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サイドカー・ニュースVol.11>>=======
サイドカーニュース御覧の皆さん、こんにちは”こんばんわ”RT
GREENPREACE with CONVERCE
の大関です。
さて、今シーズンのレースは全て終了していますから、来シーズンまで私達のレースレポートはない訳ですね。
では何のお話をしていきましょうか?、と言う事になるのですが。。。
まずは、この場をお借りしてお礼を申し上げることがあります。8月のレースで飛ばされてから、F1HYPERNEWSの感想欄等で、私の怪我と言うか容態を心配して下さった方々がいらっしゃいました。
ありがとうございました。
とても有り難く思っております。その他サイドカーレースについての感想等も頂いていた事を覚えております。
個人個人に対して、メールでの返答はできていなかったので、ある意味で申し訳なく思っておりますが、この場をお借りしてお礼申し上げます。
では初めに、今シーズンを振り返ってと言う事で、コメントを頂けたチームがありますので、御紹介します。
いつもは、私のレポート、イコール私のチームの内容がほとんどでしたので、シ−ズンが終了したこの時期、落ち着いた状態でコメントしてくれるでしょう。!
FUJIOKA RACING の2組みの方から頂きました。
では、今シーズンのシリーズチャンピオン獲得しました、赤廣/光部組から。
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Fujioka Racing
赤廣/光部組
シーズンを振り返って観て少し感想を、陳べたいと思います。
◎残念だったこと、辛かったこと
第2戦目の富士でのホースバンドのトラブルさえ無ければパーフェクトだった。荒木/山中組が、NEWマシンにも係わらず目立った活躍も無くシーズンを終えた事。(社長に小言を1年間言われ続けたこと。) 個人的に昨年より体型が崩れてしまい、レース自体に苦痛は無かったがツナギを着てレースをする事に苦痛を感じた。(ひとりでツナギを着たり脱いだりと言う事が出来なくなってしまった)
モドライバー 赤廣 談
※大関 追記(赤廣さんはどうやら、ビールの飲み過ぎ?だとか。やはり年令とともに、重力には逆らえず、下に落ちてくる様ですね。(すみません)でも仕事後のとかのビールはやめられまへん!、でしょうね。)
◎来シーズンに向けて
もちろん、優勝をねらいます。!
マシン、エンジンの変更は特に無いので、マシンのポテンシャルを100%引き出せればと思っている。
同じチームの荒木/山中組がトップグループに加わってくれる事。
痩せたい。! ドライバー赤廣 談
◎他に印象に残ったこと
今年よりLCR(モノコックフレームの名称)でレースに出場してきた早川/塩川組が来年どこぐらいまで伸びて来るかとても楽しみです。(若さが羨ましい)
最後に来年又皆さんに会えることを楽しみにしています。
Fujioka Racing
赤廣 進/光部 譲
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次に、同じFujioka
Racing の荒木/山中組
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Fujioka Racing
の荒木でございます、今シーズンの感想は…
◎トップの2人(2組)
結果的にはワンサイドゲームとなってしまいましたが、毎戦、拮抗した争いが繰り広げられ、盛り上がったと思います。
これぞレース、という展開に毎戦ドキドキさせられた物です。
◎全体的な事
リタイヤや、トラブルを出す人が減り、全車ツブが揃って来たと思える1年でした。
しかし、台数は激減しており、新規エントラントの発掘が急がれます。
サイドカーユニオンとしてもバックアップしますので、興味のある方は是非コンタクトを取っていただきたく思います。
◎自分たちの事
新型マシンを投入し、大きな期待とプレッシャーの中、トラブルシューティングに追われ、昨年より悪いリザルトとなったのは残念です。
しかし、これも、来年への糧として、今年はチーム念願の、ワンツーフィニッシュが出来た事、苦手な筑波でコースレコードをマークできた事で、良しとします。
協力頂いたスポンサー様、チームメイト、一緒にレースしてくれたライバルの皆さん、そしてパッセンジャーの山ちゃんに、感謝! です。
来年は見とれよぉぉぉぉ!
