記事タイトル:私もいいですか? 


書き込み欄へ  ヘルプ
お名前: 管理人   
rimさん自身から苦情が来たわけではないので、別にいいです。一つ一つの書き込みに対する
削除依頼は、受け付けていません。(ここはrimさんの部屋なので、管理者はrimさんです。)
ただ、次からは↑のきまりを守って下さい。
[2001年8月3日 8時17分47秒]

お名前: やんちゃん   
やっぱり書き込んじゃいけなかったみたいですね。

管理人さんへ
ごめんなさい。下の発言、削除してください。
[2001年8月3日 0時36分58秒]

お名前: やんちゃん   
私はアスペではないかもしれません。ASっぽいと思うのは状況判断の悪さと社会性の問題だけです。もっとも他人から見るといろいろあるのかもしれませんが。
今年の2月、初めて「アスペルガー症候群」本人の声を聞いたのはここです。
私が前の職場にいたときよく書いていた日記や昔の思い出しネタと同じことを書いている人がいた。私と似たことを言っている人を初めて見た。
読みながら、泣いてしまったよ。
(ここに書き込みするのがまずかったら、消していただいて結構です。)

すてきなあの娘は
じぶんの立場をわきまえていて
どうするべきかよく知っていて
ちゃんとこなしてゆける

あの娘はタイミングがよくて
頭がよくて 要領がよくて
自信があって テキパキしていて
いつもうまくやっていける

あの娘は背が高くてスタイルがよくて
顔もきれいで声も高くて
しぐさも身のこなしも女らしくて
いつもうまくやっていける

あの娘はとても普通の人で
普通のことをよく知っていて
普通の人々に思いやりがあって
普通のものごとによく気がついて
それでちゃんとやってゆける

いつも素直で やさしくて きれいで
でもつくりは入ってなくて
まったく自然にふるまっていて
あの娘は気ままに歩いていても
はみだすことはない
自由にしててもいつもレールの上を歩いている
すてきなあの娘

「あの娘」はそこにいるはずの私・でも決してとどくことはない・・・。
[2001年7月28日 12時42分42秒]

お名前: rim   
にゃぁ〜
[2000年7月13日 2時47分11秒]

お名前: f8   
>世の中に受け入れられるようになればなるほど、
罪悪感が増していく。私が他人に示す思いやりは、ほとんどが本で得た知識によるもの
で、思考から繰り出されたものです。ときには強迫的なルールでもあります。だから、
それで誰かに感激されたり好意を示されたりしようものなら、脅威を感じてしまいます。

これ、そのまま私です。

だから、いてほしいです。
[2000年7月12日 2時49分46秒]

お名前: rim   
>それから、アスペルガー障害とアスペルガー症候群とアスペルガー的性格なんてのも、
>分ける必要なんか無いといえば無いけれど…。三番目のまで含めると、仲間ってたく
>さんいると思う。

私の場合は、「アスペルガー的性格」というのだと思う。たぶん。
自閉症スペクトル上の健常者。この半年間、自閉症関連の本をいろいろ読んだり、
掲示板でいろいろな人の意見を読んだりして、自分が位置するのはそこなんじゃ
ないかなぁ、と思った。加えて、私にはADHD傾向もあるらしい。
私はごく狭い範囲内でなら「片づけられる女」だけど、実際は部屋も家計も思考も
過去の経験もとっちらかったまま。デタラメな女です。ただ、昔から欲求自体は
希薄なので、派手な事態にならずに済んでいるようです。

今の私は仕事もしているし、ひとり暮らしもなんとかやっているんです。だから、
「ここに居てもいいんだろうか?」という思いが半分ぐらいある。結婚はしていない
から、子供の話もできないし。でも、他のどんな掲示板より、自閉関連の掲示板で
「本人」の言葉を読んでいるほうが心が落ち着く。というか、共感できる気がする。

>ただ、そういう「自覚」を持った人同士で情報交換したり、お互いの知恵を分け合う限り
>において、「仲間意識」を持つのは大事なことだと思う。

私は適応には成功したけれど、その分自分を失ってしまって、どうやって生きて良いか
ずっとわからないままだったんです。世の中に受け入れられるようになればなるほど、
罪悪感が増していく。私が他人に示す思いやりは、ほとんどが本で得た知識によるもの
で、思考から繰り出されたものです。ときには強迫的なルールでもあります。だから、
それで誰かに感激されたり好意を示されたりしようものなら、脅威を感じてしまいます。
私は今、いろいろな「本人」の言葉を自分と照らし合わせながら、自分を取り戻す作業
をしているところです。長い間、普通化することを第一目標にしていたので、“素”の
自分がどんなだったかさえ忘れてしまっています。
[2000年7月7日 8時14分54秒]

お名前: フリーラジカル   
>でも、素の自分でいられる時を重ねていくことで、自己を取り戻そうと
しています

やっぱり、自分を完全に抹殺してからの時間と同じ時間、本当の自分で過ごしていかないと、
「私」は取り戻せないんだろうか。
「私」殺人事件。実行犯は私自身だったけど、首謀者はそのとき周りにいた、
自称「普通」の人たちだった。

昨日の落ち込みの反動か、今日はなぜかぷんぷん怒っている私。
[2000年7月5日 13時5分49秒]

お名前: ペンギン   
あの〜、正直なところ…。
日本で始めての「自閉症」ドラマなら、「自閉症」っていう障害があって、こんなことをする
人たちがいるんだけど、けっこう楽しいお仲間だよ〜!♪ という紹介程度にした方が分かり
易かったように思うのです。
片や、お決まりのサヴァンに、普通ありえない◎エコラリアの「天使」。
片や、「妖精」のような可愛い女の子のありふれたラブストーリーなのに、療育の話しがビッ
シリ。←ちょっと、内容濃すぎた感じ〜!♪
[2000年7月2日 22時10分13秒]

お名前: rim   
お久しぶりです。2つのドラマ終わりましたね。
ドラマを見ながらいろいろ考えてみようと思っていたんだけど、途中から
なんだか繭子に置いて行かれてしまって、ついていけなくなってしまった。
でもって、いろいろな掲示板で大勢の人の意見を読んでいたら、頭の中が
収集つかなくなって、おこもりしてました。不甲斐なし。
少しリハビリしなきゃ〜。
[2000年7月2日 13時8分20秒]

お名前: ペンギン   
『ずっと普通になりたかった』を読んだ時には、程度の差があるだけで同じだと思った。
『自閉症−成人期に向けての準備−』を読んで、間違いなく重度で見るからにそれと分
かる「自閉症」の人たちと、やっていることに違いがあっても発想の仕方は全く同じな
のに愕然としている。
で、結果的に同じ失敗をしているのだから、「普通になりたい」と思うまでもなく「普
通にやって来た」のに、「自閉症」という状態が間違いなくあると痛感している。
[2000年6月12日 17時17分36秒]

お名前: F8   
私もごくごく最近になって学び始めたことがある。

「ずっと『普通』になりたかった。」を訳して出して、感想が返ってきたとき。
「うちの子の発想が初めてわかって、目からウロコが落ちた」と言われるたびに、
「普通の人はこんなことも知らないのか?!」「ってことは、普通の人は、これもしないのか?」
「普通の人は、これもやらないのか?」「子どものときもやらなかったのか?」と
目からウロコを落としまくっている。

そして。
「片づけられない女たち」が出たら出たで、今度は、返ってくる反響は「私もそう!」の連続。
それと比較してみることによって初めて、「ずっと『普通』に」の反響が「変だった」と確認した。
[2000年6月12日 16時30分23秒]

お名前: ペンギン   
でも、買い物に行って店員さんになんか言われると、「普通の人って頭良いんだ」って
感心することが多くなったのも事実だが。
[2000年6月12日 15時9分27秒]

お名前: ペンギン   
>「普通の人たちはこう感じて『ない』ってことを

今、いちいち確かめているところ。毎週、病院で医者にいろんなことを聞いている。
「普通の人にはどう見えているのか?」「どうして、手を振ったり首振ったりしないのか?」
とか「こういう場面では何を・どう感じているのか?」って。
それから、「アスペの会」で質問された時も、「普通はどうやっているのか?」こっちからも
聞くようにしている。

知れば知るほど、なーんか、「普通」の人ってつまらなくって可哀想だと思うんだけど…。
[2000年6月12日 14時37分58秒]

お名前: ペンギン   
そう、子供のことだと思って読むのと、自分のことだと思って読むのとでは、
まるっきり違った。
[2000年6月12日 14時31分51秒]

お名前: QP   
「変光星」、「自閉症だった私へ」は、読んでいるのです。
これを読んで、どう思ったかと言うと頭のいい普通の人だと思ったのでした。
それと、うちの子とは違うと。自分の事を考えて読んでなかったからね。
うちの子は、LDがまざった連続体だから、なんとなく違うと感じたのでしょう。
実は、ここの掲示板の人たちも頭のいい人たちだなあと、少しビクビクしているの。
そうかと思うと、私とおんなじ事をしていたり、考えてたりで、パソコンの前で一人クスクス
笑っていたり、私と同じなんて迷惑だろうなあと思ったり。
この間、知り合いに、おそるおそる、「私も子供と同じで自閉症かもしれない。」って、
言ってみたら、そう言えばあなたは前に、こんなことを言っていたとか、していたとか
教えてくれて、普通は、そうは考えないらしい。 ぎよぇ〜! そうなんだってビックリ!
[2000年6月12日 13時57分18秒]

お名前: F8   
私ね、アスペと診断される2年前に、一度「自閉症」の概念とすれ違ったことがあるんですよ。

「変光星」が出たばかりのとき、自閉症の本としてだけでなく、いじめについての本としても
話題になった。そこで、昔のいじめられ体験と折り合いをつけたかった私は、読んでみた。

感想は、「うわ、頭の良い人がいる!」「子どもの感じることをこんなに上手に書けるなんて!」
「えらい文章家だなー」というものでした。夢中になって読んだけどショックだった。
こんな人がいるなら、私は物書きにならなくていいんだ、と思った。

つまり、森口奈緒美の書いている内容は、当たり前のことだと思っていたわけです。
あまりにも普通すぎて。

で、次に、森口奈緒美がドナ・ウィリアムズの邦訳を読んで、自分も本を書こうと思ったと知り、
ドナ・ウィリアムズを読んでみた。感想。同じ。こうして文筆で身を立てることを断念。

自分も自閉症かも、とは思ってもみなかった。なぜなら、自分や森口さんやドナだけでなく、
世界中の人が、みんなこう感じているはずだとばかり思い込んでいたから。
森口さんも、ドナも、みんなと同じ(だから当然私とも同じ)世界を、ただ上手に書いてると
思ったから。

