「やあ!ナックルファイターの美形キャラ、天駆 光(てんく ひかる)だよ!」

「…………」

「ナックルファイターの美形キャラ、暁左京さんだね!」

「……うむ」

「うーん、今日はみなさん遅刻みたいですね。
 流石に僕と言えども、このまま間を持たせるのは厳しい物がありますよ!」

「…………」

「……いや、流石に何かしゃべってくださいよ左京さん。
 どうします?仕方が無いので今回は美形剣士対談に内容を変更して――」

「――ってわけでやな、ここまではナックル界を代表する二大美形キャラがカンバン張ったわけやし、
 次はサポートに回ったほうがええんちゃう?って思っとるワケやな。」

「ふむ、しかし現状の界隈に主役を張れるほどの器を持った人物が――
 おっとすまない、遅くなったようだ。途中でリュウと話し込んでしまってな。」

「フェルディナンドさん!リュウさん!
 流石の僕と言えども、2人だけで進行するのは難しかったので安心しましたよ!」

「おう!久々やな天駆!ちゅーかお前も来とったんか?」

「いや流石に来ますよ!?
 リュウさんが“ポジションはお前に譲る”って言ってたじゃないですか!!」

「んん?そんなん言うとったかな……?
 ま、ええわ。今回はなんやったっけ?お前のリメイクお披露目会かいな?」

「もしそうでしたらもっとテンションアゲアゲでやってますよ、流石に……
 今回は2018年のナックル選手権結果と寸評ですね」

「それはまた盛大に遅れた物だな。今は2020年だぞ?」

「……年号まで変わっているな」



「フェ、フェルディナンドさん!落ち着いてください流石に!」

「落ち着け。」

「中の人が同じなだけです!!」

「……まあ、ワイとフェルやんはちょいと別件で、結果知らんからちょうどええわ。
 ……ちゅーか、2018?ワイのリメイクが出た年やんか?
 そら圧倒的勝利間違いなしやん!?サクサク行こか」

「では1票の物からですね」

10位(1票)
船見結衣[Ze-Ta]
カラーコーン[よっとまん]
KARAT[タコヤリイカ]
虹河ラキ[タコヤリイカ]

「1票に4項目か……随分とばらけたな?」

「上位に票が集中した関係で他が伸びなかった感じですかね?」

「ハハッ、そら、ワイのせいかー?
なんや悪いことしたみたいですまんな?」

「……コメント内容も確認してみようか。」

KARAT[タコヤリイカ]
・2016見落とし勢。詫びの意味も兼ねて1票

「ま た か」

「狭い界隈つーてもここの管理人がすべて把握してるとは限らんからな。
 気が付いたらちょいちょい項目追加すりゃええねん。」

船見結衣[Ze-Ta]
・見落とし勢にならないように自ら追加

「このようにな」

「そうそう、そんな感じや。」

「自薦だろうと恥ずかしがることも無い。
 この投票自体が其処まで厳格な物ではないのだからな。」

虹河ラキ[タコヤリイカ]
・格ゲー向きではないけど自ら素材提供した結果予想以上にマッチしたムーブ

「vtuberが動画中で配信したBB素材をそのまま使ってキャラにしてみた、
 という制作経緯は面白いですね。」



「こういう新たなパターンの制作があると、
 こんな界隈でも時代って一応進んでるんやなぁって感心するわ。
 えーと、なんやったっけ、ぶ、ぶちゅうばあ?」

「……濃厚な接吻をする老婆みたいだな。
 しかし、3Dモデルを2Dに落とす手法は黎明期から使われているが?」

「いや、そゆことちゃうねん。わかっとらんなーフェルやん?
経緯含めての新しさなんよ。」

カラーコーン[よっとまん]
・バケツ、ダンボールの次に現れた謎のコーン Twitterにて天下三分の計が発動する! 演:秀武

「……これもまた経緯含めて楽しむ、という奴ですか?いや流石にこれは……」

「アカンのでは?」

「だってあんな画像見せられたら作るしかないじゃない?
 ひでぶくんがわるい あたしはわるくない」

「うわまたなんか湧いてきた!?」

「……斬る。」


8位(2票)
Vtuberの格ゲー(仮)βエディション[タコヤリイカ]
F(更新版)[ゼータ]

