妙厳寺日誌 1997年
○11月23日 日蓮聖人第七一六遠忌お会式
私たちに南無妙法蓮華経をよりどころとして力強く生きることを教えて下さっ た日蓮聖人に報恩の気持ちを捧げるのがこのお会式です。併せて七歳、五歳、三 歳児の健全育成祈願も盛大に行われました。 また今回」初めて、寺宝である日 蓮聖人直筆の書簡の一部が展示され、参列者の方々に拝んで頂きました。 法要 後は小湊両親閣妙蓮寺住職である上村貞雄上人の記念法話が行われました。

○11月25日 平沢地区のお稲荷さん幣束入れ
法拳・法昭の二人で各家を回り稲荷大明神に今年の豊作を感謝するお経を上げ ました。

○11月25日 イキイキゼミナール 
工学博士高野公男さんを迎え、心やすらぐ生活空間について語っていただきま した。

○10月18日〜20日  恒例の西畑組霊跡参詣旅行 
今回も多数の檀信徒が参加。 今年は日蓮聖人流罪法難の地、新潟佐渡へ参り ました。霊跡寺院や弥彦神社、佐渡金山など紅葉の中、晴天に恵まれ参詣しまし た。又、新鮮な海の幸も満喫しみなさんに好評でした。

○10月5日 イキイキゼミナール 
鍼灸師の馬本尚明さんを迎え、実践を交えながら自然と健康について語ってい ただきました。

○9月23日 秋彼岸会中日法要 
檀信徒が参加し、志す霊位や先祖の霊に塔婆供養読経、唱経、焼香をして各霊 に感謝の誠を捧げました。また、住職の「お彼岸=心の浄化週間」という法話が ありました。

○8月24日 妙厳寺 施餓鬼会
今夏、最後の寺の行事。檀信徒二百名以上が本堂を埋め尽くし、僧侶とともに 読経・唱題・焼香をし、施餓鬼供養、新盆供養を捧げました。諷誦文読み上げの 前には住職による「施しの大切さ」の法話(漫談!?)があり、堂内は檀信徒の 笑いの渦となりました。

○6月22日 西畑組信行会 
午前10時より西畑地区の僧侶・檀信徒一同による唱題行の後、日蓮宗常任布 教師であり、刑務所教誨師でもある井上日宏先生においでいただき、法話をお聞 きしました。

○6月14日 イキイキゼミナール
還暦を過ぎてから仏門を志し、当寺にて2年間の修業の末、今春晴れて日蓮宗 僧侶となった礒辺法昭さんを講師に迎え仏門に至るまでの課程、修行中の感想、 これからの抱負を熱く語っていただきました。参加者15名。

○5月28日 日蓮聖人立教改宗七百五十慶讃全国大会
横浜アリーナ於いて、全国から僧侶・檀信徒約j1万人が結集してお題目総弘 通の誓願大会が催されました。お題目の信仰を通しこの生死を越えた安らぎの世 界に行こうという思いを新たにしました。当寺からも住職、法拳をはじめ檀家の 総代さんが参加、帰りには横浜中華街にて懇親会を行いました。

○5月31日 イキイキゼミナール
アスカ仏商夷隅支店長の高橋隆叡さんを迎え「現代の葬儀事情」と題し葬送の 意義、変わり行く葬儀の形態などについてお話をお話をいただきました。参加者 15名。

○5月2日〜5日・9日〜11日 「東京国際仏教塾」開講
サラリーマンを中心に約40名の社会人が仏教を体系的に学ぶセミナー(国際 仏教塾主催)が、当寺を会場として行われ、二組に分けて2泊3日の修業を体験 しました。

○4月26日〜28日 春の集い
今回は少人数でしたが、その分アットホームな雰囲気の中で楽しみました。染 織家の小菅たけ子先生の薬膳料理に舌鼓みを打ちつつ、松原泰道先生をお迎えし て新世紀における仏教との役割についてお話をいただきました。最終日には全員 でたけのこを掘り、おみやげとしました。

○3月25日〜27日 春のこども道場
今回は『お寺の春を食べよう』をテーマに、春の食材を採集したり、昔ながら の石臼できな粉を作り、餅つきなどをして「食物」や「自然」との関係をそれぞ れ肌で感じてもらいました。