ここから物語編。
とはいえ、20年近く前の記憶を掘り起こすので、かなり欠落している部分あり。
とりあえず、各話ごとに追って思い出したことをつらつらと。
第一話 「おてんばさんこんにちは」
まぁ、最初だし、人物紹介がメインぽい話。
とりあえず、レギュラーメンバーの名前は一通り出てくるし。
この回のみ、超能力を使うときに「超能力ホニャララ」と言って、胸のダイヤルを操作していた。
次回からは「ミラクルほにゃらら」と言うようになった。
第二話 「なんだかへんだぞ」
学校で突然、体に不調をきたすリミット。原因はクラスメートの「ボス」が、算数の問題を解くのに
電卓を使っていたためで、その電磁波がサイボーグであるリミットに影響を与えていたのだ。
パパに治してもらって、事無きを得たけど、今度はボスの電卓がリミットの影響を受けて、ちゃんと
動かなくなった。 恐怖の電磁波サイボーグ少女の誕生ダス。
ちょうどこのころ、ポケット電卓がはやり始めた頃か?
ICという言葉を聞いたのもこれが最初だった記憶がある。
どうでもいいんだけど、分数の問題を小数値で答えるってのは、ヘンじゃないかえ?
第三話 「みられちゃったワ」
ミラクルジャンプで窓から飛び降りたところを、ぶー子の末弟の「ちー坊」(0歳)に、見られてしまった。
言葉がしゃべれない「ちー坊」は、これを伝えるためにリミットの真似をして、高いところから降りようとし
周囲の人間をハラハラさせる。という話。
なにげに意味深なサブタイトルだけど、リミットちゃんがネグリジェを着ているという事実は、ちー坊には
関係無かったようで。(ちなみにパジャマも持ってる)
第四話 「転校生はライバル」
ライバル「みつこ」の登場。いわゆる金持ちのワガママ娘系キャラなり。クラスメイトの栗本ジュン
(リミットちゃんの片思いの相手!?)に言い寄るが、あっさり嫌われる。哀れなり。
どうでもいいけど、リミットちゃん、「ジュンは、あたしがサイボーグと知ったらどう思うだろう」 とか
「ジュンが大人になるとき私も大人になれるかな」 などと、妄想を膨らますのは止めたほうがいいですよ。
第五話 「ぼくのオヨメさん」
ぶー子の弟、トモオ(小学1年生)がバスで一目ぼれした女の子(綾子)は、育ちのいい子供ばかりと
言われるフランセーヌ学園に通学する、お嬢様。
トモオは「彼女をぼくのお嫁さんにするんだ!」と心に誓うが、彼女に近づこうとすると、なぜか「ボス」が邪魔をする。
じつは綾子は、「ボス」の妹だったのだ、という話。
この話では新アイテム「フラワーリング」という指輪が登場。効果は、指輪から出てくる香りで、人の心を和ませる
ってモノなんだけど、これを使われた「ボス」は、思いっきりふやけてます。
結構アブナい薬物アイテムかも。いや、まじで。
第六話 「パパ大嫌い」
いわゆる父兄参観の話。以前から約束していたのに、パパが父兄参観に来なかったと言って、
やさぐれてしまうリミットちゃん。
むしゃくしゃしたからと言って、婦警に化けてチンピラ張り倒すってのはどうかと思うぞ。
パパと助手の「みどりさん」の微妙な関係が浮き彫りになった話でもあるな。
第七話 「落ち葉とバイオリン」
クラスメートの桐谷日出子は、父親の強い意思により、不本意ながら学校を早退しバイオリンの稽古に励む。
学校を早引きする日出子に対し、クラスメートの反応は冷たい。
この話では、ハッキリ言って、リミット他レギュラー陣は蚊帳の外であり、完全なる番外編と言えますな。
第八話 「ほんとの秀才」
授業中、居眠りをする「石田博」は、クラスメートから秀才と呼ばれていた。
実は、自宅では複数の家庭教師を付けて勉強をして、秀才のフリをしていた。
しかし、家庭教師に化けたリミットに、「それは秀才ではなくガリ勉だ」 と諭されて、居眠りをやめる、という話。
ちなみにボスも、授業中に居眠りをしていたケドな。
第九話 「変身エラーマン」
トモオは忘れ物が多いため、担任教師(坂田先生)に「エラーマン」と言われてしまう。
そのショックの余り、失踪事件を起こす話。
オープニングの台詞が「うふ☆あたし、誰だか判る?」から「こんにちは!わたしリミット」
に変わったのがこの回あたり。
第十話 「夢がいっぱいわたしのリュック」
遠足を前にして、親友のぶー子が突然リミットに絶交宣言。リミットがぶー子の悪口を言いふらしているというのだ。
身の潔白を主張するリミットに、ぶー子は耳を傾けず、遠足の日を迎える。
