともとああいうのって読むだけでも面倒
だろうし、逆に文学好きの人はめっちゃくっちゃに読み違えているだろう。それから、「自
閉症」の子供を持つ親は、自分の子供に関係のあるところだけしか理解できないだろう。
なんてことを聞いたところで、答えられる人もいないか?♪
[2000年5月21日 14時34分55秒]
お名前: フリーラジカル
そうそう、(私もしつこいなあ)私のカタトニアの場合、「あっちの世界」では完全な
思考停止です。時間も停止。
[2000年5月20日 18時50分25秒]
お名前: フリーラジカル
でもグラッと来る感じのほうは、肩こりのために三半規管の中の血流が偏るからだという
診断を受けた人がいる。でもちょっと前まではこういう状態はメニエール症候群だとよく
診断されていたらしい。神経科学の変わり身の早いこと、早いこと。
[2000年5月20日 18時45分57秒]
お名前: フリーラジカル
このところの私はチックとカタトニアの嵐なんですわ。カタトニアの方は前にも書いたように、
他の人にも起きるものだと思ってて、それがカタトニアだと気づいたのはつい最近だけど。
多分、心因性の原因でも起きると思うよ。もちろん、関係してるのは小脳だろうけど。娘が
会話の成立する言葉を獲得したのは今年の1月だけど、それまでの数ヶ月はパニックと癇癪と
「心の防御アンタガタドコサ」の花盛りだったもの。外から見てても本当に大変そうだった。
ちょうどこのときにカタトニアが頻発してた。何しろ園での生活をランダムに撮ったほんの数枚
の写真のうちの2枚に写ってたから。
「耳が聞こえないんじゃないかと思うときが、よくある」と先生に言われたのもこの頃。
会話のための言葉の「産みの苦しみ」の時期だったのじゃないかと思っている。
ちょっと似たような状態なのが、ペンギンさんが前に書いてた突然、グラッと来る感じ。
私の場合、コンピュータのモニタが急に遠のいて、大きなブランコに乗ってるみたいに
足元がなくなったように感じて、身体が宙に浮いたように感じる。
ヘタするとイスからずり落ちる。
う〜ん、私ったら、気がついたら機能不全の脳を自慢してたりして。
[2000年5月20日 18時27分30秒]
お名前: ペンギン
>私の場合、(数秒間ですが)周りの音はよく聞こえるし、目もぼんやりとなら見えるのに、
金縛りにあったように動けなくなります。体ではなく、頭が疲れているときによく起こり
ます。必死に「こっちの」世界に戻ろうとすると戻れますが。やっぱりスイッチのような
「キーワード」(輝さんの場合は「京子さん」という言葉でしたね)があると、楽に戻れ
ます。
あの〜、この「あっちの世界」にぶっ飛ぶのは私もよくあるんだけど…。確かに、目を開けた
まま動きが止まる。でも、私のは下に書いたように心因性のことが多い。
本物のカタトニアってのは、純粋に運動性のものらしいよ。で、輝さんはこうなる前にチッ
クが出てたから、あれは本物なんだろうね。
[2000年5月20日 17時51分18秒]
お名前: ペンギン
(突然だけど、ドナシリーズの続き)
まず、「言葉」が通じること、「共感」できること、そして、他意のない身体的接触が人と人
とを結びつける「心の支え」になり得ること。
マレク先生がドナに握手を求めたのは、そういうことだったんだ!
