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2004.4月の日記

04/29 06:57 『光とともに3』
  • 昨日の放送内容、途中から明石さん親子の「てっちゃん通信」の話になったのだが、参考文献などに名前がなかった。良いのだろうか?(ちなみに、TBSのドラマでは、どんな小さなエピソードを引用した時でも、必ず載せていた。)
  • 包帯を変えるのに、本人が理解している「けが・治す・ばんそうこう」を利用したのは、光くんが認知(概念・言葉)の理解に困難があってパニックを起こすタイプだったから有効だったことを、勘違いしないように!←痛覚の過敏、嗅覚の過敏(消毒液の匂い)、過去の不快な記憶のフラッシュバックが強いタイプだと、対処法が違う。(睡眠障害と多動がなさそうなので、寝ているスキに包帯を変えられるのは、ラッキーだとも思う。/「治す」を入れたのは、教える側の都合だと思う。まだ「治す」の概念は理解していないと思うので、新幹線の修理とかドクターイエローかなかんかを利用する必要もありそうだ。)
  • 篠原涼子の声。甲高くて怒鳴りすぎ。実際には、もっと穏やかに言うべきだ。
  • ウチは、最初から「ご○は○ん」「さ○ん○ぽ」「く○る○ま」だったので、途中から人に教わって一言ずつ・ゆっくり・はっきりと話しかけることを始めると、あんな風に変化するのかと感心した。
  • ウチは自己流なので、TEACCHはどうなのか知らないが、最初から“動詞”って普通は使えないと思う。ただ、光くんの場合は、診断がついたのは四歳ぐらいで、なぜか小学校にはいるまで手つかずだったので、時期的に動詞を(単に普通の会話をゆっくりしただけの形で)使っているのかもしれない。たぶん、「行きます」ではなく「行く」とか「歩く」だろうな。始めは。)
04/24 05:54 長男が、学校でちゃんとやってきた緊張感から解放され、しかも調子に乗って帰ってくる。電車の音、人の気持ちが分からないこと、一方的なおしゃべり、これがすべて次男に向けられる。次男の精神状態が悪いのは、高学年になって学校生活がストレスになっているからではなく、長男の影響のようだ。(それに、スーパーライデンが何度か鳴らないと長男が起きなくてうるさいことも、不満の一因。)
参観会の様子を見ても、あっちこっちから声がしていたり、周りがごちゃごちゃして騒がしいと聞こえなくなることは明らかで、それは耳鼻科的な騒音性難聴とは別なものだということが分かる。さらに、心因性のものでもないことも確認したので、リタリンを飲んでどのように改善するか確認することにした。
といっても、こういうことは一生続くもので、将来、本当に必要になった時に飲めるようにしておくことが大切なので、私が観察可能な休みの日を利用する。それに、たぶん、今は長男との関係で精神状態がよくないことが一番の原因だとも、思うから。
04/24 05:40 田舎の価値観そのものが、発達障害児・者支援の考え方と真っ向から対立するものであり、「世の中をこういう風にしないように阻止しよう」「世の中のこのような流れを食い止めなければいけない」と、そういうメンバーの集まる公の席でも居酒屋でも真剣に語られている。
発達障害に何の介入もされなくても、人権も人道もあったもんじゃなくても、ソーシャルスキルに欠けていても、金が稼げて田舎的価値観にかなっていれば、自分は社会的に一人前だと思い込んでいられるというわけだ。取り巻きにそういう人しかいなければ、井の中の蛙は、何の自覚も反省も向上心もない。・・・そういう大人に育ってしまわないための、戦い。
04/22 07:18 『光とともに(第2話)』
あくまでも“親”中心だし、自閉症児とその親子に対して世の中が浴びせる言葉がずらずら並べられていることもあるけれど、あまりにも周りが分かっていないので光くんがかわいそうで、見ていられないところがある。(小学校の特殊学級に入って、たまたま勉強している先生に出会わなければ、自閉症の基本中の基本とも言える「こだわり」のことさえ分からない、コミュニケーションツールさえないなんて、情けなくないか?)

