「やあ諸君。私がナックル界のび……美形キャラ、フェルディナンド・ヴァイセンブルクだ
私としては不服だが界隈では"フェル様"と呼ばれている」

「もうみんなとっくに知っとると思うねんけど
わいがナックル界でのリュウの代名詞こと、"神殺し"リュウ・ドラグーンや」

「…………」

「左京さんや」

「ナックル界の美形キャラ、暁左京さんだな」

「で、乙女達が見たら爪先から痙攣して失神するような
美形キャラが再び集まって何をするんかっちゅう話やねんけど…」

「前回の顛末を考えれば大体想像は付く。
同様のことをやると言うのならば今すぐにでも帰りたいのだが」

「同感だ」

「まあ二人ともそんな冷たい事言わんといて…
今回はこれや!
"KFX2015 あんたのイチオシナックルキャラ選手権"!
昨年の年間リリースされたキャラを投票によって評価、表彰するねん」

「ふむ…以前某スレにて行われていた"ナックルオブザイヤー"と似ているな」

「流石、鋭いやん!
察しの通り、その企画を踏襲したものやねん。範囲は昨年のみに限定されとるから、
ワイらに実害が及ぶ可能性は皆無っちゅうことや」

「成る程、あくまで第三者視点から、我々はプレゼンターのみを勤める、という事か」

「そういうこっちゃ。
左京さんもそういうことで了解してくれへんかな?」

「…御意」

「さて、今回は範囲が狭いこともあって、全投票数は39と少ないねんけど、
投票期間の短さも考えると調度良かったと思うで。」

「下手に優劣を付け、個々のモチベーション低下につながったりはしないか?」

「そこまで深刻に考えるようなもんでもないで。
今回はあえてあらゆる手段を使っての組織票なんかも奨励しとるから、
結果が良くても悪くても眉唾ものとして、斜に構えて受け取ったらええんちゃうかな?」

「その通りだ。くだらん事を考えるなら斬る。」

「なっ……相変わらず沸点のポイントがわからないですよ左京さん!」

「てなわけで、今回わいらに与えられた使命は
この投票結果とキャラクター対して面白おかしくコメントしてくっちゅーもんらしいんやわ。
ただでさえ起伏の少ない業界やからな、年一のお気楽なイベントとして定着してくれたら万々歳やろ」

「…了解した、それでは私も軽い気持ちで望ませてもらうとしよう」

「お、今回は聞き分けいいなフェルやん?それぐらい素直だと話も早いわ」

「流石に二度目…いや、雑多な集まりを含めればそこそこ回数をこなしたからな」

「……」

「…ま、変わりにキレ芸見せられない左京さんが少し寂しそうやけどな」

「…子細無い」

「……」

「……」

「…と、ここまでが当初完成していた台本通りのやり取りやな。
流石にツッコむで?もう11月にもなるっちゅーのに、どういうことやねん!!?」

「サイト運営者からのメッセージを受け取っている。

『思ったほど面白い文章にならなくて便所の隅でガタガタ震えていたらここまで月日が経っていた』

…とのことだ。」

「せやからって、いくらなんでも去年のキャラの投票結果を次年の末にって、アホちゃうか!?
時間間隔狂ってるにも程があるで?何か一つぐらい詫びでも……」

「安心するがいい、奴は俺が斬った。」

「…!?」

「!!?」

「…ひとまず、結果発表に移ろうか。
今回は得票無しを省いて票を得た項目のみ、ということでいいんだな?」

「せやな、ただでさえ執筆者のモチベーションが無い状態やし、
面白さ度外視でサクサクいくで〜?」

10位(1票)
・ミュウイチゴ[Mer]
・Minako[再開]
・SUSHI[ゼータ]
・黒鷺一吾[Ren]
・雛菊改[サトシ]
・UNLAUGHMAKER[ゼータ]
・スポア[ゼータ]

「1票だけ入った連中やけど、中々面白い面子が揃っとると思うで。
ほな、コメント見ていこか。まずミュウイチゴや。」

・ミュウイチゴ[Mer]
ミント公開時から願い続けた主人公の参戦が10年越しに実現するとは長生きはするもんじゃのう

「実際最初にミントが出たのは2005年やからなぁ
ここまで時間が過ぎて参戦するとか、愛やなぁ…」


「周りに流されるような生き方をしているとこうはいかんからな。
氏には自らのスタンスをこれからも貫き通して貰いたい所だ。」

・Minako[再開]
最初に出したオリジナル手書きキャラなので記念に一票

「Minako嬢へのコメントだが、どうやら作者自身の票らしいな。」

「…いいのか?」

「ええんやで。最初に示した通り
『あらゆる手段奨励』やねん。自作自演も大いに結構、ルール無用の残虐ファイトドンと来い!
…やったんやけど、投票システム自体がそれをしにくい仕組みやったみたいでなぁ…
次回はその辺、改善したいっつっとったで?」

