記事タイトル:カリスマ 


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お名前: ペンギン   
身体性の障害が大きくても言語性の障害がない人は、非・自閉者に問い掛けをし、返って来る
答えに返事したりして、会話を繋げていくことができる。
中でも一番不思議なのは、感謝の気持ちに応えることができることだ。そうすると、また感謝
の言葉が返って来る。カリスマになれるのは、そういう能力のある人。
[2001年8月12日 11時35分49秒]

お名前: ペンギン   
目の前に、紙と鉛筆が差し出された。夫妻はわたしに、わたしが「怒っている」と解釈してい
た行為すべてが、「忙しい」「疲れている」「不安だ」「強調している」「興奮している」と
いう意味でもあり得るのだと、教えてくれた。(P146)
人は怒りを感じても、それが親しさとやすらぎの再保証であったり、逆向きの幸せの表現であっ
たりするようだ。だから怒りに負けはしない。しかしわたしは、親しさには息苦しくなるし、
攻められているようにも感じる。だから怒りを感じた時に、親しさのような相互関係にあるも
のを感じることができないのだ。(P147)
                           『こころという名の贈り物』より

これを引用して以来、私を恐怖(パニック)という「奈落の底」に突き落とし続けて来た「目」
の形の元にある「感情」が何だったのか、考えていた。
まず、母の「目」=「疲れている」「不安だ」/父の「目」=「疲れている」「興奮している」
今現在の脅威となっている、周辺住民の「目」と「声」=「忙しい」「疲れている」「不安だ」
・・・みたい。(やっと、考える余裕ができたというより、上の引用文はそういうことを教え
   てくれていたことに気がついた。それまで、単に自分の状態を代弁する文章として引用
   していただけでした。)
[2001年5月17日 7時43分20秒]

お名前: ペンギン   
普通の話の結末ならば、女郎屋に売り飛ばされて、そこでおしまい。たとえ、身請けなんかさ
れたって、処遇は同じこと。恨みも憎しみも妬みも怨念もないから、幽霊にだってなりはしな
い。
テンプルさんは、支持的な家庭に育っているので、始めからその泥沼に足を突っ込まずにすん
だ。
そこから抜け出たグニラさんは、ありのままに書いた。ドナさんも、書いた。でも、ドナさん
は、それだけでなく「寝室アカデミー」のことまでも洗いざらいマレク先生に話した。

そうなっちゃうと、「美談」になる。

居場所なんか、なくたっていい。そんなもの、はじめからなかったから。逃げ場が欲しい。
[2001年5月16日 9時59分36秒]

お名前: 一角獣   
自分を生きることに良く言えば真摯であるか、有り体に言えば貪欲であるか、
どちらかが必要条件のような気も致しまする。
エゴの無いところにバイタリティは生じない。

それはともかく。
なんだか何かのキャラクターになっているような気がスル。>間違いございません。
[2001年5月15日 22時57分0秒]

お名前: 一角獣   
むぅ・・・。私の手許の闘病記録に
『PTSD(?)DESNOS(?)○×△(?)だったわたし』とかいうタイトルをつけてみたいものでス。
ただいつか「もう過去の話」にして振り返ってみたいものだ、という意味合いで。
惨澹たる自分の軌跡も終わり良ければ勲章モノだから。(←自分で授与)
気がつけば、名称不明治療法不明の病=自己になっちゃったからなぁ。

DESNOSとは Disorder of Extreme Stress Not Otherwise Specified
DMS に入れるかどうかを議論されているカテゴリーだそうです。

「長期間にわたる慢性的トラウマ神経症がいつのまにか性格に組み込まれるほどの影響を及ぼしたもの。
フラッシュバックやトラウマ記憶といった形でトラウマ的体験が表面化してくるのではなく、
より巧妙な形で行動の中にトラウマ的体験が現れていて判断しにくくなっているのである。」
(『トラウマへの探究』まえがきより)

最近『ゴシックとは何か』という本を読んだのですが、それによると、
「カリスマ性とは不可能を可能にした時に生じる魅惑、光輝のこと」
 持って生まれた資質、状況の有利な展開、よき理解者の存在などに左右される。」
「運によってもたらされ、逆に運が逃げてゆくと消えて行ってしまう。
 要するに持続しない瞬間的な現象なのだ。(ジャンヌ・ダルクの例など)」
「この一瞬のカリスマ的権威をなんとか少しでも長く持続させたいと望むのは、
 人間ならば誰でも持つ願望だろう。このような持続化への欲求が高じた結果、
 ...カリスマ的権威を物的権威に転換してしまうという、カリスマ性を不純化する  
 皮肉な事態が生じたのだ。」
「ただし中世の民衆はカリスマ的権威に敏感であったから、有名無実化した物的権威は
 カーニヴァル型祝祭の中でパロディ化されて笑い飛ばされていたのである。」
「中世の民衆によって神のカリスマ的権威として期待されていたものは、
 生を可能にし増大させる奇跡的な力だった。」

現代日本が中世よりも安全平和であることは間違いございません。
[2001年5月15日 22時40分29秒]

お名前: ペンギン   
ああ、そうだっけ、こういう書き方をすると、日本語では「自分がカリスマになれないと、ひ
がんでいる」ことになるのかな?

ただ、全然識別できないから話題になりようがないし、識別できないなら普通になる方を選ぶ
のが常識。にもかかわらず、いかにも大変そうにたいそうなことを言っているなんて、呆れて
ものも言えない。
せっかく人の世話になって生き延びていられるのに、感謝の念を抱くどころか、それが迷惑だ
などとほざくのは、国民的大罪人以外の何者でもない。
                  ・・・カリスマなんて、とんでもない。そういう意味。
[2001年5月15日 21時45分11秒]

お名前: ペンギン   
軽い人は、普通、「いかに現在、その面影がなくなっているか」ということの方を強調するの
でしょうね。そうすれば、カリスマになれるカモ~?
[2001年5月15日 17時30分41秒]

お名前: ペンギン   
「自閉症」の世界でカリスマになるには、もう一つ、「自閉症」の程度が重いという条件があ
る。そうでないと、見たところ「自閉症」だと識別できないし、いかにも「自閉症」らしいエ
ピソードが満載で、「それなのに、よくやっている!」という感動モノのストーリーがないと、
カリスマ性がないというものだ。

しかし、周りの人を驚かせたり、周囲とのトラブルの原因になっているのは、ほとんどが合併
症の重さだったりする。不安障害のパニック発作があるとか、自傷・他害などの常同運動障害
があるとか…。
これらの症状や知覚過敏は、何も「自閉症」だけに特有のものではないが、普通は「こころ」
が壊れたのちに現れるような行動なので、そうそう日常的には見掛けるものではない。
それから、視空間認知障害や音の混乱による「言葉の遅れ」や「理解の悪さ」や「読字障害」
といった、認知の歪みによる症状も、「自閉症」だけに固有のものとは限らない。
こういう問題行動や学習困難というのは、いかにも「障害」として見られやすい。

でも、手をヒラヒラさせたり、ボーッと虚空を魅入ったり、何かをクルクル回したり並べたり、
ヘンな音を立て続けたり…という「自閉症」特有の常同行動というのは、たとえ目の前でさか
んにやっていても、全く知らない人には特にオカシイこととして認識されていなかったりする。

更に、「人との係わり方がオカシイ」とか「情緒的交流がない一方的な会話をしている」とか
「ちょっとしたことですぐ混乱してしまう」というようなことは、よっぽど慣れた人じゃない
と、ぜーんぜん気にもされていなかったりもする。

こういう、どこがオカシイのか判らないものは、カリスマになるはずがない。
[2001年5月15日 16時19分57秒]

