発見・伝承

妙興報恩禅寺そば

 

<<妙興報恩禅寺そば>>の由来

 妙興寺の修行僧である雲水が慶弔13年(1608年)に書き上げた<<蕎麦覚書>>が日本最古の教則本であるとされていましたが、信州木曽の定勝寺で天正2年(1574)、仏殿の修復工事の際、<<そば切り>>が振る舞われたという記録が発見されました。これが現在のところ我が国最古の記録となっております。

 定勝寺は臨済宗妙心寺派に属する木曾谷随一の名刹であり、妙興報恩禅寺も同じ臨済宗妙心寺派に属しており、当地に雲水が訪れた際、水が豊富で美味しいといわれる尾張の国一宮にも<<そば切り>>の食法を残していったものと思われます

 <<そば切り>>というのは、現在われわれが賞味している細く切った<<そば>>のことですが、この製法が発見される以前、そば粉の食法といえば、他の雑穀と混ぜたり、饅頭にしたり、そばがき(そば粉を熱湯で堅く練った食品)などにして食べるのが一般的でした。そば切りの製法そのものは、定勝寺で発見されたものではなく、どこからか伝わってきたものですから、今後更に古い記録が発見される可能性は十分考えられます。

 当研究会では、このようにそばの歴史に縁の深い妙興寺様より御許しをいただき、400年目にして地元尾張一宮の名物として<<妙興報恩禅寺そば>>を創作いたしました。今後この妙興報恩寺そばの定着と発展により一層精進してまいりたいと存じます。

推奨 一宮市麺類組合・妙興寺そば研究会

 


                            

 

 室町時代、貞和4年(1348年)に開山された妙興報恩禅寺は、正しくは「長島山妙興報恩禅寺」といい臨済宗妙心寺派の修行道場として、愛知県一宮市大和町にあります。

荘厳極まる森林に囲まれた寺構えは、京都の禅宗本山に匹敵するほどの佇まいをもち、現在勅使門は国の重要文化財に指定されています。

 


<<妙興報恩禅寺そば>>

      

                                        調理例                   調理例

 

<<妙興報恩禅寺そば>>は、乾麺の特質上、日持ちが長く、そのため保存料、着色料などを一切使用せずに、安心して召し上がっていただける商品に仕上げることが出来ました。ひとつひとつ丹精込めて、文字通り手作りの<<妙興報恩禅寺そば>>を末永くご愛顧くださいますようよろしくお願い申しあげます。


(商標登録)

  品名  手折りそば

  名称  妙興広報恩禅寺そば(3食入り)

  内容量  めん(90g×3)つゆ(85g×3)

  保存方法  直射日光を避け、低温度の場所で保管

     ※標準小売価格 1050円

 

 

 


一宮麺類同業組合

妙興報恩禅寺そば・取扱店

 

 

■阿さひ ・ 一宮市泉3丁目9の13                           tel(0586)73-2968

■太田屋坪内 ・ 一宮市野口1の5の15                        tel(0586)45-7604

■そば処稲廼家清左衛門 ・ 一宮市浅井町関字上り戸48             tel(0586)51-6211

■太田屋高見店 ・ 一宮市大和町宮地花池字高見9番               tel(0586)26-1101

■手打ちうどん 田む呂今伊勢店 ・ 一宮市今伊勢町宮後字西茶原52の3  tel(0586)43-4554

■やちよ ・ 一宮市丹陽町九日市場1816                      tel(0586)77-4016

■一宮駅内 KIOSUKU

■高速道路一宮PA上り線・下り線

販売者:愛知県一宮麺類同業組合 ・ 一宮市中島通1丁目26番地     TEL(0586)71-0101

 製造者:八千代製麺株式会社 ・ 愛知県一宮市一宮市丹陽町九日市場1816 TEL(0586)77-4016

 


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