「いや、それは改善とは言わないだろう」

・SUSHI[ゼータ]
ネタの新鮮さだけはお墨付き。SUSHIだけに

「SUSHI食べたい」

「たまには」

「ピザ食べたい」

「でもやっぱり」

「SUSHI食べたい」

「Hey!ラッシャイ!」


「…バンドでも組もか?」

「断る」

・黒鷺一吾[Ren]
dsのゲーム面白かったよね

「元ネタのDS版ゲームのことだな」

「性能もそれを元にしたキャラやしな。
本編完結したし意外と旬なキャラかもしれんな?」

雛菊改[サトシ]
・声が凛々しいのは意外でした。

「もっとも作者自身が配役したわけやないし、
イメージが正しいとは限らないんやけどなぁ…」

「それを言ったらこの会議も大概…」

「そこまでだ」

UNLAUGHMAKER[ゼータ]
・後もうひとつ足りない気はするけど、嫌いじゃないぜ

「スクリーム仮面にフツーの格好。
ナックルらしいといえばナックルらしい実写キャラだな」

「元来、こういう『フツーのカッコで画面縦横無尽に動き回っとる!スゲェ!』
っちゅーのがナックルの面白さで、間口広げてたポイントでもあるワケやしな。重要やで?」

「うむ、古典派実写メイカーは重要だ」

スポア[ゼータ]
・オーウ♂バナーナー…

「同作者のキャラだな」

「黒線にベタ塗り。こっちは古典派手書きキャラっちゅーかんじやね」

「…うむ。」

「(そう言ってるこの二人も古典派手書きキャラだが…)」

「ん?どうしたフェルやん?ワイらの顔じっと見つめて」

「…やはりその気が」

「ありません!」


6位(2票)
・B.O.X[乙]
・セサミストリートファイター[匿名]
・レグナント[らせつ]
・水谷絵理[J・ドリルの旦那]

「次に2票入ったキャラ達だな。
こちらは古株のメイカーのキャラが多いように感じるが」

「相当な完成度のキャラも含まれとるしな。
ほなコメントいこか」
B.O.X[乙]
・vk-2のテキストでその存在を示唆されたのが06年だから……10年かあ
 というかダンボールがまさか実在してるとは思わなかった

「テキストで存在を仄めかしたのは2008年更新版らしいが?」

「そうなん?まあ撮影自体は竜黒やヒゲと同じ時やったらしいし、
06年の時から絡める構想自体はあったのかもしれんなぁ」

「もう一人、居た」

「そこはあまり深く追求しないほうがいいと思います」

・段ボール&ビニール袋のふざけた格好から鋭い足技を繰り出すギャップや良し


「ベース性能はランブルフィッシュのガーネットを意識したものになっているな」

「ナース風コスチュームのムッチムチのねーちゃんが
ナックルに来るとダンボール被った不審者に変貌…と考えると恐ろしいことやで…」

・セサミストリートファイター[匿名]
見た目のインパクトから一発ネタかと思いきや人操作にも耐えるしっかりとした作りこみに感心。


「つっても波動昇竜系の無難なつくりやけどな」

「基本を疎かにしない、というのも悪いことじゃないがな」

「まさか移植か?」と思いきや、そう来たか!
すばらしいキャラだ!ごまだれ〜(草動画ネタ)が無ければもっと素晴らしい!(週刊の○太風)


「…ごまだれってニコ動発祥やったっけ?」

「いや、ニコニコ動画成立以前から確認されるネタであって、
爆発的に広がったのがニコニコ動画だというだけだな。
かつて存在したゼルダコミュニティ発祥という説もある。
確認できる資料は少ないが、このサイト運営者が2001年に書いた4コマで既に同ネタの存在が確認できるな。
http://r-setsugekka.jugem.jp/?eid=375