お名前: ペンギン   
言葉の遅れがなくて/学校と家庭のような場面による行動パターンの切り換えができて/集団
の中に置かれても、多少変わったことをしたり・ちょっと人から離れたところにいつもいるけ
れど、そこにいられないことはない。
こういう適応の良いアスペが、そうとは知らずに「性格が悪い」「ひねくれている」と解釈さ
れ続け、しかも、親自身に社会性がなかった(反社会的な逸脱行為を繰り返していたり、精神
疾患を持っていたり、自分の言いなりになるのが良い子でいつか一人立ちしなければならない
という観点が全くなかったり…)ために、全く向こう見ずに自分の育った家庭を捨てて、一時、
社会の底辺を転々とさまよう羽目になった。
そういうところで出会う人なんてのは、たいてい「愛情」を知らない人が多いので、行動は決
まっていて判りやすいからニンゲンなんてそんなものだと思ってしまう。自分も、人の「感情」
に応えなくて良いので、そういうパターンにハマるのは簡単。邪険にされることは慣れている。

しかし、自分が「自閉症」だと知って、そこから脱出することができて、めでたしめでたしの
御伽噺になったのがグニラの場合。
そればかりか、「世の中の言葉を教えてくれて、自分の世界の言葉との橋渡しをしてくれた」
数々の人々に出会え、「自閉症のわたし」のことを書いた本が売れて「自閉症」のことを世の
人に教えることを仕事にし、更に、「自閉症のままでいさせてくれる伴侶」を得たドナは、シ
ンデレラストーリー。

こういうのを、「結果良ければ全て良し」って言うんだな。

そしてその中で一番重要なのは、人が怒っているかどうかをチェックすることだった。「怒り」
こそ、こちらを攻撃し侵略するという、最悪の結果をもたらすものだから。
「怒っているんですか?」マレク先生の声の調子が変わるたびに、わたしは聞いた。「いいや、
ドナ、怒ってなんかいないよ」先生は、もう五十回も答えていた。(P132)
目の前に、紙と鉛筆が差し出された。夫妻はわたしに、わたしが「怒っている」と解釈してい
た行為すべてが、「忙しい」「疲れている」「不安だ」「強調している」「興奮している」と
いう意味でもあり得るのだと、教えてくれた。(P146)
人は怒りを感じても、それが親しさとやすらぎの再保証であったり、逆向きの幸せの表現であっ
たりするようだ。だから怒りに負けはしない。しかしわたしは、親しさには息苦しくなるし、
攻められているようにも感じる。だから怒りを感じた時に、親しさのような相互関係にあるも
のを感じることができないのだ。(P147)
                           『こころという名の贈り物』より

ドナは人の声に敏感だったけれど、ワタシは人の目の形に敏感。だからこそ、犬夜叉・殺生丸・
神楽・奈落といったキャラクターに惹かれてしまう。しかし、同時に、人の目の形に「怒り」
の表情を見てしまう。そのとたん、それこそ「奈落(地獄)の底に突き落とされた」かのよう
に不安になり、一気に恐怖状態に突っ走る。気づいた時には、完全に「鬱状態」になっている。

どうしても抜け出せないのは、「世界中の人は、ワタシのことを怒っている」という漠然とし
た前提。そして、やっぱり自分に向かって「死ね」と言っている。
                ・・・どうして、ここまで「否定」「否定」なんだろうか?
[2001年5月15日 14時52分1秒]

お名前: ペンギン   
元々に社会性があってもなくても、「社会」に係わろうとする人の葛藤は(本当は同じじゃな
いけど)同じ"みたい"なんだな。
[2001年5月14日 16時36分27秒]

お名前: ペンギン   
「居場所がない」「居場所がない」って、"浜崎あゆみ"や"鬼束ちひろ"が歌うと、大ヒット。
だからさあ、『自閉症だったわたしへ』が売れるわけさ。(勘違いでも、カリスマはカリスマ。)
[2001年5月14日 16時34分8秒]

お名前: 一角獣   
カリスマになるために必要なもの。
運。
そして非現実的な程の楽観主義。
そんな一人の妄想が集団幻想を引き起こした時に、カリスマと呼ばれる。かも。
[2001年5月5日 9時27分0秒]

お名前: 一角獣   
『犬夜叉』のコンセプトは「時を超えて出会った少年と少女」
少年少女も未成熟という点で「性」以前の存在? 
「性が無い」のは一種の聖性。そういう意味で巫女とは象徴的な設定ですね。

原作者の高橋留美子さんは女性なので、
男性作家の描く従来の少年マンガのステレオタイプとは異なった女性キャラクターを
描けるところが作家としての個性であり強みかも。
[2001年5月3日 21時51分55秒]

お名前: ペンギン   
それともう一つ、「人情」に訴える何かを持っていること。
[2001年4月28日 22時0分14秒]

お名前: ペンギン    URL
どんな世界でも、カリスマになるには条件がある。
何かの才能に恵まれていることと、前向きで明るいこと。
[2001年4月10日 7時49分45秒]

お名前: ペンギン    URL
ドナさんは抜け出せたけど、私はまだどっぷりとハマっている世界。それは…。
恐怖で縛られているだけの関係。
生理的な要求をするだけで、感情的な応答を求められない人。
「普通」の人より楽だけど、その代わり、文化的な側面が全く無い。

というわけで、ウチは「軽度発達障害」の巣窟です。
[2001年2月18日 19時16分9秒]

お名前: ペンギン    URL
ところで、ドナさんの手記を引用する研究者って、いつも子ども時代の知覚過敏のところばっ
かり使うんだけど…。
どうして、青年期以降のところを解説したり説明したりしないのかねえ?

                 ・・・・・答えは簡単。きっと、分かってないんだな!
[2001年1月8日 22時43分20秒]

お名前: ペンギン    URL
ついでだけど、あのドラマでは、とりあえず繭子さんみたいな自閉症の人がいるということが
分かってもらえれば良いらしいのだが…。
と言うことは、狭山先生が繭子に対してやったことの意義が衆知されるのは、あと百年後か?
[2000年11月24日 16時50分55秒]

お名前: ペンギン    URL
だーいたい、『自閉症だったわたしへ』なんていうややっこしいタイトルの本が売れるのは、
間違っている。
あれは、『自閉症だった(けど、今はアスペルガー症候群の)わたしへ』だな。

まっ、私の場合は、『最初からアスペルガー症候群で、今もアスペルガー症候群のわたしへ』
だけど。
そうそう、世の中には「自閉症」ということで社会に生きている人もいれば、ぜーんぜん普通
の人と区別がつかないけどアスペルガー症候群のままで社会に納まっている人もいれば、その
ケのある人やシンパの人なんかもいるんですよ~♪
(もちろん、天敵もいるけれど…。)
[2000年11月24日 16時45分58秒]

お名前: ペンギン   
でも、私が「自閉症」だということを認めてくれて、わかった上でお付き合いするようになっ
た地球人たちには、ホント「支えられて生きている」って実感している。
[2000年11月8日 0時32分50秒]

お名前: ペンギン   
テンプルさんが、著作のあっちこっちで母への感謝の言葉を述べているのは、当然といえば
当然なのです。
だって、あの人、ものすごーい「行動障害」があったんですから。でも、一方では137も
あるIQを活かし切れていないこと、突拍子もない行動さえおさまれば人によく反応するこ
とも分かっていたので、どうすればこの潜在している才能を顕在化できるかということが課
題だったってこともありますが…。
いずれにせよ、どんなに人騒がせな行動をしても「いつも自分のことを信じて守ってくれ、
良い方向に向わせてくれる人」=母だったのですから。そりゃあ、感謝しないはずがありま
せん。

私のように「行動障害」も「言葉の遅れ」も「学習困難」もないと、逆に「どうしてこんな
簡単なことができないの?」「どうしてそんなことを言うの?」「どうしてそんな憎たらし
い口を利くの?」と責められる一方ですから。
別に、それを怨んでいるとかそういうわけじゃない。だって、それは自分が「自閉症」だと
分かった時に、「それで、このことを怒られたのか!」って全部納得してます。

※おっと、こういうことを書いたら、いちいち注釈をつけなければいけないんだった。
 なにしろ、「世の中」の99%以上の人は、アスペ族のように専門用語を見たら直ぐに
 DSMやICDの文言が思い浮かぶわけではないということを、最近知ってしまったので。
「行動障害」とは、問題行動と呼ばれる不適切な行動をしてしまうことを言います。一般的
には、パニック・自傷・多傷・抜毛といった神経症的なことや、人の指示に従えない・多動・
悪言のような集団を乱す行動などですが、「障害」のためにその場の状況が分からないとか、
「不安」や「恐怖」といった内因性のもので、決して人に反抗しているのではないものを言
います。
今、世間で流行りの「行為障害」=いわゆる非行・不良行為が一過性のものではなく「病的」
に深刻化してしまった状態につけられる診断名とは、全く別のものです。
[2000年11月8日 0時2分2秒]

