========>> サイドカー・ニュースVol.9<<=======

  サイドカーニュース御覧の皆さん、こんにちは”こんばんわ”RT GREEN PREACE with CONVERCE の大関です。

 今回は、8月22/23日第6戦筑波のレース結果を報告したいと思います。
レース結果をレポートするまで少し時間がかかってしまいました。これには少し 訳がありますんで後で。

 この筑波のレースは我々にとって取れるレース。なぜかって、コース距離が 短いですし抜きどころも余りありません。従って、最終LAPの弟2ヘアピンもし くは最終コーナで押さえていれば、押さえていたほうの勝ち。そう言う意味で マシン面の問題も前回のTIサーキットで確認済みだし(残念ながらリタイヤに なってしまいましたがね。)、帰ってきて翌週にはメンテナンスチェックも行 って各部問題なし。この時点では、なんとか問題なくいけそうやね、っと。!
 筑波までのレースの間、10日間程の会社の夏休み。
鈴鹿、TIの遠征の疲れ、仕事の疲れ、子守の疲れを癒すべく実家へ帰省。(訳 あって子供と2人だけで田舎へ、疲れを癒せたか、どうか?) 帰りは1人だったので、途中滝壺が温泉になっている所に寄り、久しぶりにツ ーリングと言うか、楽しめたのでした。
温泉といっても、雨上がりの後だってので冷たい温水プールという感じでしたが。

 実家には、TRX8550も持ち帰りましたのでメンテナンスしたり(購入してから 殆ど乗る機会がなかったので)、子供が寝ている間に近所に100km位のツー リング行ったりと、時間が都会にいる時と違う流れかたでしたんで、いろんな 意味で楽しめました。
 こうゆう時って、振り返ると時間がたつのも短かったりするんですよね。 人に言わせると、年を取った証拠だと言う人もいるでしょうが、人間いろんな 事でストレス発散しないといけない生き物でもありますからね。

 そんなこんだで、生計を立てている都心へ帰ってきて翌週、筑波のレース。 筑波でのレースは2年ぶりかな。一時期は1シーズン4レース余りあったんで す。とっても久しぶりのサーキットです。2輪の頃から走っていたコースなの で嫌いなサーキットではないんですけど。
土曜日は30分の練習走行、マシン状態、人間のチェックを兼ねながら走り込 み、17LAP余り周回をかさねました。
コース距離が短い!、2km余りですからね、目が回る位というのは大げさです けど、そんな感じです。
私の動きも以前よりゆとりがあるような、大分効率よく動けるようになっている 事に気がつきました。現在膝の故障もありまして、リハビリに通っているんです。
リハビリと言っても、スポーツができるような筋肉に戻す、と言うようなスポー ツ医学的観点からの理学治療です。プロスポーツ選手も扱っていますので、個人 的には頼れる施設です。
横浜国際球技場内にある施設です。
 練習走行中もよく体が動き上々、ただタイヤのグリップが少し足りないかな? 気温の高めでしたし、コンパウンドが合わないのかなと。
ファイナルの試しにロングぎみにしましたが、この短いコースではやはり合わず データどうりに戻すことに。

 大まかにこんな状態で練習走行を終え、翌日の決勝へ。
ここまでは万全と言えば万全だったんでしたがね。

 明けて23日決勝日、昼過ぎからのレーススケジュール。それまでの間、ファ イナルの変更と各部のチェックを済ませ、用意ばんたん。
ちょいと気温が高いなあ〜と感じつつレース進行。とにかく勝てる要素は今まで 以上にあるコース。問題なくいけるだろうと自信を持ってのぞんだ訳です。

 サイティングラップを終え、全車スターティンググリットへ。決勝7LAPです。  スタート後の1コーナ進入は3番手。1番手深井/深井組、2番手赤廣/光部組 そして私たち。第一ヘアピンまでに深井組をパスしこれで赤廣組と真っ向からの 勝負。2LAP目だったか、最終コーナ進入で赤廣組をパス、お互いはなされる事 のないまま、LAPをかさねます。
私も最終LAPの最終コーナさえ頭を取っていれば問題なしと思いながらも、気の 抜けないレースになるなと。コースも短いし、休める場所もないですからね。
それにしても、タイヤがよく流れる。やはりこのコンパウンドには気温が高すぎ るようです。
でもそれなりにレースを楽しんでいたんです。見ている人もとっても面白いレー スだったと。(なんでここで過去形になるんだ。?)
そうこうして、4LAP突入周、前に周回遅れ、1コーナ進入でイン側へ、そのま たインを赤廣組が押さえ、トップに。
 さて、これからどんな展開になっていくんかな?とおもいつつ第1ヘアピン進 入で仕掛けます。
インを押さえて立ち上がりを加速していきます。
この時、ドライブ側がスリップ、ドリフト状態からスピン状態へ。
あ〜、このレースもったいない。!と思いつつ、とりあえずこのスピン状態も収 まるだろう、と思った瞬間!、私は空中高く!、

そうです、いわゆるハイサイド状態で飛ばされてしまったのです。

気がついた時には、空中でした。飛び上がった瞬間は覚えていません。
 側車側へのスピンはテコで押さえるようなかたちになるので、横転するような ケースは余りないんですけど、本車側へは、押さえるところはありませんので、 2輪と同様タイヤがグリップを戻すとひっくりかえる事に、ハイサイドです。 2輪でも経験はありましたけど、225サイズのタイヤのグリップは強烈でした ね。比較になりません。