「…ま、こういう自然発生的なネタに元が何処とか考えるのは馬鹿らしい話かもしれんなぁ…」

「中身は三浦兄」

「って、ほんまや!これ三浦兄のごまだれアッパーコピペやん!
今の若人に解からんからってトンでもないことしよるなコイツ!」

・レグナント[らせつ]
氏のイメージを塗り替える鋭角な変形ロボと思いきや付属ストーリーがいつものらせつ氏で安心?しました

「付属ドキュメントのストーリーは読まない派もいるとは思うが、
そういうところも楽しんでこそのナックルファイターだ、と改めて感じさせてくれたな」

「狙ってるとしても、狙ってないとしても恐ろしい才能を感じるで…」


・変形や武器とか、元ネタ良く再現してるよね。カッケーです。

「動き自体はスパロボでの戦闘アニメ参考っぽいカンジやね。
ネタだけでなくこういうカッコエエこともさらっとできるとか、イケメンやなぁ…」

「そしてストーリーでずっこけるまでワンセット」

「それや!ホンマズルいわー…」

・水谷絵里
ドロロンパ

「…ドロロンパ?」

「ジョイメカファイトのジェルっちゅう奴の使った、自キャラの姿を消す技の名前やな。」

本格的な援軍システムに某12のPAじみた透明能力と言うただ遊ぶだけでも相当な作り込みを感じさせる特殊行動に、もはや円熟の域に達した高いコンボ能力の爽快感も素晴らしい。
……ところで、思い違いをしているのでなければこれで765&876組はあと一人まで揃ったのでは? 継続は力なりとはこの事か


「技術面は流石旦那様と言ったところやな。」

「ふむ、残るは秋月涼を完成させれば2までの主要キャラクターは全員揃う事になるな。
PS4新作も発売されたことだし、氏には更なる継続と発展を期待している。」

「なんや詳しいなフェルやん?」

「アイドルとはすなわち偶像であり崇拝…
いつ如何なる邪教が発生するとも限らないからな。
エクソシストとしては、常に情報収集を怠ってはいけない分野なのだよ」

「いや、フェルやん何でそこ熱っぽく語るねん」

「…デレマス…ミリマス…sideM…」

「やめてください死んでしまいます」

「さて、次は3票だけやけど3位や。」

「それだけの票で3位…?」

「しゃあないやん。期間も短かった上に、組織票とかの不正もしにくいシステムやったからなぁ…
ま、今回は試験的な投票でもあったし、こんなもんでええとおもうで?
3票獲得キャラは以下の3体や」


3位(3票)
・サトシ[SS]
・奈良[よっとまん]
・Cheney[再開]

「続けてコメントや。巻いていくで〜」


・サトシ[SS]
ロックオン!投票!任務完了!離脱する!



「と、いうわけで3位の一人目はサイバーチックランナー、サトシや!
…いや、ほんと妙にサイバーやねんな。坊主頭のランナーなのに」

「どうしてこの発想に至ったのか全く分からないが…」

「だが、それがいい(ニヤリ)」

「せやな。いい意味での『なんでもアリ』やで!」

face.bmpがすごいクオリティ

「faceに限らず、氏のグラフィックは独自性を保ちつつも、上手いのだな。」

「独自の味を生かしつつ、魅せられる…
それって凄いことやと思うねん。
昔で言えばalphesさんや老谷津さんのグラフィックとかやな」


こいつが逃げ出すマラソン大会ってどれだけ過酷なのだ…

「………うむ。」

「………どんなマラソンだろうな?」

「…ほら、アレや。かの超人オリンピックで行われた月への往復マラソンとか?」

「なるほど、妙にサイバーなのもそれで合点が……ってできるか!」


・奈良[よっとまん]
演じ系実写の新星。ネタまみれなのに妙にかっこいいのは作者の実力か

ナウマク サマンダ バザラ ダン カ  ン
帰命 普遍 金剛 諸 不動明王!


「次は大仏マスクの色物実写!奈良や!
普段着まんまの実写が多いだけに、
ちゃんと衣装合わせしといたり台詞も設定に準じとくっちゅーのはそれだけで長所やな。」

「オンアミリティウンハッタ」

ノヴァ奈良やはり不動明王掌のEFと効果音が最高!


「効果音で雰囲気を作る、という事も重要なことだな」

「実際音って結構なアピールポイントやからなぁ
既存の効果音使いまわしだけじゃなく色々工夫すべきやね」

「既存の物を加工するのも効果的だ」

よっとまんばかりぬるぬるしてずるい!
ぼくもぬるぬるしたい!


