注:よっとまん個人視点によるあんまり客観性の無い振り返りなので凄く偏った視点です。 Q.どれぐらい偏ってるの? A.「暗黒二大作品とタクト編はいくらでもディスって良い」と真顔で言う程度には偏ってます。   あと、KAZUさんの作風が少し苦手とかいうのもあるのでそのあたりも考慮すべし。 Q.掲載されたはずの話が結構無かったりするけど? A.独断と偏見による重要度で。データ足りなくて書けない物も多し。 Q.執筆者情報入って無いのがあるんですが。 A.ログが消滅しちゃって情報無い奴です…そういった物は開始月も予想が多分に入ってます。 Q.お前のパソコン死亡とか無関係じゃん。 A.そうでもないじゃん。全ログ収拾してたPCだったじゃん… ******************************************************************************** 1999/04 ・むらたん氏がKFXリレー小説掲示板立ち上げ。 ・むらたん氏がむらたん編開始。(正式タイトルは"KnuckleFighter-X"なのだが、まんまなので通称でしか呼ばれていない)  執筆参加者は むらたん,はたっち,G-01,YSR,KAZU  最初にして高水準な基本的ハードル設定をした規範的大会系ストーリー。  しかし同時に"リレー小説オリジナルのキャラが複数登場し、メイン所に据えられている"  という後々まで影響する癌も抱えていた。(この頃はまだ『キャラとして作るつもりだった』という区分ではあるが) ・alphes氏が「戦いはなんでもオッケー!」(何でもOK)開始。("超人編"という通称もあるけど個人的にはしっくりこない)  執筆参加者は alphes,むらたん,はたっち,KAZU  むらたん編を目的準備済みリレーとするなれば、こちらはライブ感優先巻き込まれ型リレー。  むらたん編と共に初期の二枚看板として支えてゆく作品となった。  KFXに存在したキャラクターのみで構成されていた事もあり、むらたん編よりこちらを高く評価する声も多い。  このシリーズを始めたのがalphes氏だったという事に今更ながら驚き。 1999/05 ・何でもOK第一部終了。 ・KAZU氏が何でもOK第二部開始。  執筆参加者は KAZU,alphes,むらたん  ここからむらたん編と時間軸が重なるが、作中内での接点は殆ど無い。  いやーそりゃそうだよね、賢明だなー(遠い眼) 1999/06 ・むらたん編終了。 ・なんでもOK第二部終了。 ・G-01氏が「第二の戦慄」開始。  執筆参加者は G-01,はたっち,達朗,FukTommy,むらたん  中身はJOJO第四部のオマージュではあるが、むらたん編に登場したキャラを主軸に据え、良い具合にアレンジされている。  しかし、リレー小説オリジナルのキャラの活躍が増え過ぎてしまっているのは気になる所。  シリーズ展開途中に大幅な軌道修正があったらしい。  (29話「最悪に重なる最悪はさらに最悪」の次に削除された形跡があったはず) ・KAZU氏がなんでもOK第三部開始。  執筆参加者は KAZU,alphes  二部の時点で滲んでいたメインキャラだろうと容赦なく死亡、戦闘不能になってゆく作風が顕著になってくる。  ラストが少々唐突且つすっきりしない形なのも好みの分れる所かも。 1999/07 ・なんでもOK第三部終了。 ・KAZU氏が「ペルソナ」開始。  なんでもOK三部の後日談で、KOHの回想から察するに三部終了からかなり時間が立っていることが窺える。  前作である三部後半同様に救いようの無い話でニントモカントモ。オリジナル設定浸食も激しくてニントモカントモ。  最終話に"前編・完"との記述があるが、後編はついに書かれなかった。 ・「アナザーストーリー(GOACCYO)」開始。  GOACCYOの過去を描いたシリーズ一つ目。  なんでもOK四部ラストにも大きく関わってくる人物なので、ログが残っていないことが悔やまれるばかり。 1999/08 ・ペルソナ終了。 ・第二の戦慄終了。 ・FukTommy氏がリレー小説200記事記念資料集を公開。 ・G-01氏が「第三の試練」開始。  執筆者は G-01,FukTommy  今度はJOJO第五部オマージュ。元ネタ再現を優先するあまり、作中オリジナルキャラ起用が前作より顕著になっている。  残念ながら完結していない。 ・3on3編開始。  むらたん編以来の大規模大会ストーリーになる…と思いきや…  ログは失ってしまいましたが、チーム編成からろくに進まないまま投げられてしまった感が強い。  そりゃまあ、メインキャラ多すぎなのは問題だよねぇ?  …後々、教訓という名のログが失われた後続作品で似たような問題が再び牙を剥くのでした。 ・「poorキャロットへようこそ!」開始。  GOACCYOの過去を描いたシリーズ二つ目。  タイトルがどっかで聞いたことがある?気の所為じゃない? ******************************************************************************** 2000/01 ・FukTommy氏が「殺人機械(ですとろいやぁ)」開始。  執筆参加者は FukTommy、鷹田康彦、むらたん  当初は短編シリーズ予定が、気が付けば2000年を駆け抜け続けた看板シリーズに。  あっさりゆるめ味付けのギャグと淡々と進んで行くバトルが織りなす独特のリズムは中々癖になります。  一応KGX編とリンクしてるけど、まだこの時点では気にするほどでもないです。  無駄知識:冒頭で21世紀と言ってますが他の2000年進行シリーズと絡んだ結果21世紀じゃなくなりました ・鷹田康彦氏が「KnuckleFighter 2000・開催までの苦難」(KGX編)開始。  執筆参加者は 鷹田康彦,よっとまん  タイトルから察するにこのシリーズを終えて大会シリーズを立ち上げる…つもりだったのかもですが、  完結する前に僕が大会系ストーリー開始してしまったので、「んじゃ繋げちまえばいいんじゃね?」ってなったカンジ。  2000年シリーズの最大の敵組織"WALTZ"はこのシリーズより登場。また、2000年をかき回すクローン設定はこの作品が初出。  (KOFがネスツ編だったことによる影響と、当時問題になったキャラ無断転載サイトのメタネタ) ・KAZU氏がなゆなゆ公開。所謂「カノンリベンジャー」と言われるKANON×JOJOのぶっ壊れシリーズの一発目。  このキャラに付属していたストーリー「カノンリベンジ」(とその中で酷い目にあわされたゼロワン)  が2000年に展開されたシリーズに大きく影響している。 2000/02 ・むらたん氏がMuratanをリメイク。  付属のstory.txtに2000年時のむらたんの基本となるストーリーが付属しており、殺人機械編やKGX編とリンクしている。 2000/03 ・KAZU氏がなんでもOK第四部開始。  執筆参加者は KAZU,むらたん,GOU  数少ない(唯一?)立ち上げ時より継続しているシリーズ。  …ですが、この部の正直な感想としては"カラッポの中身を一生懸命雰囲気で取り繕ってる"感が強い。  ライブ感重視で目的設定を明確にしない作りが完全裏目に出たパターン。 ・よっとまん、タクト編開始。(明確なタイトルを付けず始めたので通称のみ)  執筆参加者は よっとまん,鷹田康彦,G-01,Evil Moon  特殊な試みとして殺人機械編2〜3部とザッピングが行われているが、進行の妨げにしかなっていないというのが正直な所。  また、最終的な大目的こそ有るものの、主人公の性格がニュートラル過ぎて動かしづらいのが根本的にマズイ。  大会進行も奇をてらい過ぎて不可解な競技で盛り上がらず、乱入トラブル等も進行の妨げとなるばかりでストレスが溜まる。  本筋と別に用意されたAGAJA関連の話が完全に分断されているのも大問題。  さらに執筆者間でのキャラクターのパワーバランス認識や過去作再登場キャラの扱いの齟齬等、問題点を上げればキリが無い。 2000/04 ・殺人機械編第一部終了。 2000/05 ・秀武氏が「俺的最強伝説」開始。  未完結作品だが、マナ、カズマ所属の悪人退治屋"俺的最強伝説"、ハナマルシティ、  さらにこちらにも酢ね酢ね団が絡んでいたりと後の話への関連する設定が結構あるので重要。  物語の決着自体も殺人機械編で付いているので、そちらの番外と見てもさほど問題ないかも。 ・FukTommy氏が殺人機械編第二、三部開始。  執筆参加者は FukTommy,鷹田康彦,よっとまん,G-01,Evil Moon  KFX2000年大会に酢ね酢ね団が乱入!ということでタクト編と一部ザッピングしているが以下略。  いや、最初はね、面白い試みじゃんヒャッホーイと乗り気だったわけでね…  ここまで混乱の元になるとかホント、思わなかったわけで…ぐえー。  なお、二部と三部は明確に分かれているわけではないのでセット扱い。 2000/06 ・なんでもOK第四部終了。 ・KGX編終了。 ・G-01氏が「クレイジートリップ」(トリプソ)開始。  執筆参加者は G-01,むらたん,鷹田康彦,YSR  タクト編でパワーバランスを大きく崩壊させたキャラを"全員ぶっ壊れキャラ"に統一という見事な解決を見せた快作。  ぶっ壊れた文章のままテンポ良く進むハイテンションバトルの連続が実に小気味良い。 2000/07 ・KAZU氏がペルソナZERO開始。  