お名前: ペンギン   
今日、ホームページのあっちこっちを修正・加筆していて思ったのだが…。
アスペルガー症候群の「診断基準」の内容をまだよく理解する前に、自分の「思い当たる節」
をつらつら書いたところがあるのだが、それってアスペルガー症候群の臨床像そのものだった。
まあ、これじゃあ、「分かってる」と思われても仕方ないです。
[2000年11月3日 10時28分25秒]

お名前: ペンギン   
カリスマじゃないけど主治医の先生が、「どこに出しても恥をかくようなことはない」と言う
のだから、本当に「自閉症」なんだろうな? 自分では、もう何年も言って来た事だけれど。
でも、「自閉症」っていったい何か? という大問題が解決して自分で本当に納得して以来、
何度も何度も問いただして確認して、改めて今日は頭の中に「言われた言葉」を焼き付けて来
たから、もう疑うこともないだろう。

なーんて、自分が五里霧中の状態の時に、最初に書きつけた言葉が合っていたと言うだけのこ
となんだけど…。
私は、それが正解かどうかを確認したかったのに、分かっている人として取り扱われて来たと
いうことでした。で、本当に分かったし、本当に合っていたので、めでたしめでたし!
[2000年11月1日 17時41分41秒]

お名前: ペンギン   
だって、今、「最後の一人」だと思っていたら、日本という国は滅んでいなくって一億人も
日本人がいて驚いた、小野田さんの心境なんだもん!
[2000年11月1日 7時26分24秒]

お名前: ペンギン   
「アスペの会」が終るといつも虚無感に襲われるのは、いろんなもののバランスの悪さを感じ
てしまうからだろう。
一方では、「診断」もつかずにオロオロしているたくさんの人がいるというのに、ここだけは
たくさんの「診断」された人たちが集まって活き活きしている。スタッフも全員、忙しそうだ。
全国的にやらなければいけないことが山ほどあるというのに、こっちは手一杯。何で、これが
平均にならないのか!?と思う。でも、この人たちも、いつもいつも「自閉症」のことばっか
りやっているわけじゃないのだ。
もっと、一人で動ければいいのだけれど…。すみませんが、もうしばらく休ませてください。
[2000年10月31日 14時2分13秒]

お名前: ペンギン   
でも、いちおうカリスマ精神科医とカリスマ臨床心理士で、アスペの取り扱いのプロのする
ことだから、取り扱われてやるかな!?
[2000年10月31日 5時17分30秒]

お名前: ペンギン   
子どもたちの「療育」は、強迫観念的な「固執」。
ホームページは、不安神経症のタマモノ。
上は、精神的には快調だったが、「こだわり」の極致。
下は、精神的・神経的に追い詰められて書いた「遺書」。
どっちも、状態最悪だったんだけど…。
お陰で(って言うか、謀られたって言うか)、「先生」って呼ばれるようになった。

一番最初に○○先生が「そう言った方が判り易いからさー」って言ってた時、私の精神状態
をどれだけ把握していたのだろうか?
でも、「無理のない程度にやってくれればいいと思ってた」って言われたぐらいだから無理
してるのは分かっていたはずだし、「まだ、何か精神的な問題があるの?」って聞かれて、
「病名で言うと躁鬱で、ホームページはほとんど泣きながら書いてます。」「それは、精神
衛生上良くない。」という問答をしたのはつい最近だし…。
有名な精神科医だから手腕は確かと読むべきか、治療関係ないから無責任なのか、よく分か
らない。
[2000年10月31日 5時14分42秒]

お名前: ペンギン   
どうせ、「本人」らしくない「本人」なんだから、ベラベラしゃべりすぎたり本人の立場から
イチャモンつけたりする「先生」を困らせる「先生」がいても、いーか!♪
[2000年10月31日 3時29分45秒]

お名前: ペンギン   
何時の間にか、「先生」にされていた。
[2000年10月30日 10時1分25秒]

お名前: ペンギン   
私は、「発作」を起こさない。いや、正確に言うと、起こせないのだ。
診断基準には、随伴しやすい症状として併記されている、「こだわり」の裏返しの不安症・恐
怖症の症状である自傷・他傷・抜毛などの「行動障害」もない。
だから、軽く見られてしまう。けれど、内情は、そんなに安定したものではないのだ。
[2000年10月28日 9時10分35秒]

お名前: ペンギン   
それと、最初からイキナリ「親の会」に本人として招かれて、「???」の状態のままで
ずーっと「悪いこと」「いけないこと」だと思っていたことを、「こんなこと、言っちゃ
っていいのか?」っていう気持のまましゃべってしまったということ。
そこで出会ったF8さんは、正に「自閉症」だった。「F8さんと同じなら、絶対に間違
っていない!」と思い続けなきゃ、とってもやっていられなかった。
でも、「親の会」の親たちの全てが、「自閉症」の文化をそのまま認めているのではなか
った。子どもの行動をどう解釈して良いか悩んでいる人より、やっぱり問題行動に悩んで
いる人の方が、圧倒的に多い。それで、「いったい、子どものことを理解しようとしてい
るのか?」それとも「粛正したいのか?」、そして「自閉症の成人を見たいのか?」それ
とも「自閉症を克服して普通になった人を見たいのか?」、何も分からないまま・誰も指
示をしてくれないまま、渦中に置かれてしまっていた。これは、本当に辛かった。
[2000年10月28日 8時43分38秒]

お名前: ペンギン   
「診断」が先にあって、「自閉症」について勉強を始めるというのが、通常の順番なのだろう。
でも、私は、「???」の状態で、自分の子どももそうなることを既に生まれる前から確信し
ていた。
「自閉症」っていう言葉は、育児書の欄外でちょっと見ただけだった。けれど、私たちの状態
が、とっても軽い「自閉症」なんだって分かっていた。だから、長男が典型的な「自閉症」児
の見せる問題行動を頻発していた時も、全て「なにをやっているのか?」「頭の中で何が見え
ているのか?」「何に混乱しているのか?」、完璧に読めていた。最初の「診断」がADHD
だった時には、「この医者は、自閉症を知らないのか!」と思った。(確かに、LDとADHD
については、そこで始めて知ったので、そこから勉強を始めたのだが…。)

私が、ずっと長いこと「診断基準」の説明をしたり「診断」にこだわっていたのは、自分のこ
とも子どものことも、ちゃんと「診断」がついていなかったからだった。病院に行く度に、い
ちいち、くどくど、あーだこーだしゃべって確認していたのも、その為だった。
最初に、始めて「診断」名を主治医の先生に聞いてみたのは半年前だった。「私の言っている
ことは、間違っていないよね?」って杉サマに聞いたのは3ヶ月前、でも、まだ子どもの方は
「???」のままだった。そっちまで承認されなければ、私の考えが間違っていなかったとは
言い切れない。それを決行したのは、つい2ヶ月前。(ついでに言うと、次男のADHDも、
ちゃんと医者に「診断」されたのは、その時。)

「人との係わり方」がオカシイまま40年経過して、「一匹オオカミ」が固定化して、おまけ
に二次障害の人間不信と合併する「神経症」から「精神疾患」に至ってしまうと、医者に係わ
るなんていう最初の入り口だけで、こんなに厄介なことになってしまうのですよ。(おまけに、
そんな時期に、ややっこしいドラマなんかやったもんで、めっちゃめっちゃ混乱してしまった
ではないか! でも、あのドラマ三本立てのキャラクターに同化しなかったら、あんなにしゃ
べれなかっただろうけれど…。)とにかく、本当に恐かった、この1年でした。
[2000年10月28日 7時38分30秒]

お名前: ペンギン   
いまだに、どこに行っても、椅子に座る前にそこらじゅうを見て回り、建物の構造と部屋の
配置を調べ、掲示物・置物・飾り・絵画を隈なく調査しているけどね。
[2000年10月27日 17時59分14秒]

