和尚講話録
隠された神秘
Hidden Mysteries

本体2,600円(定価・税別)


秘宝の在処
内的成長への鍵
聖地や寺院の科学と本来の意味、第三の眼の神秘学、偶像崇拝の錬金術、

数珠の使用、呪文やまじない、そして占星術の真の目的
--神聖なるものとの調和への探求--など、いまや覆われてしまった
内的成長のための古代からの秘儀や知識を説き明かし、
究極の超意識への理解を喚起する貴重な書。



「なぜ私たちは生きているのか?
何のために生きているのか?
生きるとしたら、私は何になるのか?


……私が話している占星術は質的に異なり、遥かに深淵なものだ。

あなたの生と宇宙の生とは繋がっており、
リズミカルに調和しているというような本質的なことだ。」

-和尚


 

 

生の中には、今日でも宝の扉を開けられる鍵がたくさん存在する。
だが不幸なことに、私たちはこの宝のことも、開くかもしれない錠前のことも、何ひとつ知らない。

宝についても錠前についても無知だとしたら、私たちの手に残されているものは鍵とすら呼べない。
それは錠前を開けて、はじめて鍵となる。

かつては、まさにこの鍵が宝を開示したことがあったのかもしれない。
だが今となっては、どの錠前も開けられていないために、
鍵は重荷となってしまった。

それでもどうにか、私たちはまだそれを拾てる気にはなっていない。
その鍵は人閻の無意識的なマインドの中に、ある種の消えがたい芳香を残している。

おそらく何千年も昔、この鍵は確かに錠前を開け、宝は見出された___
無意識のマインドに存在するその記憶ゆえに、私たちは今日まで鍵という重荷を携えている。

どんなに無用だと説得されようとも、鍵を捨て去る勇気は奮い起こせずにいる。
ハートの知られざる片隅には、いつか何らかの錠前が開けら

本書より抜粋

和尚