Object Oriented XBASE Forum
ただいま製作中です。完成までもうしばらくお待ちください。
Visual FoxPro Toolkit for .NET セットアップ方法
【はじめに】
XBASE言語環境を .NETで利用できるようにU.S.Microsoft から無償で配布されているツールキットを日本語 Visual Studio .NET 2003 にインストールする方法を説明いたします。
なを、このページを参照し、来訪者がツールキットをインストールしたために発生するいかなる損害に対しても当ホームページ管理者ならびにこの文責者は、その責を一切負いません。利用者の責任において実行して下さい。また、このライブラリの使用にあたり、当ホームページではここに記述したことについてのご質問にはお答えしかねます。また、記述について誤記・不備・誤訳の存在も有り得ます。以上予めご理解の程お願い申し上げます。
Visual FoxPro Toolkit for .NET とは
Visual FoxPro Toolkit for .NET は、Visual FoxProで利用されているXBASE言語環境を .NET言語から利用できるようにするツールです。Visual FoxProのランタイムを必要とせず。VFPToolkitNET.DLLをインストールすることにより Visual Studio .NET 2003 IDEから他の.NETクラスライブラリと同様にシームレスに利用できるように設計されています。
およそ225に渡るクラスライブラリーで構成されています。XBASE言語に特徴的な強力な文字列関数、配列関数、日付関数、計算関数、データベースやxml関数を装備しています。XBASE言語を利用された事が無くとも、その強力な関数群は有用なものです。
Visual FoxProでアプリケーションを組んでいらっしゃる場合は、FoxPro側から .NET言語を利用することが有用となります。残念ながらVFPToolkitNETは、FoxProのほんの一部の機能を搭載しただけのもので、あくまでも .NET言語環境のみでXBASE資産を運用したいとか、XBASEの強力な関数を利用したいと言うニーズを担う程度となります。基本的な違いは、VFPToolKitはマンマシンインターフェース部分の処理は、全く搭載されておらず、拡張されません。たとえば、PICTURE句のような処理やカーソルキーでのテキストオブジェクト移動等は、たいへん便利ですが、そのような機能はありません。また、当然コマンドライン等の装備が拡張される訳ではありません。
Visual FoxPro Toolkit for .NET をインストールする
Toolkitは、こちらから 下記のVisual FoxPro Toolkit for .NETとVisual C#.NETでの演習のため Source Code for Visual FoxPro Toolkit for .NET(C#.NET Version)をダウンロードします。
Visual FoxPro Toolkit for .NET
VFPToolkitNET.zip : VFPToolkit DLL class library, CHM help, XML dynamic help, readme.txt, setup.bat.
Source Code for Visual FoxPro Toolkit for .NET (Visual Basic .NET version)
VFPToolkitNET_VBNET_Source.zip:Visual Basic .NET source code for the Visual FoxPro Toolkit for .NET.
Source Code for Visual FoxPro Toolkit for .NET (C# .NET version)
VFPToolkitNET_CSharpNET_Source.zip:C# .NET source code for the Visual FoxPro Toolkit for .NET.
Toolkitは、日本以外で販売されているVisual Studio .NETにインストールすることを前提にバッチファイルが作成されています。Visual FoxProは、Ver7.0までがVisual Studioに同梱されていたため、日本語版とインストールフォルダーイメージが異なります。このため、ダウンロードし展開した状態そのままでは、インストールやレジストリができません。この点をご注意ください。
- ダウンロードしたZipファイルを適当なフォルダーで展開します。
- 展開した後に出来たVFPToolkitNETサブフォルダーをルートにC:\ドライブ直下に設置します。
つまり C:\VFPToolkitNET\ となります。
また、C:\VFPToolkitNET\ 直下に Readme.txt ・ Setup.BAT ・ VFPToolkit.dll ・ 〜reg ・ 〜xmlが存在することを確認します。- Setup.BATは、そのままでは利用できません。下記のように新たにBATを作成します。[SAMPLE : setup2003.bat ]
::-- Clear the screen cls @ECHO OFF MD "C:\program files\Microsoft Visual Studio .NET 2003\Common7\IDE\HTML\XMLLinks\1033" COPY VFPToolkitNET.xml "C:\program files\Microsoft Visual Studio .NET 2003\Common7\IDE\HTML\XMLLinks\1033\VFPToolkitNET.xml" ECHO. ::-- Now call the reg file to update the registry VFPToolkitNET.reg ::-- Open the readme file notepad readme.txt @ECHO ON EXIT※ Visual studio .NETのインストールドライブがC:以外の場合は適宜環境に合わせて変更してください ※ ファイル名称は Setup2003.BATとします。
- エクスプローラを立ち上げ、新たに作成した上記Setup2003.BATをダブルクリックします。エラーメッセージが出なければこれでインストールは無事完了したことになります。
Visual Studio .NET 2003 C#で使用してみる
VFPToolkitNET.DLLをC#.NETから利用するのは、とても簡単です。
- Visual Studio .NET でC#新規プロジェクトでWindowsアプリケーションを選択します。
- ソリューションエクスプローラのツリーにある[参照設定]上でマウスの右ボタンをワンクリック
- [参照の追加]を選択
- [参照の追加ダイアログ]-[ .NET ]タブを指定
- [コンポーネント名]-[ Visual FoxPro Toolkit for .NET ] をダブルクリック
- ダイアログの[OK]ボタンを押して 終了
上記設定作業で VFPToolkitNET.DLLのクラスライブラリーが利用可能となります。
VFPToolkitNETを実際に使ってみよう :
VFPToolkit.dialogs CLASSの演習
VFPToolkit.dates CLASSの演習[製作中]
VFPToolkit.strings CLASSの演習[製作中]
VFPToolkit.environment CLASSの演習[製作中]
VFPToolkit.math CLASSの演習[製作中]
VFPToolkit.vfpData CLASSの演習[製作中]
FoxPro互換キーボード入力の搭載方法[製作中]
C#.NETで作成したDLLをFoxProで利用する方法
実際にVisual C#.NETでアプリケーションを組む方法をFoxProの関数と対比しながら解説しています。
----------- コンテンツ作成中につきご迷惑をおかけいたします。