|
このHPの製作に関して・・

駒沢オリンピック公園ドッグランは、地元の利用者の方々や多くの愛犬家やボランティアの方々と公園管理事務所のスタッフの暖か、ご支援とご協力で運営されました。
  
ドッグラン開設当時の第3回目のお掃除会のボランティアメンバーさんたち。当時128名のボランティアの皆さんがご都合に併せて、ボランティア活動にご参加頂いております。お掃除会は、月1回、毎月第一日土曜日の朝に開催されて、平成18年1月で37回目を迎ました。長い期間のボランティアグループの皆さんのご支援活動に改めて心から感謝する次第です。

こんにちは。このHPの管理者Papikenです。
妻と2匹の愛犬と暮らしています。
愛犬と生活を楽しみ、愛犬によって潤った人生を過ごさせてもらっています。その感謝の気持ちで、犬を通じて何か、社会にお返しをしたい・・そんな、気持ちが駒沢オリンピック公園ドッグランボランティア活動に参加させて頂くきっかけでした。このHPは、そのお仲間さんたちとボランティア活動を通じて感じたドッグランでの利用上の改善点などを記録してゆこうとドッグラン開設前からWEBに都度アップしたHPです。現在、駒沢オリンピック公園ドッグランは、新組織によるサポーター(KDSC)でサポートされています。このHPは、駒沢オリンピック公園ドッグランが開設されてから5年間の主な活動記録を掲載したものです。
駒沢オリピック公園のドッグラン開設当時は、大型都市公園の最初のドッグランとして各関係諸団体の皆さんから、多くの視察やご意見、お問い合わせを頂き、公共公園でのドッグラン場に対する関心度の高さについて改めて驚いたことを記憶しております。
私は、開設当初、ドッグランの運営自体、愛犬家のマナーがなかなか向上しない現状を見るにつけ、ドッグランの管理サポートがうまくいくか不安でいっぱいでした。公園内をノーリードで散歩させる心もとない愛犬家や、フンを落しても拾わない犬家が当時少なからず存在しており、ドッグラン施設での利用マナー維持に多少の疑問を持っていたからです。
しかし、その疑問を解き明かしてくれたのが米国ニューヨク市のドッグランの運営方法でした。市民と市政が一体となり問題なく運営されていると聞いたからです。公園でのドッグラン運営のあり方は、愛犬を単にリードを離して遊ばせる施設としてではなく、飼育者のモラル向上と犬との社会への共生として場にドッグランが、一役買っていることが判ったからです。、私は、その後日本のドッグラン運営についての実態を自分なり調べ見て回ることにしました。
当時、私は仕事の出張で、関東・東北・北海道をよく動いていたこともあり、週末は必ず各地のドッグランの運営の実態を見ることが出来ました。そして、日本のドッグランを見てつくづく感じたことは、ドッグランを利用する愛犬家のマナーとモラルが欧米に比べて非常に低いと言うことでした。公共施設のドッグランを管理することは、まさしく利用者のマナーを維持し環境の変化にも配慮しなければなりません。
それには、利用する愛犬家の皆さんが、ドッグランを単にノーリードで犬を遊ばせることが出来るフィールドだと思わずに、犬との共生が出来る優しい社会作りの場と認識しすることが重要だ思ったからです。
駒沢オリンンピツク公園のドッグラン・ボランティアグループの活動方針は、1にも2にも利用者のマナー向上に対する啓蒙活動と清掃活動に重点を置きました。ドッグラン開所からの5年間は、この活動を繰り返し行って来たに過ぎません。そしてカルフォルニア方式のボランティア活動で最も重要な点である誰でも気軽に参加出来るボランティア活動を目指しした。
公共公園のドッグラン施設の目的は、園内に散見するノーリドで愛犬を遊ばせる心もとない愛犬家の防止対策として行政側が作った施設だとご指摘する方がいらしゃいます。しかし、それは誤解です。もともと都立公園内では愛犬をノーリードで散策することは公園の利用規定で禁止されているのです。ノーリード対策として公園にドッグランを作ったとしたら、それは日本の愛犬家のマナーレベルの低さを屈辱的にあらわしたものです。日本の飼い主は、愛犬を自分の家族ように大切に思い育んでいます。家族と同じように育て愛犬をかけ欧米と同じようにマナーも先進国レベルです。公園ドッグランは犬の糞対策の動線防止施設ではありません。犬との共生が出来るかげないのないコミニケーション・フィールドなのです。
