曲がるようになった私のボウリング
(ナチュラル・フックから作るフックへ)
過去10年間ボールを曲げたくて、
我流で研究してきましたが、、、ダメでした。
それからプロのレッスンも数年間受けましたが、、、これもダメでした。
レッスン受講者の中には簡単にフックボールを投げられる人もいました。
私はそういう人達にどんどん置いて行かれました。
それが今年になって突然私も曲げられるようになったのです。
今では友人のMiyajimaさんが言っていたことが実感できる毎日です。
彼曰く『ストレートボールでは点数が出た日は楽しいけど、点数が出ない日は楽しくないでしょう?』
『フックボールだと違うんですか?』
『フックボールであれば、点数とフックの切れ味と両方楽しめるんです。』
さて、なぜ私は10年間も失敗を繰り返してきたのだろうか?
それはあのボウリング界の第一人者である矢島純一プロや、
タイトル数でギネスブックに載った女子プロの斉藤志乃ぶが、
推奨している『握手ボウルの基本』 を消化できなかったからだと思います。
親指を時計の10時に構えて、
10時を保ったままバックスウィングして、
10時のままリリースして、
引っ張らないようにまっすぐ上にフィニッシュすれば、
フック・ボールが投げらる、と言う基本投法です。
その通りだと思います。
事実このアドバイス通り投げて、
フック・ボールをマスターしたボーラーは大勢います。
でも私にはそれが出来なかったのです。
私が全く出来なかったと言えば嘘になります。
プロに言われてその通り投げればその時にはフック・ボールがでたのです。
でもそれが大会やリーグ戦ではなかなか思うよう出来ませんでした。
なぜ大会やリーグ戦では想い通りのフックが出なかったのだろうか?
まず第一の原因は力みです。
力むなと言われても大会では力んでいました。
スピードを出すなと言われてもスピードが出てしまいました。
これを矯正するためにプロからは、
腕の力を全部抜いてダラダラにして下さい。
ボールを振り出さないで、降ろすだけにして下さい。
するとボールはフックしたのです。
レッスン中はうまく出来るのですが、
なぜか大会では失敗の連続でした。
タイミングが合わないこともフックしない原因の一つでした。
それからはタイミングについても悩み始めて、
基本の四歩に戻ったりもしました。
しかし四歩でもタイミングは安定しませんでした。
プロの一歩目の始動に注目をしてビデオテープを沢山見ました。
プロもベストのタイミングを得る為にいろいろの工夫をしているのが分かりました。
しかし私にとってはどの方法も絶対的なものはありませんでした。
こうして私は迷える羊となったのです。
2002年のジャパンカップで優勝したロバート・スミスの投法、
あの前後からローダウンという投法が気になり始めました。
ものすごい回転と曲がりです。
友人のMiyajimaさんはあの曲がりは、
ヨコ回転ではなく、タテ回転であり、
回転数で曲げているのだ、と言ました。
ヨコ回転でなければ曲がるはずがない、
当時の私は譲りませんでした。
でも結局それは私の無知を証明することになりました。
第一次ボウリングブーム時のようなハイ・スコア・レーンならば兎も角、
最近のオイルの厚いレーンでは丁度真冬の車の運転と同じ現象で、
アイスバーンの道路でハンドルをヨコに切っても、
スリップして曲がってくれないのと同じ理屈でした。
オイルの厚いレーンで曲げるにはほとんどタテ回転で、
回転数を上げて曲げるのがローダウン投法であることを後に知りました。
無謀にもこれをやりたいとプロに言ったところ、
あっさりダメだと言われました。
シニアの身体では柔軟性がないから無理とのこと。
一日10時間くらい練習できますか?とも言われました。
あの矢島プロや半井プロやその他の実力者プロでもやらないそうです。
*@* そんな私が今年3月24日から始めた垂直投げで、
フックボールのキッカケを掴みました。
フックボールの失敗がリフトの弱さが原因ならば、
リフトを最大限につけてやろうと考えたのがキッカケです。
なぜなら今まででも時折フックボールは投げられたのです。
しかし大会ではダメなことが多いのが現実でした。
それは無意識のフックボールは投げられても、
意識的なフックボールを投げらるレベルにはなっていなかったのです。
だから何かが少し狂っただけでフックボールがどこかに消えてしまったのです。
そんな時にどうすればフックが戻るのか?