そして、私はそれまでどうしてもうまく生きることができなかったけど、
その「生きにくさ」と、自分の「わからなさ」とが結びつかなかった。

そのわずか2年後、ADHDを疑って診断を求めた先で、私はアスペルガーと診断されましたが、
すぐにはピンとこなかった。私の認知は、注意力と視覚認知の悪さを除けば、標準だと
思っていたんだから。つまり、「みんなこう感じてるはず」と思っていたんだから。
私が、自分がアスペだと納得するには、「普通の人たちはこう感じて『ない』ってことを
知らなくてはならなかった。
[2000年6月12日 12時41分51秒]

お名前: QP   
私も、いいですか?って、おずおずと入ってきて(この掲示板が、私の感性にあっていたので)
ますます、自分がアスペだと確信を深めてきて「寝た子を、起こす」とは、このことだなと。
さっそく、本を注文して読まなくてはと思っている今日この頃です。
学習障害の本は、かなり、子供の事があるので読んだが、高機能自閉症関連の本は、なんだ
こんなこと読まなくてもわかっているよ〜という本が多かったので、あまり読んでないのだ。
今度は、自分の為に読もうと思う。子供の事は、よくわかるのだが、自分の事は、あまり
わかっていないのでした。
[2000年6月12日 12時23分58秒]

お名前: フリーラジカル   
私、rimさんのこの部屋のタイトル、好きです。

あっちの掲示板でさんざん恥さらしをすることが、「私でもちょっとは役に立つかなあ」と
思えることなんて、皮肉なもんです。脆弱な自我基盤のなせるワザ?
「私もいいですか?」
[2000年5月24日 19時55分37秒]

お名前: rim   
遅ればせながら、『ずっと「普通」に・・・』昨日購入しました。
うちの近くの比較的大きな書店では、外国文学の新刊コーナーに
平積みになってました。
[2000年4月27日 2時4分16秒]

お名前: フリーラジカル   
実際に近づかなくても生理的なダメっていうのが分かる人はいるよ。くどいようだけど、あの
繭子の母親。それにみのもんた。説明できないけど、まとわりつくような、うっとうしい、私に
とって「嘘の」人情攻撃を仕掛けてくる人。
[2000年4月26日 1時24分57秒]

お名前: F8   
どうせ、近づいたらわかるんだから、規準なんか知らなくたって、
自分で見分けられるもんね!
[2000年4月25日 22時20分21秒]

お名前: ペンギン   
生理的にダメってのは、私の場合、何故か人によって違う。でも、地球人を分類する能力
が無いので、どうしてあの人は近づいただけで寒気がするのにこの人は大丈夫なのか、全
然わからない。で、知りたくも無い。
[2000年4月25日 21時45分20秒]

お名前: フリーラジカル   
「両方ともだめ」って書いたけど、嫌悪感を感じてるのかどうかは分からない。直観的に「逃げ
て」しまうので相手に申し訳ないと思うだけ。F8さんみたいに「生理的にだめ」ってことなの
かな。やっぱりワカンナイ。これは自分にとってずっと謎の現象のまま。
[2000年4月25日 17時5分55秒]

お名前: フリーラジカル   
でもよく考えたら、そのベクトルがすごく弱ければなんてことはない。
でも大抵の地球人は強力な磁場を作ってるので、その強力な磁力線にやられる。
[2000年4月25日 15時15分36秒]

お名前: フリーラジカル   
私は両方ともだめ。心の向きも視線も。
[2000年4月25日 15時9分29秒]

お名前: ペンギン   
私の言うベクトルって、視線のことじゃないよ。心の向きのことだよ。
[2000年4月25日 15時6分27秒]

お名前: フリーラジカル   
語りかけてくるにしても、独り言言ってるみたいに語りかけてくる人、とかね。やっぱ同胞じゃん。
[2000年4月25日 14時59分41秒]

お名前: ペンギン   
ベクトルがこっち向かない人、並行していて同じ方向を向いている人・・・・って、やっぱり同朋じゃないか!
[2000年4月25日 14時54分49秒]

お名前: フリーラジカル   
私が接しやすい人は正面きってグリグリ「語りかけて」こない人。
存在感が重くない人。こ〜んな表現したって地球人には分からんだろーけど。
結局私が接しやすい人ってえのは、同朋じゃないか。
[2000年4月25日 14時45分31秒]

お名前: rim   
私、どういう人だと接しやすいんだろう? うーん・・・。
どこまでもどこまでもどこまでもニュートラルな人かなぁ?
んじゃ、それがどういう人かというと詳細は説明できないかも。
ゲゼルシャフトでいいんでない? そういうことでもないんだろうか? 
ふむ・・・
[2000年4月25日 14時23分6秒]

お名前: フリーラジカル   
と言いながら(書きながら)「あなたには人の気持が分からない」とさんざん言われてきたか
ら、今回も間違いなのかなあ。ただ、地球人同士の間にある暗黙の了解のうちで、暗黙のうちに
生じる「役割意識」が私には欠けてるというのは分かるんだけど・・・。
[2000年4月25日 5時28分0秒]

お名前: フリーラジカル   
な〜んか、あの母親の繭子に対する気持は嘘っぽい。愛情というよりは強烈なエゴを感じる。
それよりも、繭子に苛立ってる加藤茶演じる父親の気持の方がホンモノのような気がする。
例のドラマのHPの意見掲示板では父親の評判は良くないようだけど。ここでも私の意見は
地球人と違う。なんでこういうことが起きるのかなあ。
[2000年4月25日 5時18分50秒]

お名前: ペンギン   
何か、浮いてるよ。あの人。(私は、声的にダメ。)
[2000年4月24日 21時24分55秒]

お名前: フリーラジカル   
話は変わるようだけど(実は変わらないけど)、私は繭子の母親のキャラクターが吐きそうな
くらい嫌い。私の母親はヘンチクリンだったけど、私は嫌いではなかった。
[2000年4月24日 21時2分25秒]

お名前: フリーラジカル   
自閉症に限らず、障害者が集まるとその障害者の親たちの間では障害程度の比較合戦が
起きると聞いたことがある。そんな比較は障害者本人にとっては限りなく無意味な上に、
辛いものに映るらしい。私は本人でもあるけど、親でもあるから、親の気持が分からないではな
い。でも、そんな「親の気持」の大半の正体は、実は奇奇怪怪なエゴであることに
親自身は気付いていない場合が多いんじゃないだろうか。
[2000年4月24日 20時55分40秒]

お名前: rim   
他人と自分を比較する能力があるって、なんだか大変そうだね。
[2000年4月24日 20時29分22秒]

お名前: フリーラジカル   
↓すっごくいい喩えだね。感服。

私の娘は自閉症者としては、感覚過敏という部分で(親に似たのか)すごく重度。それに不安
障害も(親に似たのか)すごく重度。
でも表出言語がすごーくイカニモしゃべってまっせ〜、って感じなせいか、
療育教室ではかなり「普通」な方に見える。でもやはり部分部分を観察すれば、すごーく
「普通でない」。サカナに見えて、サカナでない。
[2000年4月24日 17時42分32秒]

お名前: F8   
そういう人たちが、イルカやクジラをサカナだと呼ぶのさ。全体の容姿しか目に入らないから。

骨格とか、エラとか肺とか調べなきゃあ。
[2000年4月24日 17時11分8秒]

お名前: ペンギン   
この連続性は、本人と専門家にしか分らない。
見た目が同じじゃないからと本人の口を塞いでしまうと、一番損をするのは自分たち自身だ
ということに気づかないのが可哀想。
複合している要素を一つ一つ取り除いていけばとっても明らかなのに、その作業が出来ない
から「ほ〜ら、こんなに違う。何処が一緒なのよ!」と言う。不自由な人達だ。
[2000年4月24日 16時37分26秒]

お名前: フリーラジカル   
>劣等感の裏返しの優越感を味わう精神構造は、私たちこそ、克服するべきなんだと思う・・・

誤解して欲しくないので書いときます。この「私たち」とは自閉症者全般、特に低機能自閉症児
と呼ばれる子供の親御さんに向けて書いたの。例のドラマのHPでも、そういう親の一種の妬み
にも似た反感が読み取れるのがコワいんです。具体的なことは書けないけど、
実際にそういう妬み・反感が、子供の知能の程度で一喜一憂する親同士の間にあるのは、
とてもカナシい。これは人間の本質なんでしょうか、「上見て暮らすな、下見て暮らせ」と
いうのは。
[2000年4月24日 14時48分29秒]

お名前: ペンギン   
「バカ」「キチガイ」「カタワ」ってのは、ここでの共通認識だよね。
自分に対して使う場合、本人が言う分には何の差し障りもない。
「宇宙人」というのも、本人的には一番ピッタリする言葉だけれど、
地球人的には「やめてくれー!!!」だしね、高機能の場合。
でも、低機能の人に対して使う分には、良い意味で使われる。
はたから見た感じで、いかにもそう見える人には使って○。
なのに、そう見えないのに心情的に感覚的には同じという人が使うと×。
同朋には「同じ」なのに、そう見えない同士が「同じ」と主張するのは迷惑だと言われる。
恥ずかしい事をすると「差別」されるからやめてくれ、と彼等は言うが。
が、「区別」する事を「差別」ととってしまう感性の無さを恥じなければならないのは、
むしるあちらの方だと思う。
[2000年4月24日 8時1分28秒]

お名前: フリーラジカル   
何だかみなさん、難しいことをおやりですなあ。私は仕事上では差別用語に注意する必要は
ないので、安心安心。
何しろ「バカ」「キチガイ」「カタワ」(すいません、敢えて伏字にしません)はずっと、母親に言われてきたし、自分でも自分に向かって言ってきたので、完全に耐性がついている。
気分を害するどころか、小気味がいいくらいだもん(私ってマゾ?、それともこれは言葉による
自傷行為?)。だからここでも私の常識は世間の非常識。
[2000年4月24日 6時25分27秒]

お名前: ペンギン   
そう、餅は餅屋。地球語はイーオンにまかせましょう!
下手に口を出すと、墓穴を掘ります。
[2000年4月23日 23時51分23秒]

お名前: rim   
私は考えはじめるとキリがないので、差別的表現や心理的に不快な表現についての
判断は、編集者と校正さんに全面的にお任せしてます。
最初の頃は「なぜ? なぜ?」と執拗に聞いていたが、それやってたら仕事が停滞
してしまうだけでなく、人間関係も悪化してしまうことがわかったので(笑)。
[2000年4月23日 22時32分58秒]

