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ドルテのプロパンバーナー化計画 2013.12.28スタート | |
すでにスタートから一年になろうとするこの頃、ヨを無動力化して、屋根をとった状態でボンベを積込み、(ガスは冬の間にガスストーブを買って暖をとり、あっと言う間に無くなっていたが)配管とレギュレーターの固定に無い頭をひねり、やっとここまできた。あとは空気ブレーキホースを伸ばさなくてはならない。 続く(笑) 2014.10.25 | |
ドルテにインジェクターが付いた訳だが既に線路は雪に埋もれていた。インジェクターというのは、高圧の蒸気が水にぶつからないと作動しないわけで、軒先で試運転するにしても、石炭を焚くのは余りにも面倒だ。そこでプロパンバーナーを考えた訳である。 OSのホームページのパーツラインナップにはドルテ用は無いが、実際にはあった。いつもの英語併記の立派な説明書が付いている。だが北田氏によれば、プロパンガスの充填が困難な為、需要がないそうだ。ボンベだけならネット上で通販業者を見つけられる。だが、そこでも、ご自身で充填業者を見つけられますか?と確認してくる。 実際には、 液化石油ガス(LPガス)高圧容器を不特定な場所で使用する事を禁止する法律や政令は、ありません。逆に、政令が改正されて無資格の一般消費者でも取扱可能な範囲が明確になりました。 と言う事らしいのだが、露天商の事故等で販売する側の自主規制と充填だけでは利益がないということらしく、軒並み断られた。その中で、ボンベを買ってくれれば、次回からは持込み充填に限り、やりますと言うガス屋が一軒、普通に充填しますというところが一軒見つかった。しかし実際に、ネットで購入したボンベを持込んでみると、日通プロパンがバーナーとの接続を検査しないと充填しないとの事で、検査料2100円を別途取られた。ボンベを買ってくれれば、と言うところもコネを保つ為に、割高だったが買っておいた。プロパンガスでバーベキューでもやるか(泣) 通販で買ったボンベは家庭用に単段式調整器 入口圧力 0.07〜1.56MPa 基準出口圧力 2.80kPa が付いているのだが、OSのバーナーでは0,1〜0,2MPaで使う為,それ用の調整器が別途必要で、専用ホース等と共に5万円以上の出費となってしまった。しかもこの圧力だと、気温0度以下では気化しないらしい。おりしも大寒波で、外気温は零下である。寒くて何もやる気がしない。 2014.1.14 |
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室内で実験した様子、焚き口戸をはずし、この組立状態で後から入れて、ステーを焚き口戸のネジで固定する。 |
ドルテの炭水車の水面計 2015.10.1 | |
↓の水面計は結局フタを外すのが面倒なので、ハンドバルブ ユニオンストレート 2方弁とソケットエルボを組み合わせて、こんな風に改造した。2015.10.11 | |
2014.07.25 ドルテの、というかドルテ専用のつもりもないが、炭水車に水面計を付けてみた。ドルテ使用だと、ドルテのサイドタンクの水が無くなってから、炭水車の水が減りはじめる。つまり炭水車の水が無くなったらアウトなのだが、その水位はとても確認しずらかった。水槽に穴を開けて水面計をつけようと考えていたが、何とも面倒だ。そこでふと思いついて、給水ライン上にこんな簡単な物をつけてみた。 写真でわかる様に、確かに水面は計れるが、これでは問題があった。水面計のホースの上端は開放されているのだが、給水時にそこからエアーを吸ってしまい、泡混じりの水が軸動ポンプに行ってしまうのだ。それはマズイ。ホースの上端を閉じてやれば、空気の混入はなくなる、しかしそれでは水が上がらず、水位が測れなくなってしまう。仕方がないので普段はフタをしておいて、水位を見るときはフタを外すようにする、というお粗末な仕組みとなった。まあいっか。 |
ドルテのドレインの改良 2014.02.09 | ||