Fujioka Racing
荒木/山中
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Fujioka Racing
2組からのコメントでした。
また、Fujioka Racing
のHPはこちらですので、どうぞ御訪問して観て下さい。
http://www.atnet.ne.jp/~t-yama/YAMA/MC/FUJIOKA/fujioka-top.html
と言う事で、私達RT
GREEN PEACE with CONVERCE Team
はどうかといいますと、シーズン最終戦のレポートで振り返ってみた感想を述べたとうりですがここで簡単に。
まず、運がなかったシーズンであったこと。こんなシーズンもあるのかな?と言うぐらいに。
一番大きかったのが、点火系統のイグニッションコイルのトラブル。レース用パーツで使うものは、その殆どが消耗パーツであるとも言えますので、これを見つけ出すまで期間がかかりすぎました。解消した時は、時すでにおそし、でした。
一般的な部品に対する認識は、使えれば良い、と言うのがあるでしょうがレース用パーツは、最高パフォーマンスを得る為パーツの時間、距離管理がある訳です。
極端な話し、車両そのものが全て管理される訳ですからね。
あと忘れられないのが、死にかけた事。!(チョット大袈裟かな?)
一生わすれないだろう〜な、この事は。まだまだ家で、リハビリセンターでリハビリしています。
ともかく、来年は巻き返しを計りたいですね。
では次に、海外に目を向けてみます。SIDECAR
WORLD CHAMPIONSHIP
も5月スタートし全5戦、25台前後で世界各地で戦われました。
今シーズンから、サイドカーレースではワールドチャンピオン7回獲得し帝王と呼ばれていたラルフ・ビラント組が出場しなくなったことで、どのようなシーズンになるか、でした。しかし、一時活動休止していたウエブスター組が昨年から復帰しチャンプを獲得し、今シーズンはどうゆう戦いを見せるか、でした。
終わってみると、やはり圧倒的な強さを見せ、2年連続ウエブスター組がチャンピオンを獲得しています。
ポイント表をみても、追撃を諦めさせるような結果になってます。
ウエブスター組のHPはこちらです。
http://www.webster-james.demon.co.uk/side.htm
私個人的には、グーデル兄弟組が良いところをいくのでは?、と思ってたのですが結果4位と苦しい戦いを強いられていたようです。
5〜10位ぐらいまでは、ポイント荒らそい上、熾烈な戦いになっていた様です。
6〜9位までが同ポイント、レースでもこのグループの戦いは面白かったことと想像できます。
その他、レギュレーション改正の中でドライバーの着座姿勢の異なるマシンが登場し、注目されました。こちらを、御覧下さい。
http://www.sidecarworld.com.au/wo/98/1998report1.html
私達も通常使用しているタイプは、ドライバーは2輪の姿勢を更に低くしたような感じですが、新しいタイプは4輪の着座姿勢と同じです。
ドライビング性に優位差が有るかどうかという議論がシーズン当初されたようですが、今シーズンそのへんの事も試行的に試されることになったのです。
このペアは、もともとカート出身であって、また自己資金も豊富にあることで、このようなマシンが登場したのです。
シーズン前のテストでは、トップに肉迫するタイムをたたき出し、意外な展開が繰り広げられるのかと思いましたが、ただ年間を通じて主だった成績は残していないようです。
個人的な考察なのですが、前後重量配分が良く無いのでは?、と思います。通状のタイプでは、ドライバーの重量位置が前後ホイール間の中心に位置するような設計になっていますし、そのように作られたと思います。
新しいタイプの物は、どちらかと言えばドライバーがドッカリ座るわけですからリア側に配分が掛かるものと思われます。当然その後ろにエンジン、パッセンジア−がいる訳ですからリア過多ぎみになります。
そうすると、フロントの接地性が悪くなると容易に想像できますので、ドライビングにはあまりよくないと思われます。
一発タイムは良いでしょうが、レース距離ではどうでしょね。?来年が楽しみです。
それでは、WORLD
CHAMPIONSHIP のポイントランキングをお届けします。
英語でスミマセン。!