お名前: ペンギン   
でも、本当の「自閉症者」の言い方だと、「私はバカだ」とか「私、バカなの」だよね。
あるいは、首を振りながら「バカなの!」って言うかもしれない。
自分のことを言い表わすのに、他人に対して自分の実感を確認するような聞き方はしない
と思う。
[2000年4月23日 21時59分9秒]

お名前: F8   
いや、その技術がなかったら、私だって地球人に売れる本を作ることはできないよ。
同じことを反対側からやってるだけだろう。
[2000年4月23日 21時53分3秒]

お名前: ペンギン   
きっと、「馬鹿」という言葉も、本人達がよく使っているし本人達の心情を表す言葉として、
ギリギリの使い方だったんだろうね。
私は学校PTAの役員をやっているから知っているんだけれど、何かの条約を締結する関係
で、公の場で使ってはいけない「差別用語」のリストに載っているの。だから、テレビでは、
使うと謝罪しなければならないこともある。そういう「社会的な意味」もあるんです。
[2000年4月23日 21時49分0秒]

お名前: rim   
だって本当言うと、あの場合、「私は、馬鹿じゃない?」という言い方が
最も適切な表現だと私は思うんだけど……。
[2000年4月23日 21時44分19秒]

お名前: ペンギン   
今、ちょっと根性だして公式HPの掲示板を読んだんだけど、パニックの時の「君は、ここ
にいる」という言葉にも、随分尾ひれがついているんだね。
何か、「君はここにいる」と「君はひとりじゃない」は、地球人を感動させるためのテクニ
ックみたいなので使われたのかなあ。パニックの何たるかを知らない人には、暴れた人を落
ち着かせる言葉かけに過ぎなくって、人と人とを繋ぐおまじないでしかなかったみたい。
で、脚本を書いた武田さんは「自閉症」のことをすごくよく分ってくれているんだけれど、
地球人の視聴者向けにも使える「両面言葉」を要所要所にバシッと決めているというわけだ。
ある意味で、すごい技術だね。(こんなことに感動しては、いけないか。)
[2000年4月23日 21時39分48秒]

お名前: rim   
ありがとう。
そうか〜。30%ぐらいわかったかも。でも、やっぱり「?」だなぁ。
私、このテのタブーって本当に苦手なの。まるで地雷地帯みたいで。
「なぜ?」って聞くのも怖くて。
「差別」とか「不適切な表現」とかって言うけど、その理由をきちんとわかるように
説明してくれる人っていないんだもん。
この際だから調子に乗って書くけど、『君が〜』第1話の「私は馬鹿じゃない?」も、
なぜ不適切なのかわからない。(←これは、知的障害者に失礼だからという理由?  
例えば、これが関西弁で「ウチ、阿呆とちゃうの?」ならOKなのかなぁ。それか、
「私は頭が悪いわけではないの?」という言い方なら適切なのかなぁ)

それでもうひとつ書くと、視聴者から寄せられた繭子に対する感想と、私がこれまで
周囲の人々から感じていたことがまったく違って混乱ぎみかも。もっとも、私の場合は
繭子よりさらにさらに軽度だし、多弁だし、お調子者だし、威圧的だし、ルックスも
パーソナリティも違うから比べようがないんだけど。
でも、私があんな風に言葉にこだわっていくと、物分かりが悪くて扱いにくいからって、
皆イライラして、しまいには「もういい! 勝手にしろ!」ってなるもん。
誰かといるときに、例えば花とか虫とか葉っぱとか見つけて、ひとりで夢中になっていると、
「いじけてる」とか言われたりね。
だから、あそこに書かれている支持的な意見を信じていいのか、信じちゃいけないのか判断
できなくてねぇ。 
[2000年4月23日 21時29分47秒]

お名前: フリーラジカル   
あの「○○は精神病ではありません」っていう表現を、今回はいちかばちか(笑)
「自閉症は神経障害の一種です。」としたら、いったいどれほどの視聴者がどんな解釈を
するだろうか。これは、言葉が本来の表面的な意味以上のことを意味する、ってことの
指標だと思う。
[2000年4月23日 19時48分46秒]

お名前: フリーラジカル   
メディアの言葉刈りは、基本的には、言葉そのものが持つ本来の意味よりも、その言葉を聞いて
どういう印象を受け手がうけるかっていう、感情フィルタが問題だものね。

てるくはのる君や、佐藤君の事件が話題になったときに、サンデーモーニングに出演した
精神科医(!!!)が「ああいう自閉的な性質」といったことが、私にはすごくひっかかった。
それ以降、なぜかメディアでは「自閉的な性質」とは表現せずに「引き篭もり」と
表現するようになった。きっと自閉症者協会から圧力がかかったんだろう、と思ってるけど。

本当の問題は裸の言葉そのものでなく、その言葉が表してる状態を人々がどう評価するかって
ところにあるのに。「自閉的な性質」を「引き篭もり」と言い換えたところで、本質的な
問題は変わらない。引き篭もっているのがなぜ悪いか、一人で時間を過ごすのが好きな性質が
なぜ悪いか、本当に悪いことなのか、それを彼らが根底から問い直してくれないと、
いつまでも「言葉刈り」の姿を借りた、「問題のすり替え」は変わらないだろう。

「精神病」だとして「迫害」を受けてきた自閉症患者の親の心情は分かるけど、でも
「私バカだけど、この人よりはマシ」という、劣等感の裏返しの優越感を味わう精神構造は、
私たちこそ、克服するべきなんだと思う。(前に取り上げられたTVドラマにおける障害者に
関する信州大学の研究者の言ってたの、思い出す。「弱いものが、より弱いものを差別する
差別構造」っていうやつ。)
[2000年4月23日 19時44分32秒]

お名前: ペンギン   
おっと、私の書いた文章の始めの2行の部分を、F8さんが分りやすく解説してくれて
いましたね。
[2000年4月23日 14時56分23秒]

お名前: ペンギン   
きっと、私たちは精神病という言葉が差別用語ではないけれど、地球人にとってはそういう
ことを意味するんじゃない?
病院に行くと、毎回たくさんの精神分裂病の人が来ている。あれだけの数の地球人と一緒に
待合室にいたらそれだけでも疲れる状況なのに、私にはあの人たちの無関係さが居心地良い。
私はたまたま二次障害があるので、そっちの病名をつけようと思えばつくから親近感がある
というわけでもない。
強いて言えば、「自閉症」は生まれつきのもので、症状が緩和したり適応できるようになっ
ても困難は一生続く発達障害で「病気」ではないという点が異なるだけで、ただちょっと違
う状態にある「人間」なだけ。
「感情」というフィルターがないお陰で、そういう「用語」に余計な価値観が付かないのは
我々の特権だと思ってる。
[2000年4月23日 14時53分23秒]

お名前: F8   
よし、この分野については、観察したキャリアが長いので、解説してしんぜよう。

「○○は、精神病ではありません」という文は、それ自体では差別ではないの。

ところが、3つの理由から、精神障害の関係者はつらい思いをする。

1.精神障害の人は、これまでずっと、何かというと常に激しく差別されてきた。
自分たちの名前を呼ばれる、自分たちを引き合いに出されるときは、
必ずといっていいほど、差別だった。

だから、引き合いに出されるだけで、精神障害(あるいは精神病)という名称を聞くだけで、
そのことを思い出す。つまり、フラッシュバックに似ている。

2.「○○は、精神病ではありません」という、本来はそのままでは差別かどうかわからない
ニュートラルな文を、
これまでに、精神障害の人を差別するために使った健常者たちがたくさんいた。
そのままではニュートラルな言いかたであるのを良いことに、言い逃れができて便利だから。
反論されたら、「事実を述べただけですよ」って言って開き直れるっていうのを計算して、
婉曲な差別表現として、わざと使った健常者たちがいた。

だから、言われた方からしたら、それと区別がつかない。

3.「精神障害ではない」という文(言いかたそのもの)は差別【表現】ではなくても、
差別的な発想、蔑視を前提として使ってきた健常者が多かった。

つまり、「精神障害は劣ったモノ、ひどいもの、最悪のもの」という大前提が暗黙の内にあって、
「でも、これは、それとは違う」(だから、マシ)という意味で使われることが、よくあった。
つまり、表に現れた表現自体には差別が含まれていなくても、
差別意識がちゃんと共有されていることを、暗黙の大前提として、省略した表現なわけです。

だから、暗黙の大前提がたとえなくても、あるのと区別がつかない。

****

つまり、健常者がこれまで勝手に精神障害者を差別してきた(今もしている)ことの後遺症に
私たちは巻き込まれたってわけです。迷惑な話だ。
[2000年4月23日 14時42分53秒]

お名前: rim   
実はずっとわからないことがあって、書くのも怖いんだけど(って言いながら
書いているんだけど)、「自閉症は精神病ではありません」という一文が、
なぜ精神病者への「差別」につながるのかが私にはわからない。
『天使〜』の第1話のラストの説明文を私は見ていないので、もしかしたら、
その前後に何か差別的な表現があったのかもしれないけれど。
でも、上記の一文が問題なのだとしたら、この一文のどこに差別的な表現が
あるのかわからない(だって、事実でしょう? それともまだ医学的にきちんと
確認されているわけではないとか?)。何が、どういけないんだろう?(;;)
[2000年4月23日 14時7分6秒]

お名前: フリーラジカル   
大体、周りからの情報というかストレス・刺激を受けとめる神経構造からして
地球人と違うから、地球人にとって何でもないことが私たちにとって過剰なストレスに
なること自体が苦労の始まりだものね。これは地球人には分からない。

私の場合、端的な例は外出。自分の障害を知るまでは他の人もそうだと思ってたことがある。
私が勝手に「人ごみ疲れ」と呼んでたものは、地球人にとっては大したものではないらしい。
同じように地下鉄に乗ったり、デパートに行っても、疲れるときと、疲れないとき、
すぐ帰りたくなるときと、そうでないときがあるのに気付いた。違いは何だろう、と思ったら、
「人間の数」だったんだ!
行き交う人の多い、やたらと混雑した歩道で、私は他の人たちの群れと同じ速度で歩くことに
耐えられない。すぐ背後に人がいるのにも耐えられない。何でもいいから、
早くこの状況から出たいと思う。だから外出先で人ごみに出会うとずっと小走りしている。
結果的に家に帰ってくるとどっと疲れを感じてしばらくは何もできず、ベッドにドタッと
寝ている。家に帰ってからあれこれできるトモダチを見て、超人的な体力だ、と思ったものだ。

