台湾。かつてその美しさから麗しの国「フォルモサ」と呼ばれた島。台北はいうまでもなく台湾の中心となる都市。だけど、台湾の首都ではありません。台湾は「中華民国」の統治下にあり、台湾は「台湾省」、台北は「中華民国」の「臨時首都」かつ「省都」です。ちなみに「中華民国」の「首都」は南京です。
非常にややこしいですが、要するにそれだけややこしくなったのは、それだけ台湾という島が歴史の奔流に流されてきた、ということで、歴史的に非常に魅力ある場所と言えます。
また、台湾は発達した資本主義の国でもあり、街をあるくととても魅力的なものがたくさんあります。
私は過去3度、台北を訪れました。そのときに感じた「台北」を紹介していきます。

■故宮博物院

中国の歴代皇帝が集めた書画や陶磁器など620万点もの文物が収められている、世界でも有数の博物館です。

展示の模様替えは3ヶ月ごととのことですが、それで計算するとすべての展示物を見るには8年もかかるとか。それほど収蔵量が膨大です。ここは、北京の故宮にあった文物を戦火(日本の侵略)から守るために持ち出したものが国民党の大陸撤退に伴い、この地に来たものです。輸送しやすいものを持ち出したので、こちらにあるのは軽いものが多い!?大きなものや重いものは北京の故宮にあるのでしょうから、両方行けば、完璧、ということでしょうか。

陶博物館にある模造品販売コーナーはおすすめです。日本人の好きな掛け軸や書画を絵葉書にしたものなどが良心的な値段で置いてあります。ヘタなお土産よりもよっぽど魅力的なものが置いてあります。品質も安心できるのではないかと思います。

私は「唐太宗立像」の掛け軸を購入。たしか3000円もしなかったように思います。気に入りの唐太宗の画像が入手できて非常に満足。今でも私の大切なアイテムです。明の永楽帝の掛け軸もかっておけばよかった!
その他、故宮博物院の解説本や気に入った書画の絵葉書などを購入しました。

私はツアーで行ったのですが、見事な書画や陶磁器の数々には圧倒され、たった2時間の滞在では、とても十分見て回れませんでした。せめて一日かけてゆっくりと閲覧したいものです。

■中正祈念堂
蒋介石を記念した建造物。蒋介石は色々な評価もあると思うが、中国近代史において、欠くことができない重要な人物であったことは事実。偉人ではなかったとしても、時代を動かした巨人であったと思う。
整備された庭園は美しく、歩いていてとても気持ちが良かった。また、祈念堂には蒋介石のオフィスをそのままうつしてきたものや、蒋介石が乗っていた高級車などを見ることが出来る。
散策するのもよし、歴史好きにはたまらない場所である。

■忠烈祠
戦争で戦死した33万の兵士の霊を祭る廟。おそらく日中15年戦争、国共内戦などで国民党の兵士として戦い、なくなった方を祀っているのであろう。
一時間ごとに衛兵の交代があり、その一糸乱れぬ定められた動作が実に見事で見ものでした。
ガイドによると、この衛兵はエリートでないとなれないとか。
↑左:忠烈祠全景
→中:衛兵の交代
→右:直立不動の衛兵。ぴくりとも動かない。かなり訓練されているようだ。

■許昌街はCDがとってもお安い!

ここは三度いった台湾のなかで三度とも行ったところです。何がいいかって、音楽CDがめちゃめちゃ安い。日本の音楽会社が正規に許可をして台湾で製造したCDもたくさんあるわけで、これがかなり安い。Newアルバムはさすがにちょっと高いけど、だいたい5割〜6割位のところで買えます。日本コーナーがもうけてあるので探すのは簡単です。
台湾で製造した怪しい海賊版っぽいCDもあるのだけどあれ?広末涼子ってベスト出していたっけ?(笑)スピッツって「全曲集」だしていたっけ!?
 
でもせっかく行ったのならアジアンポップも楽しんでほしいです。私は必ず買ってくるのですけど、バラードっぽいモノが多くて、なかなか良いですよ。おすすめは 張恵妹、那英、王菲あたりが一番です。以外なのはヒビビアン スー。いろいろあっちでCD出しているんだね。ついでに向こうで出ていたちょっとHな映画のVCDもゲット。結構簡単に手に入った。これは嬉しかった(おいっ)
■台湾の人は親切♪(台北編)

私といつも旅に行く友人は、その日の旅程が終わってホテルにつくと、荷物を置いて速攻街に出かけるのが常。台湾に始めてきた日(台北泊)も当然出かけることに。
 
目的地は許昌街のCDショップ。右も左も分からないのに、いきなり列車に乗って台北駅へ。許昌街は駅の側だからすぐ分かったのだけど、問題は帰り。台北の駅からどの列車に乗ればホテルの側の駅に行くのかが分からない。それで、友人とウロウロ。時刻も夜11時をすぎ、焦っていたら、「あんたたち、どこに行くの?」と日本語が。30台くらいの女性が声をかけてくれた。「万華駅まで」というと、ホームに連れていってくれて、「この列車に乗ったらダメ。次の列車に乗りなさい」と教えてくれた。お礼を言って分かれてしばらくするとまたやって来て「あんた達、向こうに行ったらいすあるよ。座って待っていなさい」!感動しました。列車教えてくれただけで十分なのにわざわざもう一度ホームに来ていすに座りなさいなんて!なんて親切なんだろう!感動した。

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