それが分かりませんでした。
そして何度も闇の世界へ舞い戻ってしまったのです。
そんな・こんながあって、あっという間の10年でした。
それが今年の3月24日に垂直投げを試したのをキッカケに
面白いようにフックがでるようになりました。
それが消えても今では対処の方法が分かるようにもなりました。
ではこの垂直投げで何が変わったのでしょうか?
それはフィンガーに乗せる感覚です。
ボールがフィンガーに乗る感覚が掴めたのです。
それまでプロに言われて投げている時には
自然にフィンガーに乗っていたのですが、
意識が無いため、わずかのタイミングのズレや力みでリフトが外れていたようです。
特に大会中にはどうにもならない状態に陥りました。
ところがこの垂直投げでいつでもフックを再現できるようになりました。
つまり垂直投げならばいつでもフィンガーに乗せられるようになったのです。
もう少し詳しくこの垂直投げを分析してみましょう。
まず垂直投げとは私が得意としている造語なのです。
名前を付けておかないとその後の進化の話がややこしくなるので
すぐに命名しました。
その垂直投げとは全くフィーリングから付けた造語です。
つまり半円運動の中間点であるリリースで垂直にリフトする、
というイメージです。
当然のことながら実際にはイメージ通りには投げられるものではありません。
リリースの所で急に直角にリフトできる訳がありません。
でもそのイメージでリフトすると、
確実にフィンガーに乗るのです。
横回転が付き過ぎて、普通のレーンでもスリップしてしまうくらいです。
スリップするくらいのヨコ回転から、
適度なヨコ回転に調整することの方が、
握手ボールに磨きを掛けていく方法よりも自分には合っていました。
この垂直投げには多分プロやアマチュアのトップ・ボウラーは、
まゆをひそめるでしょう。
なぜなら
腕を早めに上げる為に小さなスウィングになりコントロールが定まらないし、
ヨコ回転の割にはスリップして曲がらなかったり、
たとえ曲がったとしても威力がないから割れが多く発生するからです。
それでも、です。
ヨコ回転のある球質を改善するほうが、
ヨコ回転が安定しない投法を改善するよりはるかに楽しいのです。
なぜなら90度の垂直投げを60度、45度と角度調整することで簡単に調節できるからです。
*A* 曲げる為のもう一つのキッカケはパー投げ(実際はパーが9時半くらいで、グー投げが9時)です。
グー・チョキ・パーのあのパーです。
つまり、フィニッシュの時にパーの形で、手の平をピンの方向に向ける投げ方です。
これはフィニッシュのときに親指が9時を向いていることを意味します。
パー投げはプロが推奨する握手投法と比較すると分かり易いと思います。
まず多くのプロが推奨する握手投法ですが、
その一つの要件は力を抜いて自然に投げることです。
二つ目の要件は構えからフィニッシュまで親指が10時を向いていることです。
私に言わせればこれは少々説明不足であるように思います。
この点をもう少し詳しく考えてみましょう。
まずスウィング自体のことです。
力を抜いて自然にスウィングすると、いくら10時に構えていても、
バック・スウィングのトップの位置では手の平が握手の形を維持できないと思います。
少なくとも私には維持できませんでした。
私の場合、手の平がスウィングの方向に対して直角(90度)になってしまいました。
すなわち手の平 全体でボールを受けてしまうのです。
という事は親指が2時になっているということです。
私はそれが自然なバック・スウィングであると思うのです。
手の平全体がボールの運動方向と直角(90度)になるということは
作用・反作用の法則から言っても最もエネルギー効率の良いことだし、
しかもタメを作りやすいスウィングであるので、そのこと自体はなんら問題はないと思うのです。