お名前: ペンギン   
そういえば、私はレストランでお子様ランチなんぞを食べたことがない。
何故なら、外出というものをしない家だったし、超偏食・超小食の子どもを連れてわざわざ
そんなところに行くほど無謀なことはない、というものだ。
だいだい、外食したって食べられるものの種類は限られているから、母が「コレで良いね?」
と勝手に決めて「ウン」とか言っていただけだ。それに、だいたい、おとなしく席に座って
いたことなんかなかったぞ! 店中を隅から隅まで観察して、置物やら絵やらメニューの表
やらを見て回っていた・・・・つーことは、やっぱり多動だったのね♪
ちなみに、電車に乗っても外の景色を眺めているか、先頭車両で線路を見てるかのどちらか
でした。この光景、何処かで見たような・・・・ウチの長男そっくりだ!
[2000年10月26日 22時53分58秒]

お名前: ペンギン   
こういう、内部的なシステムや構造を知らないで、症状として表面化した事だけに場当たり的
に対応しているのが、間違いの元。
[2000年10月22日 21時26分20秒]

お名前: ペンギン   
時系列ではなく、項目別に並んでいること。
しかも、どこを見ても、脱線ばっかりでタイトルとも合っていないこと。
この掲示板の在り方それ自体が既に、スライド的で自閉症的でもあるのだ。
[2000年10月22日 9時50分44秒]

お名前: F8   
漠然としているからこそ、的外れなことにエネルギーを注いだりするんだな、おおまじめで。
でもその、的外れな努力が、たまたまべつの細かいこと(たとえば生活スキルとか)の習得には
役に立ったりするものだから、なおさら、的はずれであることに気がつかなかったりさ。

実際は、問題の所在に気づいてない(というより気づける感覚がないから障害なんだって!)か
ら、たまたま思いこんだものを、努力の対象にしているだけで、たとえ実ったって的はずれ、な
のがムナシイっていうか情けないよな!

理数系が強くなれば、たいていのことは魔法のように開けてくると思っていたのだ。
[2000年10月20日 22時29分37秒]

お名前: ペンギン   
人間関係については、トラブルが多いと言うよりは接触するとほとんど心的外傷になるので、
どうしてもパニくったり癇癪をおこしたりしてしまう。それで、騒いだり、「うつ」になった
りすることは多い。
でも、〈人〉と上手くやって行こう・上手くやれない、という悩みではない。そもそも、自分
さえもまとまりがついていないし、「言葉」に対して「言葉」で反応していたり、「あるべき
姿」だけを追い求めていたので、自分が〈人〉と〈人〉としての「通常」の関係が持てていな
いことにさえ、気が付いていなかった。
自分はちゃんとやっているのに、「どうもどこかが違っている」「何かがオカシイ」「何故、
みんな、あんなことをやっているのだろう」という漠然とした感じがあるだけだった。
「トモダチ」と呼べる人がいないこと、外圧(何かの集まり・何かの所属・何かの役割)が無
くなると自然に関係が断ち切れてしまうことも、何とも思わなかった。ただ、毎年、来ると決
まっている人に年賀状を、どの人とも「形骸的な関係しかないなぁ」と思いながら書いていた
のは、とっても不思議な感覚だった。
[2000年10月20日 22時7分52秒]

お名前: ペンギン   
「システム」運用上の失敗が少ないというのは、始めに作ったパターンが正しいということと、
選択肢をたくさん想定できるということ。
[2000年10月18日 8時14分55秒]

お名前: ペンギン   
今日、道を歩いていて気がついたのだけれど。
私も、ほんのちょっと視覚の連続画像が切れている。
[2000年10月17日 22時10分35秒]

お名前: ペンギン   
こちらにしてみれば、対人関係はそういう外界との関係の一つに過ぎない。ただ、失敗し
やすい・難しい・読み切れない・件数が多い、というのが問題。
しかし地球人たちにとっては、人の輪に入れないことは大問題で、自分の気持ちが通らな
いにしても何らかの反応が返って来ないことには収まりがつかない。
優先順位は逆だけど、〈人〉との関係は生活上のトラブルであるということ。
[2000年10月16日 17時13分13秒]

お名前: ペンギン   
人がそういう「システム」だということがわかったからといって、治るわけではない。
ただ、誤作動を起こしにくい環境を用意してあげることが、できるかもしれない。
でも、それはほとんど、人と上手くやって行くというより、人に合わせずに済むようにすることだつたりして。
[2000年10月16日 16時12分18秒]

お名前: ペンギン   
その「システム」のままで、うまくやって行く方法を見つけてあげること。
[2000年10月16日 14時31分14秒]

お名前: ペンギン   
もうひとつ、ウチの息子みたいに、興奮するとどう見ても○○○○じみた行動をしてしまう
パターンもあるけど。(でも、これは知能がボーダーだからで、純粋な「高機能自閉症」の
抱えている問題化らは、ちょっと外れる。)
[2000年10月16日 12時1分37秒]

お名前: ペンギン   
『にんげんゆうゆう』の一場面で言えば、森口さん自身は写真を撮るというので張り切って
ニコニコしながら手を挙げた、でも、それは真面目な顔をして写す集合写真だった。という
ようなこと。
こういう「システム」運用上のミスが多い人や、「システム」が暴走しやすい人は、いじめ
られたり・変人-邪魔者扱いされたりしてしまうのだ。
[2000年10月16日 7時55分10秒]

お名前: ペンギン   
確かに、今までこの「システム」について説明しなかったのがいけなかったのだろう。
「自閉症」児に関わっている人には、こんなことは「常識」だと思っていたという面もある。
いや、それもあるけれど、自分がこういう「システム」で稼動していて、それが人と違ってい
るということをはっきりと「自覚」したのが、つい最近なのだから無理もない。
運用上のトラブルが先に目についたから、その話から始めていたというだけなのに。
[2000年10月15日 21時55分27秒]

お名前: ペンギン   
あっ、そうか!
相手が「物」の場合には、この「システム」はたいへん有効に機能するけれど、
相手が「人」の場合には、この「システム」が通用しなくて誤作動を起こすことが問題なのだ。

でも、傍から見ると、「人間関係」が上手く行かなくて悩んでいるということになるのか!?

しかも、「人間関係」は、地球人が生きていくのに重要な事柄らしい。
なのに、こっちにとっては、「システム」運用上の色んなモノの中の一つではあるけれど、
「自分」の「システム」通りに事が運ばない可能性が非常に大きいという点で、慎重にならざ
るを得ないし、後始末がとっても大変なものという位置付けになっている。
つまり、位置付けとしては、逆なのだ。
[2000年10月15日 18時38分12秒]

お名前: ペンギン   
私が「同朋」を見てうれしくなるのは、「システム」が「同じ」だということ。
私が「共感」出来るのは、私たちの「システム」に従って話しかけてくれる人。

そうでないのに勝手に決めつけられると、「システム」が暴走してしまうのだ。
[2000年10月15日 13時51分19秒]

お名前: ペンギン   
でも、やっぱり地球人たちは、「経験」とそれにまつわる「感情」に勝手に「共感」している。
[2000年10月15日 13時46分35秒]

お名前: ペンギン   
ケゲッ、システム暴走中だ!
[2000年10月15日 13時43分30秒]

お名前: ペンギン   
我々が、「仲間」かどうかを識別するのは、正にこの「システム」が同じかどうかということ
なのだ。それから、この固執的で強迫的なたたみ掛けるような文章の書き方と、場面転換が早
い発想の仕方。
経験の内容では無いのだ。
[2000年10月15日 13時42分26秒]