前からの約束すら反故にするぶー子に対し、リミットもとうとう 「わからずやのぶー子なんかこっちから絶交よ!」と
言ってしまうが、ぶー子の危機を知り、命がけでこれを助け、誤解も解けて以前より仲良しになる二人であった。
第十一話 「ボスのような男になりたい」
綾子ともっと仲良しになりたい友男は、ボスの「綾子は俺の言うことなら何でも素直にきく」 という言葉を聞いて、
「ボスのような男になるんだ」 と、ボスの真似をはじめる。
リミットがこれを何とか止めさせようと、ボスを口車に乗せようとするが失敗。 余計に話がややこしくなる。
なんか、リミットちゃんって、割とトラブルメーカーかも。
第十二話 「チャペルの天使」
クリスマスが近づき、学校のみんなもプレゼントは何がいいかな、と浮かれ気味。
リミットも、内緒で花屋で育てた3本のバラの鉢植えをパパにプレゼントしようと楽しみにしている。
ところが、クラスメートの川田美也子だけは、なぜか浮かない顔をしていた。
離婚している両親を今年のクリスマスこそ、仲直りさせたいという思いがあったのだ。
このことを知ったリミットも、沈んだ気分になるのであった。
そんなある日、美也子がクリスマスのために作っていた大切な家族の人形を、リミットは壊してしまった。
いよいよクリスマスイブの日、リミットは教会で「両親を仲直りさせて」とお願いする美也子を見かける。
その姿に、いたたまれなくなったリミットは、大急ぎで自宅に帰り、パパにプレゼントする
はずだった鉢植えを、天使に変身してあげてしまう。
「白いバラはおとうさま、赤いバラはおかあさま。そして、黄色のバラはあなたですよ。」と。
天使から授けられたバラと信じた美也子は、きっと幸せになれると喜び、レストランで、両親と楽しそうに話す。
それ姿を窓の外から眺めて、ほっとして帰ろうとするリミット。
そのとき不意に、パパに呼び止められたリミットは、プレゼントが無いことをパパに泣いて謝るが、
「おまえは、もう十分なプレゼントをしてくれたよ」
なんとパパは、教会での出来事を一部始終を見ていたのだ。
この回は、衣装がクリスマス向けになっていた。(珍しくスカートですよ)
第十三話 「あの町この町暮れの町」
石橋商店のお得意様は、アメリカから来たブラウン一家。
その一人娘のメリーがアメリカに帰ることになったのだが、帰る前に餅つきが見たいと言う。
メリーの願いをかなえるために、臼や杵を探しまわるリミット一同。 というはなし。
年末らしいエピソード。 というか、この頃のアニメではこういった、季節に合わせたエピソードが
多かったですな。
第十四話 「それでも女の子」
ボスの野球チームが、メンバー不足で試合できない。そこでリミットが急遽メンバーに加えられ
試合をすることに。ところが試合当日は、アメリカから氏が来日。
西山博士のサイボーグ研究に対する資金援助の話をするが、リミットも着物を着て接待するように
パパの命令が(笑)。パパに 「その日は野球の試合に出場する」 と告げると、猛反対される。
仕方ないので、パパには内緒で野球に出場したリミットは、グラウンドと研究所とを、大忙し。
結局、パパにばれた上、写真まで撮影されちゃったりして。
第十五話 「学校裏門なみだ門」
パパが倒れたと学校に連絡が入り、大急ぎで帰宅するリミット。ところが倒れたのはパパではなく
愛犬のグー(サイボーグ犬)だったという話。
「この門を通って帰る子は、みんな泣いて帰りよる」ってなセリフが妙に印象的ですよ。
第十六話 「誘拐」
リミット誘拐される。それをボスが目撃していて警察沙汰になるが、当のリミットは、「心配しないで」
とマジックベレーでパパに連絡。ところが、犯人を目の当たりにしたボスがアジトに乱入し、一転、
自由に動けなくなるリミット。ってな話。ボスが刑事に「犯人の特徴は?」と聞かれて、
「え〜と、確か、目が二つあって鼻がひとつ・・・」って言いまわしが笑えた。
この辺は、さすがベテラン声優といった感じ。
第十七話 「おんどりのタマゴ」
憶え無し。
第十八話 「乙姫先生大ピンチ」
リミットとぶー子が町を歩いているとき、二枚目の青年とぶつかった。ところがこの青年は、
ぶつかった相手が子供と知ると、態度を一変、高圧的になり、「これだから子供は嫌いなんだ」
と捨て台詞。そんなおり、リミットのクラスの担任、乙姫先生がお見合いをすることに。
相手が先の二枚目と知って、このお見合いをぶち壊す計画を練るという話。
リミットが乙姫先生に化けてお見合いしたときに、相手が「ワーグナー(音楽家)はお好きですか?」と
