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オートルート チャレンジ計画 [ 準備編 ] Dec/1998

 

ヲ こちらのページでは、私のあこがれでもある、オートルートへのチャレンジ計画を書き残していきたいと思います。

  さて、オートルート。?
  これは、ヨーロッパアルプス山中(標高2000〜3000mm)をスキーで縦走するツアーの事です。

オートルートの地図はこちら

 何を楽しみに、スキーをするか。? 人それぞれの価値観はあるでしょう。私も楽しむだけのゲレンデスキーから、技術系基礎スキーへトライした背景には、何か刺激がなく淡々とスキーをするのに面 白みが失せていました。
 基礎スキーをやっていると、達成感はあります。ただゲレンデの中だけですから、子供の頃から山に入ってスキー遊びをしていた私にとっては、何かもの足りない、な〜と。
 自然を感じるというか何と言うか、そうゆう「わくわく」ってのが無いんですよね。
 ですから、生きてるうちに(大袈裟ですかね)、「ア〜!、面白い。!」「凄い、素晴らしい所があるな〜」という体験をしてみたい。この単純な発想を実現する為に、オートルートと言うものを一つ選択してみたのです。

 さ〜て、行けるかな。!?
 私の都合が良ければ今シーズン(99)、今シーズン駄目だったら来シーズンには、と思っています。
 それまでの、経過を記して行きますのでどうぞ宜しく。!


オートルートとの出会い
 さてオートルートと言ったものを知った時ですが、何年前でしたかね〜私が29才頃(現在33才)だったか、テレビ朝日のニュースステーションで特集やったんです。
 ヨーロッパアルプスを歩く?。私アメリカよりヨーロッパの方が好きなので「何々!!」ってな感じて見たのですが、「こんな体験できるんだ。!行ってみたいな〜」と言うのが始め、5年先ぐらいには行きたいな〜と思いつつ月日は過ぎて来たのでした。
 中々情報が集められない中、あるスキー雑誌に掲載されたのをきっかけに「よし、行くかな。!」と思い丁度自宅、会社でもインターネットも始めたので、序々に情報を集め始めたのでした。

とにかく情報 Nov. /1998
 とにかく情報です。
どこに行くにも、その地点までの交通手段、地域の情報は必要ですよね。一般 的観光地以外でしたら尚更です。 さてオートルートと言うものの情報、どこにあるのか全く分かりませんでした。さてどうしようでした。
仕事も家庭もありましたし、足を運んで探しまくる事はできません。 また一般 的ツア−会社では扱っていない事は分かりきっていましたから、インターネットを使うしかありませんでした。スキー関係雑誌社、ヨーロッパにスキーしに行っている人たちの情報を検索し、掲示板にメッセージを入れたりしたのでした。
 オートルートを掲載していたスキー雑誌にも入れたのですが、スイス大使館の観光科に問い会わせるしかないと。でも足を運ばなければなりませんし、全ての事を自分でやらなければなりません。今の私には時間的な無理がありましたので、手配関連をお手伝いしてくれる所が必要と感じていたのです。
 数カ所のホームページ掲示板に情報を投稿しておいた所、1ケ所から反応がありました。そこが「ヨーロッパアルプス・アウトドア−旅行」のサイトでした。 HPは、
こちらです。
ヨーロッパでのスキー関連の内容が殆どでしたので、期待していたのでした。そこでまず紹介されたのがシャモニ・モンブラン・ガイド協会 でした。しかし、何か違う、と言う事でここを纏めているサイトを検索しまくった処、「ここにお願いしたら良いんじゃないか?」というところが、「クラブ・ドウ・バカンス・モンター二ュ」でした。
 とにかくe−mailで連絡を取りました。返答がありました。98年11月下旬の事でした。

クラブ・ドウ・バカンス・モンター二ュさんとの打ち合わせ Dec.19/1998
 クラブ・ドウ・バカンス・モンター二ュさんとのe−mailの中で、では会いましょうと言う事に。
現地担当者が12月下旬に海外に出、夏頃まで戻らないと言う事で、ではそうしましょうと言う事に。12月は19日に柿沼さんと言う女性の方とお会いし、一通 り紹介してもらいました。
「あ〜やっと行けそうだ!」と言う感触を持ちました。この柿沼さんは既に5回程オートルートを体験し、ヨーロッパでの他の山岳ルートも体験されている方。申し分ありません。
ほぼ個人向けのコーディネートをされているようで、大手ツアーには出来ないカスタムメイド的に組めそうですし、行く際にはここにお世話になろうかと。
 シーズンは4・5月、とりあえず時期を待つ事となりました。

行こうか、どうしようか? Feb.下旬/1999
 さて、3月手前。 そろそろ今シーズン行くか行かないか決めて行かなければなりません。
問題は仕事の休みです。 っと、思っていたら節目休暇なるものが今年取れると言う事で、願ったりかなったり。! どうせ行くなら後に行くのも同じ事、「行こうっかな」と言う事で、
クラブ・ドウ・バカンス・モンター二ュ さんへ参加したい事を連絡。
「いや〜、ホントに連絡しちゃったよ」と思いましたが、夢見てた事ですから、いい〜んです(?)