「変なのは左京さんに任せて2票枠に移りましょうか」

「久々のキャラパック形態の物と以前リリースされたキャラの更新版だな」

Vtuberの格ゲー(仮)βエディション[タコヤリイカ]
・戦いは数だよ兄貴!(三年ぶり二度目)

「というわけで、実に10体ものキャラがパッケージングされたお得なパックなわけだが――」

「以前のペーパーマンと違って伸びんかったな?
 び、ヴぃつーばあ??盛り上がってる界隈なんやろ?」

「vtuberです。
 複数の人物が関わって素材を持ち寄っての制作形態を取っているようですが、
 流石にそれ故のクオリティーのバラツキは否めませんね。
 vtuberという界隈のカオスさが一目で解かる点は面白いのですが……」

「玉石混合の状態って界隈の発展に必須やで?
 かつてのナックル思い出すわ〜。ええやん、ぶいつーばー。」

F(更新版)[ゼータ]
・大幅調整されてたので


「荒削りだった性能が大分調整されているな。
 全体的に動作も丁寧に作られていて、良い作品だと思う」

「というか、これも過去の見落とし勢って奴なのでは……?
 流石にまさか、そんなことは……」

「2015の時に項目はあったで?単に票が入らんかっただけやな」
※補足 基本的に0票項目はカットしています

「え?この完成度で?」

「2015の際は投票システム自体が試験運用の上、期間も短かったからな。
 同作者のUNLAUGHMAKERとイメージが重なってそちらに票が流れたとも考えられるな。」

「ゴチャゴチャしたキャラも別に悪くないねんけど、旧版のこいつはそれが不味かったパターンや。
 前作のUNLAUGHMAKERとイメージがモロ被りしてたんやな。
 某素晴らしき人みたいな指パッチン設定とか、突き詰めとけばオモロかった思うんやけどなぁ……
 で、この更新版では技がオミットされたりで大分スッキリした感じや。
 ……というか正直、旧版はエネミーがクソ判定キック連打してた悪印象強くてやなぁ……」

「頭突きしかしない印象のHitomiと同じ現象か。」

「あ、左京さん戻ってきましたか。」


6位(3票)
・有明省吾
・仙崎恵磨[katu]

「次は三票獲得キャラだが……
 ……うん?」

有明省吾
・(まだ出来てないけど)ぼくも参加させてください帆船先生 有明省吾
・制作コンテンツの面白さに一票


「……完成していない物が出てきてしまったか……」

「その上、更新停止して今現在(2020/05)も出来ていないというオマケ付きや!」

「空手バカ一代まとめサイトのコンテンツの完成度の高さは流石とは思いますが……
 経験上の話ですけど、制作経過を事細かに公開する人って大概……」

「潰れるな」

「潰れるで」

「潰れる」

「…………ですよね……」

「だが今回はコンテンツが残っている以上、
 完成の希望はまだ捨てていない事も本心だ。」

「三度目の正直やな。期待しとるでホンマ」

「…………
 (銀英伝ファイトから数えて4度目だと言うことを黙っている)」

仙崎恵磨[katu]
・kawaii!

「可愛い」

「せやな、かわええな」

「『アイドルマスター シンデレラガールズ』の登場アイドルの一人だな。
 このキャラはゲーム中の『ぷちデレラ』モードからキャプチャした物を改変したのだろう。
 マイクを壊すほどのパワフルな大声の持ち主という設定がある故に、
 それに準拠した技も用意されているな。」

「ボ、ボルテッカー!?」

「流石、アイマスネタは詳しいですね、黒井社長」

「中の人が同じなだけだ!」

「最終的に子安とフェル様はシンクロします」

「しません!」

・この子を見た最初の感想が「8番目の狂犬」だったのは内緒

「失礼なやっちゃな、こないなかわええ娘を“受けるかこのブロォー!”の兄ちゃん扱いかいな」

「脱色ベリーショート繋がりって事は流石の僕でも解りますが…。
 調べてみると七枷社を想起するって話も多く見られますけど、
 そういえば壬生灰児と七枷社って同じデザイナーさんの案って話でしたね。」

