軽度発達障害と高機能自閉症

―「子どもを守る文化会議」分科会資料(2000.8.24作成)―

◎発達障害とは?

◎軽度発達障害とは?

1、知的障害が「軽度」である

2、特徴

3、診断カテゴリー(ICD‐10/DSM−4による)

  1. 会話および言語の特異的発達障害(言葉の遅れ・吃音症)
  2. 学習能力の特異的発達障害(読字障害・書字障害・算数障害)
  3. 運動機能の特異的発達障害(発達性協調運動障害)
  4. 社会性の質的な異常を中核とする広汎性発達障害(自閉性障害)
  5. 明白な行動障害(注意欠陥多動性障害)

4、治療と対応

◎高機能自閉症について

※「自閉性障害」は、以下の三つが組になった社会性の障害である。

  1. 【かかわりの障害】年齢または発達水準に相応しくない、社会的相互関係の発達の質的異常。(身体的・感覚的・認知的な原因によることが多い。)
  2. 【コミュニケーションの障害】言語を含むコミュニケーション能力の発達の質的異常。(会話のあるなしには関係ない。)
  3. 【こだわりの障害】反復的または常同的な行動、あるいは執着的な行動・興味・活動のパターンがある。(特定のモノにしか興味を示さない。)

※従って、周囲の状況・相手の気持ちや要求に応じた言動ができない。

◎結語


戻る