それにしても、いくら「今日、音楽がある」ことの複線だといって、小学校一年生の最初の音楽の授業にリコーダーを持っていくことはあり得ないだろうと思う。リコーダーなんか持たせるから、聴覚過敏のストーリー展開かよ!と思ってしまったではないか。(セリフだけでも、十分にわかるのに。)

光くんがどんな風に変わっていくか、分かっているから見ていられるけれど。
04/21 10:56 「共同生活者」であるという以上のおつきあいは要求しないでくれ、ってことです。
04/19 21:55 「自分の子どもを、どこかおかしいなんて言う母親が、どこにいる!」とドラマで山口君が聞いた。「はい、ここにいまーす!」と答えました。
こちらはどうやら、4巻の状況です。(ただし、全員が入れ替わっただけではない。ただし、風向きは変わりました。)たいていどこかで担任の引き継ぎが切れ、他の子どもが起こす問題を起こさないため逆に「こんな良い子を障害児扱いするなんておかしい」と言われる日が来る。そのうち、過去の分かってくれた実績のある人と繋がっているだけになる。

そして、自分がして欲しかったのに全くしてもらえなかったことを子どもたちにやってきて、自分が今やって欲しいのに誰もやってくれないことを書く。たぶん、こういう役回りなんでしょうね。永久に。(SSRI減量中止中は、ハイにならないように、気をつけねば。)
04/19 21:40 長男が、キスイヤなんか見ている。まあ良い。大いに勉強したまえ。地球人♀・地球人♂に、だまされるなよ!

私の方は、しばらくSSRIを元の量(25mg/日)に戻す。

次男は、近所の耳鼻科で改めて聴力検査をした。正式に、文書も書いてもらった(有料)。耳の聞こえの件ではなく、周りとのギャップのことで、児童精神科に連れて行く。(他所にかかると、また生育歴だの検査だのとうるさいことになるので、現在のかかりつけ医の範囲で対処する。
04/19 14:17 一生懸命にやればやるほど理解者が増え、ギャップが縮まっていくかと思いきや、全然違う。
やればやるほど敵が増え、ギャップもどんどん大きくなっていく。
こっちが自立できて出て行くのと、追い出されるのと、どっちが先だろうか。
04/19 13:30 世の中的には間違った方向に、どんどん突っ走っているような気がする。

インターネットもパソコンも、まだまだ使いこなせていないと私的には思っているのだが、このレベルでも世の中(仕事インタビュー=農家の仕事という、この地域だけなのかもしれないが)からは、完全に浮いている。