トモダチにね、「あなたのいう苦労なんて、頭の中だけの苦労なんじゃないの?要らない
ところに神経使い過ぎ、考え過ぎるから、苦労してるように思えるだけじゃないの?」
これは言い得て妙かも知れない。ちょっと読替えすれば。
「生きていくだけ、そして食っていくためには社会の構成員でなくちゃいけないから、
働くという基本的な労働をこなすだけ、それだけのためにとんでもなく神経をすり減らし、
アタマで考えなくちゃいけないのが、私たちのサガだ」としたら、これはとんでもない
苦労なはずだよね。F8さんが「精神科ではなく神経科の方が当ってる」と、どこかで
書いてたけど、最近本当にそう思う。クスリ(私は精神安定剤)飲むと一時的に地球人の
ラクチン気分が味わえるもの。な〜んも考えずに、音が身体に食い込んでくることもない。
肩も凝らない。もしかしたら、中身も結論も出ない地球人の世間話にも付き合えるかも
知れない。物事に対して、強迫的なくらいの(と医者は言う)意味付けをすることもない。

アタマの中だけの苦労、が一体どれほど大きなものなのか、彼らには死んでも分からないんだろな。
[2000年4月23日 4時43分48秒]

お名前: rim   
>回りの普通の人たちは、「通常の努力」をあんまりしてないよ。

そんな気はうすうすしてたんですよねぇ。そうなんじゃないかなぁって。
やっぱりそうなのかな〜。
でも、最近ドラマのことで「高機能自閉症」が地球人の話題になっているのを見て、
本当に違うんだなぁと実感することしきりですね。
地球人の言ってることがわからないッス。言葉の意味はわかるけど、文章のつながりが
わからない。「なんでやねん」って感じ。
[2000年4月23日 2時56分14秒]

お名前: フリーラジカル   
不安だけがふくれて、結局は自分に刃が向かう。
[2000年4月22日 18時57分17秒]

お名前: F8   
結局ね、客観的な検証に必要な部分の能力が欠けているんだから、
検証したってあんまり実用的な役には立たないってことだろう。

で、検証しようにも分からないから、「不安」だけがふくれていくんだろう。
[2000年4月22日 18時20分5秒]

お名前: フリーラジカル   
私もいつも、自分の都合のいいように考えるという自己欺瞞をしていないか、検証するくせが
ある。でもやっぱり自分を外から客観的に見るということは自分ではできないから、はっきり
自信の持てる答は出ない。
でも確かに言える事が一つある。周りの人間にこんなストイックなことやってる人は一人も
いないってこと。
[2000年4月22日 16時41分12秒]

お名前: F8   
あのね、私の最近の発見。

回りの普通の人たちは、「通常の努力」をあんまりしてないよ。
そして、私たちが「通常の努力」だと思い込んで、普通にやってることは、
普通の人たちから見たら、とんでもない無理難題悪戦苦闘孤軍奮闘ってものらしい。

だから、言い訳だろうが手抜きだろうが、それでもまだ「通常の努力」以上の努力になってると
思うよ。
[2000年4月22日 10時8分13秒]

お名前: ペンギン   
「現実をどう切り開いて行くか」はこれからの課題だけど…。
とりあえず「セルフイメージの改善」にだけは、100%利用して構わないと思う。
[2000年4月22日 7時6分28秒]

お名前: rim   
思えば、これまでの人生は、ルールも目的もわからないまま、闇雲にRPGをやっていた
ようなものだ。行き当たりばったりで出会った人々から断片的な情報を聞き、その言葉通りに
アイテムを集めて、武装してきたつもりだった。
でも、その武器の大半は、何に対して、どうやって使っていいかわからず持て余したいた。
しかも、私が退治しなければならないモンスターは、私自身だと思っていた。
集めた武器で、自分を攻撃していたわけだ。
「自閉症スペクトル」という概念を知ったことは、私にとっては攻略本を手に入れたような
ものだと思う。おかげで、自分の姿が少し見えた(それまでは主人公が何者かさえも知らな
かった)。どんなアイテムを揃えればいいのか、どこで、どんな情報を集めればいいのかが
わかったのだから。それってスゴイことだと思う。

30歳を過ぎるまで気がつかず、周りにも気づかれず、それなりに何とかなっていた私には、
「障害」という言葉は不似合いなのは百も承知している。考え方が人とズレていて、ヘンな
ものにこだわって、勘が鈍くて、気が回らなくて、物分かりの悪い、扱いづらい意固地な人間
……要するに、単なる「個性」と言われて、それでまかり通ってしまうことも。

私は「自閉性障害」を自分に都合のいい言い訳として使おうとしているのか? 
「だから私はダメなんです、ちゃんとできないんです、しょうがないんです」と言って、
自分の気を楽にしたいだけなのだろうか? 通常の努力や苦労を放棄するための言い訳として、
自分勝手に利用しているだけなのだろうか? 
それはイケナイことなのだろうか? 失礼なことなのだろうか?
でも、私自身の気が楽になるのはイケナイことなのだろうか? 気分を楽にすることは
イケナイことなのだろうか? 自分で自分の心の荷を降ろすことはイケナイことなの
だろうか? これまで私が苦労も努力もしていないなんて、誰に言えるのだろうか?
誰に判断できるのだろうか? 高校も大学も出た。仕事もしている。自立もしている。
だからといって、苦労していないと誰が言えるのか? そういった外側の情報だけで、
何がどれだけわかるのだろうか? 
苦労の質や量は、誰と比べればいいのか? 私はどこまで苦労すればいいのだろうか? 
もっと努力しなさい、苦労しなさいなんて、誰に言えるのか? 誰に判断できるのか? 
判断する人は何をどこまで知っているのか?
私のすべてを、そして世界の出来事のすべてを知った上で、そう言っているのか?
だとしたら、その人は“神”に等しいじゃないか。
私が、自分のために、自分に良いと思うことをするのがイケナイことだなんて、誰に言える
のだろう。それとも、やってできるのならば、そのまま無理をしてでも普通の人として生きて
いかなければならないのか? 自分の身体感覚に反してでも?
周りの人たちより余計に手間や時間や体力を費やしてでも? その度に失望されながらでも?
どっちにしたって、自力で生きていかなければならないことに変わりはないのに。
そのことで誰かが不快な思いをしても、迷惑をかけてしまっても、私にはそれを予見する術がない……。
[2000年4月22日 4時25分3秒]

お名前: F8   
子どものころからではないけれど、中学だか高校だかのころにはまった絵本は
「やっぱりおおかみ」だよ。
[2000年4月19日 18時25分26秒]

お名前: ペンギン   
そう、不思議だね。
私も、子供の時に人形遊びのモチーフにしてた元の本があるんだけど、なんかあまりにも
そのまんまになってしまっている。自分自身と。
[2000年4月19日 16時50分49秒]

お名前: rim   
私のこだわり絵本は「ちいさいおうち」です。
子供の頃、こればっかり見ていた。
さっき改めて読んでみたら、あまりに暗示的というか、象徴的で
自分でもびっくりしています。
私の人生と妙に重なっているような……。
どひゃ〜。
[2000年4月19日 16時41分19秒]

お名前: rim   
>クローンなんかできたら、おしめ替えないといかんのでしょ。

正解です。だから自分の代わりに会社なんか行ってくれないんだってば〜〜〜。


>私赤んぼうの泣き声って死ぬほど苦手なんですけど。

↑これに、子供を怒る母親の声が加わったら最悪。
[2000年4月14日 2時26分8秒]

お名前: ペンギン   
そういう発想をするF8さんって、好きよ〜ん!←気持ち悪いから、やめてくれって?
[2000年4月12日 22時8分35秒]

お名前: F8   
クローンなんかできたら、おしめ替えないといかんのでしょ。
こっちはおっぱいなんか出ないだろうし、最初から人工栄養か。
私赤んぼうの泣き声って死ぬほど苦手なんですけど。
[2000年4月12日 17時10分35秒]

お名前: rim   
そういえば、クローン羊のドリーちゃん誕生のニュースで巷が盛り上がっていたとき、
街頭インタビューで、「自分のクローンができるとしたら、どうしますか?」という
質問に答えたご立派そうなサラリーマン青年が、

「代わりに会社に行ってもらおうかな」

と言っていたのを見て以来、私は“世間一般”の理解力なんてせいぜいそんなもの
なんだと改めて思い知ったのだった。だから今はそのへんを「普通の人」の理解力の
標準だと思っている。
よく、頭の回転の速い人のことを「一を聞いて十を知る」というけど、
一を聞いて一わかれば十分「優秀」なのだった。一聞いて0.3ぐらい理解できるのが
「普通」なんだな。きっと。もっとも、人から私を見たときも0.3ぐらいしか
理解してないと思っているのだろうけど。だからお互い様だ。
コトバによるコミュニケーションなんてものは、普通の人にとっても本来難しいもの
なんだと思う。でも「ココロ」というか、感情のアンテナで言外の情報を補い合って
いるからそのことをことさら意識しないのだろう。とはいえ、私から見たら、人々の
「感情」そのものがコミュニケーションを歪めたり、他者の意見を閉め出したりする
「壁」になっているようにも思える。
「コトバ」は便利だけど厄介。「感情」も便利だけど厄介。
それらを統括しているであろう「自我」も便利だけど厄介。
[2000年4月12日 16時30分54秒]

お名前: rim   
はい。
日々の生活とかいろいろ大変だけど、ときどきは生命維持モードだけで
乗り切ることも必要だと思う。
それをやると、生活に必要なことさえも滞ってしまうけど……。
私は最近ようやく自分にそれを許せるようになって、今は周囲に対する手回しの術
(といっても、世間的にとりあえずは通用するであろう言い訳のバリエーション)
なんかも収集中です。自分あっての人生、ですよね。たとえその自分が自分でも
理解し難く、とっちらかっていたとしても。
[2000年4月12日 15時57分31秒]

お名前: フリーラジカル   
ちょっと私、飛んでちゃってます。帰ってきたら、またよろしくね。
[2000年4月12日 15時18分22秒]

お名前: rim   
考えてみれば、皆に合わせて普通に振る舞っている時点ですでに
ネジが巻き上がっちゃってる状態なのかもなぁ。
それでも「大ボケ」と言われるわけで。
でもって「努力が足りない」とか「苦労が足りない」とか、
「頑張れ」とか言われても、何をどう努力したもんか。
なるほど、そういうことだったのかもしれない。
これ以上ネジ巻いたら、反動でどっか飛んでっちゃうって(笑)。
[2000年4月12日 4時56分59秒]