ドルテ、というかOSの小型機の弱点にドレインコックの問題があります。ボールを押し上げるタイプとちがい、バルブを回すタイプなので重いのかとも思いますが、ドレン弁が大変に重く、ついには作用棒の力で弁体自体がくるりと回ってしまうという事も起こります。 真鍮素材から削りだしてカッコいいのを作ろうと思っていたのですが、道具箱の中からホームセンターで売っていた建築金物の残りを発見してしまい、切ったり、削ったり、穴あけ6箇所、タップ立て3箇所、東美化学のトビカトップガードで黒くして完成。構造は、分解できるドルテの特性を損なわないように、無い頭をひねりましたが、テコの力の応用で、指一本の力で動くようになりました。 |
ドルテにインジェクター装備 |
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ドルテは軸動ポンプの入りも良く、動いていれば給水の心配はあまり無いのだが、昼休みなど休憩中に火勢が強すぎてハンドポンプだけでは大変な事がよくある。そこでインジェクターを装備してみた。 3分割できる、ドルテの特徴を損なわないように、配管の取り回しには、無い頭をひねった。3箇所のユニオンナットをはずせば分割できる。 |
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インジェクター本体部の給水パイプ部の5mm銅管だが、実は3回写真が替わっている。パイプの潰れが気に入らず、3回作りなおした訳だ。3回目には低融点合金を使った。平岡先生の本に拠れば、曲げ箇所の専用Rのベンダーを自作して(ベンダーの解説図面は載っているのだが)低融点合金を流し込む、とだけ記述があって、5mmパイプに低融点とはいえ、70℃の液体を流し込むのは、非常に難儀した。とても人に公表できるやり方とは思えないので、ここでは記さない。プチ鋳造をした気分である。また、70℃で溶けるのに、冷えた状態では、決して柔らかくない合金なので、いくら先に銅パイプを焼きなましておいても、硬いので大変だった。2013.12.25 気分は←写真、急行ニセコのC62インジェクターである。 |
後端梁の六角ニップルは自作挽物M8×0.75 |
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左側から インジェクター、ブロアー、レギュレーター、ホイッスル、水面計水抜、汽笛パイプ、給水リターン、の各バルブ。 |
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空圧機器用のボールバルブにインサートリングを入れたビニールチューブを使っている。ブラケットはステップのステーに溶接した。 | OSのインジェクターは給水パイプの内径が4mm以上と指定されていて、軸動ポンプに行くボールバルブの継手では、径が足りないようで、新たに給水ラインを作ることにした。 | ピスコ(PISCO)の ソケットエルボ を使って、脱着をやりやすくした。 2013.12.18 |
ドルテの灰箱の改良 ドルテの弱点に灰箱の容量があります。特殊な台枠の構造と、動輪3軸の為でしょうか、下に排出するような構造ではなく、火格子が載る灰箱の中に、後方に抜き差しできる構造のアッシュトレーがついているのですが、運転台車の連結を解かないと取り出しずらく、1時間ほどで一杯になります。一回抜いてしまうと再び挿入するのがむずかしく、きちんとはまらないと事もしばしばで、2時間ほどで抜けなくなるほど詰まります。そこで投炭スコップを後から突っ込んで、そこら辺にばら撒いていたのですが、スコップが入るスペースがあるなら、掻き出せるはずですが、そのまま掻き出したのでは、灰ガラで足周りがトンデモナイ事になってしまいます。2013.06.01 |
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そこで灰皿が入っていたところに、1mmステン板で作った、こんな物を入れてみました。 | これなら灰が垂れ流しになる事も無く、掻き出した時にだけ、ここの通路を通って下に落ちるはずです。丁度ここの部分だけ、下に筒抜けなのです。 | 後からみた様子。 |