文字は、いくらでも直せる。でも、世の中はまったく変わろうとさえしていない。
04/19 07:57 一番最初に子供会の役員をやった時(※今回で4度目)には、古株の人から「あれをしないのはおかしい」「何か言われると困るから、連絡しなさい」とお説教の電話ががんがんかかってきた。こちらが古株になった今回は、、説教するのではなく提案するように心がけている。今度は「そんなこと言わなくてもわかるよ」「こうすればいいんじゃない」と言われる。こっちは、元々何もないところに寄せ集めの知識で何とかやっているというのに、どうしていいか分からない。とにかく苦しい。
今朝まで、本当に辛かった。今日は、ちょうどSSRIを飲む日だった。記憶はうっすらと頭の片隅を去来しているような気がする程度、全く苦しくない。思い出しても何とも思わない。「どーでもいーじゃん」って感じ。やっぱり、効いてる。
04/18 20:56 お上のやる式って、どこに行っても「こういう子どもに育てるな」「こういう親になるな」という講話が必ずある。うわべだけ聞いていると、ほとんど、まるで発達障害を排除しろと言わんばかりだ。今年は絶対に真に受けないように注意していたのに、インプットされてしまった音と映像が消えない。
いったい、いつまで、どこまで苦しめれば気が済むのだ。それで、「人に感謝できるニンゲンになれ」なんて、平気で言うな! その前に、自分たちと違っている人の存在を、いい加減に認めたらどうなんだ! (どんな惨めな扱いを受けていようと、人には感謝しなければならないと真に受けてきたお陰で、とんでもない目に遭っているというのに。)
04/18 17:20 二人とも、新学年・新学期になって、初めてののんびりできる休日。長男の方は、今までと違って、平日の学校生活が充実している分、休みはやりたいように羽を伸ばす気になっている(タガをはずしている)。次男の方は、高学年になって、よりいっそう周りの子どもたちとのギャップを感じている。今日は、調整が必要。
04/18 09:07 「生きてるだけでまるもうけ」と明石家さんまは言うが、こっちは「生きてるだけで奉仕作業」と言いたい。あっちもこっちも わけがわかんない中で必死にモデルをまねて手探りしていることに対して、誉めてくれとは言わないが(誉められたら、たぶん怒るか逃げるかするだろう)、説明したいので聞いて欲しいと思う。
04/18 09:00 どうやら、水曜日のドラマは、自閉症児を持つ親が「こんなことを言ってもらいたかった」と思ってきたことを満載するドラマのような気がする。誰か、本人が「こんなことを言ってもらいたかった」と思ってきたことをずらずら並べるドラマを作って欲しいものだ。
04/17 21:33 奴隷から解放されたので、この時間にお風呂に入り人の気配と疲れをすっかり流して、自分のやるべき事にとりかかることができる。フラッシュバックになりかけの亡霊たちがつきまとっているので、さっきから涙が止まらなくなっているが、とにかく「普通の人生を歩んできて、その中でしか悩んでいない人たちにとやかく言われたくないし、あんた方は死ぬ生きるかのサバイバルをしてきたわけじゃないだろーが!」と言ってやりたい。
「そんなことでは、世の中通らない」と言われたら、堂々と、「はい、私は世の中で通ってきませんでした」と答えてやるつもり。だからこそ、次の世代の人たちを同じ目に遭わせたくない。その執念だけで突っ走っている。
04/17 20:25 高学年になった次男は、ちょうど国語の指導に力を入れている先生の担任になった。といっても、自力でちゃんとした文章を書けというのではなく、作文どころか文章になっていない元の文からうまく誘導して、きちんとした作文にする指導をしてくれる。ちょうど、ウチでやろうとしていたことと同じ。家庭訪問の時に、LDの作文指導法を紹介する予定。
04/17 20:15 今年は、船外活動を余儀なくされているので、どこへ行って何をしゃべっても「なに?」「おかしいんじゃない?」「そんなこと誰も考えてないよ!」という顔をされる。かまっているヒマはないので、現場では気にしないが、やっぱりSSRIが飲みたくなる日が続いている。何とか、増量(って、元の量に)せずに耐えている。

長男も次男も、全く普通に見えるし、先生から見れば普通よりも良いと映っているようだ。それが、社会の落とし穴。
04/16 10:58 ↓のドラマ、「自閉症の子どものいるスタッフが制作している」って、ローカル局の番宣で言ってた。ちなみに、監修は、内山先生でした。

ウチでは、長男にも見せている。自分が小さい頃、床じゅうに物をまき散らしたり、手に取った物を何でも投げたり、実際にドラマの場面にあったようにお気に入りのミニカーを探してパニックになったことなどを覚えているかと聞いたら、全く覚えていないそうだ。
それはともかくとして、今回は、自分の子どももきっと似たような子どもになるだろうから、見ておくように言ったのだ。本人は、自分は子どもを育てられないから絶対に子どもは作らないと言っているが、自分はそう思っていなくてもなっちゃうことだってあるので、自分に関係ないと思わないようにと念を押しておいた。

ところで、石を自分の周りに円形に並べる自閉症児を見たことが、私にはないのだが…。たいてい、一直線に並べて、しかもそれを真横から見ようとすることが多いと思うのだが…。
04/14 23:38 私は、長男が生まれる前から自閉症だろうって思っていたし、自閉症的な行動を見ても、「自閉症なんだからこんなものだ」と思った。だいいち、何をしているか、手に取るように分かった。なので、↓のドラマには共感はしない。「ふむふむ、社会的に普通な家庭に自閉症の子どもが生まれるとこういうことになるのか。」と、勉強させてもらっている。それにしても、マンションの住人といい、親戚一同といい、最悪! スイッチを切るよりも、ぶんなぐってやりたくなった。(そんなことより、あの子どもの目、違うゾ!と言いたい。←子役じゃ無理♪)
床中に物がまき散らされた部屋、手に取った物を何でも投げる姿、懐かしいなぁ。微笑ましくて、笑ってしまった。このドラマでは、私は泣けない。
それにしても、未だに、幼児期に診断もされず、せっかく診断がついてもどうしていいか何も分からず、家族だけで問題を抱えているなんて、遅れすぎだぞ。この国。