ところがこの自然なスウィングでは充分なサイドロールを得るのは困難なのです。
なぜならば、バック・スウィングのトップで2時の親指を、フィニッシュで10時にするという事は、
中間点のリリースでは親指が11時とか11時半とかになり、サイドロールが弱いからです。
無理に中間点のリリースで10時まで戻して、
リリースの後もそのまま10時でフィニッシュする、
ということは非常に苦しいことです。
それはバック・スウィングのトップからリリースまでは90度ターンして、
リリースからフィニッシュまではターンをしない、
という二つのスウィングの組合せになるからです。
このような継ぎ目のあるスウィングは不自然な動作であると思います。
少なくとも私にはかなり意識的にやらないと出来ませんでした。
意識的に力で制御しないと最初から最後まで10時を維持することはできませんでした。
このことは意識すれば意識するほど出来ない時期もありました。
それは脳がリリースの時に10時だよと筋肉に命令を下したときには、
時既に遅しの状況になるからです。
つまり、リリースの時に筋肉が実行するには零点何秒か前に脳が指令をださねば間に合わないからです。
これを意識的に実行することはかなり難しいことです。
意識すると余計な力が入ってしまい、
なぜか威力のない、スプリットの多い球質になってしまうのです。
私が10年間も棒に振ったのは、正にここに原因がありました。
握手ボール投法を忠実に考えれば考えるほど、
それは難しい投法になっていた、ということです。
それではどうすれば良いのかと言いますと、パー投げなのです。
力を抜いて自然なスウィングでよいのです。
するとバック・スウィングのトップでは親指が2時になっているので、
これを9時のフィニッシュまで一気に持ってきます。
するとリリース時点では自然に10時になっているという理屈です。
2時のトップから9時のフィニッシュまで継ぎ目のないターンがパー投げなのです。
パー投げならば、中間点であるリリースでは10時の角度が得られるのです。
勿論、引っ張ってはダメです。まっすぐ上にパーの手を上げなければいけません。
そうすればサイドロールが充分掛かった上に威力のあるフックボールが得られるのです。
*B* 三つ目のキッカケはまたMiyajimaさんの言葉です。
彼は著名な田形プロのレッスンを受けているそうです。
田形プロといえばボーリング界では泣く子も黙る日本のナショナル・チームで、
長年キャプテンを務めた後にプロに転向したプロです。
その田形プロの教えは『ボーリングは離陸スウィングである』というのです。
これを聞いた時にはなるほど、と思いました。
離陸スウィングならばリフトが外れにくいはずです。
垂直投げでフィンガーに乗せる感覚を掴んだ私にはすんなり入ってくる理屈だったのです。
すぐに実験してみました。
そして、すぐにあきらめました。
それはヒザに問題を抱えている私にはとても耐えられなかったからです。
それは坂田プロも言っている四歩目で充分ヒザを曲げるボウリング。
それが出来て初めて五歩目の離陸スウィングが可能となるはず。
でも実験の一投目で、ヒザに痛みが走りました。諦めざるを得ない状況でした。
しかし、この離陸スウィング、着陸スウィングという言葉には魅せられました。
その後、いろいろのプロのスウィングをビデオで見ているうちに、
離陸スウィングよりも
着陸8割・離陸2割の組合せスウィングの方が
目に留まったのです。
これを反動スウィングと命名しました。お得意の造語です。
反動スウィングもゆっくり反動するとヒザに負担がかかりますが、
軽く早い反動スウィングであれば、それほどヒザに負担はかかりませんでした。
この反動スウィングのお陰でフィンガーのコンタクト時間が長くなりました。