今まで使っていたアッシュトレーは、線路と車体の間に敷いてから掻き出して、灰ガラの回収に使おうと思います。しかし、1mmとはいえ板金曲げ加工は難しい。ベコベコの傷だらけで、人に見せられるようなものではありません。さて、上手くいくか? |
ドルテの炭水車から給水されない件だが、後端梁のジョイントから黒いゴムホースが伸びて輪軸の下を通って、ランボードまで上がり、サイドタンクの水と合流して、軸動ポンプに行くようになっている。サイドタンクの満水位と炭水車ではサイドタンクの方が僅かに高い。これでは流れるとしてもサイドタンクの水がなくなってからだろうし、巧く流れていくとも思えない。実際に一緒に減っていかず、サイドタンクの水だけが無くなってしまっていたのだ。 | |
そこで軸動ポンプへいくホースにT字ホース継手をつけて、炭水車からの水が上に上がらず、ダイレクトに軸動ポンプに行くようにして、残りの一方にサイドタンクからのホースをつないでやった。サイドタンクに水をいれずに、炭水車の水だけで軸動ポンプが動く様に圧縮空気運転してやると、見事に給水されていく。(実際はサイドタンクに水が戻るようにリターンバルブを開けて試験した) 心配なのはホース継手がナイロン66ということで灰箱に近いということだが、「ナイロン66は耐熱性、機械的強度に優れたポリアミドで、融点は265℃前後、比重は1.14になります。エンプラの中では特に強度に優れた素材で、耐熱性のほかに耐油性や耐摩耗性、潤滑性に優れています。」とのことで、ゴムとシリコンのホースに覆われているので大丈夫だろう。ドルテはボイラーが簡単にとりはずせるので、なんとか出来た加工である。後はのりもの祭り当日のぶっつけ本番となる。 2013.05.12 |
ドルテ(フォルテ)の後端梁には、初めからサイドタンクの排水用と兼用で、サブタンクからの吸水用に使う為のニップルが配管されており、そのためのホース用ニップル、ゴムホースと使わない時のメクラ栓が付属している。それらで接続してみました。 2013.02.17 |
止水バルブ(締切コック)がつきました。 いわゆる汎用のボールバルブとホースニップルの組合わせなのだが、1/8ネジがPTだPFだGだRだとややこしい。MonotaRoに一品頼むのは送料がかかるので、山王の(ローカルネタで失礼)ネジ屋に頼んだら一割ほど安かった。これがホームセンターだと更に高くなるのは有名で、電化製品は家電量販店店頭で実物を調べて、安売ネットショップで買うのがトレンドらしいが、資材はネットで規格を調べて、市中の工具屋に取り寄せてもらうのが安い。 街中の工具屋だとか資材屋は素人には敷居が高く、今でこそ会社名で注文して玄人業界人、気取りだが、リーマンだった若い頃は、わざと作業着風の服を着ていった思い出がある。 バルブを取付けているアングル金具は手持ちの、ホームセンターにある建築金物だが、当然合わない色々な穴が開いている。グラインダーで余計な出っ張りを削り、フライス盤のエンドミルでの穴あけ加工や、鍋ネジでは干渉してしまい、皿ネジにする為、皿もみ加工とかしたが、こんなものでも加工時間より段取りと片付け掃除の時間の方が長くなってしまう。 水を入れて排水テストしてみると300ccほど残ってしまうようだが、空になるまで使うわけではない。経験上、ドルテのサイドタンクでも水が半分以下に減ると軸動ポンプの効率が悪くなるのか、水の入りが悪くなる。 2013.02.16 |
運転台車ステップ改良 これはオートバイ用のタンデムステップを使っているのだが、今までは左のように車輪のピローベアリングを固定してある垂木に、横方向から金物を介して木ネジで固定していたので弱かった。そこでホームセンターで見つけた4.5tのアングル金物を、切断、穴明け加工した。曲げ部の強度は高く、運転台車の底板の方がしなる程だ。2013.02.12 |
炭水車化プロジェクト進行中 2013.02.06 | |
エンビ管にこんな加工をして。 | 継手やら色々組合わせて。 |
こんな風に収まりました。 | そして給水口の様子。 |
