皇居　　こうきょ

　　　　場所：東京都千代田区
　　　　電話：無し
　　　　料金：無料
　　　　営業時間：皇居東御苑は３月から１０月は９時〜１６時３０分、１１月から２月は９時〜１６時
　　　　休業日：皇居東御苑は月曜、金曜　（祝日の場合は除く）

　　　　１４５７年に築城した江戸城が、明治維新後に東京城、皇城、宮城と呼ばれ、戦後になって皇居とな
　　　　った。現在一般公開されているエリアは、皇居外苑と皇居東御苑のみとなっている。皇居外苑はさら
　　　　に皇居前広場と、皇居東御苑を挟んで反対側にある北の丸公園がある。皇居前広場には桜田門、
　　　　二重橋、楠正成像、和田倉噴水公園などがある。北の丸公園には東京国立近代美術館、科学技
　　　　術館などがある。皇居東御苑には三の丸尚蔵館、百人番所、江戸城天守閣跡などがあり、こちらの
　　　　入場には入場票を受け取って入らなければならない。

　　楠正成像　　くずのきまさしげぞう

　　　　皇居前広場に楠正成の像がある。南北朝時代に後醍醐天皇を補佐して活躍した人物である。馬に
　　　　乗った迫力のある像である。

　　和田倉噴水公園　　わだくらふんすいこうえん

　　　　皇居前広場にある公園である。１９６１年の今上天皇ご成婚記念で大噴水が造られ、１９９５年の皇
　　　　太子殿下のご成婚を機に整備された。大きく分けて２箇所あり、それぞれ景観の異なった噴水を楽
　　　　しむことが出来る。

　桜田門　　さくらだもん

　　　　幕末の桜田門外の変で有名な門で、国の重要文化財にも指定されている。重圧感のある、がっしり
　　　　とした門で、門をくぐると皇居前広場に入ることが出来る。

　　二重橋　　にじゅうばし

　　　　めがね橋とその奥の正門鉄橋の２つの橋の総称で、正式には正門鉄橋のことをいう。めがね橋は
　　　　皇居前広場と皇居内を結ぶ石橋で、お濠の水面に映し出された橋と実物の橋を組み合わせると、
　　　　めがねのように見える。橋の先は進入することが出来ない。正門鉄橋は皇居内部を結ぶ小さな橋で
　　　　ある。進入禁止のため、めがね橋から見ることとなる。

　　皇居正門　　こうきょせいもん

　　　　めがね橋の奥にある門で、皇居内の入り口のため、門の手前から進入禁止となっている。

　　坂下門　　さかしたもん

　　　　皇居前広場から皇居内へ入る門で、進入禁止となっている。

　　大手門　　おおてもん

　　　　東京駅方向から皇居東御苑へ入る門である。皇居東御苑へは他に北桔門と平川門の２つの門から
　　　　も入ることが出来るが、大手門は正門的な存在となっている。入門時は入門票を受け取って入り、
　　　　出る時は入門票を返却する。

　　三の丸尚蔵館　　さんのまるしょうぞうかん

　　　　皇居東御苑にあり、天皇陛下をはじめとした皇室が収蔵する美術品を鑑賞することが出来る。

　　百人番所　　ひゃくにんばんしょ

　　　　皇居東御苑にある、皇居内最大の検問所である。

　　天守閣跡　　てんしゅかくあと

　　　　皇居東御苑にある、江戸城天守閣の跡である。今も残る石垣の上に、かつて５層の天守閣があっ
　　　　た。高さは低いが、石垣の上からは皇居東御苑の展望することが出来る。