お名前: rim   
体調管理がうまくできなくて、急に内圧が高まって苦しくなったり、
回線が途切れたように動けなくなったりする。
で、それがうまく説明できない。しいて言えば慢性疲労症候群?
とかいって、それをそのまま仕事先に伝えるわけにもいかず。
このところ電池が切れる寸前みたいで、どうもちゃんと動けない。
まるでバッテリーが弱ってるみたいだ。
うーん、これって何だろう?
普通の人でもこういうことってあるんだろうか?
[2000年4月12日 4時48分51秒]

お名前: F8   
むひひ。うひひ。
[2000年4月5日 23時8分51秒]

お名前: ペンギン   
そりゃあそうだ。話が通じるとか、話を聞いてくれるとか、こちらも話す気になるとか、
話が続くのは、多少なりともPDDかASかADHDかなんかの混血だろうから。
[2000年4月4日 21時35分23秒]

お名前: F8   
そこは、純粋の日本人はいません。ADHDの人とNLDの人はいるけどね。
[2000年4月4日 20時8分14秒]

お名前: ペンギン   
ま、相手が日本人なら許されるらしいのだが…。
[2000年4月3日 9時37分41秒]

お名前: F8   
私は、やりたい放題できる掲示板を、日本語環境で一つ、確保しています。
[2000年4月3日 8時46分39秒]

お名前: ペンギン   
いや〜、私なら、ついでに「一人歩き」「一人案内」「一人合点」「一人決め」「一人天下」
「一人舞台」「一人よがり」も書き加えます。
[2000年4月3日 7時5分43秒]

お名前: フリーラジカル   
ウマイ!さぶとん10まーい!
しっかしTVのお笑いタレントのギャグは全く笑えないのに
この掲示板を読んでるとハナミズ出るほど笑える。まったく、住む世界が違うなあ。
[2000年4月3日 6時41分35秒]

お名前: rim   
いつか自分の履歴書の自己ピーアール欄に、

得意なスポーツ…「一人相撲」(得意技:うっちゃり)

とか書いてみたいなぁ・・・なんて、ふと思ってしまいました。
[2000年4月3日 3時7分33秒]

お名前: rim   
私の書く文章は、そのとき読んでいる本にめちゃめちゃ影響されまくりです。
書くたびに文体が違っていたりして、「器用だねぇ〜」なんて言われる。
でも多分、自分のオリジナルが確立できないだけでしょう。
それにワープロだから文になるんでしょうね。いろいろ並べ替えできるから。
それにしても、下の私の文章見ると、多弁モードに入ったときの自分がよくわかる。
これが会話になると、まったく要領を得ない受け答えしかできなかったりする。
複雑な質問のされ方すると、相手が何のこと聞いているのか即座につかめなかったりして。
[2000年4月3日 3時2分18秒]

お名前: ペンギン   
いや、こないだ「あるところ」で「ある人」とやって、連邦市民を取り巻く周辺住民
から一発食らってしまったばかりなので。現在、自粛中です。
[2000年4月2日 22時35分9秒]

お名前: フリーラジカル   
ちょっとと言わずにどんどんやって、おせーてよー。
私なんか十数年前に封印しちゃったから、完全に忘れちゃって
調子が今一つなんだもん。
[2000年4月2日 22時28分10秒]

お名前: ペンギン   
実は、自閉症真っ只中とか残遺型の子供が身近にいなくなっちゃって、「自閉語」会話を
したくてたまらないのだが…。ネット上でやると怒られるから、一生懸命ブレーキ踏んで
いるんだけれど。
時々、「ちょっとだけなら」ってイタズラしてしまうのだ。すまんの〜!
[2000年4月2日 22時7分37秒]

お名前: F8    URL
それでメデタシメデタシ、のはずだったのに、ついこないだ、連邦市民の自伝を訳してしまった。
そうしたら・・・ 文体が私と同じなんだわ! あーもうびっくり。(URL参照)
スウェーデン語から(地球人のイギリス人が)英語に翻訳した物を重訳したのですが、
いったん翻訳されててもわかるもんだね。私が加工しないで書いてる文章と同じなんですよ。
rimさんの直されまくった文章と、たぶん同じ。

ちょっと、ダメージ大きかったですね。素の文章と変わらないんだもの。
まるで、役者やってたら「自分」の役が回ってきたようなもんです。
距離がとれなくて・・・ もー、死ぬかと思った。廃業しようかと思いました。
っていうか、廃業せざるを得ないのではないかと・・・ 二度と文体演技に戻れないのではないかと。

まあ、現在、リハビリ中です。
[2000年4月2日 9時41分13秒]

お名前: F8   
文章は・・・ あはは。借り物のつぎはぎです。いまだに遅延エコラリアをやっているようなもの。
私の文章はずっと、形式ばかりで中身のない文章だとか、美辞麗句で心がこもってないとか、
言われてきました。でも、内容よりもリズムとか響きとかが大事なんだもん、私には。
頭の中には、文体模写の引き出しがいっぱい。井伏鱒二のドリトル先生が元だったり、
白木茂の「白い牙」が元だったり、ときには白石公子が元だったり中野翠が元だったり。
群ようこのパロディーもあれば、中島らも風もある。ナンシー関風もある。

結局、「内容がないくせに文体オバケ」の私は、翻訳家になりました。
やってることは、声優みたいなものだと思います。
[2000年4月2日 9時34分51秒]

お名前: rim   
私の文章のスキルは、仕事で叩き込まれたものです。
最初はいろいろな人に散々なことを言われました。
情報が断片的で、順序がバラバラ。文脈がとっちらかっていて使いものにならない。
「この文章では何が言いたいのかわからない」とか、「ここで唐突に出てくるこの話は、
どこからつながっているの?」なんて訂正はしょっちゅうでした。
それでも「目のつけどころが普通と違っていて面白い」という理由で使ってもらって
いたようなものです。
そもそも私は長期的な計画を立てたり、社会的に妥当な方法で何かを意図するという
こともできないのです。文筆業を選んだ理由は、「文房具が大好きだから」(←馬鹿)。
それ以上のことは、予想もしていなかったのでした。
それを実際に仕事にできたのは、単にラッキーだったとしか言いようがありません。
[2000年4月2日 9時3分53秒]

お名前: フリーラジカル   
私はね、自己全面否定をする第一歩として、それまで何冊も書いていた
日記を捨ててしまった。文章を書くという、思索のために欠かせない作業を放棄し、
考えること自体を禁止し、でも時々ちらちら顔を出す連邦市民の特性/正体を
もぐらたたきみたいにして引っ込ませてきた。
それで普通の人になったつもりでいた。
でも今、こうやってこちらの世界に戻ってくると宇宙人の浦島太郎だ。
この掲示板に書き込んでる他のみんなの文章力・表現力がうらやましいよ。
だって私は高校生のときのままだもん。
自分を全面否定したことで、本当はできたはずの連邦市民としての成長を捨ててしまった。
失った時間はあまりに大きい。
[2000年4月2日 7時52分17秒]

お名前: rim   
私にとって高機能自閉性障害とうい概念は、まさにパズルの最後の1ピース、またはミッシング・リンクでした。
このキーワードを得て、自分についての謎だけでなく、私の家族やそれまでの人間関係の謎が一気に、まるで
ドミノ倒しのように自動的に解けていった。実際、私の思考速度のほうがそれに追いつかなくて、てんてこ舞い
してるような状態です。本に書かれている「心の理論」説や「認知スタイル」説、「関係性理論」説なんて
なんだかものすごく的を射ていて、どれも自分にとっては盲点だったので、笑っちゃうやら腹立たしいやら……。
しかも、読みながら子供の頃のさまざまな記憶が蘇ってきて、ときどき脳の回路が飽和状態になります。
それまでは主に交流分析や精神分析的な考え方に頼っていたので、私や私の父、さらに父方の祖母などは、
無意識の理論を当てはめると自己愛性人格障害とか、もうほとんどサイコパス扱いです。ですが、非自閉者
から見ると、普通に会話できる高機能の自閉性障害者はそう見えてしまうのも無理ないのかもしれません。
人間の行動の裏には必ず何らかの感情的な意向が働いていると考えるのが一般的ですし、「心の理論」を
理論によらずに自然に身につけてきた人々にとっては、そもそもその欠如自体が想像できないのですから。
彼らにとっては、conversationとcommunicationは不可分のものなのでしょうね。

思春期から青年期にかけて、幼児的な自己中心性から脱中心化した人間は、自分の外側に展開する社会的
基盤とそれに基づいた価値基準の中に自己を位置づけて大人化していくわけですが、私自身について
言えば、ヒトとしての帰属感すら持ち得ないまま脱中心化してしまったので、丸裸のままで宇宙の真ん中
にいきなり放り出されたような気分でした。だから自分の足場を確立するためには、太古の地球の生命の
誕生まで遡るハメになった。そのくらい「自分」というものがつかめなかったわけです。ただ、思うのは、
非自閉者だったら、この感覚は狂気を招くものだったかもしれない。それまでの私の内的世界は、「私対
世界」ぐらいの図式しかなく、他者の存在は実感的にはそれほど確かなものではなかったから、「孤独」
に対する不安や恐怖というのはなかった。もともとよくわからなかった世界が、より一層わからないもの
になったということと、それまで怪しいと思いながらもかろうじて確かさを保っていた「自分」が、
不確かなものになってしまったという程度の混乱(それでも死と対峙しながら、かなりのたうちまわり
ましたが)だったので。
散々な思いで途方もない遠回りをした揚げ句、ようやく一通りの修復作業を終えたと思ったところに、
「自閉性障害」という新たな概念の獲得。まさしく、膝カックンです(笑)。ってゆーか、これはもう、
鉄筋コンクリート構造が、さらに鉄筋鉄骨コンクリート構造に強化されたと思うしかないです。
軟弱な宇宙人が、筋金入りの宇宙人になったと思うことにしてみようかと思います。
[2000年4月2日 7時33分18秒]

お名前: ペンギン   
いや、高校時代に気づいたなんて偉い! 私が、自分を捨てて100%世の中人間になったのは、
その10年も後。で、またそれを捨てて、いやそれは捨てずに、自分を取り戻したのは1年前。
蘇生には、たっぷり時間をかけてます。
[2000年4月1日 21時27分27秒]