運転台車は炭庫のみで、その後ろは単なる物入れになっていた。そこに水タンクをつけたいとは思っていたのだが、中央にブレーキワイヤーが伸びている為、思案に暮れていた。真鍮板で作るか、アクリル板か、WEB上で散見するペットボトルか、と色々考えていたのだが加工のしやすさからエンビ管にした。エンビはホットガンで曲げ加工などが容易という理由だったが、実際にはホールソウと旋盤加工になった。 ホームセンターに行くといろんな種類の部材がおいてあるが、水道工事の経験はないのでチンプンかんぷんなのだ、どうも規格が決まっているらしい。写真で見るとまだ隙間の余裕があるのだが、一クラス大きなパイプにすると、5mm天地が足りないのだ。設計も何も無く、継手類の現物合わせで組上げた、接着は隙間の大きな所はエポキシと、はめ合い部はイレクターパイプ用のサンアローで一発で水漏れ無しだった。 容量は3.6Lになった。ちなみにドルテのサイドタンクは0.8×2リッターである。あとは止水バルブをつける予定だが、PT1/8の雌ネジの外周にM12のダイスを立てたら肉厚が足りず穴が開いてしまい、MonotaRoの特価日を待って別のバルブを注文する予定である。これでやっと単車から炭水車になりました。(^_^) |
↓ということで、手ブレーキ使用中のプレート、運転室掲出札を作りました。サインペンの手書きだけど、なかなかいい感じのフォントでしょ、汚れ疵防止にクリアテープを表面に張った。 下のキャブの写真と比べてみると、バックプレート、外火室後板、焚口の左に逆止弁チェックバルブが増えている。安全弁をはずしたり、煙室近くの逆止弁をはずして水を入れていたが、現在はここから電動ポンプで給水している。 サイドタンクリターンバルブの左と水面計の上、奥にバルブが見えるが、それがホイッスルバルブが固着して鳴りっ放しになってしまった時に使う締切バルブ。パイプライン途中に障害物が出来たために汽笛の鳴り方が変わってしまった弊害がある。 リターンバルブと隣接している為、知らずに一緒にまわして閉じてしまい、汽笛がならない、と点検もせず、ホイッスルバルブから盛大に蒸気を漏らしキャブ中に水と蒸気を撒き散らしても押し続ける人がいる。(>0<) 機関車検査掛はみな機関士経験者で、さらに難関といわれる試験を通り抜けた人だ、と知ったのは、雑記帳に書いた川端新二氏の新書、15歳の機関助手からだ、その中に「頭が下がる、検査の人たちの機関車に対する気持ちは、俺たちとは違う」との機関士の話もあるが、庫内手から機関助手、機関士そして修繕担当の技工から検査掛まで体験できるのは、ライブスチーム完全自作とまでは出来なくても、蒸気機関車大好きのオーナーライブスチーマー、感動の所在地なのだろう。あと2ヶ月は雪に閉ざされた酷寒の大地、なんか物づくりするしかないからね。ちなみに椎橋俊之著、ドキュメント感動の所在地は3巻ちゃんと持ってます。(^_^) 2013.01.30 |
運転台車に手ブレーキをつけました。 手ブレーキとはいわゆるパーキングブレーキの事です。運客中に昇圧などで出発が遅れると、足で客車を前後にガチャガチャゆさぶる糞ガキが必ずいるのである。特に何回か来ている子供は、もう関係者気取りの傍若無人で、とっとと帰って欲しいものだ。何十両もの編成ならいざ知らず、短編成では機関車までガチャガチャときて堪ったもんじゃない、それを少しでも緩和する為の手ブレーキだ。モデルニクスの乗用客車用のボギー台車のブレーキはストロークが10mmと無く、上方向にワイヤーを引っ張るタイプである。それを前に押す方向で作用するブレーキに、サッシ窓用の補助錠に8mm用のワイヤークランプを取付加工した。茶色のつまみを回すと補助錠が広がり、前に押されてブレーキが掛かるわけである。スケール感もへったくれもないが、ストロークが短いので、実物と同様に手ブレーキ使用中の札でも下げておかないと気づかず、解除せず、引きずり発進となること必死だろう。面倒くさいとか、自分は大丈夫とかで怠り、車両事故になるのが世の習いだろうけどね。2013.01.24 |
ドルテに水面計空気抜きバルブをつけました。2012.7.2 |