DOM イベントモデルをサポートする実装において、 EventTarget
インターフェイスは、全 Node
によって実装される。それゆえ、このインターフェイスは、キャスティングメソッドによって Node
インターフェイスのインスタンス上に獲得される。インターフェイスは EventTarget
上の の登録と削除、そして
EventTarget
へのイベントの送信を許可する。
addEventListener
( type, listener, useCapture )このメソッドは、イベントターゲット上のイベントリスナーの登録を許可する。イベント処理中に EventListener
が EventTarget
に加えられる場合、それは現在のアクションで発動しないが、bubbling フェイズのようなイベントフロー後の段階中では発動してよい。
多数の同一の EventListener
が、同じパラメータと同じ EventTarget
上に登録される場合、余分のインスタンスは廃棄される。それらは EventListener
が 2 回呼ばれることにはならず、また廃棄されるため removeEventListener
メソッドで取り除く必要はない。
EventTarget
に送信される前に、登録された EventListener
へ送信される。ツリーを通して上方にバブルするイベントは キャプチャ使用を指定された EventListener
を誘発しない。(無し)
dispatchEvent
( evt )イベントを送信する。この方法で送信されたイベントは、実装によるダイレクトに送信されるイベントと、キャプチャ及びバブルの振る舞いは同じである。イベントのターゲットは dispatchEvent
がその上に呼ばれる EventTarget
である。
boolean 型。preventDefault
を呼ばれたイベントをハンドルしたリスナーかどうか。preventDefault
が呼ばれた場合は false、そうでなければ true。
dispatchEvent
が呼ばれる前に、イベントの初期化によって Event
の型が指定されなかった場合に発生。null または空文字列による Event
の型の指定でも発生する。removeEventListener
( type, listener, useCapture )イベントターゲットからイベントリスナーを取り除く。イベント処理中に EventTarget
から EventListener
が取り除かれる場合、イベントリスナーは現在のアクションによって誘発されない。取り除かれた後、EventListener
は呼び出されることはない。
EventTarget
上に現在登録されている、どの EventListener
とも一致しない引数を伴う removeEventListener
の呼び出しは、何の効果も及ぼさない。
EventListener
のイベント型。EventListener
。EventListener
がキャプチャリングリスナーとして登録されたかどうか。リスナーが 2 度登録され、一方はキャプチャでもう一方はそうでない場合、それぞれ別個に削除されなければならない。キャプチャリングリスナーの削除は、同じリスナーのキャプチャしないバージョンに影響せずその逆も正しい。(無し)
// Introduced in DOM Level 2: interface EventTarget { void addEventListener(in DOMString type, in EventListener listener, in boolean useCapture); void removeEventListener(in DOMString type, in EventListener listener, in boolean useCapture); boolean dispatchEvent(in Event evt) raises(EventException); };