日本の灯油ストーブ

現在簡単に入手可能なのは、マナスルストーブと、パープルストーブ二つのメーカーのものです。

MANASLU CAMPING STOVE (灯油)
ちょっと大型のアウトドアー店や登山専門店で入手可能です。

MANASLU 96 Stove(マナスル96) 

スウェーデン製のブラスケロシンストーブの流れを汲み、(つまりコピー品)現在でも活躍しています。
プリムス96、オプティマス96、ラジウス20とタンクの大きさは一緒ですが、
バーナーヘッドは下の121と同じ物が付いています。
大きさもソロ用として手ごろです。簡単に入手できますので皆さんも怪しいにおいの仲間にどうでしょう。

MANASLU 121 Stove(マナスル 121)

スベア121のコピー品と言われてますが、マナスル独自の安全弁付きの燃料キャップなど進化はしています。
オプティマス00L、プリムス210と大きさは一緒です。

MANASLU 126 Stove(マナスル126)
私、このストーブを所有していませんので写真はありません。
スベア126のコピーと言われています。
       

ITEM No. Weight Fuel Capa. Burning Time Price Size(Packing)
MANASLU #96 700g 200cc 1H30M \11000 W14.5xD14.5xH9cm
MANASLU #121 855g 500cc 2H \11500 W15xD15xH10cm
MANASLU #126 930g 1000cc 4H \13000 W19xD19xH10cm
#96はお勧めです。小さくてかわいいです。実売8千円程で入手可能です。
また、他の同じタイプのケロシンストーブにも使用が可能なのですが、上に載せるタイプで専用のヒーターが別売りであります。三千円弱だと思います。
96に載せたマナスルヒーター放射熱伝導方式で暖房用ストーブとして使用できます。


古いマナスルはイギリスのロスさんとトレードしました・・・また気長に探します。
久しぶりにHOPE社製の古いマナスルストーブ輪入手できました。

昭和31年(1956年)の5月9日、日本登山隊がヒマラヤ山脈マナスルの初登頂に成功しました。
その年に発売されたのか、もしくは記念のために収納缶にマナスル峰のロゴを使ったのか?
どこかで読んだのですが・・・・。皆さん調べてみてください。

マナスル121ストーブゲットしました。


燃焼確認済みのシールがあり・・・その後・・未使用みたいですねぇ。
けっこう綺麗な状態です。ん!足の部分がスチールですねぇ。
あらら・・・ストーブのタンクに富士山マークがありませんねぇ。
ということは、収納缶は古いものですが、中身のストーブはHOPE社の新しいタイプが入っているということですね。



PURPLE STOVE
パープル・ストーブ(武井バーナー)


Purple Stove 301 Set

製造元の武井バーナーさんからカタログを送っていただきました。
”強力な炎”のキャッチフレーズのように見るからに強力そうです。
武井バーナーさんは、創業昭和3年(1928)だそうです!!!!

型番 容量 重量 寸法 燃焼時間
BR−501 2.8L 1.9Kg 190x260 10.0H
BR−301 1.2L 1.2Kg 160x190 5.0H
BR−101 0.5L 0.8Kg 125x180 2.0H

各タイフ゜に、暖房機付きのセット物が用意されています。
201というモデルもあったようですが、現在は販売されていません。
また、201,301と501には、予熱器がセットされ、バーナーへッドにはクリーニングニードルを備えた火力調整バルブがついてます。
このストーブ結構な熱量があり、寒い北海道のキャンプでは重宝しそうです。


Purple Stove 301 Set

Purple Stove 301

パープル101ストーブようのヒーターセットを入手。って、101ストーブ持ってないんですが・・・。


サイレンサーヘッドのストーブに乗せてみたらぴったり・・・こんな使い方もありでしょうか。
マナスルヒーターのようにしっかりとは収まりませんが、まあ雰囲気はいいですかね。


古い日本製の灯油ストーブたちです。

エバニュー・エコーNo.21
ヤフオクで見つけて落札しました。
昭和30年代、当時の価格で3150円。
No.20というのもあったようです。まんまラジウスのコピーでしょうか。
このストーブのバーナーヘッドはラジウスの物が使われています。
あまり使用した形跡が無く最初からついていたのかもしれませんね。

収納缶がこれだけ綺麗に残っているのは奇跡に近いですね。


もう一台エコー21ストーブを入手しました。
このバーナーもラジウス刻印のあるものが使われていました。
ストーブ本体の形状、タンクの肩の部分がなだらかになり、全体的に丸みがあります。
センターキャップもプリムス210のように燃料キャップと鎖でつなぐタイプになっています。
丸みがあるほうが新しい? 収納缶の中に昭和56年のガソリンスタンドの割引券が入っていましたが、
年代の特定はできません。この辺は、山屋さんに聴かないとわかりませんね。



最終形かもしれません、スベア、プリムスも四角い収納になって消えていったみたいです。


カミシマ ストーブ
足の部分が無いストーブです。
収納缶にポチッとついているのは、フェールキャップです。
昭和35年発行の「登山道具入門」のなかで、カミシマKNTとカミシマKNUの
2種類のストーブが紹介されています。
当時の価格で、2100円と2500円、
親戚のおじさんのそのころの給料が1万円くらいだったという話を聞いたことがあります。
小さいほうがKNT、大きいほうがKNUかも知れませんね。


小さいほうは、試験点火のみなのか五徳もリングも新品です。取り説なんかが入っていたらいろいろわかったのですが・・・。