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京都の美術館を二ケ所巡りました。 国立近代美術館の藤田嗣治展と、国立博物館の大絵巻展。
混雑してるという噂の絵巻展に先に行ったんですが、門を潜る前から「75分待ちで〜す」という声が響いてました。広い博物館の庭をぐねぐね曲がる長い列の最後には、いつもどこかで見てるような「最後尾」のプラカードが…。
中へ入ってからも人気の絵巻を見るのには並ばねばなりません。 「源氏物語、40分待ちで〜す」「鳥獣戯画は30分待ちで〜す」ははは…こちとら並ぶのは慣れてんだ、40分なんて屁でもないぜ。でもたどり着いた源氏絵巻はノート大の三枚だけだった。そのうち一枚は金箔だけっぽい…。散々並んでたどり着いたら「今日は欠席です★」って書いた紙が貼ってあった級の物足りなさ。もっと名場面がずらずらずら〜っと見れると思ってた。
でも、鳥獣戯画はたっぷり見れたし可愛かったですよ!うっかりクリアファイルを買うほどに。あと絵巻について分かりやすく解説したビデオも放映してて面白かったです。
それから京都駅へ戻って昼飯を食べ、気合いを入れ直して平安神宮方面へ。
藤田の展覧会は、絵巻展の人混みが嘘のように待たずにするっと入れました。中も、一枚の絵に2〜3人が見入ってるぐらいの、寂しくもなく混み過ぎでもなく、ちょうどいい具合でした。
音声ガイドまで借りて細々じわじわと見て回りました。絵に描かれてる玩具の意味や、構図の意味まで思ったよりも細かく解説してくれてたので、へーとかほーとか心のなかで言いっぱなしでした。
女性画も戦時中の絵も子供の絵も宗教画も、どれも繊細だったり迫力に胸が詰まったりだったんですが、自画像と絵本の挿し絵が特に好きでした。もし戦争がなくて、藤田がずっと日本に住んでたら、どんな絵を描いただろうなーとか…。でもフランスに戻ったからこそこの世界が産まれたのかなーとか…連れとうだうだと喋って帰ってきました。こっちも藤田の生涯をまとめたほろ苦いビデオを上映してます。
国立美術館はなかなか可愛いレターセットも売ってて、藤田の猫本も買ったり、よせばいいのに伊勢丹の地下食料品売り場もうろついたりで、結構散財しました…。別に京都まで行って豆腐と茄子なんて買ってこなくてもよかった…。あと和菓子もいっぱい買い込んでしまいました。魔性の都市、京都よ…。 |
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