Team OZEKI 結成/活動主旨

チーム代表 兼 パッセンジャー  大関 政広
JRSA【日本レーシングサイドカー協会】 運営委員長担当

 2003年、Team OZEKI は、新たな夢を追い求め、レーシングサイドカー・モータスポーツレースにおけるプロジェクトを企画し発進します。
モータスポーツの中でもユニークなレーシングサイドカーを何故選択するのか? 多くのモータスポーツは、自動車メーカー・2輪メーカーなど、企業が製造販売する車両をベースに用いています。その車両はメーカーの技術が注ぎ込まれた非常に高精度な車両であります。しかし現在、モータースポーツ本来の「ハード・ソフト共、自身の創意・工夫する技術の発表の場」が、資本主義的なレースに変貌している側面 もあると受取れます。

 一方、レーシングサイドカーにはメーカーは存在しません。車体は、スイスのレーシングコンストラクターであるLCR(ルイ・クリスチャン・レーシング)の創設者R・クリスチャン氏が、同士と共に創意・工夫を凝らし築きあげたサイドカー非対称なシャシー。それをドライバーとパッセンジャーのコンビネーションでバランスさせ走行させます。走行の完成度があがればあがる程、2輪よりも速く、4輪のGTカーにも匹敵するような速さを導き出します。まさに創意・工夫がこのレースには現在も定着しており、夢と希望を同居させたモータスポーツなのです。

 これらを国内のモータスポーツファン、サイドカーレース選手に伝えていくのを目的として、Team OZEKI を結成します。

 ドライバーには2001年レーシングサイドカーワールドカップにフル参戦し年間順位 15位を獲得した早川選手。パッセンジャーには同年2戦の世界戦を果たし数戦ながら実力を発揮した大関選手。車両は一昨年ワールド カップで実績を上げた車両。この3者の組み合わせをも ってすれば、レーシングサイドカーの迫力と真髄を、国 内においてもお伝えできる事と思います。
  そして、青少年には”夢の提供””あこがれ”を、そして成人には”信念を持ちやり遂げれば夢は叶う”、そんなメッセージを伝えたいと切望しているのです

 この新結成チームの活動で臨む事・しなければならない事は
1. 世界でのレース及びレースを取り巻く環境で経験してきた事、すなわちモータスポーツの素晴らしさを伝えていき、国内にも更なるモータスポーツ文化を根付かせる事を夢みてチャレンジしていきます。
2. 私達の後身を近い将来、世界の場に選手を排出する事を夢み、計画していきます。
3. アジア・パシフィック地域での本レース開催向けた夢を達成するために取り組みます。
4. モータスポーツ本来の、創意・工夫・夢を求めるチャレンジングなレ−スを多くの国内モータスポーツファンにアピールしていきたいと考えています。

 これら目標達成する為には、ご協賛各位 様のご支援・ご協力が必要であります。何卒本プロジェクト(レース参戦・プロモーション活動)にご理解を頂き、ご支援の程宜しくお願い申し上げます。