井川遥が最高だった。きっと、後で出てくる例の母親だな。だとしたら、イメージぴったり。
04/14 17:53 今日は、『光とともに』の第一回目の放映日。予告編を見る限りでは、ウチのAS君(よくブロックの上を歩いていたが、発達性協調運動障害が重く高いところには登れなかった)のことではなく他の自閉症児のことを思い出して泣いてしまったり、例のおばあさんが自閉症のことを知らずにガミガミ言ったり、他の父兄がひそひそつぶやく場面を見ていられなくてスイッチを切ってしまいそうなので、ちょっと見るのが怖い。
04/14 09:12 視野に入れなければ、いないことになる。しかし、向こうからはこちらが見えているので、完全に存在していないことにしてしまうと社会的に不都合なので、いちおう実在していることは認めている。
視覚を働かせてしまうと精神に影響を及ぼすので、もっぱら聴覚(物音のみ、声は無視)と嗅覚(例えば、食事を始める匂い)だけで人の動きを感知し、近づかないように・見ないようにする。
大嫌いなニンゲンは、こうして消す。これは今になって編み出した方法ではない、元々持っていた処世術。こうでもしなくっちゃ、こんな異星人だらけの島で生きてられない。
04/13 18:17 次男は、今日も白衣を持ち帰ってきた。「先生が、持ち帰って洗ってきなさいと言った。」と言い張る。「僕の当番は終わったのに、みんながやれやれと言うから、今日も当番をやった。」とも言う。
そんなはずはないのであれこれ聞き出した。どうやら、一列ごとに当番になるらしい。自分は二列目で、昨日の当番だった。一列目の人は二日間だったから、自分も二日間当番なのだという話しになった。そうじゃなくって、当番は毎週交代して、今週は二列目なんじゃないの?と問うと、「それは不公平だ」と怒る。いや、先週は学校が始まったばかりで給食が二日しかなかったから、当番も二日間。今週は丸々あるので五日間。何も不公平ではない。
そんなこんなの押し問答を繰り返してやっと、「給食当番の話をした時に、みんなうるさくて聞こえなかった。何がなんだか全然分からない。」と白状した。
これは、要注意・要相談である。それから、去年の暮れから、ずっと騒音性の難聴になっていることも、ハッキリさせておく必要がありそうだ。しかも、耳鼻科の医者は二人いて、一人は「片方の聴力は正常なので、音は聞こえるはずだ。でも、完治するまで薬を飲みなさい。」と言い、もう一人の医者は「これくらいの子どもは精神的な理由で難聴になることもあるので、薬は徐々に減らすべきだ。」と言っている。これは、かなりあやしい。それこそ、児童精神科だけの単科受診ではなく、耳鼻科のある発達センターに行った方がよさそうだ。
04/13 10:13 今年は長男の心配ばっかりしていたが、どうやら次男の方がたいへんそうだ。高学年になって、しかも異動してきたばかりの先生で、指示がうまく伝わらない。先日は、家庭調査票の裏面の地図を私が書き忘れて返されたのに、自分が地図を書いて出すのだと勘違いしてしまった(鉛筆で、自宅周辺の詳細な地図が書いてあった。←けっこううまかったので、そのまま出してもいいかなと思ったが、あまりにも近所過ぎてそういうわけにはいかなかった。)。今日は、当番が終わった一週間後に持ち帰って洗濯した白衣を持っていくのに、一日目に持ち帰って次の日の朝持っていくのだと勘違いしていた(大至急乾かして、さっき届けに行ったところ)。