「どっちにせよ失礼な話やなぁ」

「だが、200人近いアイドルの中でファンの投票を数多く得られなければ担当声優すら得られぬ、
 生き馬の目を抜くような地獄の界隈である事を思えば
 “EDEN”の住人の方がマシかもしれんぞ?」

「いやホンマ詳しいな?
 ちうか、アイマスってそんな修羅の国みたいな事なってるんやな。
 このええかげんな投票で話題にすんの申し訳なく思えて来るわ。」

「声を出す事すら許されぬ設定上大声キャラ……」

「そう聞くと可哀想やな。
 こんな可愛ええのになぁ……」

「うーん、アイドル業界も世知辛いものですね。流石に。」

「でもアレや、設定すら曖昧なまま消えてくようなんもごっつおるし、
 まだマシなんちゃう?」

「ガハァ!」

「ウゴサスガハァ!」

「血を吐いた!?」


「次の順位からは同票かぶり無しですね。」

「そか、ならチャチャッと行こか」

5位(6票)
ローガ[ゼータ]

「Pivot Animatorを利用した流石の多関節アニメーション!
 クールな動きで敵を討つ!ローガが6票獲得で5位です!」

「ほう」

「ほー?こういうの行けるんやな?」

「単色の影法師キャラながらも鋭い動きの構成で格好よく纏めているな。」

「ほら、先にあったFの話な、キャラがゴチャっとしてるって話してたやん?
 実はそれってな、この作者のキャラ全体で取っ散らかった物が多かった印象なんよ。
 でもな、これはそれが無くて、スッキリ纏まってるやん?
 なんやこういうのも行けるやん!って、感心したでホンマ。」

・Pivot Animator面白そう
・シルエットだけなのに妙にカッコいい

「Pivot Animatorを利用したキャラ、というのはこれが初めてではないが、
 棒人間的なデザインでこれだけキャラクターの個性が出せる、というのも評価ポイントだろう。
 シャープかつ洗練された動きの数々に、
 flashアニメーション全盛期の小小シリーズと似た子気味良さを感じた。」



「アニメーションする以上“動き”で個性を作り出すのは重要な事ですからね。
 流石と感心せざるを得ない……!」

「次は4位やな。1位まで巻きでいこうで巻きで〜」

「ええ〜?それじゃあ次、行きますね」


4位(7票)
モザイクを操るリュウドラグーン[美形会議α]


「色んな物を自主規制!社会的なアレを色々守る皆のヒーロー!
 モザイクを操るリュウドラグーンが7票獲得で4位です!」

「おう!おめでとさん、ありがとさん……
 ……って、なんやそれ!?」

「…………フッ」

「クッ……フフッ……おめでとう、リュウ。  堂々4位入賞だぞ?……クフフッ」

「な、な、なぁぁ!?含み笑い隠さんでええわ腹立つ!
 っていうかなんやねんモザイク操るて!?」

「フッ……ハハハ!自らやっていただろう?自分の顔から女学生の下着まで!」

こ、これか!?これのことかいな!!?

「おめでとう リュウ・ドラグーン おめでとう」

「うっさいわ!え、つーか、マジなん?悪い冗談やろコレ!?」

「では流石のモザイク芸を見つつコメントに移りましょうか」

「えちょ、待ってぇな、スルーせんといて……」

・著作権的なアレから倫理的なアレまで守る美形の鏡


「実にヒーローの鏡だな。」

「うむ」

「いや別にコレ、狙ってやってるワケやないで!?」

・今年の美形勢はいつも以上の困惑を隠せなさそうなのでこれは一票入れなきゃ

「えっ……ええと……うーん……でも票くれておおきにな。」

「どうした?せっかくの貴重な一票、もっと素直に喜ぶべきだろう?」

「いや、票自体は嬉しいねんけど……うーん……。」


・実は彼も変態。パンダ・ハカセもビックリしてる思う!(ミリィ部分参照)

「なんでやねん!自らスカートおっぴろげて来る変態痴女の件
 ワイが変態扱いされるとか、とんだ交通事故やな!?当たり屋か!!
 つーか、モザイクごときでそういう発想に至る奴のがムッツリのド変態やがな!」

