知床八景と大自然探訪の旅

<7月4日〜6日 >

◇◆◇知床半島〜小清水原生花園〜釧路湿原◇◆◇



羽田空港→中標津空港⇒開陽台(330度の大パノラマ)⇒野付半島(花々が咲き競う原生花園から、立ち枯れたトドマツが荒涼とした風景を作るトドワラをハイキング)⇒標津(昼食 鮭チャンチャン焼き)⇒知床横断道路⇒知床峠(遥か北方領土を望む)⇒知床五胡(秘境の湖)⇒プユニ岬→夕陽台(ウトロ港を望む夕陽の名所)⇒知床ウトロ温泉泊


開陽台
開陽台
330度の大パノラマが広がる予定が、
全く霧に覆われ、前方は真っ白!!!
皆が叩く鐘だけが寂しく鳴り響く・・・
トドワラ
トドワラ
半島にはトド松が波の浸食によって、
根塩を吸って立ち枯れた松原を「トドワラ」
ナラの枯れたのを「ナラワラ」と言う
知床峠
知床峠
ウトロと羅臼を結ぶ知床横断道路の頂上
ドライブコースとして国内ベスト3に
入る人気だそうです。
この展望台から羅臼岳やオホーツク海、
その向こうに浮かぶ北方領土国後島まで
見ることが出来るはずが・・・・・・
知床連山
知床連山
羅臼岳・三峰岳・サンルイ岳
その左に硫黄山が・・・

[夕陽]

オロンコ岩の頂上から見る夕陽!
60メートルあるオロンコ岩を夕食前に205段あった階段を一気に登った。
調度6時半頃、日の入りに間に合った!でも、やはり雲が・・・
雄大なオホーツクの夕陽を眺めながら、ガイドさんから教わった
「カムイポプニカ、アーホイヤ」(明日天気になあれ)を唱えた〜〜




[オロンコ岩]
[森繁久弥の歌碑]
オロンコ岩
その後ろに見えるのが硫黄山
明日はあの硫黄山まで行くのだ〜
森繁久弥の歌碑
♪知床の岬にはまなすの咲くころ♪
想い出しておくれ〜俺たちのことを♪



知床ウトロ温泉⇒ウトロ港⇒知床観光船(オロンコ岩・フレッペの滝・カムイワッカの滝等)⇒ウトロ港⇒オシンコシンの滝(知床半島最大の滝)⇒斜里⇒小清水原生花園(海岸沿いの天然のお花畑)⇒オホーツク海岸(昼食 三大カニづくし)⇒天都山(オホーツク海の大パノラマ)⇒美幌峠(屈斜路湖一望)⇒摩周湖⇒硫黄山⇒阿寒横断道路⇒阿寒湖温泉泊


[遊覧船]

知床遊覧船(おーろら就航)
知床の名はアイヌ語で大地の尽きるところ「シリエトク」から来ているそうです。
その名の通り知床半島の西海岸はナイフで切ったように大地がなくなり
断崖絶壁が続いています。ウトロ港から硫黄山往復で1時間30分の行程。
カモメとウミネコは手渡しで餌を渡すことが出来、賑やかに船の周りを飛び交っている。




おーろら号で日本最後の秘境とも言われる
大自然の切り立つ断崖と奇妙な形の海食胴
そしてオホーツク海に注ぎ込む滝の数々
知床連峰の雄大な眺めを船上からウオッチング!

[クンネポール]
[像岩]
[フレペの滝]
[像岩]
クンネポール
オホーツクの荒波による
侵食で出来た穴
像岩
フレッペの滝
(乙女の涙)
カムイワッカの滝
この辺りで、ヒグマの親子を
見ることが出来た♪




[オシンコシンんの滝]

オシンコシンの滝
断崖から水しぶきをあげて落ちる涼味満点の滝。
流れが二筋に分かれているところから、「双美の滝」とも呼ばれている。




[駅]
[小清水原生花園]

日本で一番小さなログハウスで出来た駅。
単線で、一両だけの電車が通ていました。
小清水原生花園
北海道を代表するハマナス、エゾスカシユリ、
ヒオウギアヤメなど自然の中で
寒さに耐えて育っているお花たちを
こちらからどうぞ!
(写真をクリックしてお花たちを見に行って下さい)



[車窓からの風景]

