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Machine Specification 
シャーシ

Chassis

Windleアルミモノコック1987:イギリス

Windle Aluminum monotype1987 : U.K.

エンジン

Engine

Krauser1993 GP仕様

Krauser 1993 GP Version

2cycle 並列4気筒 499cc

2cycle parallel 4 cylinder 499cc

タイヤ

Tyre
YOKOHAMA / ADVAN RACING

YOKOHAMA / ADVAN RACING

FRONT 210-515-13

FRONT 210-515-13

REAR 240-515-13

REAR 240-515-13

SIDE 225-515-13

SIDE 225-515-13

 98カラ−リング。 この画像は前面より見たものです。 カウリングを外した左の画像と比較して見て下さい。
カウリング先端、ゼッケン2の部分中が前輪,その後ろ黒い部分がドライバーシートその後ろにエンジン、いちばん後ろが後輪です。向かって右側にはり出している部分が側車部分になります。

 右写真、チャンバー(排気管)が前方向に向いて設置されています。通常のバイクなどは後方に向けて設置していますよね。
この辺が、初めて見る方には意外に見える様です。確かに不思議な乗り物ですよね。ドライバーは、チャンバー部分を膝で挟み込む様に跨がります。この事から、ニ−ラ−とも呼ばれています。ハンドルは、前輪上部にあります。

 パッセンジャーシートは側車後方にあります。後方からみた写真はこちら
写真からみて判る様に、左右の重量バランスが違いますね。そのためコ−ナリングバランスが違ってしまいます。それを補う為と言って良いでしょう、パッセンジャーがコーナリング毎に左右に動き、バランスをとるのです。しかしながら、左右のコーナリング特性は違う乗り物なのです。

ブレーキバランスも、晴れと雨では前後の配分を変えて対処します。前記したように、基本的に不安定な乗り物です。従って、雨になるとよけい不安定になります。ですから雨のレースでは、3つのタイヤに均等にブレーキが掛かるようにセットアップします。
雨の日、どれか1つに過剰にブレーキが掛かると、スリップしやすく、3輪ですから即スピンの要因になってしまいます。
パッセンジャーも雨の日は、余り過剰な動きはしません。やはり、リア、サイドタイヤ均等に過重をかけるように心掛ける必要があるのです。

どうです。! なかなか奥深いでしょ。! パッセンジャーの動きの様子はこちら


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