========>> サイドカー・ニュースVol.17<<=======

 サイドカーニュースご覧の皆さん、こんにちは”こんばんわ”
RT GREEN PREACE with CONVERCE の大関です。 

 今回は、10月3日に行われましたJRSU第6戦、富士クラブマンロードレースのレポートです。
レポート迄、少し期間が空いてしまいましたが、Vol.16でお知らせしました筑波大学学園祭での出展模様も併せてレポートしようと思っていました。
が、デジカメで撮影したまでよかったのですが、パソコンに取り込めない状態になっていたのです。
なぜか?、ですが、私Macintosh PowerBookを使用しているのですが、今年夏前にPowerBook G3/400に乗り換えたんです。ところがADBポートが装備していなく、USBポートしか無いんです。おかげで変換アダプターを使う迄取り込めなくなり、アダプター購入しても、データ転送レートが合わず(ありがちな)セットアップに苦労、やっとの事でデータが取り込める迄、時間を有してしまったのです。
最近の製品はサイクルが早く、お金もかかり大変。一般ユーザとしてはもうちょっと「リーズナブルに、製品寿命を長く」と思うのですが、私だけでしょうか。?

 という訳で、筑波大学園祭の方は10月9〜11日迄3日間の展示となりました。「Thukuba offical staff」という学生さんらでサーキットでポストオフィシャル活動しているのですが、その彼等が手作りと言って良いでしょう、モータスポーツで活躍している2輪4輪問わず借り入れ、展示していました。2輪では、昨年のWGPチャンピオンマシン、ホンダのマイケル・ドウーハン車も展示していました。
簡単ではありますが、その模様は以下に、
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ozeki/GreenPeace/show/tukuba-university99.html
このメールを御覧の方々の中で、展示の要望がありましたら、レース日程の兼ね合いもありますが、要請内容に応じて検討したいと思います。

 さて、レースのレポートです。
シーズンも終盤になったものの、ここ迄いいとこ無し。その理由には、燃料系統のトラブルを抱えていた訳です。電動ポンプの一定の吐出量が、低速側高速側での双方のセットアップが上手く噛み合わない状態でした。得にコースのレイアウト上、性格がハッキリ別れている富士スピートウエイでは顕著でした。世界でも類のないコースですしね。
もう失敗は許されない、と言う事で電動ポンプから、クランクケース負圧ポンプに変更。これでしたらクランクケースの回転に応じて負圧引っ張り数がリニアに変わるので回転に応じて必要分相当の燃料が供給されていく事になります。その加工も前週には終了し、体制は万全と言いたい処ですが、完全なレーススピードでのキャブレターセットが出ていません。尚且つ、10月の気候に合わせる事もありますので、短い時間でどの辺迄セットアップできるかポイントです。

 その燃料系統の確認も含めた土曜日。
天候も上々。キャブレターを少し濃いめにセットし走行です。セットに迷った時は濃いめにセットですが、これによって焼き付き等のトラブルを防ぎ確認を進める訳です。
走行の方は燃料関連の不具合なく終了。これ迄の大きな課題はクリアできました。思い起こせば富士でまともに走行したのは今回が始めて、長い時間をかけてしまいました。ただ、タイム的にはベストの2、3秒落ちだったので、レーススピード時のキャブセット、ギア比の選択の課題は決勝に向けて残したままとなります。

 さて決勝。ギア比をストレートエンドに合わせる為、ロングに設定しようとしますが丁度良い組み合わせがありません。データが無い為、エンジンを回り切る方向でセット。
サイティング、オープンニングラップも終え、決勝は3番手からスタート。
スタートはクラッチミートにやや失敗したものの、4番手くらいで1コ−ナへ。1位赤廣組、2位早川組に続き途中3番手まで上がり追撃体制ですが、セットアップが完全でない為かバトル迄持ち込めません。我慢のレースになりそうです。
2ラップ目のストレート、2位早川組のマシンから何か出ています。ラジエタ−からなので、水漏れと判断できたのですが、ストレート全開中なので教える術がありません。早川組は気づかないのか、全開走行しています。そのままではエンジンの焼き付きになってしまうので深刻です。
赤廣組トップで3ラップ目、2位早川組との差も序々に離れています。そのAコ−ナで早川組がスローダウン。エンジントラブルと容易に判断できました。
2位に浮上するのですが、中々ペースが上がりません。
ストレートエンドもトップギアでエンジンが吹け切ってしまいます。セットアップ不足です。4ラップ目には七森組、山中組にパスされてしまい、4位に後退。その後、七森、山中組は共にペースを上げ合いながらトップ赤廣組に迫ります。6ラップ進入時には3台でデットヒート、山中組がトップになる程になっていました。赤廣組は既に今シーズンのチャンピオンを決めているので、無理はしないといったところでしょう。エンジンのオーバヒートの問題も抱えているので。
方や七森、山中組は初優勝のチャンス、お互い逃す訳にはいきません。しかも相手がチャンプの赤廣組となれば、血が騒ぐはずです。
この双方の立場的、精神的な違いがあった訳ですが、これが後にとんでもない事になろうとは、だれも知る予知もありませんでした。

