新春大闘牛大会
新春大闘牛大会が午後1時からうるま市の石川多目的ドーム行われた。正月寒波にすっぽり包まれたドームだったが、相次ぐ熱戦に館内は熱気でムンムン。場内に歓声やどよめきが何度も起きるなど、観客は闘牛のだいご味をたっぷりと堪能した。無敗対決が人気を呼び、今大会の目玉カードだった横綱戦は読谷山若特牛が常勝会荒波を下した。攻守ところを替える、息詰まるような大激戦となり、館内は大歓声の連続となった。何度も柵際に運ばれ、体勢を崩された読谷山だったが、脅威の粘り腰でこの窮地を脱出。一息ついた3分過ぎ、今度は読谷山が満身の力で逆襲に転じると、それまで攻勢の連続だった荒波がもろくも崩れ、まさかの敗走。館内に大歓声が沸き起こる中、激戦に突然の幕が降りた。読谷山はデビューからの連勝を8に伸ばした。大関戦は新旧大型対決となったが、こちらも激戦の末、玉冨士龍王が酋長若虎に快勝した。大関戦は山原嵐の再三の押し込みを持ちこたえた東海天一が4分余で快勝した。