それで学校に行ったり先生に説明するのは、得意分野なので良いのだが…。学校に届け物をしに行くというのに、なんでばあさんに睨まれなきゃいけないのかと思う。
境界知能かLDのためにできないことが多くて回避的になるところまではものすごくよく分かし、それで鬱になるのなら共感もする。しかし、そのくせ世間体ばかりをやたら気にして、自分のできないところは何の説明も努力もなしに人がやってくれて当然だと思っていたり、自分にできないことや分からないことを人がやっていると「何してる」と怒るところは理解できない。(それは、この家の親子に限ったことではない。とにかく、すれ違いが第一である。)
04/12 23:29 思うに、私は社会的に場面に出ると、「過剰によくやりすぎてしまっている」か「それでは通らないと言われるようなことを言ってしまっている」かのどちらかなのかもしれない。
それで、後になってフラッシュバックに襲われて苦しくなり、会った人みんなに「ごめんなさい」と言って回りたくなってしまうと、とりあえず手を振る・うなる、なんてことをやっているのに気づく。「やっぱ、それかよ!」とツッコミたくなるが、他にしようがない。それをしたからといって、落ち着くわけでもないのだが、とにかくいたたまれずにやっている。
減量してもSSRIが血中に残っているので、フラッシュバックする映像や人の声は昔ほど鮮明でもないし、手を振っているのに自分で気づいた時点で、自分から忘れさせる方向に転換しようと考えるので、苦しさはきっと半分以下。
04/12 17:12 私は、地区の子供会の人たち以外の父兄とは全く付き合いがないので、誰がどこの高校に行ったかなんて全然知らない。たぶん、そういう方面には感度が非常に良いようなので、他の父兄たちはあれこれ知っているのかもしれない。
しかし、たまたま買い物の途中で会った時に、こちらから進学先を聞いても、あちらから聞き返されないことに多少の疑念を抱いている。もともと、親子共々付き合いがないので、関心がないことも考えられるが、もし、ウチの長男が専門学校(高等専修学校)に行ったことに遠慮しているのなら、それはお門違いというものだ。
我々は、選びに選んでそこに進学したのだ。普通の学校に行けなかったから仕方なくではなく、現在の長男とその将来のためにベストな選択をしたと思っている。だから、自信を持って「『○○の専門学校』に行った」と、言い返してやりたい。(でも、人には会わないに越したことはない、とも思っている。)
04/12 14:55 小学校・中学校(通っている子どもはいない)に行ってきた。小学校の養護教諭(保健の先生)は、漫画本を全巻持っていて、先生や父兄に紹介しているそうだ。そこに、私が宣伝用のパンフを作って持っていったので、大歓迎された。はぁ、時代は変わったもんだ。
ちなみに、最近ではこのような既刊五巻セット販売もある。
(←ここをクリックするとAmazonに行けます。24時間以内に発送のもよう。)
近くのコンビニの、本のコーナーにも置いてあった。
04/12 10:40 このドラマの宣伝を、学校関係者にしておくことを忘れていた。もし原作通りならば、自閉症児の幼児期の様子と、母親の受容課程や、周囲の対応で変わっていくことなどを学校の先生方に知ってもらうための良い教材になるはず。
早速、行動開始!
04/12 10:11 ふむふむ、例の父親が山口達也で、例のおばあちゃん役は高橋惠子なんだ。普通、ここが一番のネックで、しかもこういう優しそうな人たちじゃないんだけどなぁ。キャスト全員が、優しそうな人ばっかじゃん。世の中こんな人たちばかりなら苦労しないゾ! それに、母親たちばっかりが観たって仕方ない。(ただし、PTAの一般父兄なら大歓迎。)

おいおい、グッズ作るなら、自閉症児お助けグッズにしてくれよぉ。ホントに、母親狙いなんだから♪
04/12 09:57 この時期にSSRIを減量するのは、実はちょっとキツイ。何をするにも強迫的になって周りに迷惑をかけてしまうし、フラッシュバックも多くなるから。でも、世の中的にはただの小うるさい嫌われ者であることを多少は自覚して、自嘲することも大切なのではないかとも思う。
そこから逃避するために眠くなっても、家の中の敵に対して言い返すセリフを常に用意していなければならないために寝てしまうわけにもいかない。それでも、戦いをやめてしまって元の鬱状態に戻ることに比べれば、ずっとマシ。

