下の図はグランドピアノの鍵盤とアクションを横から見た断面図です。
鍵盤を10mm下ろしてまた元に戻るまでの絵です。
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鍵盤を下ろすと同時に矢印のところから、その上のアクション部（ウイペン）を持ち上げます。 それと同時に、丸い部分で乗っかっている
ハンマ－が上がります。 その途中で、弦の上にぶら下がっているダンパ－（弦の振動を押さえる部品：弦の上の四角いところはフェルト）
が持ち上げられて、弦が振動できるようになります。 その後、ハンマ－は弦をたたき、跳ね返されてバックチェック（ハンマ－を途中で受ける
部品）で受け止めます。 これで次の打弦がすばやくできます。 そして手を離して鍵盤が上がると、アクション、ハンマ－とダンパ－が
元の位置に戻ります。
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