(結局、ドナはマレク先生とは握手しなかった。最初にそれをした相手は、イアンだった。
注:これは、繭子が助けを求めて狭山先生に抱きついたのとも、違うことです。)
[2000年5月20日 17時40分3秒]
お名前: フリーラジカル
しかし今でも毎日、押し寄せてくるフラッシュバックに「も〜イヤ!!!」って言いながら
頭から布団をかぶっている私は、ちっとも進歩がない。少なくともクスリという文明の利器に
頼るようになったことは進歩か、いや後退か、ま、どっちでもいいや。
[2000年5月20日 13時2分17秒]
お名前: ペンギン
『君が教えてくれたこと』(第6話)に関しては、あの件でタイムスリップして、この件で
フラッシュバックで、その件でいろいろ交錯して…、で、現在錯乱状態。
まあ、タイムスリップした先に繭子のように楽しい出来事があったのならいいけど、ワシの
場合そこがトラウマの巣窟なので、運動性の転換障害の真っ最中。咽喉どころか肺全体まで
固まって、全身脱力状態で足を引きずってやっと歩いている。
本当なら眠ってしまうところだが、『天使の消えた街』の輝さんはカタトニアだなぁなんて
考えていて「それを書かねば」と思ってガバッと起きて見たら、あっちこっちにフリーラジ
カルさんがそのことを書き込みしていたので、びっくりした。
(ちなみに、わたしにはカタトニアはないが、いろんな原因でしょっちゅう体が固まったり
運動マヒに近い状態になるので、小脳の機能が悪いことは確かだろう。)
それで、こうやっている間にもだんだん腕の動きが悪くなって来た(ちなみに、私は指がも
ともと動かないので、腕全体を動かして一本指でキーを打っている)ので、今に動けなくな
るだろう。
で、そっちはそのうち動きが止まると寝ちゃうから良いんだけど、フラッシュバックの方は
逃げられないから辛いのだ。
実は、先日の「掲示板乗っ取り事件」のことを繭子と美咲のチャットで思い出してしまって、
こっちはどうしようもないのだ。
autismドラマのBBSにmegumiさんがこう書いてくれていて、本当にうれしかった。
>自閉症の人同士は「共感」するんだ!ってことを繭子は今まで感じる機会がなかったんで
しょうね。
そう、私はあの時本当にこの通りだった。一番始めに、子供の頃毎日布団にもぐっていた話
の後に、リンコさんが「私はその上に百科辞典を乗っけていた」と書いてあったのを見た時、
本当に飛び上がって喜んだ。それが始まりだった。
でも、そこからエスカレートして行った後に、「はしたないことをするんじゃない!」と止
めたのは、megumiさんと同じ「自閉児」の親だった。それから、「お陰でウチの子が被害を
被った」と書いて来た人もそうだった。
重大な危機的局面から救ってくれたり相談したり教えてくれる、狭山先生のような人に一人
も出会わずに一人で全部乗り切って来て、やっと仲間に会えて本当にうれしかったというの
に!!!
でも、その事件のお陰で「ここ」ができた。
「世の中」では「死ね→shine→輝く→変光星」でしかなくっても、「ここ」ではありのま
までいられて何の違和感もなくて「生きてていい」。
「ここ」のみんなと、現場に駆け付けてくれないけれど精神的にはしっかり支えてくれる
先生方がいなかったら、ワシ今頃、本当に死んでたかもしれない。
[2000年5月20日 10時6分54秒]
お名前: ペンギン
あれは、カタトニアですね。
記憶力の使いすぎなんていう間違ったコメントが入っていましたが、純粋に運動性のものです。
[2000年5月20日 9時3分38秒]
お名前: フリーラジカル
と、クラヴィス様とやらがえんえんと書き込みを続けておられる間に『天使が〜』をさっき見た。
質問!
あの輝さんが固まった「フリーズ」はカタトニアだと思うんだけど、そうだとしたら
あんなに長く続くカタトニアってあるの?
何と、我が家は全員(といって3人だけど)カタトニアらしき状態に陥るので、他の健常者にも
これが起きるものだと最近まで思っていた。保育園の先生に「○○ちゃん(娘のこと)、
突然、動きが固まっちゃうんですよ。これ何でしょう?」と言われるまで。
私たちに起きるカタトニア(だと自分では思っているが)は、ごく数秒のもので、その間は目を
異常にバッチリ開いた状態で固まっちゃうんだけど。
[2000年5月19日 10時57分18秒]
お名前: ペンギン
今日は、クラヴィス様は呼んでも出ないぞ!と、いきがってみるが。
呼ばれると、きっとまた出てしまうのだろうな!?