「左京さーん、ヌルヌルしようぜ〜?」

「やだよ、今日塾だから…」

「……bump?」



・Cheney[再開]
金髪リーゼントって見た目のインパクトからついうっかり一票


「ってわけで3位3人目は、
パツキンリーゼントグラサン!どうみても三下チンピラ!Cheney!!

「…って、いいのかその扱い!?
しかもコメントもうっかり一票とか、いいのかそれ?」

「むしろそういう扱いになることを強いられているキャラやと思うで」


低空ドロップキックもいいぞ!


「いいぞ」

「ええで」

「いいのか?」


大統領に立候補はしないんですか?


「コメントあった当時なら兎も角、もう大統領選も終盤入ったから今更やな。」

「…ああ、成程。こういう空気、覚えがあるな…」

「ネタ投票こそネット投票の華よ」


「さあ、いよいよ残りは1位と2位や!
惜しくも2位となったキャラは…」
「驚異の新星!SS氏が送り出したキャラの一人!
漢一匹!喧嘩上等!最近中国拳法にはまった男 クサブロウ!
5票獲得の2位や!」

「…ふむ、これは納得の受賞だな。
とても完成度の高いキャラを引っ提げ突如現れたSS氏は、
昨年トップクラスのサプライズだったと言っても過言ではないだろうな。」

「コメントも見ていこう」


小技からはそこそこしか減らないけど、当てるべき技をしっかり当てればちゃんと減らせるバランスがいい。


「性能に惚れ込んだコメントだな。
同時に公開されたサトシが派手なイロモノ色強めな分、こちらはストイックな印象があるな。」

「実際、BJA氏にかなり惚れこまれて研究されとるからなぁ。
あそこまで遊びこんでもらえたら作者冥利に尽きるってもんやで、ホンマ。」




ニヒルでシリアスな中に残像博覧会とか浮遊する上着とかの笑いどころ混ぜ込んでる所もイイ!


「これはアレや、所謂『シリアスな笑い』って奴やね」

「本気かギャグか分からない描写の一線というのは間違いなくある。
本気を極めればギャグになることもあるし、その逆も然りだ。」


そこは俺の距離な気がしたので一票

「うむ、セリフのセンスも良いのだな、このキャラクターは。」

「技名もやな。こういうのは一朝一夕で培われるもんやないからな。
真似してできるモンとは考えんほうがええな。」

「『ローマは一日にして成らず』…
…その者の生まれ育った環境、生活、交友関係…様々なものを糧に、センスは培われる物だ…」

「(長い台詞喋った…!?)」

「(っていうか左京さんのキャラ掴みきれてないのがモロにでとる…!!)」

「そんじゃ、最後に控えしてっぺん、栄えある一位受賞作品発表やで〜!」

「…おや、そういえば確か今回の全体の得票数は…39だったな?
ここまで、2位までの合計は…」

「29だ」

「…つまり、この低調な得票数で二桁得票を達成したキャラクターがいるのか。」

「せやな。全体の四分の一の得票を得た、っていうのは誇っていい結果やと思うわ。
じゃ、もったいぶらずにサクッといくで!栄えある第一位!
投げやりペーパーマンセット[パンダマン]!堂々の得票数10票獲得や!」

「見事だ。おめでとう」

「……え?…セット?」

「なんやフェルやん、セットの意味分からんか?
こいつはペーパーマンっちゅーFPSに登場するキャラを
独自解釈で格闘ゲームに落とし込んだ
7体(投票時の数。現在は8体にバージョンアップ)のキャラセットで……」

「違う、そこじゃない。私が言いたいのは…これはナックルキャラの投票…だよな?」

「せやで」

「それ以外の何物でもない」

「ここまでは全て一体ずつの得票…だったよな?」

「せやな」

「その通りだ」

「じゃあこの項目はなんだ?」

「見てのとおり、セットや。この形で公開しとるしな。」

「ゆるゆるもふもふから着ぐるみクリーチャーまで選り取り見取りだ」

「…いやいや、ダメだろ!?」

「ええんやで。誰も複数まとめてがダメなんて言っとらんで?」

「…な、納得いかん…」

「コメント確認といこうか」

簡単な操作で戦えるのはいいことだよね

「このセットでの特徴なんやけど、
格闘ゲームプレイヤー以外へのアピールが狙いっちゅーらしくってな、
基本的にすべての技がワンボタンで出せるように設計されとるんやな」

