旧型の消える世田谷線

さようなら玉電 −東急世田谷線−

2001.01.13

 

 東京に残る数少ない路面電車の一つ東急世田谷線で世代交代が進んでいる。いわゆる昔の玉電の色を濃く残した旧型形式たちが色とりどりの後輩にその任務を譲ろうとしている。そんな世田谷線へレクイエムの意味もこめていくつかの作品をアップしました。

 

世田谷線と言えば環状7号線との平面交差が有名。首都圏の動脈となる通りを悠々と電車は横切っていく。

 

世田谷線の電車は2両編成。にも関わらず車内は行き来できないのが当たり前だった。夏開け放された窓から下を覗くと連結器が踊っていた…

 

 

世田谷線は結構アップダウンが多かった。

消えていく電車の前を…

 

 

夕暮れの町には様々な人が世田谷線の電車を待っていた。

 

ガタゴトガタゴト電車が通る。

 

世田谷線からなにか懐かしさを感じさせる緑色の電車が見られるのも1年を切ってしまった。

 

その活躍を称えるかのようににいまは昔の玉電色が復活し最後の活躍をしている。しかし、私はこの玉電色は現役当時見たことがなく馴染みがない。

 

それよりはこの東急伝統の緑色が最後まで活躍し続けることを願ってやまないのはわがままであろうか?

 

夕日に映える世田谷線。いつまでもこの姿を忘れない。

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