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1998 SIDECAR WORLD CHAMPIONSHIP POINTS TABLE
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A=Austria,
NL=Holland, GB=reat-Britain, CZ=Czech Republik,
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Position....TEAM..........................A
...NL...GB...CZ.....D.......Total
------------------------------------------------------------------------------
1
Webster/James...........................25...25...25...8...25......108
2
Schlosser/Hauser.......................20...10...13...20...11.........74
3
Klaffenbock/Hanni.....................13...20...16...--...16..........65
4
Guedel/Guedel..............................16...--...20...11...13..........50
5
Abbott/Biggs................................11...--...--...16...20..........47
6
Caspersen/Olsen.........................10...11...10...5...--.........36
7
Gray/Pointer...................................9...7...11...9...--.........36
8
Soutar/Kellett...............................8...13...--...6...9.........36
9
Janssen/Kessel..............................--...16...--...10...10........36
10
Muldoon/Gusman.........................--...--...9...25...--........34
11
Liechti/Locher.............................--...9...6...--...6.........21
12
Fleury/Fleury...............................--...8...--...7...--.........15
13
Koster/Gries................................5...--...8...--...2.........15
14
Steenbergen/Steenbergen......4...--...4...4...1.........13
15
Neuman/Parzer............................--...--...--...13...--.........13
16 Vande/Velde
Kolloch................6...--...--...--...4.........10
17
Steinhausen/Schmidt...............--...--...--...--...8...........8
18
Galbiati/Sala...............................7...--...--...--...--............7
19
Whittington/Woodhead............--...--...7...--...--............7
20
Gallros/Olsen..............................--...--...--...--...7............7
21
Guy/Partridge.............................--...6...--...--...--...........6
22
Ashley/Found..............................--...--...5...--...--..........5
23
Body/Peach..................................--...--...--...--...5..........5
24
Streubel/Krieg...........................--...--...--...--...3..........3
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
さてマシンの方ですが、各チームの使用マシンをリストアップしてみます。
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.........TEAM...............................Machine.........
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Webster/James..................LCR Honda
Gudel/Gudel.........................LCR-BRM
Schlosser/Hauser.............LCR-BRM
Bosiger/Egli........................LCR Honda
Abbott/Biggs......................LCR-ADM
Steinhausen/Schmid.......LCR-Suzuki
Liechti/Locher...................LCR-BRM
Body/Peach..........................LCR-BRM
Fleury/Fleury......................LCR-FRT
Koster/Kramer...................LCR-ADM
Neumann/Gries...................LCR-Honda
Bertsch/Wafler..................LCR-Suzuki
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Machine の、LCR
Honda
とありますが、前がフレームタイプ、後ろがエンジンタイプを表しています。
これを見てもお分かりの通り、フレームはLCRが主流です。これは今となってはスタンダードとなっています。
このモノコックフレームは、スイス、ジュネーブから近いレマン湖の地方にあるルイ・クリスチャン・レーシングと言う所で製作されています。エンジンは、ホンダ並列4気筒、BRM,V型4気筒エンジンに2分されているようです。
並列4気筒はこちら
http://www.europark.com/ny-machn/ny-wdladm_96.htm
BRM,V型4気筒はこちら
http://www.europark.com/ny-machn/ny-lcrbrm_96.htm
ホンダ並列4気筒は、シリンダーを2輪のレーサの物を移植し製作されていて、BRM,V型4気筒は、そもそもスイスオート社でサイドカー用に設計サれた物で、2年前には2輪のWGPーGPー1クラスでも使用されました。今シーズンもGPー1クラスで、Muzのチームで使用されました。
(Muzは2サイクルエンジンの基本的構造を始めて開発した会社です)
さて、チョット長くなりました。
今回は世界選手権の結果を御紹介しました。いかがでしたでしょうか。?
これからオフシーズン、こんなネタを交えながらお届けしていきたいと思いますので宜しく。
私のホームページ、写真ばかりペタペタ貼って申し訳なかったのですが、最近時間が出来、大分解説文をいれ直してアップロードしております。
どうぞ、また訪問して頂きサイドカーの操作、構造を見て、再度楽しんで頂きたいと思っております。
また、私個人の部屋も開設しておりますので、どうぞ。
それではまた、お会いしましょう。
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