再発見と反省の研究会

99/07/19  燕子花(5株 花2) 太蘭3 -----研究院教授 難波佳代子先生-----

「一生懸命に生ける」でなく燕子花について深い理解をしてほしい。。。


-*-*-*-*-*-ついつい葉組に精一杯で、主・副・客が忘れがち-*-*-*-*-*-

早春/春/初夏/夏/秋/晩秋・・・・初花・盛花・残花。。。
自然葉&下草がポイントの早春も4つのパターンがあるとのこと
客の大株は花が葉低くそして5枚組の春の風情を残している初夏
花は葉より高く&前列すべて3枚組の夏
花が2本の場合・・・主と客で副枝が省略
  ・花の切り口:春→葉側を斜め 夏→七宝側を斜め
まず最初に役の葉を選ぶ
  ・表2枚組と3枚組の葉を選ぶ
  ・副枝となる葉は主の前の3枚組より太いもの
  ・主の前の3枚組は副より細い物、客は小さなもの
  ・子株は小さく
七宝は内角に主は花器との間に指が入る程度
  ・副は手前内角には決して置かない
  ・葉の都合で移動が可能
葉の長さ
  ・主の葉の長さは、短い葉で直径+深さを目安
・・・として取り組むと重荷のならずリラツクスして取り組める
    ・夏は4〜5センチの差を付けて良い
   ・夏は前傾にする方が風情がある。
     -----子株の3枚葉に動きがあった-----
太蘭・・・穂垂れの整理が必要
 
内角と七宝の位置









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