Interface NodeFilter

継承元:
(無し)
プロパティ:
メソッド:
acceptNode

フィルタは、ノードを "フィルタで濾す (filter out)" 方法を知っているオブジェクトである。 NodeIterator また TreeWalkerNodeFilter が与えられる場合、このフィルタが次のノードを返す前に適用される。フィルタがノードを受け入れると言えば、トラバーサルロジックはそれを返す; そうでなければ、トラバーサルは次のノードを探し拒絶されるノードが存在しない振りをする。

DOM は何のフィルタも提供しない。 NodeFilter はまさに使用者が自分のフィルタに提供するのに実装可能なインターフェイスである。

NodeFilter は、ノードからノードへトラバースする方法を知る必要はないし、トラバースされているデータ構造について何を知る必要もない。それらは単一のノードの評価方法さえ知っていればよいから、このことはフィルタを書くのをとても容易にする。コードの再使用を推奨し、一つのフィルタは多数の異なるトラバーサルに使用されてもよい。

定義済み変数: acceptNode が返す定数

acceptNode() メソッドにより、次の定数が返される:

FILTER_ACCEPTノードを受け付ける。 NodeIterator また TreeWalker に定義されたナビゲーションメソッドは、このノードを返す。
FILTER_REJECTノードを拒否する。 NodeIterator または TreeWalker に定義されたナビゲーションメソッドは、このノードを返さない。 TreeWalker については、このノードの子も同様に拒否される。 NodeIterators はこれを FILTER_SKIP と同義に扱う。
FILTER_SKIPこの単一のノードをスキップする。 NodeIterator または TreeWalker に定義されたナビゲーションメソッドは、このノードを返さない。 NodeIteratorTreeWalker の双方について、このノードの子は依然として考慮される。

定義済み変数: whatToShow のための定数

TreeWalkersNodeIterators の中で whatToShow パラメータに使用する利用可能な値はこれらである。 それらは Node の可能な型の集合と同様で、その値は、同じノード型の nodeType の値に該当するビット位置を使用して引き出される。 whatToShow のビットが false に設定されていれば、この型のノードのスキップを要求したとみなす; このケースの振る舞いは、 FILTER_SKIP のそれと同様である。

32 個を超えるノード型が提出された場合、 whatToShow 経由で個別に検査できないことに注意。その必要がある場合、適切な NodeFilter を伴う SHOW_ALL を選択で処理可能である。

SHOW_ALLNode を表示する。
SHOW_ATTRIBUTEAttr ノードを表示する。これは root として属性ノードを持つイテレータまたツリーウォーカーを生成するときのみ意味を持つ; この場合、属性ノードがイテレーションまたトラバーサルの最初の位置内に出現することを意味する。属性は他のノードの子にはならないため、ドキュメントツリーのトラバース時には出現しない。
SHOW_CDATA_SECTIONCDATASection ノードを表示する。
SHOW_COMMENTComment ノードを表示する。
SHOW_DOCUMENTDocument ノードを表示する。
SHOW_DOCUMENT_FRAGMENTDocumentFragment ノードを表示する。
SHOW_DOCUMENT_TYPEDocumentType ノードを表示する。
SHOW_ELEMENTElement ノードを表示する。
SHOW_ENTITYEntity ノードを表示する。これは root として Entity ノードを持つイテレータまたツリーウォーカーを生成するときのみ意味を持つ; この場合、 Entity ノードがトラバーサルの最初の位置内に出現することを意味する。エンティティはドキュメントツリーの一部ではないため、ドキュメントツリーのトラバース時には出現しない。
SHOW_ENTITY_REFERENCEEntityReference ノードを表示する。
SHOW_NOTATIONNotation ノードを表示する。これは root として Notation ノードを持つイテレータまたツリーウォーカーを生成するときのみ意味を持つ; この場合、 Notation ノードがトラバーサルの最初の位置内に出現することを意味する。ノーテーションはドキュメントツリーの一部ではないため、ドキュメントツリーのトラバース時には出現しない。
SHOW_PROCESSING_INSTRUCTIONProcessingInstruction ノードを表示する。
SHOW_TEXTText ノードを表示する。

メソッド:

IDL 定義:

// Introduced in DOM Level 2:
interface NodeFilter {
  // Constants returned by acceptNode
  const short               FILTER_ACCEPT                  = 1;
  const short               FILTER_REJECT                  = 2;
  const short               FILTER_SKIP                    = 3;
  // Constants for whatToShow
  const unsigned long       SHOW_ALL                       = 0xFFFFFFFF;
  const unsigned long       SHOW_ELEMENT                   = 0x00000001;
  const unsigned long       SHOW_ATTRIBUTE                 = 0x00000002;
  const unsigned long       SHOW_TEXT                      = 0x00000004;
  const unsigned long       SHOW_CDATA_SECTION             = 0x00000008;
  const unsigned long       SHOW_ENTITY_REFERENCE          = 0x00000010;
  const unsigned long       SHOW_ENTITY                    = 0x00000020;
  const unsigned long       SHOW_PROCESSING_INSTRUCTION    = 0x00000040;
  const unsigned long       SHOW_COMMENT                   = 0x00000080;
  const unsigned long       SHOW_DOCUMENT                  = 0x00000100;
  const unsigned long       SHOW_DOCUMENT_TYPE             = 0x00000200;
  const unsigned long       SHOW_DOCUMENT_FRAGMENT         = 0x00000400;
  const unsigned long       SHOW_NOTATION                  = 0x00000800;
  short              acceptNode(in Node n);
};


Issued: / Revised: / All rights reserved. © 2002-2016 TAKI