手元に残っていたログは一話だけですが、記憶する限りでは結構話数あったはず。  時間軸は なんでもOK四部→ペルソナZERO→ペルソナ と思われる。  未完のまま初代むらたん板が消滅。 ・鷹田康彦氏が「KFX2000・WALTZ」開始。  おそらく2000年のシリーズを総括…するかも知れなかった作品。  手元に残ってたログは三話だけですが、記憶する限りではもう少し先もあったはず。  未完のまま初代むらたん板が消滅し、移転後も続きは執筆されていない。 2000/08 ・タクト編終了。 2000/09 ・FukTommy氏がリレー小説400記事記念資料集を公開。 2000/10 ・トリプソ第一部終了。 ・殺人機械編第三部終了。 ・秀武氏が殺人機械編第四部開始。  執筆参加者は 秀武,FukTommy,鷹田康彦,よっとまん  2〜3部の混乱の元であったザッピング要素が消え、サクッとラストまで読める良い作品です。  ただし秀武氏によるとマナとカズマに恋愛感情は全く無いと大変憤慨しておられたので、各員ラストシーンは忘れるべし。 ・G-01氏がトリプソ第二部開始。  執筆参加者は G-01,鷹田康彦,偽・春日眠(ログ紛失した1〜8話間の情報を除いた調査)  初代むらたん板消滅事件からJihad氏への運営移譲後までを渡り歩いた看板作品の一つ…  と言いたいところだが、板消滅後に序盤ログ消滅で話の前提が行方不明になり新規置いてけぼり、  KFXとは完全に無関係のキャラ持ち込みという大事件が起こった上に発起人も途中離脱。  最終的には前作とは毛色が違う重苦しい設定が持ち込まれ、第一部の持ち味は完全に破壊されてしまう。 2000/11 ・むらたん氏一時休業により倉ウド氏が代理管理。 ******************************************************************************** 2001/01 ・殺人機械編第四部終了。 ・むらたん氏活動再開。 2001/03 ・初代むらたん板がレンタルサーバ側の都合で消滅。  即二代目むらたん板が始動するも、400以上の膨大なログが消えてしまう。 2001/04 ・鷹田康彦氏が殺人機械第五部開始。  しかし物語の根幹となる酢ね酢ね団との戦いとしては四部で決着がついている上、  発起人も既に離れている状態から"新たな敵"を打ち出してきた時点でシリーズとしての意義は既に薄い。  偽・春日眠氏が一つだけ続きを書いたものの、その後を継ぐ者は無かった。 2001/09 ・偽・春日眠氏が「逆襲の実験者」開始。  執筆参加者は 偽・春日眠,はたっち,秀武,Evil Moon  下敷きにした作品があるらしいが、知らない人は置いていく旨が最初のコメントにあることは問題だろう。  (もっとも、元ネタを知っている秀武氏からの評価も"騙された…"だったので根本的問題はそこではない)  第二部も予定されていたが、完結直後のリレ小批判文に(一応)萎縮したのか書かれていない。 2001/11 ・逆襲の実験者終了。 ・BJA氏がリレ小批判文を投稿。以下、一部抜粋。  ・KFXとは何も関係の無い、ただの創作小説になってる  ・オリキャラがしつこく何回も主人公クラスとして出るので、もはやKFXでも何でも無い  ・小説オリジナルの設定もどうかと  ・オリキャラ万歳、オリジナル設定万歳な小説は、ハッキリ言ってつまらない  …批判というか至極真っ当な指摘に過ぎないですね。  この上で指摘内容を全力でブン投げ続ける鷹田氏や偽・春日眠氏は凄いなぁ、と。 2001/12 ・秀武氏が「突然南国指令!ナックルVSナックル!?」(南国編)開始。  執筆参加者は 秀武,Dr.ちゃぶー,偽・春日眠,Jihad,EvilMoon,よっとまん  二代目むらたん板から運営移譲時に唯一ちゃぶー板へ移籍した看板作品の一つ…なんだけどね。  発起人は"軽い気持ちで参加できる作品"を目指したものの、  ラグナロクオンラインの要素が何故か(フレーバーとしての域を大きく逸脱し)前面に出され、  扱いには気を使うべき移植キャラが何故かメインとして多く据えられ、  必要以上に多い登場人物、一向に目的地へ進行しない物語、実験者にも見られた必要性の無い偽名、  さらには発起人の意図を大きく外れた"他への理解を考慮していない設定持ち込み"も目立ち、大きな混乱を生む。 ******************************************************************************** 2002/07 ・KFXリレー小説の運営がDr.ちゃぶー氏とJihad氏へ移譲。(地味にこの際にも少しログ消滅)  その関係で掲示板もちゃぶー板とJihad板の二つに分かれる事となった。  