西沢渓谷・ハイキング
<10月10日>



紅葉にはちょっと早いが、奥秩父の渓谷美探勝にと出かけた。(^0^)

秩父から、山梨に抜ける雁坂トンネルが2年ほど前に開通した、
全長6,625bのきれいなトンネルを抜けると、山と山との間を
真っ白な橋が架かってすばらしい景色の中を、滑るかのように
車を走らせ、「西沢渓谷」入り口に到着。
家を6時に出発したのに、もうすでに10時を少しまわっていた。

さすが連休の中日とあって、大勢の人だった。

国師岳を源流として東に流れる「西沢渓谷」と甲武信岳を源流として
南に流れる「東沢渓谷」は、二俣で合流して「ねとり川」となり芹沢の里から「笛吹き川」となって甲府盆地を潤して流れているそうだ。
往復で約13キロメートル、3時間30分の行程。
[滝] きれいな清流を眺めながら、ごつごつした岩場を夢中で歩いて行くと、「大久保滝」「三重の滝」「竜神の滝」と大自然の芸術品ともいえる見事な渓谷美が連続する。
「日本の滝百選」にも選ばれたと言う渓谷美を
ハイキングしながら堪能できる。♪


昨年の夏、青森の「奥入瀬渓流」を歩いた時、命が洗われる思いが
したが、「奥入瀬渓流」が女性的な流れとすれば、
「西沢渓谷」は大きな岩がごつごつとして、男性的な流れである。


「竜神の滝」で一休みして、又岩場を黙々と登った。
結構きつい坂もあり、下りあり、湿地帯ありで、変化に富んでいてあきない。片側にはしっかりした、鎖が張ってあったので、それを伝っていけば歩き安かった。

[七つ釜五段の滝] 清流を眺めながら、森林浴を思い切り浴びて、健康的な散策路である。
「貞泉の滝」「恋糸の滝」「母胎淵」「七つ釜五段の滝」。 滝に淀むエメラルドの幽水は神秘的で吸い込まれるかのようだった。川原の中で、きれいな空気と、澄んだ水をおかずに、おにぎりがとてもおいしかった。\(^0^)/
「不動滝」が最後で、帰路は昔、木などを運んだトロッコのレールの後伝いに、渓谷を眼下に雄大な奥秩父連邦を展望する快適なコースだった。
[甲武信岳]
若いカップルもいたが、最近はどこへ行っても
結構熟年のカップルが仲良くリックを背負って楽しげに歩いているのが多くなった。
我々より年輩の方も杖を持ってお元気に楽しげに登っている。はたして我々はあの年になってこんなに歩けるだろうか?心配になってくる...(^^)ゞ


全部で2万歩位だったが、ちょうどよい距離だった。

帰りは大渋滞に巻き込まれ、3時に出たが、寄居までのろのろで、
家にたどり着いたら10時30分だった。



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