「なんだ、貴重な票を投じてくださった方にその言い草は。」

「美形キャラの風上にも置けんな。」

「……フェルやん、いつぞやのいじり、根に持ってはるのん……?」

「ハハハ、イヤマサカソンナワケナイダロウ?」



「それではTOP3です!」

「……ほーか、なら残り、ちょっぱやに終わらせといて……」

「……いや、流石に不貞腐れ過ぎだろう。あといつまでモザイク状態で居る気だ。
 この投票の趣旨、覚えてるだろう?」

「“額面通り真面目に受け取る必要は無い”……
 “良かったら一応喜んどく、悪かったらどうせネタ投票やし”……」

「……うむ」

「それでもな?ワイのリメイクは20年近く待ち望んだ悲願やってんな……
 いや、1位とまでは言わんけどな?それなりの数字がな……
 ……いや、でも所詮ワイなんて、ネタとしか扱われない宿命なんやな……」

「……仕方がない、続けよう。次の順位を発表してくれ。」

「え、ええ……」


3位(12票)
グラスホッパーKFA[YSR]



「公開されなかった幻の機体がいまベールを脱ぐ!
 FDの中から蘇りしロボ研最終兵器!グラスホッパーKFAが12票獲得で3位!」

「……FD?」

「このキャラクターの発掘の経緯だが、
 2003年OFF会の際、データ移動の為に矢代氏が管理人のFDを借りてデータ移動し、
 その時のデータが残ったままだった……という物だ。
 記憶に在る限り、このキャラは正式公開されたことは今まで一切無かったのだが、
 2018、実に15年の時を経て初めてweb上へとお披露目になった訳だ。」

「なるほどなー、そんな希少価値の塊が表に出たらな―、
 ワイのリメイクとか取るに足らん事かもなー、10票にすらとどいてへんしー……」

「……流石にそろそろ立ち直ってくださいよ。
 コメントも見ていきましょうか。」

・何気に表立った公開は初?
・旧キャラ発掘これは…ありがたい…

「やはりその希少性に対するコメントが寄せられているな。」

「流石に通常公開でその希少性も大暴落ですね!
 だからほら、リュウさんはその付加価値抜きなら勝ってますよ!流石に!」

「ええ〜?ホンマにぃ〜?」

「うむ。間違い無い。」

「……そか、ありがとな、皆。少し元気出て来たわ。じゃ、次や次!」

「……(モザイク解除を忘れている事に気が付いているが面白いので黙ってる)」

・矢代さんのキャラのファンだった者として少しでも票を盛らねばなるまい(by管理人


「サイト管理人のコメントだが……
 そういえば、ここの管理人の活動開始と矢代氏の活動全盛期は時期がずれているな?」

「そうですね。ここ管理人がナックルに本格参戦したのは2000/02、
 矢代氏のキャラが多くリリースされたのは1998〜1999年に集中してて、
 2000年代以降は代名詞だった3Dキャラのリリースも殆ど無しでサポートの方が多かった印象ですね」

「(久々に3D新作見れる!ってことで当時凄いワクテカしてたのよ?
 それが結局OFFで見せただけでお蔵入りとか、あまりに勿体なくてねぇ……)」

「……む??」

「(……なんや、妙な気配感じるなぁ……?)」



「さて、惜しくも1位を逃したが、大健闘の2位か。」


2位(17票)
リュクルゴス[再開]



「ナックルファイターに爬虫類人が殴り込み!
 亜人オリジナルキャラクターのパイオニア!リュクルゴスが17票獲得で堂々2位!」

「2位とは言え大健闘だ。おめでとう」

「うむ、先程希少性の話があったが、他の制作者が未開拓の分野で勝負する、
 というのも希少性の有効活用だろう。おめでとう!」

・がんばりをかんじる
・亜人系のオリキャラってあんまりないよね

「やはり希少ジャンルへの挑戦、という事がそれだけで評価点ではあるな。」

「正直な所、流石の僕であっても決して扱いやすいキャラとは思えませんでした。
 ですが爬虫類人、という特異な点と結びついているからこそ納得出来る部分でもあるんですよね。
 それに、このトリッキーさがむしろ挑戦心を感じられる所でもありますよね!」