少々タイミングがズレたとしても、あるいは少々力んでいたとしても、
フィンガーの掛かりが抜けてしまうようなことはほとんど無くなりました。
悪戦苦闘のシニアボウリングへ飛ぶ
2008-10-18 大西
第二話: 地球の公転と自転の話。
最近、ボウリングのスウィングは地球の公転と自転に似ていると思うようになった。
太陽を一年かけて回る公転がスウィングで、
一日かけて回る自転が手首のターンだ。
公転に相当するスウィングは流れるようなスムースなスウィングが良い。
つまり、変に力んだり、緩めたり、引っ張ったり、逃がしたり、
自然の流れに違反するスウィングは良くない。
理屈っぽく、ニュートンの法則に反するスウィングからは活きた球質は生れない、という事。
自転に当たる手首のターンは
ボウリングのボールはピンポン玉ではないので、
リリース時に急に何かをしようとしても間に合わないし、
思い通りにボールは反応してくれない。
今現在、成功しているのは定速ターンである。
つまり、トップスウィングでのスウィング・ラインと直角方向の手首を、
フィニッシュでは手首を180度ターンしてピンの方に向ける動作である。
定速ターンとはリリース時に急激にやろうとしないという事である。
やろうとしても15ポンドもあるボールは簡単に言うことを聞いてくれない。
トップからフィニッシュまで定速で180度ターンをするのである。
すると、中間点のリリース時には結果的に、握手方向を向いている、という具合である。
悪戦苦闘のシニアボウリングへ飛ぶ
第三話: 自転の種類
野球のピッチャーが曲がるボールを投げる。これをボウリングに当てはめると分り易いと思う。
カーブ、スライダー、カットボールはボールの外側を切って曲げている。
ボウリングでも同じことが言えると思う。
でも同じ切るにも強調方法がいろいろある。
板目にストレートに歩いて、ボールの外側をストレートに切る標準型。
内側にえぐるように歩いて最後外にスライドしながらボールの外側を切る方法。
野茂投手ほどではないが体を開いて閉じながらボールの外側を切る方法。
この三つはボールの外側を切りながら持ち上げる方法で、第一話のパー投げとは異なる。
進化したフォークボールのようにボールの芯からヒネリを利かす方法。
第一話のパー投げはどちらかというとこのボールの芯をヒネル方法に近い。
プロとかアマチュアーのトップボウラーは いろいろと その組合せをやっているようである。
どれが自分に合っているかは、やってみないと分からない。
鏡の前のシャドーボウリングでイメージを作ることも大切だが、
実際に15ポンドのボールを持ってのスイングはシャドーとは別物である。
やはりボールを持って確かめることが肝要であるようだ。
2009-07-31
悪戦苦闘のシニアボウリングへ飛ぶ
第四話: 幅を感じるライン取り
ボウリングでは調子の良い時と悪い時では100点くらいの差がでるのは当り前のゲームである。
それはスコアーのシステムのせいだから仕方がない。
つまり同じストライクが5個のゲームでも、
ストライクが一つおき、つまりダッチマンでは200点にしかならない。
それにスプリットとテンピン・タップとテンピンミスが重なると最悪である。
ストライク5個でも140点前後という事があり得るのである。
これが3フレ以降7フレまでの間で連続してストライクがつながれば、230台も可能となる。
そこで問題になるのが少々のミス投球ならば、助けてもらえるストライク幅の広いライン取りである。
最近その幅の広いラインはこれではないかと思う所があるので忘れない内に記しておく。
それは自分が通そうとするラインを板目と平行に取るのではなく、1−2枚外向きに取るのである。
すると どういうことが起こるか?