お名前: ペンギン   
「顔」がわからないとか、知っている「顔」ということはわかっても「名前」が出てこない
ということで、恥をかいたとか相手に失礼だとかいうのではなく、現場でスライドを差し替
えられなくて混乱した負荷が辛いこと。
後になって次の備えをする時には、「似顔絵」のようなものでつかもうとしているのではな
く、やっぱり「部分」の記憶や「イメージ」の関係付けをパターン化して、「情報」の中に
組み込む作業をしている。
それから、「特定の場所でしか会わない・決まった服装をしている・名札がある」+「名簿
がある・ナンバー管理をしている・個人情報を持っている」状態だと、図式化して結びつけ
る資料が多いから、逆に人より早く名前を覚える。(でも、その人に会う事を警戒していな
い場所で・私服で出くわした時には、誰だか分からないというより「情報」が混乱して収拾
がつかなくなる。)
でも、ほとんどの人に「顔がない」のは、「自分にとって何の意味付けもされていない人」
だからであって、いきなり声を掛けられてそこで初めて「覚えておかなければイケナイ人」
のリストに載ったりする。で、次に会った時に判るようにと、かなり強迫的に反復して注意
にのぼらせる。それは、単にシステム外にあったものがシステム上に乗ってくる為の、一過
程での出来事なのだ。
[2000年10月15日 13時38分50秒]

お名前: ペンギン   
そーさなー、"タイトルの付けられたスライド"を現場でとっさに交換しなければならなくなっ
た時の混乱って、「普通」の人には永久に起きないだろうから。(私は、現場での言葉での受
け答えのミスが少ないのと顔の表情が変わらないので、何の問題も無いように見えるだろうけ
れど。大きなスパンで染まっちゃって、一ヶ月単位で差し替えるタイプ。)

「顔」の件だって、現場では確かに「困る」ことだから騒ぎ立てるけれど、「感情」的には
「理解できないから傷つかない」「わからないから平気」なのに、「相貌失認」にまつわる不
都合の「苦しさ」を「共感」したようなこと書かれても、とんだお門違いだと言いたくなるし。
[2000年10月15日 11時44分1秒]

お名前: ペンギン   
だから、「竹田先生は時間が無くて、十分な説明が聞けないかもしれない」という情報を
予め入れておいてくれれば、中間のメモリをいくつか用意しておいたのにねえ。
[2000年10月15日 10時51分16秒]

お名前: ペンギン   
一晩の内に、「相手が実際に進歩したレベル」を探ってそれに合わせる前に、「ここまで分か
っているはずの相手」にこちらとしては位相を変えている。
[2000年10月15日 10時28分27秒]

お名前: ペンギン   
こっちは、「ここまで知ってるはずモード」に切り換わっているのに、むこうがそうでなかっ
た時の混乱ね。かといって、土壇場で急に戻せるのは「基礎知識を全く知らない人モード」だ
から、その中間のメモリの無いところの話しをされると、非常に迷惑。
[2000年10月15日 10時25分59秒]

お名前: ペンギン   
オフラインで書いてたら、F8さんが先に書いてた。(一部、話が噛んでなかったかな?)

>で、翌日、私が「ふつーの人がふつーの会話では使わないような単語」を(もう聞いてると
 思って)使ったら、「それとこれとどう違うんだっけ」とか聞き返されたのね。
これ、困るよね。私だったら、こういう場面で癇癪起こすなー。それから、だんだん興奮し始
めて、後はもう早口でまくしたてて自分で何を言ったか思い出せないほどになっちゃう。「パ
ニック、自傷、流血、シャットダウンで歩けない」にはならないけどね。
でもその後、1時間は大声でわめき散らして、急に眠くなって…だな。要は、反応が遅いのだ。
現場は現場でなんとか遣り過してしまって、後でドカ~ンと来るタイプ。(しかもその後、何
年かはフラッシュバックに襲われて…。)
[2000年10月15日 9時56分50秒]

お名前: ペンギン   
やー、どーも。
最近、「聖徳大学の教室で会った人で、掲示板に書き込みしているほとんどの人は実物を知ら
ないはず」だった人が、テレビなんかに出てしまったので(確かに、別人みたいだったという
ところはあるけれど)、私の頭の中では「私の知ってる人」がテレビに出たということで処理
されている。
何か、「特定の場所にいるはずの人」だったものが「みんなが知っている人」に変わってしま
って、使い分けができなくなってしまった。

それで、領事館の日記に対する答えをMさんのところに書いてしまったり…。

>「相手がまだ知らない専門用語を使ってしまった」→「今のは使ってはいけない言葉」→
 「悪い言葉」→「悪いことばを使うのは悪い子」
という発想ができるアナタは、偉い! 私はどーも、「言葉」に対してすっごくいい加減な
ところがあって、自分が言い放ったことを「相手」に投げかけているという発想が無い。通
じる人にだけ話せばいい、と思っている。(私の場合は、「コミュニケーション」というよ
り、自我境界の「障害」の方が大きいので。)
[2000年10月15日 9時43分59秒]

お名前: F8   
いつもの癖でっていうより、スケジュール的にね、1日めの夕方までが私と夫の取材、その後、
竹田先生の取材、翌日と翌々日が私単独の取材って決まっていたのよ。だから1日めは、取材班
が竹田先生に会う前だから、用語は何も使わないようにしていました。

ところが、どうも取材班はその日、時間が足りなくて先生の話がイマイチわからなかったらしい。
用語の区別を確かめ直す時間がなかった(竹田先生が新幹線の時間に追われていて)。

で、翌日、私が「ふつーの人がふつーの会話では使わないような単語」を(もう聞いてると思っ
て)使ったら、「それとこれとどう違うんだっけ」とか聞き返されたのね。向こうはよく知って
る相手なので、遠慮がなかったせいもあるんだけど。

で、私は、「昨日、先生に聞いているはず」「昨日、先生に会ったんじゃないのか?」「知らな
いってことは、先生に会うのは昨日ではなかったのかもしれない」「じゃあ今日は何日?」って
ことになってしまってさ。
[2000年10月15日 9時33分50秒]

お名前: ペンギン   
あっ、ごめん、名前が…。(どっちにしても、内容的にバレバレだけど。)

でも、下世話な質問をされたのではないらしいというのは、精神的な安心材料だ。
[2000年10月15日 7時27分49秒]

お名前: ペンギン   
ふむふむ、リンコしゃまは、ついついいつもの癖で「専門用語」をたくさん使って話してしま
った。で、それを竹田先生に聞いて確かめる予定だった。なのに、時間が足りなくてリンコし
ゃまに聞くことになった。その辺の説明がなくってパニくってしまった。ということか。
あっ、それでも「週刊誌」にしては、結構、真面目に取材した真面目な記事だと思って良いの
か? なにしろ、あの手の雑誌を読む時には「それなりの覚悟」ってのが必要なので。
[2000年10月15日 7時25分22秒]

お名前: F8   
いやー、そういうわけではない。

パニクったのは取材2日め。1日めの夜、私の取材の済んだ後に、取材班は竹田先生に取材して
た。私がパニクった原因は、診断名の分類やら何やら、「きのう、竹田先生に聞いているはず」
の内容を、質問されたから。内容っていってもさ、私の使った用語の定義をきかれただけなんだ
けども、「用語はきのう、竹田先生に聞いてるだろ?!」って思ってたから。

「その質問は、竹田先生に聞いたんじゃないの?!」ってショックで、「今日は昨日?!」って
思ってしまった。そして、私のあたまの中には、「相手が既に知っている言葉だけで話すべき」
という規範があったので、「相手がまだ知らない専門用語を使ってしまった」→「今のは使って
はいけない言葉」→「悪い言葉」→「悪いことばを使うのは悪い子」ということになってさ。

「今日はまだ昨日?!」と「悪い言葉を使うのは悪い子!」が重なっちゃったもんでさ。

実際には、前日の竹田先生のインタビュー、時間が短くて、ゆっくり聞けなかったというのが
真相だったんだけど、それを知らなかったの。
[2000年10月15日 1時31分7秒]

お名前: ペンギン   
で、私、思ったんだけど…。

>取材現場でパニック、自傷、流血、シャットダウンで歩けない、という結果になってしまい
 ました。
と言うのは、聞かれた内容が内容だったからなんじゃないかって。だって、「自閉症」のこと
なら、得意満面で1年半はしゃべり続けていられるはずでは…。
[2000年10月14日 21時52分15秒]

お名前: F8   
何ていうかさ、「理解できないから傷つかない」「わからないから平気」という部分が、どうし
ても想像つかないらしいの。

いじめられたらつらいはず、とか、友だちはほしいはず、とか、そういう思い込みからどうして
も抜けられないんだなー。不自由な人たち。
[2000年10月14日 20時10分28秒]