お名前: フリーラジカル   
とーっても健康的な(私見ですが)論理展開、ひたすら同感でした。

ただ中学から高校にかけて延々と一日当り数ページにわたる日記を
書いていてある日突然、とんでもない事情で日記を止めてしまった私。
だから誰に何をしでかすか、分からない状態に陥って
結局自分に対して、自分の在り方を全面否定するようになってしまいました。
そうしたらrimさんも書いていた、「自分がない」状態、自己喪失、
オートマトンになってしまった。
対外的には「微笑み仮面」を着けたまま、行きすぎた自己開示をし、
(地球人にはオープンという表現で括られるだろうが、
自分の心の内面、正体はひた隠しにし、)
「人に意見に左右される」と言われれば、めっぽう頑固になり、
「頑固過ぎる」と言われれば、人の話ばかり聞き入れすぎるようになってしまった。

前にも書いたけど、私は蘇生中です。
何度言っても言い足りない。ぺんぎんさん、ありがとう。
[2000年4月1日 19時22分39秒]

お名前: rim   
毎日外に出て、いろいろな人と接していると、人々の毒気を少しずつ吸収してしまうようだ。
気づかずにそのままにしていると、毒気は私の中にどんどん溜まって、蒸留されて、
より純度の高い強力な毒になる。それを私はあるとき、運悪く私の近くに居合わせた誰かに
浴びせてしまう。相手は大抵、身近な人だったりする。それがずっと嫌だった。

子供の頃は、ただ癇癪を起こして、泣きわめいて、当たり散らして、はねつけて、相手に
怒られたり嫌われたりするだけで済んでいた。ある意味単純だった。
それらを思考でコントロールできるようにできるようになったら、表面的にはおとなしく、
人にあからさまに嫌われるようなことはなくなったが、かえってタチが悪くなったような
気がする。

私はその日あった出来事を日記に書く。その日行われた人とのやり取りを分析して、
理解するために。私はセルフ・モニタリングができないので、自分がどう思ったのか、
その場で気づくことができない。相手がどういうつもりで言ったのかも、改めて分析作業を
行わないとわからない。で、そのときになって「あぁ、これは皮肉だったのか」と気づく。
そのままでは気が収まらないので、さらに分析する。相手は何故そう言ったのか。
そうすると、相手にも性格的な欠陥(多くは知性の貧困さ)や、コンプレックスがあること
が次第に浮き彫りになってくる。悪いのは私だけではない、お互い様だと思う。
私はどんなに親しい人に対してもこれをやるので、もし、私が事故などでひょっこり死んで、
誰かがこの日記を見つけたら、皆私のことを憎むだろう。でもこれをやらないと、その人とも
良好な関係を保つことができないのだから仕方がない。
このおかげで、数年前まではまったくの世間知らずだった私が、今ではけっこうな人間通だ。
私が吸収した毒気は、こうした分析作業によって中和されることもわかった。誰に対しても
とことん冷徹に分析することで、毒気が消える。私は私なりのハンディがある。長所もある。
が、他の人たちにもそれぞれに性格的な悪癖や知性的欠陥がある。長所もある。
だから私は、分析作業ができるだけの十分な時間と、誰にも邪魔されずに一人きりになれる
十分な空間さえ確保されていれば、大丈夫だ。
それがなければ、誰に何をしでかすか、自分でもわからない。
[2000年4月1日 14時55分55秒]

お名前: ペンギン   
外国の話だと、学校のあり方や他人の反応なんかがちょっと違うから、いいのさ。
それに、一番違うのは、本人の考え方だったりするしね。
[2000年3月31日 6時34分59秒]

お名前: F8   
だとしたら、「ずっと『普通』・・・」もどうかなあー。多少心配。
とにかくどっかのFで始まり8で終わるハンドルの誰かさんをもう少し無愛想で強気にしたような
でも残りはかなりそっくりな人間が出てきて、さんざん苦労をする話なのだ。
[2000年3月30日 22時56分42秒]

お名前: ペンギン   
そういえば、私はあんまり生々しいのはイヤだなあと思って『変光星』を読めずにいる。
[2000年3月30日 20時26分16秒]

お名前: フリーラジカル   
>あらかじめ耐性をつくってからメインにいかないと怖くて

この部分に私、反応しました。
子供のときの自閉症診断歴がありながら、「しゃべれるようになったから誤診だった。
違っててヨカッター」という母の喜んだ顔をひたすら胸に、
でもTVなんかで時々流れる自閉症の特徴(これが時代と共に進化していく)を、
覆い隠した指の間から見ると、これが当ってる。怖かった。
最終的に自閉症と向き合い、自分がそうだと知るのにこんな歳になってしまった。

そうそう、とんでもない落ち込みに襲われたとき、
私は「ホルモンのせいだ!ホルモンのせいだ!」と呪文のように唱えています。
でも最近、この呪文も効かなくなりました。
[2000年3月30日 6時28分57秒]

お名前: rim   
でもって、「遺伝子学と脳科学の基礎を中学の理科で教えるべきだ」と知人に話したら、
「無理でしょう」と言われた。でも、20年後ぐらいにはそうなってるかもしれない。
[2000年3月30日 3時49分8秒]

お名前: rim   
ペンギンさんの引用に触発されて、ずっと躊躇していたウタ・フリスの本、今日ようやく読み始めました。
私はいつも直感的に重要そうなものは最後に取っておく。というか、手が出せない。
で、いつまでも周辺的なところをウロウロしているわけだ。まったく煮え切らない。
そうやってあらかじめ耐性をつくってからメインにいかないと怖くて。
で、結果は案の定でした。最初の日本のおばあさんの話なんて、まるで祖母のよう……。
思わず本閉じて、横にあったペンローズに切り替えてしまった。私が一読しただけでは
理解できないような難しい本を好むのは一種の逃避かも・・・。
なんのこっちゃさっぱりわからない哲学書とか物理学の本とか読んでると心が落ち着く。
それでも足りないときは意味もなく全文打ち込み。この分だと全部読み終わるのに1ヶ月
ぐらいかかるかも。ま、いいや。締め切りあるわけじゃないし。
んで、この機会に量子物理学の基礎でも学べれば一石二鳥。

で、また新たにわかったことひとつ。
私の動揺は、感情的なものというより生理的なものだと思う。
(これはたぶん誰でもそうなのかもしれないけど、感情的な言葉を当てはめるより、
ホルモン分泌で説明した方が自分的にはどうもしっくりくる。でもって、考えてみれば、
生理学こそが私の感情発見の手掛かりになってくれたのでした)
[2000年3月30日 3時33分37秒]

お名前: rim   
「すごくご機嫌・けっこうご機嫌・そこそこご機嫌・なんだか不機嫌・めちゃめちゃ不機嫌」
私の感情パターンはせいぜいこんなもんだと言った人がいたが、まぁ、その人といるのはけっこう気楽でした。
[2000年3月28日 15時52分23秒]

お名前: ペンギン   
だからね、「愛情」豊かで「憎悪」もあからさまにする人って、
敵も多いけど人気者だったりするのです。
しかし、どんなに果たすべき役割はキッチリやっていて「無関心」
を見事にカモフラージュできていても、明らかに違う「空気」ま
では消すことが出来ないのです。
[2000年3月26日 10時20分11秒]

お名前: rim   
「愛情の反対は憎悪ではなく、無関心だ」というのは、マザー・テレサも言ってましたね。
そう言われてみれば、人は、相手に無関心でいられるより「嫌われている」と思ったほうが
気が楽なんだそうです。本の受け売りですが。
私がこの言葉を最初に見たときは、単純に「その通りだ!」と思ったのでした。
自分がどうかということは考えもしなかった・・・。

今はかろうじてわかりますが、私はその「あなたが嫌いシグナル」がずっとわからなかった。
ある意味お気楽だったが、ショッキングなことも多かったかも。それはたぶん相手にとっても。
[2000年3月26日 10時12分45秒]

お名前: フリーラジカル   
「気取っている」「何言ってるかわからない」「小難しい」「ボーっとしてる」「周りを全然見てない」ってえのは、ぜーんぶ私が言われてきたのとまったく同じだゾ。ゲゲ、ひょっとしてあなたは私?(ってのはこのHPを知ってから何回もあるけど)。

あとね、社会人になって初めの職場で先輩のオバサンに言われた一言、
「あなたは学校の成績はいいかも知れないけど、肝心なこと(注:これって何?)が
全然、分かっていない」
これは全く正解。今だったら言えるよ、「だって私、アスペだもん。」
[2000年3月26日 2時31分7秒]

お名前: フリーラジカル   
あれ?私って100%rimさんに同感してるだけってことになる?
自分の考えが怪しくなってきたゾ。
花粉症で頭が水っぽくなってるせいかしらん。
[2000年3月26日 2時24分51秒]

お名前: フリーラジカル   
>だいたい「自分がない」人間がなんで頑固でいられるのか!?
これは間違いなく矛盾してるね。

>私としては、合わない人とはできるだけ関わりたくないし、放っておいて欲しいのに、相手にとってはそうやって私に無視されることが実は何より気に入らないらしい。
人間は自分が気に入らない相手のことを、なんでいちいちそうやって気にするのか。それが私にはいまだにわからない。気に入らないなら、わざわざ自分から気にしなければ
いいのに・・・。相手に気にされていることがわかると、すごーく重苦しい気分になる。

>これは見方によっては100%同感できるし、100%違和感を感じもする。
私にはこんなような痛い経験がある。
前いた職場の同僚で数年間にわたって、「私はあなたが嫌いでたまらない」シグナルを
送ってきた人がいた。どうして嫌われてるのか、あとで他の人から聞いて知ったが、
私がその人を馬鹿にしてるから、とのこと。
私はその人を馬鹿にしてるどころか、仕事がデキるその人を尊敬さえしていたのに。
私はその数年間、辛くてたまらなかった。その職場で一番、話が合いそうなその人に
なぜそんなふうに思われなくはならないのか、苦しんだ。
でも、そのとき思ったものだ。私が嫌いなら、完全に無視してくれればいいのに、
なぜそんなシグナル(いろいろな仕草)を出すのか。

そのとき矢のように心に刺さった一言、「愛情の反対は憎悪ではなく、無関心だ」
私たちの関係は泥沼だったのだ。

だからrimさんのその人も、自分では気付かず、rimさんが好きなのかもよ。
メビウスの帯みたいだね。表と裏の違いだけなのに、永遠に合わない。
[2000年3月26日 2時0分37秒]

お名前: rim   
私に「自分がない」と言った人は、私のことを「頑固」だとか「意固地」だとも
言ったが、だいたい「自分がない」人間がなんで頑固でいられるのか!?
[2000年3月26日 0時27分50秒]