駒沢オリンピック公園ドックラン施設開設要望書には、あくまでも人と犬との共生出来る社会作りを目指して公共の公園内にドッグラン施設を設けて公園を利用する愛犬家のマナー向上と魅力ある公園施設のあり方を検証する目的で、7000名の愛犬家が駒沢オリンピック公園内にドッグランを設けることを要望して署名運動を繰り返しながら実現した施設です。
駒沢オリンピック公園のドッグランが開設後の5年間。ドッグラン開設準備に際しては、多くの皆様のご支援を頂きました。今でこそ、公共公園にドッグランが出来ることは、当たり前のようになりましたが、開設当時の駒沢オリンピツク公園のドッグラン場については試行運営で終わらすべきだと訴える住民の方のご意見も、まだありました。
ボランティアグループが発足しサポート活動が開始されても、利用者同士のトラブルもありました。利用規程に不満を抱く愛犬家もいました。しかし、それらの問題を解決して来た最大の要因は、公園のドッグランを気持ちよく楽しく利用したいという愛犬家の多くの皆さんのご協力でした。これなくしては、ドッグランのサポート活動は不可能だったと思われます。また公園管理所、案内所のスタッフの皆さんのご支援と環境面での公園に隣接する住民の方々のご理解を得たことは、ボランティア活動にとって大変心強いご支援となりました。
ボランティアグループ活動では、お忙しい中、お掃除会にご参加頂きご利用者の方々までが、その場で参加頂いたことに感謝致します。暑い夏の炎天下に下着までびっしょりになりながら清掃活動をして頂いた奥様方や、寒い冬の朝、ほこり立つフィールドを毎朝清掃して頂いていたお勤め前のご主人さんたちには、心から頭が下がる思いです。
誰でも気軽に参加出来るお掃除活動を主としたアメリカのカルフォルニア方式のボランティア活動を継続して5年間が経ちました。その間、ご支援を頂いたボランティアの皆さん、公園関係者の方々に心からお礼を申し上げます。
皆様方の長きに渡る、ご支援とご協力の結果が、駒沢オリンピツク公園のドッグラン場を日本の大都市公園のドッグラン場の代表と言われる様になったゆえんです。
5年間の活動のご支援に厚く御礼を申しあげると共に、このHP上にその主たるボランティア活動記録を残させて頂きます。
最後に、このHPの運営に関し、東京都建設局及び関係各部署のご理解とご承認を得たことに、深く感謝する次第です。
〜The Ten 〜(犬のきもち10ヵ条より)
1.私は10年から15年しか生きられません。だから、少しでも短い時間でも、あなたと一緒にいたいのです。 私を飼おうと決める前に、どうか、そのことを覚えておいてください。
2.あなたが私に求めていることを理解するのに、私も時間を要します。3.私をあなたが、信頼してくれれば、私も幸せです。4.あなたは、私をながくしかったり、閉じ込めたりしないでください。あなたには仕事があり、お友達がいまが、私には、あなたしかいないのです。5.時々、あなたは、私に話しかけてください。あなたの言葉がわからなくても、あなたの声や話す態度で理解出来ます。6.あなたがわたしをどのようにあつかっているか?時々、思い出してください。そのことを私は忘れません。7.あなたが私を叩く前に、わたしは、あなたの手を十分に噛むことが出来る歯を持っていますが、私は、それを致しません。8.私のことを聞かないし、がんこで、怠け者と思う前になぜ、私が、そうなったか?あなた自身も理由を考てみてください。9.そして私が年をとっても是非、私を世話をしてください。あなたも同じ様に年を取ってゆくのですから。10.私の最後の時は、是非、私と一緒にいてください。見るのがつらいとか、私のいない場所で・・・などといわないでください・・あなたが、そばに一諸にいてくれたら、私はつらいことも、やすらかに受けられます。そして、どうか、私があなたを愛していることを忘れないでください。
「The Ten Commardments」は、海外インターネットに載った犬の飼い主に対する思いの言葉です。
|

|
|