「常に新たな物に挑み続ける心は大事だ」

「……ふーむ、成程な。そう聞いてると確かに大したモンに思えるわ。
 人、無機物、動物とかはようさんおったけど、亜人系は確かに少ないやねんな。
 t-mさんとこぐらいか?」

「そちらも爬虫類系は居なかった事を考えると、本当に未開拓の分野だったのかもしれんな。
 格闘ゲームは突き詰めれば判定の押し付け合いに過ぎんが、
 その上で見た目での目新しさや面白さ、というのは重要な事だからな。」

「確かに、判定矩形をぶつけ合うだけのゲームだったら此処まで隆盛を誇って無いですよね……
 ビジュアル面追及の重要性ですか……。流石、勉強になります。」

・じわじわと票を伸ばしてプレゼンターの美形達を困惑させるのだ

「…………」

「……ちょうどいい感じに纏めたと思ったら、これですか……」

「………チッ」

「……!?」

「……!?」

「……!?」

「……!?……い、いやなんやねん一斉にワイの方見て!?
 こっちこそ聞きたいわ!今の舌打ち誰やねん!?ワイやないで!?
 そら、結構皮肉屋であることは認めるけどな?でもな?
 いくら今不貞腐れてるっちゅーても、他人の幸せに唾吐き掛けるほど性根腐ってないで!!?」

「そ、そうか……そうだよな?
 (前に他の奴のリメイクに後ろからバスタークラッシュって言ってなかったか?)
 ……すまなかった。」

「う……うむ……」

「……何か、気味が悪いですね、流石に……
 先へ進めましょう。」

「う、うむ。それじゃあ次のコメントは――」

・自薦票しない予定だったが、平成最後の選手権は龍VS龍が熱い!(By作者)

「……!?」

「……!?」

「…………んん!?
 あれ、これ、おかしない??
 龍対龍?いっこはコレやろ?龍人、リュクルゴスってこっちゃな?
 でも、もいっこの龍て、思い当たらんねんけど……???」

「…………
 
 フッフッフッ、流石にここまで来たら隠せませんね。
 では皆様お待ちかね、全77票中21票を勝ち取った、トップオブトップはこのキャラ!」

1位(21票)
リュウ・ドラグーンRe[よっとまん]



「神殺しと呼ばれた男、2018年のトップも当然の様に勝ち取る!!
 帰って来た天下無敵の風来坊!リュウ・ドラグーンRe!流石の第一位!」

「……成程、そういった趣向か。おめでとう、リュウ。」

「……フッ」

「へ……はぁ??いや、ちょいとどういうこっちゃわからんのやけど……
 先に4位で、発表されてたのはなんやねん???」

「リュウ、落ち着いて項目を再度確認したまえ。
 ……あと、モザイクのままになっているぞ?」

「え?ああ……。何々?

 “モザイクを操るリュウドラグーン[美形会議α] ”

 ……“[美形会議α]”???」

「つまり、だ。先の項目はこの会議への投票項目であって、
 リメイクされ公開されたキャラに対しての項目ではない。
 KFX追加キャラとしての君の得票はご覧の通り、ぶっちぎりの21票獲得……というわけだ。」

「おめでとう リュウ・ドラグーン おめでとう」

「……いやー、マジ凹み見てる時は流石にネタばらししそうになりましたよ!
 改めてリュウさん!一位獲得、おめでとうございます!!」

「へあっ!?……天駆、お前……
 全部知っとった上で仕込んだんか?
 ……うわ、めっさ腹立つわー。
 後でバスタークラッシュとドラゴンブレイク10セットやな!」

「ヤメテクダサイシンデシマイマス。 流石に。」

・び……美形だっ!
・そりゃリュウドラグーンでしょ
・ぶちかましたるーッ!

