りんごの花言葉は「選ばれた恋」。 あるいは「選択」「名声」「誘惑」「最もやさしき女性に」「最も美しい人へ」といった言葉で表されることもあるようです。 更にはりんごと、りんごの花,、りんごの木で花言葉を分けている場合もあり、その場合のりんごの花の花言葉は「選択」「評判」、りんごの木は「名誉」なのだそうです。 これらは国や宗教によってさまざまな意味になるようです。 「誘惑」というのは、おそらくエデンの園のアダムとイヴから、「選択」「最も美しい人へ」などは、ギリシア神話のトロイ戦争の発端になったパリスの審判に由来するのでしょう。 そしてりんごが誕生花にあたるのは、4月8日、5月11日、9月29日、10月30日という説があります。他に5月7日と5月11日は、りんごの花にちなんだ日でもあるようです(でも、この場合は誕生花ではないようです)。一番多かったのは、5月11日と9月29日の組み合わせでした。 春先なのはりんごの花が咲く頃(ちょっとずれていますが…)、秋頃はりんごの収穫からこういった日が決められたのでしょうか? りんごの花を日本の中で県花に定めているのは、やはり青森県です。 長野県の県花はりんごではなくリンドウなのです。りんご農家にとっては、ちょっと残念なことです。 (ついでにいうと県の木は白樺、県鳥は雷鳥だったりします。そして関係ないけど松本市の市の木はアカマツ、市の花はレンゲツツジです。) <参考文献> 「りんごのほん」栗田哲夫編著、和広出版(1983) 「花カレンダー 花ことば」八坂書房編、八坂書房(1992) 「366日誕生花の本」瀧井康勝著、三五館(1995) <参考リンク> 花言葉通信 http://www.ny.airnet.ne.jp/hanatm/hanako/ |