「実にユーザーフレンドリーだ」

「…単に手抜きなんじゃ…」

「アホんだら!あくまでユーザーのことを思っての苦肉の策や!
それはもう、技を最小限に留める為断腸の思いで捨てられたアイディアが、
10から100はあるに違いないで…泣かせるわ…」

「いや、ないだろ」

宣伝方法が何気に凝ってた

「で、先にも言ってた通り、従来のユーザー以外に向けてのアピールっちゅーことで、
紹介を公開前から段階的にニコニコ動画で行ってたんやな。」

「トーナメント等も行っていたな」


「トーナメントとか、一体だけじゃ絶対できひんからなぁ」

「確かにそうなのだが…うーむ…」

戦いは数だよ兄貴!

「最初の動画リリースから、年内で7体リリースした作業量は評価されるに十分な部分やね」

「確かにそうなのだが…何か間違ってはいないだろうか?」

「しつこいなぁフェルやん、
ルール上問題ないっちゅーたら問題ないんやで?」

ドスコイ(某隈取り力士ボイス)

「エイッエイッエイッエイッ」

「ハッハッハッハッハッ」

「………」

…もういいな!?
「ザリガニ」!

「意味がわからん」

「このセットのダウンロードパスワードだな」(現在はパス無しでDL可能)

「なんでもペーパーマンの運営でやらかした人がそんな匂いだとか、そんなネタやな」

「黒い」

「黒い」

「あとこのゲーム自体は今年度末にサービス終了らしいで」

「」

「」

このまま独走させてしまおうという露骨な操作

「…ちょっと待て!あからさまに操作って…」

「だからしつこいっっちゅーねん!
組織票だろうが多少の票操作だろうが、ルール上問題ない言うたやろこのスカポンタン!」

「ルール無用の残虐ファイトにも程があるだろう…」

「ってわけでこんなトコやな。んじゃ、先のナックルオブザイヤーっぽく、
各部門別受賞結果なんてのもやってみよか」

総合MVP
 投げやりペーパーマンセット[パンダマン]10票

実写部門
特選−奈良[よっとまん]3票
入選−B.O.X[乙]2票
佳作−黒鷺一吾[Ren]1票
   UNLAUGHMAKER[ゼータ]1票

手書き部門
特選−クサブロウ[SS]5票
入選−サトシ[SS]3票
   Cheney[再開]3票
佳作−レグナント[らせつ]

3D部門
特選−水谷絵理[J・ドリルの旦那]2票
入選−該当なし
佳作−該当なし

tingisu部門
特選−セサミストリートファイター[匿名]2票
入選−SUSHI[ゼータ]1票
佳作−該当なし

「ううむ…こうして見ると、意外と妥当な結果に収まっている、のか…?
単純に完成度を見ればミュウイチゴ[Mer]が入っていない部分が気になるぐらいか」

「先に言った通り、そんな額面通り真面目に受け取る必要は無いんやで。
良かったら一応喜んどく、悪かったらどうせネタ投票やし…ぐらいのもんで、ええ。」

「…あと、tingisu部門とは…?」

「tingisuの『どんなものでも素材になりうる』
という精神を受け継いでいるキャラを入れるってことで、
アゴ誤氏のtingisu素材使わなくても、その魂を感じたら受賞とか言うとったで」

「何でもアリだろ?」

「…っと、まあこんなトコやな。フェルやん、なんかあるか?」

「では、先に全体の傾向だな。2010年代前後に入ってからのメイカーが多くなっている、
というのは少し安心したかな?」

「せやな。ナックルって90年代と00年代前半のメイカーがいつまでも幅利かせて、
他が入り込む余地がないような状態がずっと続いとった感じやからな。
少しでも代替わりされてるのは悪くない思うで。他には?」

「では、次にこの投票自体に指摘されていた投票期間の改善か。
もしもう一度やるならば、今月中に準備しておいたほうが良いだろうな。」

「せやな。あと周知面も足りないんかな?
…っつっても、現在のナックルのユーザー規模じゃたかが知れとるかもやけど。
左京さんも何かあります?」

「……オチが無い」

「……」

「……」

「…なんかテキトーに暴れてくれてもええで。」

「……理由が無い。」

「……」

「……」

「……」

「…あ、成程、中々書き出さなかったのって、こういう…」

「オッケー、早速サイト運営者にバスタークラッシュブチかましてくるわ」