お名前: F8   
お楽しみ部分がみんな消えていたよぉ。
取材した記者は、よく知っているライターさんだったので、私の天然ボケは日ごろから楽しんで
くれている人だったし、小ネタ、や感覚遊びの紹介も盛り込んでくれたのだが、なにせフィニッ
シュした人がねえ。週刊誌向けに苦労話に仕立ててくれちゃったよ。

でもまあ、そんな変なものにはならないんじゃないかなあ。最終的に、私も少しは赤を入れたの
で。ゲラを見せてくれたり、赤を入れさせてくれる(どうせFAXするから、黒ペンでだけどさ)
だけ良心的だとは思う。
[2000年10月14日 20時7分38秒]

お名前: ペンギン   
しかし、週刊誌の方はどうなっても知らんぞ~!♪(いちおう、買うけど。)
[2000年10月10日 9時47分11秒]

お名前: ペンギン   
でもなー、地球人ウケするモデルにハメられちゃっているのを見ているのは、気の毒な気も
する。(今に、『徹子の部屋』にも出るカモ~!♪)
[2000年9月28日 10時3分38秒]

お名前: ペンギン   
国民的な反感を買わない為には、エールのひとつも送っておいた方が良いことぐらいは分かっ
ているが…。生憎と、私は「地球人ウケしない」のがトリエなので。
[2000年9月27日 11時48分14秒]

お名前: ペンギン   
しかしまあ、成功だの失敗だのなんてものは本当には無いことで、有るのは「組み合わせ」
と「偶然」と「巡り合わせ」だけなんだけどなぁ!
[2000年9月24日 17時56分0秒]

お名前: ペンギン   
成功例に祭り上げられるのは、確かにツライ。
でも、成功例ばかり取り上げられるとツラクなる人もいる。
どうして、両方やってくれないのかなあ?
それから、実際はそんなにキレイなもんじゃないってことと、
今からでも何とかしようってことも言って欲しいんだけどなあ!
[2000年9月20日 11時58分38秒]

お名前: ペンギン   
それから、そういう設定の人が、短期間の間に二言三言の助言であんなに変わってしまうこと
は絶対にない!って言っていただけなの!
社会に対して「自閉症」全体の印象が良くするだとか、「自閉症」の理解を深めるだとかいう
ことは、私の「仕事」じゃないから。私は、ただ「事実」と「実態」を記録するだけだから。
【これはきっと、自閉モードの私の気持ち】
[2000年8月17日 18時58分48秒]

お名前: ペンギン   
だから、本人が自分のことを正確に表現していると言っているのに、そこにいちゃもんをつけ
たのではなく、ドナさんのタイプ(外見上いっしょなだけかもしれないけれど)の人しか描け
なかったことと、相方の設定が違っているって言いたいの!
それから、まばたきが多いとかそういう目つきをした人が世界に何人かいることは知っている
けれど、そういう人は「注意の障害」「時間意識の障害」「強い視覚過敏」があって、視覚が
こま切れになっているので、事象の連続性とか対象の同一性にも不安があるタイプの人で、あ
まり一般的ではない。だったら、始めからドナ・ウイリアムスの物語と銘打ってくれればいい
のに、「高機能自閉症」を紹介するみたいなことを言うから「違う!」って言ったの!
それから私は、演技ではどうしてもカバーし切れない、本人にしか出来ないもともとの目つき
が「真実」じゃないって言ったの! 視覚こだわり派は、ちょっとした差異に目ざといの!
[2000年8月17日 18時50分43秒]

お名前: F8   
と、いうわけで、あしたです。

荷造りに1日かかったワシ。
[2000年8月8日 18時38分19秒]

お名前: ペンギン   
>今、ドナさんは2つの言語を持っており、(感覚的な知覚と一般人の解釈)世の中を知ること
ができたそうです。

バイリンガルと言っても、ドナさんの場合は一方が「感覚的な知覚」という言葉を持たない
「自閉症」者に共通するような身体的・感覚的な言葉です。これは、『自閉症だったわたしへ』
のあとがきに「わたしの言葉」として書かれている事柄です。
ドナさんは、本当にこういう身体的・感覚的な「障害」が重くて、コミュニケーションの手段
としての「言葉」を獲得するのに苦労したと思います。同一性を保持することすら、自分自身
の安定の為に必要なのではなく、全く関係性が分からないほどに分断された自分の外側にある
物事に「自分が係われる」という保証だったぐらいですから。
でも、「自閉症」としての症状が軽い場合だと、最初から「言葉」の獲得にはあまり苦労をし
ません。ただ、それを、人に自分の意思を伝えたり人の意思を知るための手段として使えずに、
「自分の言葉」でしかない時期が長く続きます。そうすると、「一般人の解釈としての言葉」
と表面上は同じ「言語」なので、「自閉的な言葉」と「コミュニケーションの手段としての
言葉」がかち合ってしまいます。

この思考内語を表に出してしまうアスペ独特の傾向というのは、「言葉」としては通じている
のに「意味」が全く違っていたりするので、違う「意図」に解釈されてしまうことが多いので
す。
バイリンガルなのに、バイリンガルに見えない。これは、結構シンドイです。
[2000年8月8日 5時42分37秒]

お名前: ペンギン   
うさGさん、ごめんなさい。大事なところなのでコピーさせてもらいました。
ドナさんの講演会についての、よその掲示板へのうさGさんの書き込みです。

ドナさんの講演会、行ってきましただ~~~。・・・ちかれたび~~~(疲れ旅)
さすが、朝から夕方だけあって、濃い内容でした。感覚のシステムや関係が単一だということ、
「表出不安」間接的対面が重要だということ・・・エトセトラ・・・。
ペンギンさんのおっしゃる通り、ドナさん完璧ウィリーだったようです。ちょいとオチャメで、
ひとなつっこく見える!?B.Fに手を振り、微笑みかけ・・・知らんヒトが見たらだ~~~れ
も自閉症とは思わんじゃろ~。コテコテの方がこんなにわかりづらいとわ・・・。
いやー。ある意味、見た目の理解の難しさ、ヒシヒシ感じましたわん。
休憩時間に本を買ったひとからサインを求められたのですが、ドナさんは返って、相手ではな
く、本に集中するから大丈夫だっておっしゃってました。それより問題なのは、後ろから助けて
くれようと声をかけられる予期せぬ恐怖の方が問題だって・・・。ドナさん曰く、たくさんの人
に今日はサインしましたが、ひとりだけ、「私のやり方」でコミュニケーションしてくれた人が
いて、私はきっと生涯忘れないだろうって。なんて、思いやりのある人だと思ったって。
それは・・・差し出された本に私へのメッセージが書かれており、目をあわせるでもなく黙って
立ち去ってくれたこと。これだけお話しても、「私のやり方」をしてくれるひとは、たったひと
りだったって事。そして、専門家の皆さんは、(私のように言葉を持つ)自閉症のひとにキチン
と説明を受けることが大切だとおっしゃってました。
つまり、自閉症のひとと話すときに大事なのは、「こうするべき」ではなく、その人の言語で話
しかけるということ。
今、ドナさんは2つの言語を持っており、(感覚的な知覚と一般人の解釈)世の中を知ることが
できたそうです。
[2000年8月7日 7時18分44秒]

お名前: ペンギン   
もしドナさんが「自閉症」でなかったら、あれだけ鮮明に過去を記憶していなかった。
そしてきっと「感情」に押し潰されて書けなかったか、売れる本にするために作文して
もっと感情的な演出を加えるかのどちらかになっただろう。
[2000年7月28日 21時26分50秒]

お名前: ペンギン   
ドナさんは、子供たちの為に『自閉症だったわたしへ』を書いた。
もし、「羞恥心」という感情があったなら、出版しなかっただろう。
[2000年7月28日 19時30分22秒]

お名前: ペンギン   
行動障害と発作系の神経症が一つもなく、多動のかわりに多弁で、活動水準が低くって
協調運動障害があったので、利発そうな子供に見えたのでしょうけれど。
人との係わり方は、完璧な積極奇異型でした。それで、立派な適応障害。
[2000年7月8日 21時50分39秒]