車窓からの風景
ジャガイモと小麦の畑
北海道三大寒冷作物はジャガイモ、小麦、ビート
こんな広々とした畑が延々と・・・




[ニポポ]
[シマリス]
ニポポ
アイヌ語で「小さな木の子供」
網走市の郷土民芸とし、
網走刑務所で一括製作している
シマリス
一番待望の霧の摩周湖は前方真っ白!!!
そこにいた可愛いシマリスの撮影会となってしまった(笑)
館内に入って、摩周湖の四季のスライドを見て、
堪能して来ました。
[硫黄山]
[アイヌコタン]
硫黄山
噴煙を上げる活火山
この時が一番ひどい雨降りで、
建物の中から撮りました
アイヌコタン
何か別世界に来てしまったようなタイムスリップ




OP(阿寒湖上遊覧とマリモ見学)阿寒湖温泉⇒オンネトー(五色に変わる神秘の湖)⇒マリモ国道⇒釧路湿原展望台⇒釧路(昼食 魚介炭火焼といくら丼)⇒フィッシャーマンズワーフMOO(釧路市場を中心としたアミューズメントエリア)⇒幣舞橋(霧の町釧路のシンボル)⇒釧路空港→羽田空港


この日は朝食の前6時に、マリモを見に阿寒観光汽船に乗って、
マリモ展示観察センター「トーラサンペ」へ約一時間位の行程で見学してきた。

[阿寒観光汽船]

阿寒観光汽船
朝早起きして、朝食前の阿寒湖観光汽船に乗って、マリモ見学に出かけた




[阿寒湖]
[マリモ]
阿寒湖
雄阿寒岳の上にも雲が・・・
マリモ
シオグサ科に属し緑藻類の一種
昭和27年に特別天然記念物に指定された



[オンネトー]
オンネトー
エメラルドの湖面に
雌阿寒岳と阿寒富士を映し
湖水の色は時間と共に
微妙に変化し幻想的!
周囲の自然も
原始のままに保たれ美しい



[弊舞橋]

釧路・弊舞橋
北海道を代表する三大橋。魚河岸発祥の地!
昼食に現地の人が良く行かれると言う魚介炭火焼といくら丼をいただき
最後のお土産を買って、釧路空港から、帰路につく。
この辺りに来ると皮肉なことにようやく青空が見えてきた。。
ガイドさんが明日は天気が良いから、明日又おいでと言って下さったが。。。




今回の北海道旅行は、道南(札幌・小樽・函館)や大雪山、富良野、層雲峡あたりは何回も行っているので、今回は道東の知床・摩周湖・釧路の方へ行って見たいなと計画しました。その時点では、まだ梅雨の予定でしが、本州は真夏状態!!!北海道はと言うと、あいにくの小雨模様・・・ それでも、ガイドさんの説明だと、全道バケツをひっくり返したと言うよりも、風呂をひっくり返したような土砂降りですが、「こちらは小雨だから、ラッキーですよ!」なんて慰めて下さいました。どこへ行っても霧にまかれて、残念でしたが、 大自然の中での鹿やキタキツネ、ヒグマ、カモメ、ウミネコ、シマリスなど可愛い動物さんたちに 会うことが出来ました。四歳の(角が四本)雄鹿も見ることが出来ました。キタキツネも道路にいっぱい出てきていました。でもこのキツネに餌をやってはいけないのだそうです。観光客が、写真を撮りたいために餌を与えるから、車にひかれて死んでしまうキツネが多いのだそうです。野性本来の自分で餌を探して採ることをしなくなってしまうのです。ヒグマはウトロ観光船で調度カムイワッカノ滝の折り返し地点で、 「ただ今前方にヒグマの親子が見えます」とアナウスがあったので、そちらの方へ皆で移動して見ると確かに可愛いヒグマの親子が仲良く戯れているのが見えました。残念ながら、写真ではゴマのようにしか見えませんでした(ーー;)あいにくの天候で、見通しが悪かったですが、一日目の知床半島では、夕方オホーツクの海のすぐ近くに、かの北方領土国後島がはっきり、くっきり見えたその瞬間は、思わず皆の歓声が上がりました!知床国立公園・網走国定公園・阿寒国立公園・釧路湿原国立公園三つの国立公園と一つの国定公園を三日間で廻ってきたわけです。この辺りは今、世界遺産に指定されるのも時間の問題のようです。 来年は利尻・礼文の方へ足を伸ばして見たいなぁ〜



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