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プティ・オートルート ツアー99 現地日程結果

 さてさて、クラブ・ドウ・バカンス・モンター二ュ さんの方で企画された、「プティ・オートルート」に参加、オートルートに対しての経験をしてきました。
当初お知らせしていた、短い区間山小屋で2泊位の予定で実際のコースへ入ってみようとの計画でしたが、現地天候が2月頃の気候と変わらない状態(穏やかでない、日によって不安定)である事から、初経験では苦しいだけじゃないかと言う事で、再度予定を変えました。
(この時期こんな状態になるのは、過去20年でもほんの数回数える程度で珍しいとの事。ならばパウダーもこの時季にしては良い状態でできる為、思考を変えて経験と言う事です。)

 内容的には、ツェルマットエリア、つまりこのエリアもオートルートの一部なので、このエリア中で経験できるコースに天候をみて、ガイドを雇い、スキーも楽しみなら経験しましょう、と言うようになりました。
国内でも経験のない私にとっては、良かったかもしれません。実質内容の濃い良い経験ができました。
 実際天候も不安定、3500mm付近で風がある時は地吹雪状の物が肌にキンキンきますし、2000mm付近での登行時も1日降られ、平衡感覚が取れなくなる程上下左右真っ白(ホワイトアウト、それで気持ち悪くなるともどす事もあるとか)、かと思えは晴天でTシャツでも良いくらいなどでした。

 それでも、その状況をガイド、コーディネータさんに判断してもらい楽しみながら山小屋泊、ストックホルン3500mm登頂、オフピステも様々経験を積む事ができました。
今回同行した方が、62才ぐらいの方でしたので、無理はできませんでした。

 最後の日は、調整日。この日は純粋にオフピステ入れながらゲレンデクルージングをイタリア側チェルビニア方面 含めその大きさを楽しみました。
今回の結果から「スキー技術的には問題ないのでルートに入っても大丈夫」との事でしたが、後は今回のような天候次第、その時の体力面 。  また、来年のロングツア−に向けて用意していきたいと思ってます。是非また、奥の景色を見にいきたいですからね。

赤字が変更内容

日 付
工 程
宿 泊 地

4月17日(土)

日本出発。
アリタリア航空で、イタリアはミラノ、マルペンサ空港へ。
空港から15分程のガララーテの街で宿泊。

イタリア ガララ−テ

4月18日(日)

列車でガララーテから、ツェルマットへ移動。

ツェルマット

4月19日(月)

(プティ)オートルートに向けてツェルマットスキーエリアにて調整。
シールを装着してのスキー登行やオフピステスキーの練習。

ツェルマット

4月20日(火)

ガイドさんと合流。
登山電車でゴルナ−グラード、ロープウェイ、ストックホルン駅を経由し、ストックホルン3532mmへ登行(約1時間弱)、登頂。
登頂後、FINDEL氷河へ下りオフピステ。氷河脇を下り Blauherd 方面を経由してツェルマットへ戻る。

ツェルマット

4月21日(水)

ツェルマットを出発し、マッターホルン横、標高2694Mのショーンビエール小屋まで登行(約3時間)。
小屋で1泊。

ショーンビエール小屋

4月22日(木)

朝ショーンビエール小屋を出発し、マッターホルン西壁 Tiefmatten 氷河をダン・デラン山方面へ登行。(約1時間弱)
登りきった所から
、マッターホルンの西壁と北壁を見ながらがツェルマットの村まで標高1800Mのスキー滑走。

ツェルマット

4月23日(金)

天候予備日。
イタリア、チェルビ二ア方面 でスキー、およびツェルマットのスキーエリアを案内して頂く。

ツェルマット

4月24日(土)

朝ツェルマットを出発し、列車にてイタリア、マルペンサ空港へ移動。アリタリア航空便で帰途。

機内

4月25日(日)

日本帰国。


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