 と言うことで、私は4メータ程先に飛ばされ着地。
飛んでる間、頭だけは避けたい!!っと思いつつ、なるようになるしかかいなと。 頭は運良くさけられましたが、背中全面で受けてしまいました。
打った瞬間やばい!っと、その後呼吸ができなくなりました。
あ〜死ぬのかな〜と思う程でした。(ちょいと、大袈裟かな)とにかくのたうち回る程、呼吸ができない。 なんとか呼吸をしようと、声をだそうと必死でした。
このとき、どこか骨に異常あるのかどうかは判断つきませんでいした。 呼吸ができるようになり、コースサイドにハイハイでようやく逃げてバタリ。
あとは、なんとかしてくれと。

 救急車両がきて、運ばれてしまいました。応急処置室につくまでには自分の体が どうゆう状態か把握できていたので、一安心していました、ドクターにも大丈夫 であろうと言われたので、とにもかくにもベットで落ち着くことに。
 後で聞いたんですけど、救急車両が3台もでたそうで、呼吸をしていないんで 肋骨あたりが折れているんだろうと言う情報があったとか。そのとおりでなくて よかったです。

 ドライバーの方は横転した、マシンの下敷きに。ドライバーシートから抜け出 せない状態になっていたそうです。オフィシャルと後から来たマシンの人にマシ ンを起こしてもらい抜け出せたそうです。両腕を挟まれてしまうので、大分あざ を作ってしまっていました。
下敷きになるのもイヤですよね。助けてくださったみなさん、どうもありがとう ございました。

 翌日、レントゲン検査しに行ったのですが背骨には現時点で問題なし。 しかし、朝起きれないんです。寝返りもできない。どうしょうかと。10分位か けてようやく起きれるありさま、でも会社にはいきました。そんなのが1週間位 続きました。3日後位には首が回らなくなるし。大変。
2週間たっても背中、胸と腰部の痛みが消えないので再度レントゲン検査へ、や はり骨には異常がないものの、腰部は内出血していた痛みが残っているのかもと。
胸は、ろく軟骨というものにヒビが入っているかも、でも問題にならないので痛み が消えるのを待つしかないね〜と、背中も同じく。もらったのは湿布だけ。
後はリハビリのメニューを変えてもらいひたすら治療しています。

とにかく、滑った跡が皮つなぎになく、そのまま落ちたという感じですからもの すごい衝撃だったんでしょう。リハビリの治療スタッフも滑ったらよかったんで しょうけどね〜と、その通りなんです。
と言う感じで、3週間過ぎた9月13日現在も背中の痛みは消えません。朝は起 きれないですし、寝返りで痛いと目を覚ましてしまうありさま、あと1っ月はか かりそうだな〜。そのあいだレースもあるし。。。。

 と言う事で、大変なレース結末となってしまいました。そうゆう事で家に帰っ てまでパソコンに向かう気にならないのでした。
とにかく、大事にいたらなくて良かったと思ってます。家族もあることですし、 しかし不思議にレースを止めたいとは思いませんでした。病気ですかね。?
レースには事故は付き物ですが、今後も注意しながら取り組んでいきたいと思っ てますので皆さん宜しくお願いします。

 体の方も取り戻さないとね。!

 レース結果と暫定ポイントランクは以下の通り。
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JASU 第6戦MCFAJクラブマンロードレース
決勝結果 Lap:7 98/08−23
筑波サーキット WEATHER: File COURSE: Dry
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POS NAME TIME Machine-TYPE TEAM NAME
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 1赤廣/光部 5`51.496 LCR/KRAUSER FUJIOKA RACING
2 11早川/塩川 0`00.411 LCR/JPX-Y コンビネーションRT
3 4山中/渡辺 0`09.507 WIN/JPX-Y コンビネーションRT
4 3荒木/山中 0`10.391 LCR/BRM FUJIOKA RACING
5 13深井/深井 0`33.105 MGF-RG500 コンビネーションRT
6 15大木/宮崎 1LAP MGF-CBR RTグリーンピースCONVERCE
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再レースの結果
START 13:21`08.000 FINISH 13:26`59.496 FINISH CAR 6
BEST TIME No.3荒木/山中 1`07.592 5/5 110.250Km/h
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暫定ポイントランク

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98 JRSU SERISE POINT RANKING 総合(暫定)
===================================
R1鈴鹿:R2富士:R3富士:R4鈴鹿:R5筑波:R6TI:R7富士

-
TEAM
R1
R2
R3
R4
R5
R6
R7
TOTAL
POINT
1

赤廣/光部

18
0
18
18
18
18
89
86
2

土屋/大関

15
18
15
15
0
0
63
48
3

荒木/山中

7
11
13
0
15
11
58
58
4

山中/渡辺

3
13
11
9
11
13
61
58
5

七森/向日

0
15
0
13
11
39
39
6

矢崎/辻

13
9
13
35
35
7

深井/深井

7
5
7
9
28
28
8

原田/原田

11
7
9
27
27
9

小林/中山

9
7
8
24
24
10

早川/塩川

7
0
15
23
23
11

加茂/加茂

9
3
3
15
15
12

難波/長尾

3
6
9
9
13

大木/宮崎

7
7
7
14

三浦/西村

6
3
3
15

神尾/長栄

3
3
3
15

前田/丸島

3
3
3
17

富山/富山

0
0
0
0
18

19

20

21

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以上、暫定結果。正式結果は、JRSU広報発表の物による。
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それでは、最終戦のレポートでお会いしましょう。
*=*=*=* TEAM RT GREEN PEACE YOKOHAMA with CONVERCE *=*=*=*
Side-car & Rord raceing Team
大関 政広
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ozeki/
oozeki@yh.jvc-victor.co.jp
oozeki@mth.biglobe.ne.jp (自宅)
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