1. Document Object Model Style Sheets

1.1. 導入

DOM Level 2 Style Sheet インターフェイスは、任意の型のスタイルシートをあらわす基本インターフェイスである。特定のスタイルシート言語をあらわす DOM モジュールは、そのインターフェイスから派生するインターフェイスを含めてもよいことが期待される。

このセクション内のインターフェイスは強制的なものではない。DOM アプリケーションは、実装によってこのモジュールがサポートされているかどうかを判定するのに、値 "StyleSheets" と "2.0" をそれぞれ引数にもつ DOMImplementationhasFeature(feature, version) メソッドを使用できる。このモジュールの完全なサポートのために、DOM Level 2 Core 仕様 [DOM Level 2 Views] で定義される "Core" の特徴を、実装はサポートしなければならない。DOM Level 2 Core 仕様 [DOM Level 2 Core] における 適合 については追加情報を参照されたい。

1.2. スタイルシートインターフェイス

このインターフェイスのセットはスタイルシートの一般的概念を表す。

1.3. Document 拡張

1.4. スタイルシートと文書との関連

HTML と Style Sheet の生成
スタイルシートを HTMLDocument に関連付る方法は 2 通りある:
  • 新たな LINK HTML エレメント (HTMLLinkElement インターフェイス [DOM Level 2 HTML] と [HTML4.0] 参照) の生成。基盤になるスタイルシートは、エレメントが文書に挿入され、リンクされたオブジェクトがスタイルシートであることを示す href および type 属性の双方が設定された後、作成される。
  • 新たな STYLE HTML エレメント (HTMLStyleElement インターフェイス [DOM Level 2 HTML] と [HTML4.0] を参照)。基盤になるスタイルシートは、エレメントが文書に挿入され、ユーザーエージェントが解釈するスタイルシート言語に該当することを示す type 属性が設定された後、作成される。
HTML と Style Sheet の除去
LINK HTML エレメント、または STYLE HTML エレメントの除去によって、内在するスタイルシートを文書に関連付けられたスタイルシートコレクションから取り除く。具体的には、除去されたスタイルシートは文書表示に適用されなくなる。
XML とスタイルシートの生成
target が 'xml-stylesheet' である処理命令 [XML-StyleSheet] を生成し、それを文書に挿入することによって、新しいスタイルシートを生成し XML 文書に関連付けることができる。
XML とスタイルシートの除去
target が 'xml-stylesheet' である処理命令 [XML-StyleSheet] の除去によって、内在するスタイルシートを文書に関連付けられたスタイルシートコレクションから取り除く。具体的には、除去されたスタイルシートは文書表示に適用されなくなる。

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