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1.なかよし
生まれて初めて読んだ漫画は、近所のお姉ちゃんの家にあった「血まみれ観音」
(高階良子)でした。
が、まだ幼く文字が読めたかも不明だったので恐らく、たんに見ただけだと思います。
高階良子さんの作品だと分かったのはずっと後です。
タイトルだけは聞いていて、少々子供には怖かったのでずっと記憶の片隅にあり、後日
調べる機会がありました。
それから暫くは漫画と無縁の生活を送っていましたが、ある日、友人がもっていた「なか
よし」を借りて読んだ、「なんとかしなくちゃ!」(いでまゆみ著)との出会いにより、一変し
ます。
2話目だったのですが、いきなり主人公の女の子が「ちっ、おまわりか!」^^
限りなく衝撃的でした。
原作は「おれがあいつで、あいつがおれで」(山中恒著)、映画タイトル「転校生」で、
知っている方も多いと思われる、身代わり地蔵の前で男の子と女の子が入れ替わるお話
です。
下中は、まるやま佳さんの「くらやみでどっきり」。そっくりな男女の双子がお互いのふりをし
たりしてトラブル(?)を起こすコメディ。そういえば、私の周りには「男女」の双子っていません。
やはり2卵生じゃないと、生まれないのでしょうか?そうすると確率は1/4?^^;
下右は2000年発行のコミック文庫「なかよし・読みきり傑作選 1981〜85」の裏にあった、
82年1月号の表紙。これに収録されていた、「とつぜんおじゃまの涙娘」(いでまゆみ著)と「ど
ろろんパッ」(佐藤まりこ著)は読んでみたら、「そーいえば・・」と思いだしました。「わんころべえ」
(あべゆりこ著)もなつかしい^^。
気になったのは、西原ちかさんの「空とべたらええなあ」・・感動の傑作でした。




次に注目したのが、松本洋子さん。
怖い作品を描く方だな、と思っていましたが、「黒の迷宮」で本格的にファンになりました。
ホラーとして連載を読んだのは、「呪いの黒十字」が最初で、ちょこちょこと描いていた短編
「ばらの葬列」や「閉じられた森」が面白かったので単行本を買ってみることに・・・
「だれかがみつめてる」に収録されている「人形たちの夜」が本当に怖くて、しばらく人形を見るの
が嫌になったほどです。
ミステリーの方は「シンデレラ特急」や「ストロベリー探偵団」は面白かったのですが、赤川次郎さん
の原作のものも描かれており、そちらは余り好きではなかったと思います。
↓左2の「盗まれた放課後」は映画にもなった「死者の学園祭」が原作です。
映画化の際、少年誌で漫画化されたそうですが。
下:その後古本屋で発見した「死者の学園祭」。アスカコミックでしたので、少女漫画?なのかも・・


あさぎり夕さんに関しては、私はそれほど「大好き」というわけではありませんでしたが、知人に
熱狂的なファンがおり、LVも高い作品を描かれていたので印象に残っている作家です。
↓左から3番目は一番人気(?)の「あいつがHERO!」
4は、「初期短編集」・・・絵がw・・里中満知子さんとかに近い感じです。その後の絵柄の片鱗は
見えますが^^。
下1は、「キャンディ・キャンディ」の原作でもある水木杏子さんが原作の「きらら星の大予言」






左は、「なんとかしなくちゃ!」連載時に好きだった「あこがれ二重唱」をかれてた佐藤まり子さんの作品。
「あこがれ〜」は現在捜索中^^。
右は当時一番人気(?)の「おはよう!スパンク」(たかなししずえ著・雪室俊一原作)


↓はあさぎり夕イラスト集。本格的なイラスト集ではなく、雑誌でいえば増刊みたいな感じでした。
開くと(左2)シールとか、イラスト集の中になぜかピンナップとかついてますし^^
中身は今までの扉絵に、たまーにその頃発売されたイメージアルバムの中の歌詞とか載ってたりします。
「あこがれ冒険者」のイラストなら「小娘のくせにっ〜あこがれ冒険者〜」とか・・。
最後は、あさぎり夕作品に登場するキャラのプロフ。




そして、曽根まさこさんの作品の中でファンが多い「私が死んだ夜」