お名前: QP   
たぶん、長女は孤立型、次女は受動型であろう。(私もたぶん、受動型ね。)
一見、今の長女は受動型に見えるが、小学校に上がるまでは、「私は何も聞かなかった。
私は何も見なかった。」状態だったからね。
今だって同級生が話し掛けても、ぜ~んぜん無視してるから。
掲示板を読んだだけじゃあ誰も信用しないだろうけど。

次女も、あの勝気さと多動ぶりは積極奇異型っぽいが、お友達の説明はするけど、自分からは
話かけていかない。
誘われると、うれしそうについて行く。
・・・私は、おとなしい子だったと思っていたが、聞いた話によると音楽が好きで、いつも
音楽が聞こえてくると、音楽が聞こえてくる教室に行っていたらしい。
その時代は、それで許されていたようだ。いい時代だった。
次女は、先生に「イケマセン。イケマセン。」って言われているもんな。
[2000年7月8日 19時12分1秒]

お名前: ペンギン   
ドナさんやテンプルさんというのは、知覚過敏がひどかったりパニックを起こしたりする、
いわゆる行動障害児タイプだった。
でも、受動型・積極奇異型・孤立型というのは人との係わり方の型なので、そういう感覚
や神経特性とは別のものだと思う。

受動型は、自分からは係わろうとしないけれど、相手からの働きかけには応じられる。
積極奇異型は、自分から係わるのはいいが、相手からの働きかけに応じたくない。
孤立型は、刺激に対して反応するだけで、周囲の人との係わりは全くない。

でも、行動障害があるとそういう対人関係の様式がどうだという以前に、人と係われない
状態になってしまっているので、それらの一つ一つを解決して始めて生来の型が明らかに
なる。
逆に、活動水準が低いとか身体的な能力の落ち込みが大きければ、親に依存することが多
くなるが、それは受動型だというのでは決してない。
[2000年7月8日 17時13分44秒]

お名前: ペンギン   
だいたい、あの人、すっごいコテコテの重度の「自閉症」だって、みんな知らないんだから!!!
[2000年6月14日 23時58分25秒]

お名前: ペンギン   
ドナさんの本が売れるのは、ひとえに地球人に勘違いされやすいからだと思う。
「自閉症」の解説をしているのは「あとがき」だけだから、本文は一味違う不思議な読み物と
してみられてしまう。しかも、バラバラな人格には名前がつけられていて分かりやすいし、そ
うやって人と係わって来たドナさんには、地球人好みのエピソード(つまりは、男女関係)が
豊富にある。
けれど、あの本の凄いところはそんなところには全然ないのに、地球人どころか研究者にも分
かっていないようだ。

医者や隣人たちとの係わり方からは、精神医学的な意味合いを読み取るべきだし、「自閉症」
者が自分自身を取り戻す為のプロセスを知って欲しいし、同じ感覚をもつ人でなければ「共感」
できないというところが重要なのだ。
本当は、ドナさんの本には「恋愛」のカケラもないと思う。
[2000年6月14日 23時56分39秒]

お名前: フリーラジカル   
「深く潜行して精神的な問題にすり替わる」っかあ。

私はずっと前に、「漢字熟語ばかりで話す」と言われたことがあった。
オートマトンでもある私は、それじゃあ、とばかり、なるべく大和言葉で話そうと努めてきた。
「言語化する」は「言葉で表す」、「専有化する」は「独り占めする」に置き換えるなど、
それはそれは自分にすれば血を流すような努力だった。
そうしたら、単位時間に考えられる「思考のリーチ」が短くなった。
頭の中に次から次へと浮かぶ思考の電気信号を言葉にして吐き出していかないと気持ち悪いにもかかわらず、表現速度に速度規制を与えたことで、結果として思考にブレーキをかける、果ては思考を停止させることになった。

私が地球人化するために支払った犠牲はとてつもなく大きい。
もうそんな努力はやめにすることにした。私は自分を取り戻さなくてはならない。
[2000年3月26日 19時49分5秒]

お名前: ペンギン   
連邦市民が地球に生存する為に、社会的に不適切な行動や発言をしないようにする努力は、
「障害の克服」といえる。
しかし、地球人として普通に暮らして帰化申請をする為にする努力は、文化的に妥協する
ことであり、ある意味では屈辱的でさえある。
けれど、地球人の視点からは、そのどちらもが「感動的な出来事」でしかないであろう。

私は、両者の間に明確な線を引きたい。いわば、質的な違いは区別されるべきだと思う。
何故なら、行動障害が無くなったからといって、「自閉性」がきれいさっぱり消えて無く
なるわけではないから。逆に、深く潜行して精神的な問題にすりかわっているだけかも知
れないから。
[2000年3月26日 17時5分5秒]

お名前: F8   
テンプルさんは、親や先生に恵まれていたから、
健常者を持ち上げているとも読める文章が書けるのです。
健常者に人気があるのはそのせいでしょう。

抗議もしない、告発もしないから、
感謝する一方だから、健常者は、それを読んで、エゴをくすぐられるのでしょう。
[2000年3月6日 20時55分42秒]

お名前: ペンギン   
みんながみんな、テンプルさんのような才能に恵まれているわけではない。
みんながみんな、テンプルさんのように理解ある人に囲まれて育って行くわけではない。
みんながみんな、テンプルさんのように自分を追いこまずに済む環境に身を置いているわけではない。
もし、テンプルさんがカリスマ自閉症者であり、アスペの目標だというのなら、
そこからはずれてしまった人は、いったいどこに行けば良いのだろうか!?
[2000年3月6日 18時2分6秒]

お名前: ペンギン   
ばれないようにしたいのか?
ばれてもいいから、楽に生きて欲しいのか?

本人の気持ちを押し殺さないと、社会に適応したことにはならないのか?
[2000年2月29日 17時9分36秒]

お名前: ペンギン   
「自閉症」を克服して、「こんなイイ子になりましたよ」「こんなことができるようになり
ましたよ」と言う人が「カリスマ自閉症者」なのだろうか?
「自閉症」を克服させて、「こんなイイ子にさせました」「こんなことができるようになっ
たので、就職しています」という親が、「カリスマ自閉症者の父母」なのだろうか?

それでも「本当はこう思っているんですよ」って言っては、いけないのだろうか?
[2000年2月29日 15時37分29秒]

お名前: ペンギン   
本人は、自分が一番重いなんて思わなくて良いです。
重いの軽いのといっても、問題が解決するわけではないのだから。

親は、自分の子供が一番重いなんて思ってもらっては困るのです。
重いの軽いのとうんぬんするヒマがあったら、
そんなことより、必要なことを必要なだけやって欲しいのです。
[2000年2月23日 8時26分35秒]

お名前: ペンギン   
私は、重い方も軽い方も、親の立場も子の立場も知っている。
でも、本人は自分のことしか分からないし、親は自分の子供のことしか分からない。
それはそれでいいのです。それしか分からなくっていいのです。
私のしゃべったことの中から、自分に関係のあるところだけ取り出して勝手に利用してくれて、
いっこうに構わない。
でも、自分に関係のないことは理解できないからといって、それをやめるように指図するのは
やめて欲しい。
だって、私は一人の人を助けたいんじゃないし、一人の人のためにだけこんなことをやってい
るわけじゃない。できるだけたくさんの人の踏み台になるつもりでいるのだから。
[2000年2月23日 7時50分3秒]

お名前: ペンギン   
ドナさんの本に共感できる人は、まず本人自身、それから障害の軽重にかかわらず明らかな
自閉症の子供を持った親。
本人同士の会話から何かを読み取ることが出来るの人も、↑に同じ。
[2000年2月23日 6時21分26秒]

お名前: ペンギン   
結局、どちらに合わせても「裏切り者」になり、
どちらに行っても「怒られる」のでした。
[2000年2月21日 17時25分18秒]

お名前: ペンギン   
しかし、やっぱり悪いものと認めて、こちらが一方的に折れるべきものなのだろうか?
そして、それを上手くやった人が賞賛されるべきものなのだろうか?
けれど、それを決めるのはこっちの側の問題ではない。
[2000年2月21日 16時5分30秒]

