その18
暑い夏も終わりに近づき、次のレースまで2ヶ月を切ってきました。そろそろ重い腰をあげないと、ちゃんと慣らしもできないことになってしまいます。で、やっと作業再開。
まずは、新品クランクのラッピングです。新品はコンロッドピンとジャーナル部分が曇っているので、これを酸化クロム(青砥)をオイルで溶いたものでシコシコと磨いてやります。ピカールでもOKでしょう。
磨きはセーム革を細く切って、まんべんなく行います。業者さんは機械でやるようです。とは言ってもノーマル使用(仕様)のOHならそのまま組んでもOKでしょう。
なんだかんだど、1本磨き上げるのに4時間ほど費やしました。確かに指でなぞると、新品時とは違った感触を得られました。
それと、2ヶ月放っておいたブロックを洗浄するに、ガスケット類をガスケットリムーバーできれいにしました。洗浄は次回に持ち越し。洗浄後、腰下を仮組みして前回できずに焼き付きの原因となったメタルのクリアランスを測る予定です。乞御期待。