お名前: rim   
私としては、合わない人とはできるだけ関わりたくないし、放っておいて欲しいのに、
相手にとってはそうやって私に無視されることが実は何より気に入らないらしい。
人間は自分が気に入らない相手のことを、なんでいちいちそうやって気にするのか。
それが私にはいまだにわからない。気に入らないなら、わざわざ自分から気にしなければ
いいのに・・・。相手に気にされていることがわかると、すごーく重苦しい気分になる。
[2000年3月25日 23時41分35秒]

お名前: rim   
強迫性障害、関係念慮、被害妄想、鬱状態、自律神経失調症・・・と、これまでいろいろ
やってきて、ある人の「いい年をして自分がない」のひと言が引き金になって、そのことに
ついて考えているうちにアイデンティティ・クライシスに陥って、そういうことを全部自力で
なんとかしようとして、心理学や精神医学の本を読み漁って、皆に多大な迷惑をかけながらも
自力で自我の再構築に成功したのはいいが、その過程で家族や過去に出会った人々に対する
怒りや恨みをすっかり洗い流して、大方の遺恨が消えたら、なんだか出がらしのお茶のような
人格になってしまった・・・。
感情障害が消失したら、他者に対してあまり何も感じていない空っぽの自分が残った。
私のほうはほとんど何も感じていないのに、周りの人々は私の言動に何かを感じてしまう。
それが申し訳ないとも思うのだが、私のほうからはどうしていいのかわからなくて、
そのことについてあれこれ考えると、気分が重苦しくなる。そして辛くなる。
私が他者との関係を気に病んだり、ふと眉間にしわを寄せてしまうのは、そういう理由
からだと思う。
そもそも、「自分がない」という言い方そのものがナンセンスだ。私は確かにある意味では
「自分がない」と言えたが、別の意味では「自分とは?」などと改めて考えるまでもなく、
自分自身でしかあり得なかった。「自分がない」とは、「他者に自分がどう見られているか」
という視点がない、または「客観的な自己意識がない」という意味だったのかもしれない。
でも、皆が私に聞いてくることのほとんどが、私にとっては「どうでもいい」ことだった。
「どうでもいい=自分がない」と解釈されても仕方がないと今は思う。が、「どうでもいい」
ことは、どうでもいいのだ。
私にも「好きな人」たちはいる。だが、「嫌いな人」というのはほとんどいない。
「不快なこと」はある。が、「不快→嫌い」にまではなかなか発展しない。誰かのことを
「嫌い」になるるほど、他者に対して積極的な感情を持ち続けることができないらしい。
で、ある人に関わって、同じことで何度も不快になって(それも、その場では大抵気づかない。
後からじわじわとわかるのだ)、それでも相手を意識的に避けることをしない。
いつまで経っても、同じ相手に対して、同じことを何度も繰り返す。
誰かのことを「好き」だと思っても、「だからどうする」という部分のアイデアがない。
通常は、誰かを好きになったら、相手に対してその感情に基づいた何らかのアクションを
起こすらしいが、私はその必要性をほとんど感じない。そもそも、好意を持っている相手に
対して何かしなければならないなんて、思いもしなかった。
[2000年3月25日 23時32分52秒]

お名前: ペンギン   
無視できない人がその場にいる時に、かなり頻繁に意識していないといけないのは、
けっこうしんどいものですね。それだけでもタイヘンなのに、ボケて(というより
素に戻っちゃって)肝心なことを言い忘れたり、言ってはいけないことを言ってし
まったりすると、どっと疲れます。
でも、完全に合わない人って、何を言っても言い返されるばかりか、それがすべて
こちらの想像を越えているので、悪い方に悪い方にしか発展しない。けれど、どう
しようもないし、どうしようとも思わないから、気楽なものです。ここまで来ると。
[2000年3月25日 22時38分52秒]

お名前: rim   
私の場合は圧倒的に「気取っている」「何言ってるかわからない」「小難しい」
「ボーっとしてる」「周りを全然見てない」ですね。仕事の時とか、意識的に
周りの人たちのことをよく見ようとしていると、しまいには目がまわってしまいます。
歩いているときも、周りをよく見ようとすると、かえって人を除けられなくなる。
考え事をしていたり、風景を見たりしながら歩いたほうが、人混みでもスイスイ歩ける。
最近は帽子が気に入ってます。視界の上部が遮られて、人の顔がちょうど見えないから楽です。
[2000年3月25日 22時16分39秒]

お名前: フリーラジカル   
「変なノイズ出してる」とは、私が地球人に言われてきた。
良い言われ方は「雰囲気ある」
悪口は「重い、クラい。」

そもそも私は考え事が好きなのに、
ちょっと歩きながら、うつむきかげんで考え事してると、
「クラい」と来る。
別に落ち込んでる訳じゃなくて、その時々に自分がこだわってること、
例えば「暗い色の口紅が日本よりも先に韓国で流行したのはなぜか」とか、
「日本語と英語の間には埋められないハザマがあるな」とか、他いろいろ、
他の人にはどーでもいいような事だけど、その時々に私が捕らわれてしまうテーマについて、
ウダウダ、考えてるノダ。
[2000年3月25日 14時33分58秒]

お名前: ペンギン   
「勝手にして」「放っといて」「好きにして」「そこに置いといて」の方が居心地がいいです。
ただし、しゃべりたいことがあると物凄い剣幕でしゃべりまくります。
その為の相手だけは、いつもちゃーんとキープしてあります。
[2000年3月24日 13時50分17秒]

お名前: rim   
フリーラジカルさん、はじめまして。
皆が皆、というわけではないけれど、その場にいるだけで圧迫感のある人っていますね。
「あの人、なんか嫌。変なノイズ出してるから」とかって言っちゃいますけど。
私は人から期待されるのが苦手です。好かれたり、気に入られたりすると普通はうれしい
らしいけど、私の場合、それが相手からあからさまに伝わってくると固まってしまいます。
なぜなら、その次に相手が示すのは「要求」か「失望」のどちらかだから。
相手の期待通りに反応することができないんですよね。「喜ぶ」という単純なことさえ。
一応やってはみるんですが、下手な演技みたいにめちゃめちゃ嘘っぽくなってしまう。
猫のように関わってくる人といるのは、気が楽です。
互いに気が向いたときだけ、一緒にいるというのは。
これまで心理学の本をいろいろ読んで、「人間って、そうなのかぁ」と知らなかったことを
いろいろ学んだのですが、どうも自分にあてはまらなくてしっくりこなかった。
猫の行動学の本のほうがよっぽど自分の行動パターンに似ている気がするのは気のせいでしょうか。
[2000年3月24日 11時31分49秒]

お名前: フリーラジカル   
初めまして。rimさん、

ぺんぎんさんもどこかで書いてたけど、地球人の周りの空気はホントに重くて歪んでいる。
私はいつもその圧迫感に耐えられなくて小さく、過緊張している。

で、自閉連邦の人と同じ空間にいると、その圧迫感が全くなくて楽。
でも、お互いに自分の世界から首だけだして話をしてる感じになって、外から見たら、共に独り言を言っているようにしか見えないだろう。

サン・テグジュベリの言葉
「愛し合うとは互いに見つめ合うことではなく、
同じ方向を見つめることだ。」
彼ってもしかして?
縁側で茶をすすりながら、庭を見ているじーさん、ばーさんのようだよ。

でも自閉人同士で生につきあうと、互いに気を回しあっているうちに何が相手の本当の気持ちだか、自分の本当の気持ちだか、混乱してくることもあるかもね。「気の回し過ぎ」ってやつ。

それに相手の中に、自分の嫌いな自己イメージそのままを見るような気がすることも。
[2000年3月24日 9時16分32秒]

お名前: rim   
あら、お客様。
F8さん、お初です。
誰に向けているのかわからない発言、というのは私もよくします。で、誰のどの発言
を受けているのか、つながりがわかりにくいとか・・・。
それにしても、ネットの実態のない感じというのは居心地いい。目の前に人々の顔やボディが
ないというのはいい感じです。
[2000年3月24日 0時13分21秒]

お名前: ペンギン   
いや〜、ホントにはまるとメールでも掲示板でもなくチャットになっちゃいますな〜!
では、rimさんお邪魔しやした。
(近頃、こうやってあっちこっちの掲示板を荒らしまくっている、罪な二人組なのであった。)
[2000年3月23日 9時23分52秒]

お名前: F8   
私は合いの手なのかつっこみなのか誰に向けているのかわからない発言をします。
「面白い部分があったら、誰か部分的に反応してくれー」っていう発想です。
だからメールより掲示板にハマるんだな
[2000年3月23日 9時10分21秒]

お名前: ペンギン   
「自分で始めておいて自分で潰す」のは私の十八番ですので、よく分かります。
でも、無理して合わせたり答えたりする必要無いですよ! 少なくともここは。
こちらも、随分と気紛れですし…。
[2000年3月23日 6時49分18秒]

お名前: rim   
私は誰かから話しかけられれば応じられるので、合いの手もツッコミも大丈夫です。
(自分から話しかけるほうになると、大縄飛びになかなか入れない子供のようになって
しまうんですよね。タイミング良く入れたとしても、自分から話し振っておいて、
すぐに放ったらかしにしてしまったり・・・)←ときどき自分が空っぽになって自発的な
言葉が出なくなったり、意識が他のことに向いて数日間放ったらかしになったりするので、
きちんと反応できないこともあるかもしれませんが、その点はご了承ください。
(一応、あらかじめ言い訳しておきます)

というか、今まで誰かにそんなふうに共感してもらったことなんてなかったので、
地味に驚いています。でも、そう言ってもらえるとなんだか嬉しい気がします。
[2000年3月21日 9時14分9秒]

お名前: ペンギン   
すいません、rimさん。質問です。
今まで、あまりにも完璧過ぎてと言うか、あんまりそっくりそのまま私の言いたいこと
だったりしたので、「ふむふむ」とうなずいていたのですが…。←見えるわけないよね。
合いの手って、入れたほうがいいですか? それとも、無いほうがいいですか?
(すいません、どちらのタイプか分からないもので…。)←判断力がないことの言い訳です。
[2000年3月20日 11時43分29秒]

お名前: rim   
私の好きな言葉は「モホロビチッチ不連続面」と「チェチェン情勢」。
この言葉を思い出すと、ひとりでクスクスッと笑ってしまいます。
でも「チェチェン情勢って、なんかいいよね」という言い方は、社会的に
不適切であることは一応わかってます。はい。
[2000年3月16日 13時41分14秒]