 我々はというと、久しぶりの「レース」となってしまったので、体力的に辛くなってきていました。今期は殆どリタイヤが多かったですから。4位をキープといった状況でしたが、背後には荒木組が迫ってきていました。4ラップ目から差を確認していましたが、毎ラップ縮まってきます。ラスト2ラップにはパスされ5位後退。ストレートの速さでは群を抜く荒木組のマシンなので、離されない事が肝心です。我々のマシンがどの程度ストレートの速さで肉迫できるかテストも兼ねて付いていきます。ストレートエンド迄、しっかり付いて行けるので、エンジンのポテンシャルそのものは問題ないと判断できましたが、今回は人間側が疲れているので、インフィールド側で離されてしまいます。
そのまま5位でゴール。レースを走り切った結果は出せましたが、不本意な結果となりました。

 が、ピットに戻った時、表賞台の方に誘導されました。本来は1位〜3位までが誘導されるので、5位である我々は誘導されないはずなのです。確認すると、トップ争いをしていた七森、山中組がダブルチェッカーの為失格。最終ラップは赤廣組がトップでイン。背後に七森、山中組がいてデットヒートしていたので、確認できていなかった様なのか。?
ただ赤廣組はサインボードとポスト表示を確認していたようなので、1コ−ナ手前でスローダウン。一方七森、山中組は1コ−ナ迄スピードが落ちなかったのでレースが続いているものと錯覚。1コ−ナ進入で赤廣組をパスし終わっているはずのレースを続行してしまったと言う訳です。

 これには、もう一つ要因があった様です。
レース終了後は、全てのポストで黄旗が出されレース終了を示されるのですが、1コ−ナポストでは表示されていなかったようなのです。七森、山中組はこの事を競技審査側に抗議したのですが、覆る事はありませんでした。
これによって、2番手繰り上げで我々は3位と言う事になったのです。何か釈然とはしませんでしたが、暫定表賞は3位。正式結果もそのまま、棚ぼたではありますが、結果は結果。13ポイント獲得、今シーズンはリタイヤか3位かです。

レース結果は以下の通り。
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JASU 第7戦MCFAJ クラブマンロードレース
決勝結果 Lap:8 99/10−03
富士スピードウエイ    WEATHER: Fine COURSE: Dry
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POS NAME TIME Delay Machine-TYPE TEAM NAME
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1 1赤廣/光部 -0`00.000 LCR/KRAUSER FUJIOKA RACING
2 4荒木/山中 -0`15.281 LCR/BRM FUJIOKA RACING
3 2土屋/大関 -0`15.802 LCR/ADM RTグリーンピースCONVERCE
4 5矢崎/辻 -1`05.616 SUZUKI/GSXR1100 レイクスSUWA-RT
5 7山本/深井 -1`56.100 WIN/KRAUSER コンビネーションRT
6 12渡辺/中村 -1LAP     MGF/HONDA コンビネーションRT
7 11大木/大木 -2LAP MGF/K-Z2 RTグリーンピースCONVERCE
--------------以上完走------------------
R 8早川/塩川 -5LAP LCR/JPX-Y コンビネーションRT
--七森、山中組はダブルチェッカーにより失格------------------
- 6七森/向日 --------- LCR/ADM ムカイビJ・P・N Racing
- 3山中/渡辺 --------- WIN/JPX-Y コンビネーションRT
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START 14:05`57.--- FINISH 14:21`27.071 FINISH CAR 7
BEST TIME No.6 七森/向日 1`52.483 3/8LAP 141333Km/h
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 ご覧の様に、2位荒木組とはわずかの差でした。2位となれると判っていればもう少し頑張れたかも?!、しれませんね。

 ポイントランキング上も同ポイント矢崎組に差を付けて単独6位に。
現在のポイントランキングは下記URLを御覧下さい。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ozeki/GreenPeace/result/ranking99.html

 今シーズン残り1戦、ランキング争いも2位に荒木組が浮上、3位早川組とでのランキング2位争いが面白くなりそうです。我々も、最終戦の結果次第ではランキング4位まで挽回できる可能性もあるので1勝獲得を目指し頑張りたいです。

 最終戦は11月28日の筑波、寒いレースとなりそうです。
筑波といえば、昨年ひっくり返ったんですよね。。。そう言えば。。。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ozeki/GreenPeace/race-photo98/98tukuba.html
その時痛めた背中もまだ痛むし、、、2輪の頃からのホームコースなんですが、ね。

とにかく頑張ります。ではまた。

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