お名前: ペンギン   
それにー。「自閉症だった」とは、何事か!
そして、「自閉症」ってそんなに悪いことなのか?
第一、みんなが克服するのは、自閉症に伴うコミュニケーション障害だったり行動障害で
あって、「自閉症」そのものじゃない。
「自閉症」は克服するものじゃなくって、自分自身と共存するものであり地球人とも共存
できるものじゃあないのか?
ついでに言えば、私は「自閉症」を捨てたんじゃなくって、「自閉症」のネタばらしをし
て、地球上での折り合いのつけ方をベラベラしゃべっているところが裏切り行為だと思っ
ているのです。
[2000年2月11日 14時20分53秒]

お名前: F8   
私も、裏切り者です。だからしかたなく、罪ほろぼしに図書館やってます。
[2000年2月10日 19時28分49秒]

お名前: F8   
プリンタは持っているのに、ドライバがない、とか、そういう状態から、
プリンタドライバをインストールしたら、
地球人は「すっごーい、プリンタ使えるようになったのね!」と言う。

そして、ドライバ入れるために、だいじなファイルを泣く泣く削除した悲しみは
無視する。
[2000年2月10日 18時50分14秒]

お名前: F8   
人がさ、少数派であるってことを自覚して、あきらめるに至って、
で、しかたなく、自分だけが一方的に犠牲をはらって歩み寄ることを決断したときに、
それに「感動する」っていうのは、甘えであり、残酷なまでの無礼だと思うんだけどね。
[2000年2月10日 18時47分26秒]

お名前: F8   
私、ドナの翻訳にはずいぶん不満でねえ。河野万里子だっけ。大御所なんだけどさ。
どうせなら岸本佐知子の訳で読みたいよ。まあ、原文読めるからいーけどさ。
[2000年2月10日 18時45分6秒]

お名前: ペンギン   
NoがSomeに変わる為に、普通なら何でも無いほんのささいなことが「清水の舞台から飛び
降りる」ほどの一大決心だったり、たいそうな訓練が必要だったりするという場面。
それを読んで、普通の人は感動するんですかね。私は涙なくしては読めませんでしたが…。
ドナさんほど重くないし具体的なことは全く違いますが、似たようなことをしていた時の
ことを思い出してしまいます。
やっぱり、他人事なんですね。当たり前だけど。
そして、さもそれで幸せになったように書いてあるけれど…。
[2000年2月10日 18時29分27秒]

お名前: ペンギン   
だいたい、『自閉症だったわたしへ』の原題が“Nobody Nowhere”で、
2冊目は“Somebody Somewhere”という英語のタイトル通りの流れなのに、
『こころという名の贈り物』になってしまうところなど、地球人向けの解釈
以外のなにものでもないと思う。
NoがSomeになる実感の方が、私にはリアルだ。でも、心が贈り物みたいに何
処かからやって来た訳ではないし、そもそも心が無かったなんてことは決し
てないと思う。
強いて言うなら、人の心を解釈する仕方が変わっただけで、今まで眠ってい
て動いていなかった機能が目覚めたっていうことなんじゃないのかな???
[2000年2月10日 17時54分6秒]

お名前: ペンギン   
私は、連邦市民からすれば「裏切り者」でしかないでしょうね、きっと!
地球人的には「一匹オオカミ」ですが、連邦市民的には「コウモリ」でござんす。
ま、いーけど。
[2000年2月10日 7時7分35秒]

お名前: ペンギン   
連邦関連業界の地球人がカリスマだと思っている人って、きっと地球人が擬人化した
コメントを付けやすい人だろうね。

例えば、こんなこと。

最も心を打たれるのは、苦手な身体的接触を克服しようと、鏡に向かって握手の練習を
繰り返し、ついにある日、自分の手は"あたたかい"と発見する場面だろう。これは、奇
跡の人のヘレン・ケラーが初めてことばを発する場面にも似て、限りなく美しく、感動
的だ。その後、「属する」「わかり合う」「愛着を持つ」などの感情を、ドナがひとつ
ひとつ見出してゆくくだりにも、心を震わせる。
       ドナ・ウイリアムス『こころという名の贈り物』訳者あとがき より

なんか、違うんでねーか???
[2000年2月10日 7時4分37秒]

お名前: F8   
感覚内容や何かはともかく、政治的には、いるけどねー。
ジム・シンクレアとか、ジェリー・ニューポートとか、
同類に勇気を与えている人が。
[2000年2月9日 20時18分18秒]

お名前: F8   
連邦市民がカリスマだと思う人と、
連邦関連業界の地球人がカリスマだと思う人は、たぶん別の人でしょうな。
[2000年2月9日 20時14分26秒]

お名前: ペンギン   
それで、こちらの世界にカリスマっているのだろうか?
テンプルさんやドナさんは、同盟軍の仲間かもしれない。
でも、一人一人障害の程度や症状が違うので、「同じ」ところがいくらあっても「違いが分かる」。
やっぱり、私のカリスマはファイナル・ファンタジーⅦのクラウド。これっきゃないよな~!
(本当の敵はセフィロスじゃなくって人間の宝条の方だと解釈すべし。)
[2000年2月9日 18時56分54秒]

お名前: ペンギン   
きっと、普通なら自然に「人間」に興味を持つはずのところが、どこでどう間違えたのか、
「物」とか「法則」とかいうもののトリコになるようにプログラムされていたんでしょうね。
[2000年1月26日 21時33分30秒]

お名前: ペンギン   
何で、あんな「たかが人間」がカリスマなの?
何で、あんなもんに夢中になれるの? どこがいいの?
人間って、どうしていつまでも人間のままなの?
どうして、あんなもんに憧れるの?
ぜ~んぜん、ワカンナイ!!!
[2000年1月19日 7時51分18秒]

お名前: ペンギン   
見落とされがちな事だけど…。
言葉の正しい意味での自閉症=発達障害としての自閉症とは、極めて身体的な問題だということです。
身体と神経に一次的な弱さがあって、一見すると主訴に思える精神的な事は、実は二次的なものなのです。
[2000年1月8日 20時48分34秒]

お名前: シュッツ   
(手動引用)
>だって、噛みながら飲み込むとか、自分の用事をしながら人の用件を聞くなんていう単純
>なことが、いつまで経ってもできないんだから。
>増してや、「人」の気持ちに沿うように思いやったり・反論して意見を換えさせたり・反抗した
>りするなんていう「子供」でもできることが、いつまで経ってもできないなんて分からなくて当
>然だろうな?

げげ、こういうのが「子供」と言われるんですか。
私もこの通りであり、
かつ別の部分で、自分でもいい歳して子供っぽいとは分かっていましたが、
それらは別のものだと思っていました。

なんとなく納得。
[2000年1月5日 15時37分8秒]

お名前: ペンギン   
♪大人になっていくことと
 無邪気な子供でいるのは
 どっちが辛いことですか♪
と唄う、浜崎あゆみをカリスマと仰ぐ小ギャルたちは、顔を真っ黒にしたり厚底ブーツを履いた
りヘソを出して歩いたり必要以上にダイエットしたり…というような、大人の価値観に反するこ
とを「子供のままでいる」と思っているんだろうな?
でも、いつまでも本当の子供のままで大人に成っていく人の、本当の辛さなんか分かる訳がない! だって、噛みながら飲み込むとか、自分の用事をしながら人の用件を聞くなんていう単純
なことが、いつまで経ってもできないんだから。
増してや、「人」の気持ちに沿うように思いやったり・反論して意見を換えさせたり・反抗した
りするなんていう「子供」でもできることが、いつまで経ってもできないなんて分からなくて当
然だろうな?
私は、対人恐怖症ではないし、行動的でない訳でもないし、一生懸命人を思いやったり自分の立
場を守ったりもしている。それに、親切に自分のことを人に教えて「こうしてくれたらいーな」
と要求もしている。でも、そのこと自体が的外れなんだろうな?
世の中に踏み留まるなら世の中のシキタリに従って、せめて「普通の子供の気持ちのままの大人
になりなさい!」って、ね。
[2000年1月1日 18時10分32秒]

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