かといって、誰か実験して呼ばないように。
それに、しばらく起きてこないだろうから、呼んでも無駄です♪
[2000年5月19日 9時58分44秒]
お名前: ペンギン
自分の中にいっぱい人格がいて競合し合っている現場を実況中継して、いったい何の意味が
あるのかと自分でも思っている。
まっ、「積極奇異型はこうして騙せ!」という「騙しのテクニック」を教授しているとでも
思って下さい。
[2000年5月19日 9時37分32秒]
お名前: ペンギン
一回見ただけで人格すり込まれちゃうから、ビデオなんか見れるわけない。
まっ、もっともメモみればだいたい再生できるので、その必要もないし。
全く、この才能、何かに活かせないものかと、自分でも思ってみる♪
[2000年5月19日 9時33分13秒]
お名前: ペンギン
こういう時に、「アンタおかしい!」と言われると、
「だから、オカシイって言っているでしょう!」と、突然、繭子のキャラになります。
[2000年5月19日 9時24分5秒]
お名前: ペンギン
こうやって、優希になったり繭子になったり輝さんになったりして個人的に忙しいという
のに、子供たちが学校から帰って来たら狭山先生を変換した「ムウマ」というキャラにな
らねばならぬ〜! あ〜、忙しい!
[2000年5月19日 9時21分57秒]
お名前: ペンギン
こうしてみると、私はドナさんのように人格化されたキャラを持っていない代わりに、
その都度その都度手当たり次第に、そのへんの都合の良いキャラを取ってきて使って
いることが良く分かる。
だから、いつまで経っても、「私」がいないわけだ。
それで、突然、自分の意志とは全く関係なく自己分析を始めるのも、一種のサヴァン
かも知れない、などと思ってみる♪
[2000年5月19日 9時18分19秒]
お名前: ペンギン
その「約束」が実現するのを待っていなかったら、ここでこんなことなどやってませんよ!
と、無言の圧力をかけてみる♪←これもまた、優希の口調。
[2000年5月19日 9時2分51秒]
お名前: ペンギン
「言ってみる♪」というのは、『永遠の仔』の優希が「抱き合ってみる?♪」と言った時の
あの口調ですが、そんなこと誰も知ったことじゃないです!
それから、autismドラマのBBSに「タイムスリップすることが多すぎて言葉にならない」
と書いたのは、完全なパロディです。
これは、そちらにとっては「思うところが多すぎる」ですんでいることが、こちらにとって
は「そんなもんじゃ済んでない」と言いたかっただけです。
あっ、それからそれから、タイムスリップはとっくに起こしているのに、言葉にならないど
ころか言葉にしているのは、私の合併症がパニックを起こすような不安障害ではなく、鬱状
態に陥る気分障害の方で、しかも今のところ薬が効いているからです。
意識がある間はしゃべり続けますが、一定の闘値を越えるとバタッと動かなくなります。
(これも、輝さんと一緒です。そろそろ体が固まりかけてきたので、今に静かになるでしょう。)
[2000年5月19日 8時59分13秒]
お名前: ペンギン
「アンタ、私の何ナノさ!?」ってとこ。
いや、その前に、「私って、いったい何ナノさ!?」に対する答えを聞いていない。
ここで、この「ナノ」について「n」という単位に変換するツッコミを入れようとしている
アナタ! 「ここはポケるところではありませんよ!」と自分に対して言ってみる♪
[2000年5月19日 8時45分35秒]
お名前: ペンギン
いや、「アスペの会」と私との関係については、まだ誰も明確に言語化して言ってくれていな
いので、実は自分でもよく分かっていない。ただ、協力関係にあることは間違いないが…。
[2000年5月19日 8時38分45秒]
お名前: ペンギン
それから、辻井先生と杉山先生がTBSのホームページに書いてくれているような、社会
に理解を求める呼びかけそのものは先生たちの仕事なので、私には直接関係ありません。
そもそも、私自身は何らかのフォローが必要なほどの重大な「障害」が無いので、文面の
対象からも外れています。
しかし、ああやって活動している人がいるという事実は、わたしにとっては「約束」に当
たります。だから、実現しないと分かっていても、いつまでも待っています。(輝さんのように。)
[2000年5月19日 8時34分31秒]
お名前: ペンギン
きつすぎて胸の上に漬物石を乗せられたようになってしまったので、すぐに眠ってしまった。
[2000年5月19日 6時14分18秒]
お名前: ペンギン
今日はきつかった。きっと、また眠れない。
[2000年5月18日 23時40分48秒]
お名前: ペンギン
実現しない約束は、迷惑なだけです!