「そ…そうやな!そらそうやんなぁ!?
 2018年にワイを超えるようなキャラとか、記憶にないやねんな?
 この美形かつ腕っぷしも世界破壊級のワイが、そら半端な位置なワケないわな!
 ふはっ、ふふははは、がははははは!!」

「調子も戻ってきたようで何よりだ」

「……フッ」

・FACEは何かのRPGかと思ったら…まさか(旧版)

「……そういえば、メジャータイトルにも関わらず
 意外と分からなかった人が多い(当サイト管理人含む)のは何故なんだろうな?」

「ああ、それな。憶測混じりの話やけど……
 レナンジェス君が出てた頃のスパロボは性格と性別の選択で8人から主人公が選べるんやな。
 で、ゲーム中に出るのは主人公とそのパートナーだけやから、
 プレイした人でも、それこそ開始時の選択画面で見たっきりで終えてる人も多いねん。
 当時のは難度も凶悪で戦闘アニメカットも無しと、周回プレイにはちとキツイしなぁ」



「あとは上の画像見てわかるかもしれへんけど……
 当時はパイロットってちっこいウィンドウに顔が出てるだけなんやね。
 カットインやバストアップがバンバン出るのは、もうちょい後のシリーズからやねん。
 衣装とか全然見えひんし、ゲームキャラとイラストが繋がらないプレイヤーも多いと思うで。
 説明書だって、SFCなら中古裸ROMで遊んどる子も多いやろしな。」

「後のスピンオフに出演していない事も影響してるんじゃないかと思いますね。流石に。」

「そこ、正直不思議やねんけどな?
 多くのキャラにいじられとるゲシュペンストキックの本家本元っていう、重要ポジションやぞ?」



「『まじめで優しい熱血漢』というストレートな主人公キャラな為、
 イメージが重なる者が多い事を危惧して、といった具合だろうか?」

「うーん、それにしたってもうちょいなぁ……
 あ、いかんいかん、ナックル全然関係ないわ。次行こ次!」

・元キャラ、美形会議、人気投票、作者とのコンタクト成功…製作されて公開されたことが奇跡

「……うむ、見事だ。」

「こうして見ると流石、多くの要素が絡んで叶った企画なんですね。」

「改めて、冗談みたいな企画にGOサインを出してくれた
 エターナル氏には感謝せねばなるまいな。」

「この会議で大元のキャライメージ作ってくれた
 むらたんPにも感謝感激雨アラレやで。ここなかったらリメイクとかなかったと思うでホンマ。」

・この動きでX対応とかとんでもない話である

「やあリュウ君。相変わらずいい動きをしているね」

「解りにくいボケは勘弁してください。
 その元ネタを執筆した作者が亡くなってどれだけ経ったと思ってるんですか……」

「ん?作家にとって亡くなっても話題にしてもらえるて
 幸せな事やと思うねんけど――」

「流石に話を戻しましょう!
 アニメーションって枚数の多さだけで決まる物じゃないんですね。
 少ないアニメでも決まる流石の動き……!」

「いや、正直フルアニメがしんどいだけやねんけどな……
 でもな、少ないアニメでも決めるとこ決めればええ感じになるっちゅーのんは、
 昔からひでやんがカズマとかでやっとったからな」

https://twitter.com/OwenYotoman/status/1035565741943083008

「ちょ、やめーやフェルやん、蒸し返さんといて……!」

・リレー小説企画始動記念票
・リレー小説盛況で本当に嬉しいよ


「そうそ、この投票やってる最中に“ワイ主役で”スレッドも立ち上がったんやな!
 ワイ主役で!!

「それなりの参加者も得られ、長編リレーとなったが無事完結もした。まずは成功と言っていいだろう。」

「改めて、流石の完走お疲れ様でした!」

「……まとめZIPはここだ

・根幹はエターナルさんだし今回ばかりは自薦票も一発バスタークラッシュ(by 管理人

「お?殊勝な心掛けやん?
 そうやね、ワイの生みの親たるエターナルはんに票を投じる思たらな、なーんも恥じる事――」

………チッ!

「!!?」

「!?」

「!?」

「……!!そこだッ!抜刀!十六夜ッッ!!」





「うむむ……流石は左京さん……MASOPICで希薄にしてた気配を見破るとは……
 伊達に存在してたかどうかすら怪しいキャラしてない……!!