お名前: rim   
なんかパターンがうっすら見えてきたような・・・。
私はどうやら、「あるのかないのか定かではない、ちょっとした手違い」に弱いらしい。
言いそびれたひと言。言い返せなかったひと言。持っていかなかった手土産・・・。
相手にとっては、もしかしたらどうでもいいような、気づいてさえいないかもしれない、
私側のちょっとした失敗。コレひとつで、1日がぐらぐらだ。
で、誰がどう見たって明らかな失敗なら、腹も据わるし、それなりに対処できるらしい。
これは年の功だろうか。
あと、10年近く経つのに、仕事にイマイチ慣れない。
なんで毎回オドオド、ドキドキ狼狽えるか。
いつまでも初心者気分が抜けない。
後輩たちのほうが、よっぽど堂々としているように見える。
でも、周囲の人には私のほうが落ち着いているように見えるらしい。これも謎だ。
[2000年3月14日 12時23分40秒]

お名前: rim   
レディーメードの生き方・・・一応試してはみたけれど、馴染まなかった。
オーダーメードの生き方・・・ふむ。悪くない気もするけど、私の好みや性格をきちんと把握して、
私に合うようにしつらえてくれるナイスな職人さんを探しているうちに一生が終わってしまいそうな気もする。
・・・結局、不器用でも、見栄えが悪くても、ハンドメードの人生を生きるしかない、かな。  
[2000年3月11日 14時30分8秒]

お名前: rim   
周りの人々から浮いてしまうこと、ズレてしまうこと、外れてしまうこと。
以前はこれらを、「いけない」こと、「ダメな」ことだと思っていた。
その場になかなかとけ込めない自分を申し訳なく、恥ずかしく思っていた。
周囲の人々とのギャップを全部自分一人で埋めようと必死になっていた。

ある日、仕事でフランス人の女の子と一緒になる機会があった。
通じるのは互いに片言の英語だけ。日本人スタッフの中にたった一人で、
彼女はいったいどう思っているだろうと、仕事の間中気になって様子を
うかがっていた。でも、彼女は別に言葉が通じていないことは気にして
いないようだった。日本語が話せないことを申し訳なく思っている様子も
なかった。周りの人々が日本語で会話をしている中、一人で本を読んだり、
部屋の中にある物に注意を向けたりしていた。必要があれば、スタッフは
不器用な英語で彼女に話しかける。意味が通じないと、彼女はキョトンと
している。通じれば、動く。互いに最初から「わからない」ことを前提と
しているから、少しぐらい話の通りが悪くてもイライラしない。
私は彼女が少しうらやましかった。その日からしばらくの間、私は彼女に
なったつもりで、彼女の真似をした。人々が言っていることの意味が
わからなくても「申し訳ない」と思うのをやめにした。わからないときは
キョトンとしていることにした。やってみると、それでOKな場面も
けっこうあることに気づいた。
以来、私は100%努力することを放棄した。他者とのギャップを私が
100%埋めなければならない理由はない。私からの努力は50%でいい。
残りの50%は、相手の分担だ。
[2000年3月10日 6時24分59秒]

お名前: rim   
精神的な自傷。言われてみれば、私もよく言葉で自分を切り刻んでいるな、と思うことが
あります。自分を執拗に分析することで、自分としてのまとまりをバラバラに解体して、
何がなんだかわからなくなって、途方に暮れて・・・。周りの人たちの言うことを
真に受けて、生真面目に取り組んで、何事も限度を超えてやりすぎてしまう。
「人生、守りに入っちゃいけない」「冒険しなきゃダメよ」と言っていた人たちが、
実は安全ネット付きの舞台の上で空中ブランコをしていたと知ったときは、「ズルい」と
思いました。
今、ふと思いました。私(もしくは、私たち?)が目指すのは、「カオス状態を抜け出す
こと」なのか、それとも「カオス状態をいかに生きるか」ということなのか、と。
このことについて、少し考えてみたくなりました。
[2000年3月9日 8時49分43秒]

お名前: ペンギン   
あ、ところどころに沈んだ書き込みがあるのは、ほとんどが気持ちを落ち着けて、一体
自分が何を感じ・何を考え・何をしようとしているのか確かめるための独り言だったり
します。
そして、ここは日記の延長で、タイトル別に書き分けているだけで前の文との脈絡がな
い書き込みも多いのです。
どうしても私は精神的な自傷をしてしまう傾向があることに、つい最近気づきました。
今まで、落ち込んだ時に自分を客観的に分析するなんてことができなくって、分からな
かったのでした。
こちらは、アスペと出会ってから約1年。なんか、とっても長くてとってもいろんなこ
とがありすぎました。もうそろそろ、カオス状態から抜け出さないといけませんね。
[2000年3月8日 18時22分45秒]

お名前: rim   
ペンギンさんへ。
どこに書いていいのかわからないのでここに書きます。
私はこのHPを見たおかげで、肩の荷が少し軽くなりました。
これまで全部自分のせいにしてきたこと、親のせいにしてきたことが、
もしかしたらそうじゃないのかもしれない、と思うことができました。
それは私にとって、とても画期的なことでした。
これまでどんなに考えても∞状態にはまり込んでいたことに、ひとつの
方向性が示されて、もしかしたら迷宮の外に出らるのではないかという
希望が持てました。ペンギンさんの存在と、このHPには感謝しています。
だから、あまり悲しまないで。
これは要求ではありません。お願いではありません。期待でもありません。
特に方向性のない祈りのようなものでしょうか。
「祈り」は現実的には何の役にも立たないかもしれないけれど。
何の足しにもならないかもしれないけれど。
私がここに何かを書くことで、自分の荷をあなたに重ねているのでなければいいけれど。
[2000年3月8日 8時58分5秒]

お名前: rim   
私は自分がどういう性格をしていて、どういう人間なのか、実はイマイチわかって
いないようです。自分を客観的に見ると、「無神経で、鈍くさくて、お調子者で、
そのくせ神経過敏で、気難しくて、鼻持ちならない、鬱陶しい女」ってことになるの
だろうか? 「人でなし」「ろくでなし」「甲斐性無し」。こういう言葉を並べると、
自分を嘆いているように見えるかもしれないけれど、感情的な意味合いは特に含まれて
いないのです。だって事実だから。事実を的確に言い表していると感じれば、
「馬鹿」という言葉さえ心地よく感じる。事実に合っていないと感じれば、
誉め言葉でさえ不快に感じる。誉められても喜べないけど、喜ばなければ後々
面倒臭いから喜ぶ。
私はそれが「何であるか」はわかるけど、「どういうことなのか」がわからない。らしい。
わからないことを一生懸命考えようとするから、思考が∞状態になるのだろうか?
考えれば分かることと、考えても分からないこと。「考える」ことと「思う」ことと
「感じる」ことの違い。「わかった」ことと「思った」ことと「感じた」ことの違い。
「事実の描写」と「感情表現」の違い。
瞬時に判別できる装置が欲しい。
それがわからないのが「馬鹿」だというのなら、確かに私は「馬鹿」だ。
[2000年3月8日 8時34分45秒]

お名前: rim   
出かけるときは気分が良かったのに、帰ってきたらどっぷり疲れてしまった。
別に疲れるようなことはしていないはずなのに。

ここ最近、また自分が定まらない。
そういうときは、人のちょっとしたしぐさや言葉に神経を尖らせてしまう。
自分の言動がまた相手を不快にしてしまったのではないかと勘ぐってしまう。
何が自分に関係のあることで、何が自分とは関係のないことで、
何が意味のあることで、何が意味のないことなのか・・・。
子供の頃からずっと「気のせいだよ」「考えすぎだよ」と言われ続けてきた。
そうなのかもしれない。だから自分でも、何があっても「気にするほどのことではない」
「悩むことではない」「大したことじゃない」と思ってきた。
そのせいか大人になった今も、何が大したことで、何が大したことじゃないのかわからない。
こういうことって、そもそも考えて分かることなのだろうか? もっともっと考えれば、
そのうちわかるのだろうか? それとも「感じる」ことなのだろうか? 
だとしたら、私の感覚が麻痺しているだけなのだろうか。
分からないのなら、口出しなんかしなければいいのに、黙っていればいいのに、
なんで私はこう出しゃばりなんだろう? お調子者なんだろう?
お調子者のくせに、なんで後からクヨクヨするんだろう?
世の中はまるで地雷地帯のようだ。でもどこに埋まっているかわからないから、
うっかり踏んでしまう。人の心の中が地雷地帯なのだろうか? 
これって私に限らず、皆そう思っているのだろうか? 
実は周りの人たちもそう思っているけれど、口に出さないだけで、
私だけが大げさなのだろうか? 神経質なだけなんだろうか?
[2000年3月7日 23時51分53秒]

お名前: rim   
ああ、嬉しい♪
ありがとうございます。
何を書こうかな。書きたいことはいっぱいあるけど、今日はとりあえず仕事を
しなければ。これから支度をして、お出かけです。外出するのは好きです。
特にこれからの季節は春の花が次々に咲いて、空気の匂いが変化していくのが
楽しい。私の1年は、沈丁花と桜と花水木と紫陽花とキンモクセイをベースに
まわっています。毎年同じ場所に、きちんと咲く花たちを見ていると安心します。
ああ、シャワーを浴びなければ。
[2000年3月7日 10時51分33秒]

お名前: ペンギン   
了解しました。
ここの居住条件は、「自閉連邦市民」であること。これだけです。
お互い、無理のないように行きましょう。
世の中でついてしまった埃を浄化して、また、ちゃんと世の中に出て行けるように。
ここが安らぎと休息の「場」であってくれるように。

これは、管理人からのお願いです。
(なんて、プレッシャーかけてるわけではありませんよ〜。)
[2000年3月7日 9時53分50秒]

お名前: rim   
ありがとうございます。
部屋はとりあえずここを使わせていただきます。
普段、日記にしか書かないようなこと、身のまわりの誰にも言わずに胸にしまって
いるようなことを、私もここに書いてみたいという誘惑に駆られてしまいました。
私の書き込みが精神的、もしくはHPの容量的に負担になるようなことがあったら
すみませんが、そのときは遠慮なく言ってください(私は雰囲気から推察するという
ことが苦手なので、はっきり言ってもらったほうが助かるのです)。
よろしくお願いします。m(_ _)m
[2000年3月7日 8時1分40秒]

お名前: ペンギン   
どうぞ、お使い下さい。
このままここをrimさんのお部屋にしますか?
この掲示板は一度つけたタイトルを変えることができないので、
もっと気の利いたタイトルを付け直して新しい部屋を作りますか?
[2000年3月7日 6時26分59秒]

お名前: rim   
突然おじゃまします。rimと申します。
ここを読んでいたらなんだか羨ましくなってしまって、私もこちらに
一部屋お借りしたいのですが・・・よろしいでしょうか?
[2000年3月7日 0時9分24秒]

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る