それでもやっばり、待ってしまうから。
[2000年5月17日 23時41分2秒]
お名前: ペンギン
自閉人の「愛」についての研究・その1
「自分が愛されていると感じなくても、人と暮らすことが出来る。」
自閉人の「愛」についての研究・その2
「人の愛情に応えるくらいなら、自分に正直に生きる方を選ぶ。」
自閉人の「愛」についての研究・その3
「愛情に自分が潰されない為に、もともと稀薄な関係を断ち切って外に出ることが出来る。」
自閉人の「愛」についての研究・その4
「本当に通じる言葉を話してくれる人に出会えず意志の疎通が出来ずにいると、お互いの愛
を届けることも受け取ることもなく孤立してしまう。そして、不安と恐怖に支配される。」
[2000年5月17日 23時35分47秒]
お名前: ペンギン
ストーリー書き換えアリ。それから、悪役なし。サヴァン抜き。
[2000年5月17日 21時33分19秒]
お名前: フリーラジカル
是非そうしていただきたい。専ら私の嗜好ですが。
[2000年5月17日 9時0分24秒]
お名前: ペンギン
ところで、全部終わったらだけど、両ドラマの「裏解説・完全保存版」っての作った方がいいかなあ?
[2000年5月17日 7時26分19秒]
お名前: ペンギン
これ、全般的にあるよね。
全く無関心・妙に冷静・とんでもなくハマる。
差があり過ぎ。
[2000年5月17日 5時34分36秒]
お名前: ペンギン
でも、「自閉症」の説明はそろそろ終わって、第6話からはいよいよメインの事件とかが
主になりそうな気配。お決まりの、サヴァンで大活躍という展開なんだろうな。
「自閉者」のTVの見方って、本当に不思議だ。まるっきり関係のないものとしてサバサ
バ見ている時もあれば、良い意味でも悪い意味でも「感情」が飛んで来て染まっちゃうこ
ともある。モノによっては「作り事」だの「製作者の意図」だのを読んでしまって、周り
の人達を興ざめさせてしまうこともある。
これもまた、一人一人ツボが違うから、おもしろい。
[2000年5月17日 5時25分2秒]
お名前: フリーラジカル
大体ドラマってものがそれ自体、嘘の塊みたいなものなのに、それに精神的・肉体的衝撃を
受けてしまう。それも確かに腹立たしい。
私の母は感情移入の全くない人だった。「どうしてTVを見てそんなに泣ける?最初から
嘘なんだから、作り事なんだから、そう思って見てればど〜ってことない。」だと。
私の心のシールドも相当頑丈なものだが、ところどころ、感情がするっと通り抜けてしまう
ようなホコロビがある。ここを攻撃されると弱い。
母のシールドは完璧。鉄壁の守り。確かにあの人は強かった。本当に強かった。
[2000年5月17日 3時15分34秒]
お名前: フリーラジカル
今週は両ドラマ、録画はしておくがその場では見ないと思う。
ここでペンギンさんの「まとめ」を読んでショックの予防接種をしてから見ようっと。
(ってずるい?弱虫?はい、言われるまでもなくそーです。)
それにしても「君が〜」の方の予告編のあの明るさは何なんだ?繭子の顔のあのミョ〜な
輝きは何なんだ?先週のエピソードが余りに衝撃的だったから、話に緩急をつけるっていう
意味合い?