例えば内ミスである。
内側にミスると方向的にはポケットより厚めに行ってしまうはず。
ところが普通は内側ほどオイルが厚いので思ったほど曲がらずにポケットをヒットしてストライクになる事がある。
反対に外ミスの場合。
方向的には薄めか、ヘッドピンを外す方向である。
ところが外側は通常オイルが薄いので思った以上に食い込んでくれる。
うまく行くとストライクがつながることになる。
ひょっとすると上級者やプロの間では常識なのかもしれない。
あるいはそんな理屈は当たらない、と言われるかもしれない。
でも最近のビッグ・ゲームは確かにやや外向きにラインを取った時なのである。
2009-11-14
悪戦苦闘のシニアボウリングへ飛ぶ
第五話: 脱力を実現するために
何事も力んでいてはろくな結果を招かない。
私は力を抜くためにロボコック、つまりメカテクを使っている。
しかもハーフではなく、フル・メカテックである。
理由は筋力が弱ってきたから だけではない。
筋力があっても筋肉を使えば力みにつながり やすいからだ。
最近、フィンガーを意識して曲げてボールが落ち難くしている。
これもフィンガーを意識的に曲げることによりボールを握ることを避けるためだ。
今度、試してみたいことがある。
それはフィンガーでボールを保持するだけではなく、
フィンガーでボールの重みを感じてみようという事。
私は今スイングが波打つというか、緩むというか、腕が完全に糸に成り切っていないと感じている。
この悩みをフィンガーのロックとフィールで解決できれば最高だ。
この試みが失敗したらこの項目は削除しよう。
でも実験前だけれども記して置きたい。
2009-11-14
ここ2−3ゲームではこのロック&フィールは成功している。
2009-11-17
悪戦苦闘のシニアボウリングへ飛ぶ
第六話:肩幅の取り方
昨晩のマスターズでゲーム前の5分間の投球練習中にガーターを2回も出してしまった。
4枚目というアウトラインを使おうとしたのではあったが、それにしてもガーター2回はショックであった。
その原因を同ボックスの上級者から指摘された。
そのくらい外を使うならばもう少し中へ立たないとガーターになっても仕方がないと。
いろいろ技術を積み上げているうちに悪い癖が出ていたのだ。
つまり、肩幅を充分取れていなかった。
だから、リリースでは腰に押し出されて3枚くらい外に出てしまう。
このガーター病は肩幅問題であることが証明されたので、
忘れない内にここに記しておく。
肩幅を2−3枚取るのが自分のフック幅には合っているようだ。
ついでながら、テンピン・ボールを使わずに1個のボールででテンピンも取りに行っている。
このストレートボールの時には肩幅は1枚の方が良いように思う。
間違っていたり、修正点ががあれば後日修正することにして、
これも忘れない内に記しておこう。
2009-11-17
悪戦苦闘のシニアボウリングへ飛ぶ
第七話: 切れを呼ぶイン・アウト・スイング
スイング・ラインが少しでも外向きの方が切れが良いことは体感している。
問題はレーンが速め目で外向きにラインを取れない時にどう さばくかである。
それはボールに油が浮いている時も、ハウスボ-ラーが使い込んだレーンでも同様である。
食込み不足の為、どうしてもクロスに構える、
そんな時に少しでも外向きの感じを出すには、
スイングを気持ちIn-Outに振ることではないか、という仮説である。
最近、確信もないのにアイディアの段階で本誌に記している。
せっかくのアイディアを忘れそうなのでそうしている。
2009-11-21
第八話: 3Dグリップでワイドなストライク
今日練習ゲームながら久々の279というビッグゲームが出た。
それが今話題の3Dを採用した結果である。
つまり、グリップからフィニッシュまで全てを3Dの考え方で行うのである。
というか、若い人の下半身の動きは自然に3Dになっているが、
われわれ老人は関節や筋肉が硬直していてなかなか3Dの動きができない。
今日試みたのは3Dの考え方でボウルを握った(3Dグリップ)のである。
すると、ストライクゾーンが広がってビッグゲームになった、と言うわけだ。
その3Dの握りとは、まず柔らかく手の平で包む感覚。
その手の平も出来る限り底の深いお皿の感じ。
すると、ボールが手を離れるのが立体的になったのである。
その結果、リリースの時の微調整がしやすくなったという訳だ。
さてさて、この結果が続くかどうかは自信がない。
今までにも開眼してはすぐに閉眼してきたから、、、
2010−02−13
第九話: 12投の合計勝負ではリリース軸は固定した方が良い
笹原プ永子プロにリリースが安定していない、と指摘された。
前傾からの起き上がりを利用したリリースが良くない、ということだった。
でも位置のエネルギーは諦めたくない。
だったら、先日怪我の巧妙で279点を出した腰高をキープした投法と
今一番安定しているスリ上げを組み合わせた、下りスリ上げが良いかもしれない。
2010-2-26