吉野ヶ里歴史公園

旅行 温泉 自作曲 その他 戻る

吉野ヶ里歴史公園 (三田川町・神埼町・東脊振村)

    400円    9時〜17時 (7月から8月は9時〜18時、12月から2月は9時〜16時30分)

    約600年間という弥生時代の全ての時期の遺構、遺物が発見され、稲作農耕が始まってから日本
    列島に原始的な国家が形成される過程を見事にとらえることの出来る。学術的価が極めて高い遺
    跡である。国内最大級の環壕集落跡、長径40mという大規模な墳丘墓は他に例を見ないものであ
    る。園内には歴史公園センター、南内郭、北内郭、北墳丘墓、中のムラ、倉と市などがある。

  南内郭

    環壕、城柵、物見やぐらなどによって厳重に守られていることから、吉野ヶ里の支配者層が住んでい
    た場所と考えられる。物見やぐら、竪穴住居が復元されている。最初に復元されて見学出来るように
    なったが、現在は再整備のため閉鎖中である。

  北内郭

    最も重要で神聖な場所とされていて、当時まつりごとが行なわれた中心部と考えられている。主祭
    殿は高さ16.5mあり、弥生時代最大級の建物である。主祭殿の景観は吉野ヶ里歴史公園を代表
    するくらいすばらしい。

  北墳丘墓

    吉野ヶ里を治めていた歴代の王の墓と考えられている。但し開園はされていない。その手前には2
    つの甕を合わせてカプセルのような形状の棺の甕棺が埋葬されていて、これは見学することが出来
    る。

  中のムラ

    北内郭で行なわれる祭りや政治的儀礼に使用する道具などが作られた場所と考えられている。

  倉と市

    盛大な市が開かれたり、市で取引される品々を保管していた吉野ヶ里の国の交易の中心地と考え
    られる。たくさんの高床倉庫を中心とした建物が復元されている。

旅行 温泉 自作曲 その他 戻る