聞いたんだけど、「え? ええ、好きですロバート・ワーグナー(映画俳優)」 と言ったので、相手がキョトンとした
場面があるんだけど、当時のワシには意味不明でしたがな。
第十九話 「幻の狼」
わすれた。
乙姫先生の故郷である、山間の村に住む少年が飼っていた子犬が、狼だったというような話
としか覚えてない。
少年役の声優が「塩谷翼氏」で、じいちゃんに「まだ判らんのか!」と叱られて、
「わからん!」と返すとこだけ印象深いなり。
第二十話 「スケートの女神」
町内行事(?)で、山の湖に行ってスケートをする話。
リミットたちが町のスケートリンクで練習しているところを、偶然プロスケートのプロモーターが
見つけて、リミットをプロに誘おうとする。しかしリミットは、自分は上手くないからと、断る。
なんとかプロモーションしようと、グーの首輪に盗聴器を仕掛け、情報を集めるが、
リミットたちが山のスケート場に行く途中でリミットがサイボーグであることを知る。
山のスケート場では、一人だけ上手く滑れないぶー子が、氷の割れやすいところに迷い込み、
危険にさらされる。このとき、ミラクルを使ってぶー子を助けるが、その場にはプロモーターが。
プロモーターと一緒に居たスカウトは、「これこそ奇跡!」とプロになることを強調するが、
リミットの秘密を知ったプロモーターは「友達を大切にしなさい」と云い、去っていくのであった。
まぁ、割りといい話ですな。
第二十一話 「消えたマジックベレー」
失念。
最近、パパの帰りが遅いので、「パパ、たまには早く帰ってきて」 とメッセージを込めたマジックベレーを
飛ばしたら、行方知れずになったというような話。
ボスが、夜、リミットの家の前を通りかかったのは、夜回りしていたからで、べつにリミットのパジャマ姿を
拝もうと思っていた訳ではない。ってアタリマエ。
第二十二話 「春を呼ぶ愛の歌」
忘れた。
白鳥を餌付けしているじいさんの話だったような?
第二十三話 「走れラクガキ鉄道」
夜中に汽車の汽笛の音がして、翌朝には家の前に線路のラクガキが描かれているという現象が、
町のあちこちで起こった。このなぞを皆で調べると言うような話。
犯人はグーで、TVで見た汽車のことが大変気に入ったらしく、汽車の夢を見たときに、
夢遊病状態で町中を走り回ってたらしい。おそるべしサイボーグ犬。
第二十四話 「さよならキャプテン」
わすれた。
サッカー部のキャプテンと栗本ジュンの話としてしか覚え無し。
第二十五話 「おめでとう先生」
え? これで最終回? ってな話。
リミットが丘の上の「なんじゃもんじゃの木」の枝で、夕焼けを眺めていると、その木の根元で
「いよいよですね」 「ええ」
と男女の会話が。リミットが覗くと、そこには少しはにかんだ(笑)乙姫先生と白衣の二枚目が。
二人の会話から結婚の言葉を耳にしたリミットは、翌日学校でクラスのみんなに御注進〜。
結婚相手の正体は誰だ? ということで、いろいろ調べるうちに、白衣の男性は歯科医であると判明。
事実関係を確認するため、歯科医に乗り込むボス一行。
ところが、この男性は新郎の友人であることが判り、おまけにボスは、虫歯の治療まで受ける始末。
振り出しに戻って、なんじゃもんじゃの木の上で思案に暮れるリミット。
そこへ偶然、ボス一行が来てリミットを見つけ、
「そんな高いところにどうやって登った?」
「前から、お前といると、ヘンなことばかり起きるから怪しいと思ってたんだ!」
「今日こそ正体が判るまで、ここに居座るからな」 と言い出す。
まさかフライングバッグで空を飛ぶ訳にも行かず、ボスたちが気をそらした隙に、マジックベレーで
「パパ!大ピンチなの!!」 と救援要請。 「やれやれ、またかい?リミット」と云いつつ、ハシゴを持ってパパ出動。
ボスには「お仕置きで木の上に登らせた」と説明して納得させ、パパとリミットは車で帰宅する。
が、その途中で、乙姫先生と遭遇。なんと、結婚相手が崖から車ごと海に転落したというのだ。
リミットたちが崖下を見ると、波に飲まれそうになっている男性が、必死に岩にしがみ付いている姿が!
時間がないと思ったリミットは、自分がサイボーグであると先生にバレるのを承知で、崖下に。
助けた男性は、なんと坂田先生だったのでした。こうして乙姫、坂田両先生に正体がバレた訳だけど、
その後の話って、乙姫先生の簡単なナレーションで終わってるんだよねー。
しかも、私の胸にしまっておきます的に。これじゃ、欲求不満が大爆発しようってもんだ。