 「反省はしても後悔するな」が私の心情にありますんで、決断、決断。!
家の事もあるんですが、それは調整してなんとかなるので、しかし結構困ったのが資金となりました。 実はバッチテストが思うように行かず、予算オーバーしていたのです。チョイト困りましたね〜。
でもオートルートも考えて以前から貯金していましたので、貯金から捻出する事で取りあえず OK !
(かみさんには、幾ら使うと言う事はキチンと連絡。少なくなった分はまた働けばいい〜んです

コースの選択 Mar.上旬/1999
 
クラブ・ドウ・バカンス・モンター二ュ さんから返答が来まして、今シーズンのツアー計画は4月17日〜25日の短い日程と、4月29日〜5月9日の通 常の日程しか無いと。
「へっ!。あと1ッ月じゃ〜ないの」。 1っ月チョイ先なので、休みの調整を急ぎます。
どちらのコースに参加できるか?、ですが、希望としては4月29日〜5月9日のに参加したかったのですが、かみさんの仕事の都合と子供の事がありましたので、4月17日〜25日の方で参加するしかありません。約半分の行程になるようです。

 さ〜て、準備できる物は用意していかないと。!
このツアーには、山岳スキー用の板なりビンディングなり必要となります。1日の殆ど約2〜3時間が歩く様になりますので、その時は踵が上がるように、滑り降りる時は踵が上がらないようにしなければならない為、やはり其れに適した用具が必要となる訳です。
 ブーツもアルペン用だとカッチリし過ぎて適さない為、ブーツぐらいはと思っていたのですが、ん〜、滅多に使わない物を用意しても馴染むはずもないので、レンタルしても同じかな?、と言う事で全てレンタル。もしブーツ合わなかった時の事を考えて、テーピング等対処用具を用意して行く事に。

 あと用意したのは、ザック。大きめの物もなかったですし、やはり疲れないものが欲しいのでこれは石井スポーツに出向いて40P程のザックを購入しました。
3万円ほどの物ですが、ピッタリフィット。! 地域振興券を充てさせて頂きまた。まだ3才なので理解してないから、まあ〜良いですかね。

キャンセル!? Mar.中旬/1999
 
クラブ・ドウ・バカンス・モンター二ュ さんから連絡が来まして、他のツアー参加者でキャンセルされた方が出たとか。 ツアー参加者は現地で始めて会う事になるのですが、それぞれの都合と言うものがあるでしょうから、それは仕方のない事です。 「キャンセルなったらどうしようかな〜」ですが、後のツアーには参加できそうにもないので今シーズンは諦めるしかないかな〜、となってしまいます。

 とにかく待つしかありませんでした。 その後連絡が来て、参加者は減ったもののツアーは遂行すると言う事で一安心。 結局私と他の方1人で参加となりました。ガイドと合わせると3人で行動する事になりそうです。

 で、基本的な問題はクリアになってきました。 次は航空券やら何やら、現地までの交通 手段の手配準備です。

準備、準備! Mar.下旬/1999
 3月下旬は、交通手段などの情報収集。 当初はスイスはチュ−リッヒから車でツエルマットへ入る予定でしたが、イタリアはミラノから列車で入る事に変更になりました。 時刻表やら、ガイドブックやらで情報収集。 パッケージとは異なり、個人計画はこの辺が楽しいですね。 何かオリエンテーションをするようで。
 仕事が忙しいので、なかなか動けないのですが、インターネットも利用して情報収集できるので助かりました。 良い時代になりましたね〜、リアルタイムに情報確認できますから。
あと半月、もう少しです。

さあ!、出発です。 APR.16/1999

 さあ明日17日より出発です。!!
楽しみですね。 楽しんできます。3年位前から予定していた事でしたから。
私みたいなサラリーマンでも行けるのですから、これをご覧なっている方々もチャレンジしてみては。? 
そんな事に役立てるように、帰って来て何か情報出せたらと思っています。

それでは、行ってまいりま〜す。!
 

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