こんな風に、世の中に足を突っ込みながら、適当に世の中から逃げるようにしている。
やっぱり、音のダウンロードを復活させておいて正解だった。

それにしても、いわゆるグレーゾーン、健常範囲の発達障害傾向をもつ子どもや人がたくさんいることには別に驚きはしないし、だからといってそういう人たちにこちらから何も言うつもりもないが(注:明らかにそうと見て取れる子どもだって、先方から言ってこない限り私は絶対に本人には何も言わない)、男の子や男の人はそれで通っているのに比べて、女の子や女の人はやいやい言われていることには、本当にカチンとくる。
「発達障害の違いは認めようとしないくせに、男と女の差別はするんだ!」と思う。そして、そのことに苦しんでいるのは当事者だけで、日本の医者や研究者はそういう面への意識がとても低いことには呆れている。たぶん、日本の業界関係者は男の人が多いからかもしれない。それに対して、欧米の専門家は女の人が多い。名前だけ見るとどっちだか分からないので、よく「えっ、この人女の人だったの?」と驚くことがある。

『光とともに』(予告編)を見た、自閉症児を育てたことのある母親たちはみんな泣いてしまうかもしれないと思った。(半分は当時を思い出して、もう半分は自分たちの存在が認められたことがうれしくて。)
04/11 16:12 要するに、始めからなかったことにしてすべてを消去し、本来の自分のこだわりに世界に帰る。
04/11 16:10 生きることに決めたら、次に来るのは細かな日常の悩み事。周囲の人々への愚痴やら不満、つまり、『わた鬼』の世界。
普通は、そういうことほど人に話したいと思うのかもしれない。けれど私は、そんなことに頭を占領されるのはご免だし、そんなことを人に話したくもないし、不快なことを思い出すのもイヤだ。それに、「そんなの誰だって同じだよ」と言われることには、もっともーーっと腹が立つ。
なので、そういうことは、もう一切誰にも話さないし。ここにも書かない。
04/10 10:56 実は、SSRI(25mg)を二日で1錠に減量している。もう2週間になるが、不都合はないようだ。(今は、鬱状態ではないから。飲んでいるのは、強迫症状とフラッシュバックを抑えるため。そして、前庭機能の過敏を落ち着けるため。)
それから、整形外科もやめた。何も分かっていないのに大きな顔をしている人種には、飽き飽きした。

精神的にも身体的にも社会的に半人前だから自立できないのに、自立していないから半人前だと言われる悪循環を、何とかして断ち切ってやる!(←だから、普通になりたいというわけではない。このまんまで自立するための作戦を、着々と実行する。)
04/09 21:56 長男が「今度の学校の先生は、厳しいけれど良いこと言う。」とのたまわったので、「どんな良いことを言ったの?」と聞いてみた。「忘れた。」だって。やっぱりね。
「先生の言うことを聞いていれば、何とかやっていけそうな気がする。」とも言う。さあ、どうでしょうか?

長男の方は、着々と“世の中”科のお勉強をしている。一方私は、テレビに出ている芸能人が人気者なのは、テレビの中の人たちのようにやったのでは“世の中”では許されないから、みんな息抜きに見ているのだということを発見した。
04/09 11:21 長男は、どうやら、朝、ボーッとしていると遅刻するという危機感よりも、遅くなると「混んで空気の悪いバスに乗らなければならなくなるのが嫌」なことの方が大きいようだ。もっとも、大好きな電車とバスに乗れるのが楽しいらしく、動作が以前よりちょっときびきびしている。←いつまでもつかは、未知数。

こちらも、新体制のスケジュールがやっと固まりつつある。まだ確定していないので、やたら“早め”になっているが、自分が何時に起きたらいいのか時々分からなくなる。他人の行動スケジュールを書いてあっちこっちにべたべた貼ったのだけれど、自分のスケジュール表を作るのを忘れていたことに、今朝気がついた。とりあえず、携帯電話のアラームをセット。
携帯電話の持ち込みができなかったので、公衆電話からの着信拒否をしてはいけないことなど、ちょっとした予定修正に気づいて設定を変えたりと、まだまだ落ち着かない。
04/08 21:08 できないことをなくしてしまうことはできないが、自分自身の意思・感情・限界・長所・特性を自覚し、自分を護り、人にかける迷惑を最小限に食い止めるための社会生活スキルを身につけることを、成人するまでにしておくことが大事だと思う。
長男は今、その途上にいる。私は今、やっとそこに立った。失敗のない人生なんてあり得ないので、元に戻す必要はない。むしろ、今まで積み重ねてきた失敗がなかったら、今もなければこれからもないと思っている。身をもって失敗をしてきたことが、財産になっているのだから。要は、これからどうするかだ。