「ガハァ!」

「血を吐いた!」

「左京さんが血ぃ吐きよったで!
 せや!あかんかったんや!相変わらずキャラ掴み切れてない上に
 数少ないアイデンティティのキレ芸も使いにくいと断じられ、
 追加メンバーの天駆がわりとまともにコメントできるキャラに落ち着いた結果、
 うむと頷くぐらいしか台詞なくて存在感ヤバい事を指摘されるのはアカンかったんや!」

ウゴハァ!
 ……おのれ、BlackMage……!……(天駆ごと)斬る!!」

「キレた!!左京さんがキレた!!謝れBlackMage――
 あれちょっと待ってくださいよ左京さんなんで僕も一緒に斬ろうとしてるんですか
 流石にシャレにならないですよ左京さん――」

「――左京さんのアイデンティティの話はひとまず置いといて、
 再度聞くぞ。何故貴様がここに居る。」

「前回もだけど、管理人の人格代理みたいなものですぞえ?」

「うわなんやねんその妙ちきりんな口調。
 ま、ええわ。それよりも気になるのは、なんやねん自分、さっきの態度悪い舌打ち?
 さっきのコメはエターナルはんに向かっての投票やろ?なにが不満やねん?」

「うん、エターナルさんへの敬意の票だね。
 ……でも、やっぱし半分は自分自身でしょ?」

「……うん?いまいち要領を得ないが……。
 そういえばリュクルゴスの時にも舌打ちが聞こえたな。何故だ?」

「あーそれね。
 
 ……リュウが一位にならないように、リュクルゴスに沢山票を投じたのにねぇ……」

「……は?」

「票も分散するように、美形会議用ネタ項目も作ったのにねぇ……」

「……って、そっちもかい!?
 っちゅーか確かに、そっちの分散票もまとめたらワイ28票で完全勝利やな!?
 なんやねん、いったい何が不満でそないなヒマなことしとんねんワレ!?」

「いや、良く考えてよ!?
 自サイト運営の投票で、自サイトキャラが二連続でトップとか、恥ずかしいよ!?」

「……って、そこか!?今更そこか!?
 “額面通り真面目に受け取る必要は無い”
 “良かったら一応喜んどく、悪かったらどうせネタ投票”
 じゃあなかったのか!?

「そりゃ建前はね!?でもそんなんあくまで建前で、
 こんな事態なったら恥ずかしいに決まってるじゃない!?恥ずかし乙女!」

「うわメンドくさっ!!ええかげんいい年なんやから、
 本音と建前ぐらいちゃんと使い分けようや!?」

「それでも恥ずかしい物は恥ずかしいよ!!
 そりゃもうオフラインでのエネミー大会で撮り直しいくらでも効くのに
 優勝は開催者自身のエネミーでした〜♪テヘ♪とかやるぐらい恥ず」

「いやその例え本当やめろ!
 左京さーん!!早くコイツ斬って!斬ってくださーい!!


「……まとめにはいりましょうか、流石に。」

「……うむ、各部門賞発表だ」

総合MVP
リュウ・ドラグーンRe[よっとまん]  21票

実写部門
特選−F(更新版)[ゼータ]  2票
入選−KARAT[タコヤリイカ] 1票
佳作−該当なし

手書き部門
特選−リュクルゴス[再開] 17票
入選−ローガ[ゼータ] 6票
佳作−該当なし

3D部門
特選−グラスホッパーKFA[YSR] 12票
入選−該当なし
佳作−該当なし

tingisu部門
特選−仙崎恵磨[katu] 3票
入選−Vtuberの格ゲー(仮)βエディション[タコヤリイカ]2票
佳作−有明省吾 3票

「ふむ、tingisu部門で票数と合わない部分があるが、これは?

「有明省吾ですが、流石にキャラとして完成してませんからね。」

「せやなぁ、どないにサイト作りこんだかて、ナックルは対戦ゲームやからな。
 遊べるものが無い以上は何にもならへんっちゅーことやな。」

「それでも期待値込みで、か」

「制作の経緯の面白さなどを考えると虹河ラキも面白いのですが、
 票数をそこまで無視するのも流石に問題と思いましたので、このように落ち着きました。」

「ええと、ぶいちゅーばぁ……やったっけ?
 兎に角、そこらへんの関連モノはパックのもあるワケやし、
 これでエエと思うで。纏めてるのも同作者やしな。」


「……ま、こんなトコやな。それじゃ天駆、何かあるか?」

「はい、リュウさんが多くの票を集めたとはいえ、
 やはりキャラクターのリリース不足が流石に目立つ形になってしまったな、と。」

「……うむ」

「そもそも管理人が連続で上位で恥ずかしいという話ですけど、
 これも慢性的なキャラ不足が引き起こした弊害でしょう!?
 やはりここは我々、美形キャラ達が率先して――」