あ〜、頭いたいし、副鼻腔炎は再発したし、チックは治らんし、考えはまとまらないし。最悪。
[2000年5月17日 2時45分15秒]
お名前: ペンギン
そちらにしてみれば、たかがドラマかもしれないけれど、
こっちは、自分も他人も仮想も現実も区別がないのです。
だから、いくらでももてあそばれるし、騙される。
でも、利用されるのだけはごめんです・
これだけは、断固として怒ります。
[2000年5月16日 10時39分6秒]
お名前: ペンギン
今週は、「フラッシュバック」と「約束」と「現実にいない精神科医」の挟み撃ちで、
完全にノックアウトです。
フラッシュバックの辛さを知らない人に、フラッシュバックを語る資格はない。
「自閉症」のままで生きる苦しさを知らない人に、安易に「生きていていい」なんて
言われたくない。
実現しない約束なんて、して欲しくない。
京子さんと「自転車に乗る約束」が実現するまで、いつまでもいつまでも待ってしまう
輝さんの「気持ち(固執)」をもてあそばないで欲しい。
相手が「自閉症」で分からないだろうからといって、「人の心」を小道具に使うのは、
いい加減にやめて欲しい。
「下手な約束」なんてしないで欲しい。
実現しないと判っていたって、いつまでもいつまでも待ってしまうから。
[2000年5月16日 9時43分37秒]
お名前: ペンギン
「自閉者」が身近にいてもいなくても、一般人の物の考え方って、やっぱり一般人だから、
頑張っているとか人の期待に応えようとしていると解釈されるところにばっかり注目する
んだね。
とにかく、何とかして「世の中」にうまく収まらないことには、どうしようもないから。
そして、理解も支援も援助もないのが普通だから。
やっぱり、夢物語は夢で、空の話は空中分解して、医者の話は診察室の中だけで終わっ
ちゃうのかなあ?
[2000年5月12日 23時13分54秒]
お名前: ペンギン
ワシ、政治家の水島というのが、賀来千賀子のダンナさんの宅麻伸だったことにさっきまで
気づかなかった。だって、悪い人の顔してたから、本当に別の人だと思ってた。
「まるで別人」が、本当に「別の人」だと思っちゃうので〜♪
それから、怖いことされた人がニコニコして近づいて来ると、「良い人になった」と思って
しまう。そして、普段の顔に戻ると、また「怖い人」に戻る。これだから、騙されるわけだ。
[2000年5月12日 10時25分30秒]
お名前: ペンギン
でも、実際には、あんなに前向きに対応してくれて、誰か主治医をつけて欲しいと精神科の
医者に頼んでくれる会社は、ありません。
[2000年5月11日 23時23分19秒]
お名前: フリーラジカル
因みに私は嗅覚もかなり過敏です。犬に生まれたほうが早かったかも。でもそしたら自分の鳴き
声がうるさくてたまらなくて、「無口な犬」になっただろな。
[2000年5月10日 9時8分42秒]
お名前: F8
犬は全員聴覚過敏だ。
[2000年5月10日 7時55分11秒]
お名前: ペンギン
あの音が聞こえないなんて、変だよ。耳悪いんじゃない?
と言うべきか、
あの音が聞こえるなんて、変だよ。気にし過ぎなんじゃない?
と言うべきなのだろうか?
でも、何故「聞こえ過ぎる=気にしすぎる」で「聞こえ過ぎる=耳良すぎる」に
ならないのだろうか?
[2000年5月10日 5時11分0秒]
お名前: フリーラジカル
聴覚過敏のことなら私におまかせ!(笑)
あの太いほうの弦を指がすべる「キッ」っていう音でしょう。普通の人には気にならないんだよ
ね。私は苦になってしょうがないんだけど。
もう一つ、古い型のパソコンで、ハードディスクへの保存を実行するたびに「キッ」って
いう音がするのがある。私はこれで、背中の下のほうからアタマに向けてこそげ取られるような
感触を受けてイスから飛び上がっちゃう。実はこれは去年バイトしていた先にあったパソコン。
もうここまで来ると聴覚過敏もれっきとした就労上の障害。何とかしてくれ〜!
[2000年5月10日 4時35分56秒]
お名前: ペンギン
聴覚過敏のことだけど。
たまたま今聞いた曲、ギターの指使いの音がビンビンに入っている。
これがそのままになっているということは、一般人には聞こえないのだろうか?
それとも、聞こえても気にならないのだろうか?
[2000年5月9日 13時7分43秒]
お名前: フリーラジカル
タカのせいかと思いました。
[2000年5月8日 14時30分59秒]
お名前: ペンギン
ワシのせいじゃ!
[2000年5月8日 14時29分10秒]
お名前: フリーラジカル
い、いつのまにカウントが200に!
[2000年5月8日 14時21分54秒]
お名前: ホコラのぬし
奥座敷の続きです。
[2000年5月8日 5時57分58秒]
このテーマについての発言をどうぞ。
※半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る