とはいえ、このところのハードスケジュールをこなし、役員の責任を果たすための過緊張状態にある。それに加え、入学式の時に(緊張していたからではなく)姿勢保持のために体をカチンコチンにしていなければならなかったことが、相当に響いたようだ。(それでも、骨盤ベルトのお陰で、何とか動いていられた。)今日は、ためた疲れを一気に精算。つまり、起きていられなかった。
でも、まだ疲れがとれていない。大幅なスケジュールの変更に慣れるまで、全く余裕がない。なので、休む。
04/08 08:37 怒濤の二日目の朝、無事終了。

長男の方は、支度と持ち物の確認をしなければ、学校に行けない、食券が買えない、いざという時に困るというのに、起きてご飯を食べ終わるまでの間に何度も何度も止まるので、大騒ぎである(私が)。しかも、何でも同じポケットに突っ込む癖があり、「出す時に全部出してひょいと置く、そのまま忘れる」という心配もあるため、入れる場所も確認。しかも、一つ一つを取り出してチェックするのにどえらい時間がかかる。
次男の方は、スーパーライデンで一緒に起きるのはいいのだが、時間があくと布団にもぐって寝ている。出て行く時にランドセルを背負っていない、帽子をかぶっていない。集合時刻が、いつもより10分早い。PTAの役員なので、私も見届けに出る。で、やっぱり、私が大騒ぎ。
04/07 09:50 長男は、今朝、スーパーライデンなるけたたましい音の鳴る目覚まし時計で、生まれて初めて自力で起きた。9時を過ぎたが、今日は今のところ大丈夫のようだ。
ついていけないことが分かっている勉強をやりに行っていた中学と違って、ニンゲン生きてる限りついて回る基本的なことを教わりに行っているので、学校でベストな状態をキープするためにPDAは土日のみ。その代わり、大好きな電車とバスに毎日乗れるのだから、同じことかも。

次男の方は、PTAの当番で行ったついでに、担任始め諸々の関係者にご挨拶をしてきた。

とりあえず、ここまで無事終了。本当に心配なのは、帰り。ワシは疲れた。
04/06 20:54 許可制と言っていた携帯電話の持ち込みは、実質上禁止だった。もしかしたら、2〜3回ぐらい定期をなくして、「電話を持たせなければ登下校できない」ぐらいの実績がなければ、許可がおりないのかもしれない。携帯電話の操作を覚えるのがたいへんで、こまめに連絡する気のない本人は、“テレホンカードで公衆電話”の方が楽だと言っている。さっそく、公衆電話の場所を確認。他の日はいいけれど、登下校の時間に私が小学校に行っている明日だけは、携帯電話を持たせたかったのだけれど…。
今時の子どもは、携帯電話を使いこなしていて、ゲームだのメールだのやりまくって遊ぶから禁止になっているという事情は分かるが、この携帯電話命の時代に操作ができず、連絡を取ることもできないなんて、世の中に出てから困るだろーーー!と、私は言いたい。
確かに、企業の求める人物像は、恐ろしく変わっていないというのは分かるが…。上司に好かれるだけじゃ、ニンゲン生きてけない! 会社は、入ったら終わりじゃないのだ!
04/05 18:15 これからの3年間、どれだけできるだろうか?
明日・明後日、高校入学とPTA役員の仕事のある小学校の学期始めの仕事がバッチリ重なるので、両方の面倒がみれない。明日は次男が一人で登校、明後日は長男が一人で登校になる。大丈夫だろうか?
春休みが終わって、ボディガードがいなくなる。ちゃんと戦えるだろうか?
我々のような、自力では身の回りのことができず、人間関係も築けない人が生きていくのはたいへんなことだ。
支度と片づけと勉強(それぞれ数年遅れのもの:長期休暇恒例)をさせて、あわただしく終わった後、私が一人で緊張している。(携帯の着メロをやたらとダウンロードして、どうするつもりだ?)
04/04 22:45 とにかく、着実にやっていくしかありません。
まず第一に、経済的自立と、健康の回復を獲得することです。
(曲名は古いですが、永遠の名曲です。)
04/03 18:14
目・耳・襟に髪の毛がかかってはいけない、守っていないと切ってくるまで校門の中に入れないという厳しい校則のため、今日は『刈り上げ記念日』となった。なにやらごちゃごちゃ言っていたけれど、何とか床屋フルコースをこなす。