板の分裂も新規参加者に宜しくない。(当時新規参加者がいたかどうかは置いといて) 2002/11 ・トリプソ二部が(参加者読者全て置き去りにしたまま)終了。 2003/01 ・鷹田康彦氏がトリプソ三部開始。  しかし、(完結していない上にログも残っていない)WALTZ編につなげる予定からして、  リレーとして成立させる気は最初から皆無である。それ故、鷹田康彦氏の活動終了と共に途絶。  初代むらたん板より続いていた柱はここで途絶える。 2003/04 ・よっとまんのナックル用初代PCが煙を吹いて死亡。  この際にCDRに保管していなかった分のログ消滅。バックアップは定期的にね!(目虚ろ且つ晴れやかに) 2004/05 ・よっとまんが「エピソードZERO」開始。  タクト編後のシャイアーテックスに身を置くロウを通じて、  彼の過去と当時進行していた話の裏等を描いた短期集中連載。  個人スレだが、実は運営移譲後〜消滅までに完全新規に立ち上げられて完結したスレッドはこれだけだったりする。 2004/06 ・エピソードZERO終了。 2004/07 ・南国編がなんとか終了(4年て…)。  同時にちゃぶー板への新規投稿もこれを最後に終了となり、掲示板の分裂問題は解消される。 2004/08 ・Jihad氏が「甦りし紅月」(邪月編)開始。  執筆参加者は Jihad,よっとまん,EvilMoon,SUNZ  運営移譲後、初の新規シリーズとして始まった作品…だったが、  当初方針の"存在しないキャラをメインに据えない"通達が徹底しなかった事や、  序盤から話が重く、容易に参加できない雰囲気を作ってしまっていたことは反省すべき点だろう。 2004/12 ・よっとまんがリレー小説データベース2004年度版公開。 2005/01 ・むらたん氏がKnuckle Fighter-Blade =Tingisu brave=(tingisu編)開始。  執筆参加者は むらたん,Jihad,秀武,SUNZ  久方ぶりに復帰したむらたん氏に呼応するがごとく少し盛り上がりを見せるが、  「tingisu故の何でもアリ」を盾にした無秩序化からリレーが成立しなくなり停滞。  各々の趣味ぶちまけるのは別にいいけど、こぞって主題無視したらそうなるよね。 2005/後半あたり ・運営者にして当時進行していたシリーズのメイン執筆者でもあるJihad氏の興味がKFXより完全に離れ、執筆終了&運営放棄。  一部執筆者は散発的に執筆を継続していたが、実質はこの時点で終了したようなものだろう。 2010/11 ・isweb終了によりJihad板消滅。 ******************************************************************************** 2019/01 ・REN氏がKFXリレー小説掲示板を新規に立ち上げ。 ・REN氏が7人の悪魔拳士編開始。  執筆参加者は REN,最海,よっとまん,katu,パンダマン  発起人であるREN氏は勿論として、旧リレー小説に関わっていない新規執筆者多数で進行した。  明確な目標設定の上の解りやすい叩き台と各々の執筆者が思い通りに動かせる舞台、  キャラの個性を生かしつつも丁寧に描写される戦闘に予想外のラスボス、設定された最終目的も達成の大団円…  …あれ、もしかして最高傑作なのでは…?  これの後に同じような期間の連載で同等話数かつ同数執筆者のタクト編を見たら  あまりの完成度の違いに血反吐吐いて死ねる。死んだ。 2019/07 ・7人の悪魔拳士編終了。 2019/08 ・よっとまんが「Knucklevania 〜悪魔城ホジクル〜」開始。  執筆参加者は よっとまん,REN,パンダマン  フェルディナンドとリュウ・ドラグーンの関係性を掘り下げることを目的として開始。  7人の悪魔拳士編の前日談的話でもある。  試験的に執筆後毎回“参加者待ち期間”を設けてみましたが、熱量が覚める弊害の方が多いわコレ。  小賢しいこと考えないで、書きたい時はモリモリ書いた方がいいですね。  というか傍目にもやる気ないんじゃねってしか見えなくてこりゃダメですわ。作戦失敗! 2019/10  最海氏が「KnuckleFighter-X 外伝」開始。  氏のオリジナルキャラクター達を中心とした物語。  細川 美奈子の参加したKFX大会にて、謎の組織「キシソノクア」が暗躍する。  多くのオリジナルキャラで固めてるにも関わらず  「実体のないキャラ」が殆ど居ないことは評価ポイント。 2020/05 ・Knucklevania 〜悪魔城ホジクル〜 終了 2020/07 ・よっとまんが「ナックルファイティングロード」開始。