「そか、んじゃ気張りや。ワイはこの辺でお暇させてもらうで。
思たより時間かかったしな。」

「む、確かに。スマン、私も退出させてもらう。また機会があったら呼んでくれ。」

「……え?あ、いや、待ってくださいよお二人共。
 流石に僕と左京さんだけじゃこの会議立ち行かないですよ。
 そもそも、今回来るのも遅かったですよね……?」

「……うむ。」

「いや、悪いな天駆。
 これからフェルやんと打ち上げ行くねん。次の打ち合わせも兼ねてな。」

「え……?打ち上げ?打ち合わせ……??いったい、何の?」

「実は先日、私が主演で行われた悪魔城ホジクルも完結してな。
 次回はどのような企画を打ち立てるか、酒席の中で話し合おうという訳だ。」

「そんなワケや。天駆、お前のサプライズ順位発表っぷりは見事やったで!
 ……ほな、さいなら。」

「……ちょ、ちょっと待ってくださいよ!!流石に!
 その打ち合わせって、リレー小説じゃないですか!?
 それがナックルの為になるんですか!?
 リュウさん言ってたじゃないですか!ナックルは対戦ゲームだって!
 遊べるものが無い以上は何にもならないって!
 リレー小説!?そんなもの、ゲームの枠の、外も外じゃないですか!
 だから――そうだ!左京さん!左京さんのリメイク案について何か……」

「……(`・ω・´) 」

「天駆、一つ言うてもええか?」

「……えっ?あっ……、ど、どうぞ!」

「ぶっちゃけ、ナックルのキャラ制作はな、趣味としては消費コストが多すぎんねん。
 簡単や簡単や言われてるねんけど、あくまで他の格闘ゲーム制作と比較した上での話であって、
 創作系趣味全体で見たらめっちゃ消費コスト多い方やねん。」

「そんな、流石に身も蓋も無い……」

「……(´・ω・`)」

「でもな、もうちょっと消費コスト低いアウトプット型の趣味もサブでやっとくと、
 そのうちポーンとな、来るねん。重い比重の制作やりたい欲が。」

「そんなの、流石に詭弁ですよ!何は無くとも、作らなくちゃ始まらない――」

「そう凝り固まってるとドツボに嵌るものだ。
 アウトプットに限らず、インプットもだな。見聞を広く持つことは重要だ。
 それに、完全に無関係でもない。今私達は小説として世界観を広げているが、
 その過程でキャラのアイディアも蓄積されるというのはままあるからな」

「嘘だ。流石に騙されませんよ。
 そういうスタンスを取り始めたナックラーに限って、
 碌にキャラも作らなくなった事例ぐらい、流石に僕であっても知って――」

「勿論そのようなパターンもあるだろうが――」

「そこらへんにしとき。まあ創作の形は十人十色や。
 簡単に“これや!”って決められることも無いモンやから、色々模索してくしか無いねんな。
 ほなフェルやん、行こか。

 ……そうそう、打ち上げに小説内で一緒したギャル達も来るねんけど、
 良かったらお前らも来てええで。」

「ピチピチギャルです!(キリッ)」

「中身おっさんはだまっとき。
 あー、でもうん、コイツも出演者やったな。カーッ!めんどくさッ……!」

「そうですよー、あの物語内では怪しげな魔女演じ切ったから
 我はピチピチギャルなんですよ?」

「今時分では若人がピチピチギャル等という死語を自称などしない――
 おっと、戯言はここまでだ。メールが入っている。
 店の予約を任せていたリーゼロッテとイアラ君からの催促だ。
 既にかずさ嬢や碧さんらも着いている。急ぐぞ。」

「あ、ワイもミリアから何度もコール入ってたわ。
 アカン、急がな……!」







「…………」

「…………」

「……左京さん」

「……うむ」

「……行きましょう!流石に!」

「……うむ!」