帰ってきて、またまたやってきたPTAの新役員の仕事をする。いやだ・やりたくない・やめて・不快だと思いながらも、何人かの人に関わってしまった。これがなければ、ニンゲンやっていても苦にはならないのに!と訴えたい。

一方、またもやばあさんが、採れたから・食べなきゃ困るという理由だけでたくさんの野菜を取ってきた。「忙しいからいらない!」「仕事中!」と、これからは断固断る。始めからそうしておけば、こんな地獄にはまることはなかった。
始めからわかっていたら、私は、いま・ここになんか絶対にいない。
消えたように生きる・存在を消すのではなく、自分の意思を持つことに決めた。いや、少なくとも、自分の気持ちや感情を持っていいことがわかった。たとえ、その通りにならなくても、持っていていいものだから。
04/03 09:27 長男の現在は、プレ社会人と位置づけている。今日は、「郵便物を出す」ことのお勉強。もちろん、その一言で、「切手を貼ってポストに入れる」という一連の行動を意味している。(相変わらず、洗濯物の干し方は、よれよれである。)

それにしても、校則違反をした時などには、私が呼び出されて学校に行かなければならなくなる。往復3時間半もかけて行ったら、ほとんど半日つぶれてしまうことになる。今後は、すべての行動にこれだけの影響や責任がかかってくることも、自覚してもらうことになる。
04/02 16:46 専修学校のオリエンテーション。ものすごーい荷物を持って、帰ってきたところ。
担任が発表になったので、長男のことについて、考えられる心配事(不注意・持ち物管理・おしゃべり・体育・我慢ができないこと・それぞれの対処法)などを説明してきた。わざわざ、教頭先生を呼んでくれた担任は、かつて、ASの子を3年間受け持ったことがあるとのこと。とりあえず、本人の行動を誤解しないこと、本人が分かるような指示をすること、何かあったら早めに連絡することなどをざっと了解してもらい、あとは1ヶ月間実際に生活してみた後に、再確認の打ち合わせをすることになった。←これは、幼稚園入園以来、毎年やって来たこと。
もちろん、カエルちゃんたちにも、親善大使としてのお務めを果たしてもらう。
04/01 11:36 他者の存在にはもともと関心がないので、逆に注意が向きすぎるとほとんどストーカーみたいになってしまいやすくなる。しかし、本来はどうでもいいし、どうなるものでもない。いろいろと怒れるようなことがあっても、自分の中に取り込まずに、宙にある内に消してしまえばいい。ただ、相手に対してではなく、日本の白くない巨塔の面々に対して、これだけは書いておく。
  • あのなぁ、うつ病で寝たり起きたりの生活をし、死ぬことばっかり考えていた人が、食生活に気をつけたり健康のための体操なんかできるはずがないではないか!
  • 医者が縦割りの専門バカばっかりで、病を見て人を見ない西洋医学の考え方にどっぷり浸かっているから、この国にうつ病患者が増えるのだ!
  • ついでに言っておくが、私は胸椎が痛いと言っているのに、くれたプリントは腰痛体操で、「腕がしびれるのは頸椎のヘルニアが原因で、それは牽引しているから治るはずだ」と言われたが、実際、治らない。つまり、自分の専門だってできていないではないか! 結局、雑貨屋で買ったカエルの指圧器の上に寝るのが一番効くことが分かった。
04/01 11:18 今だけ春休みの子どもたちがボディガードについているから安全なのではなく、「あんたなんかどうでもいいのだ」と思うようになったから安全なのだと思う。過去に言われたことと同じことを言ってきたら、どういうセリフで言い返し、どのような行動を取ることにするか決めているのだが、仕事以外のかかわりを持っていないし、そういう状況になっていない。