大河津分水公園

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大河津分水公園 (燕市)

    新潟県燕市五千石

    信濃川の度重なる洪水対策のため、大正13年に日本海方面に水を分けるための大河津分水路
    が完成し、大河津記念公園として設立された。大河津分水路は、この地点から日本海まで信濃川
    の本流となっている。大河津分水路には可動堰、信濃川には新洗堰によって水量が調節されてい
    る。公園内には各堰や信濃川大河津資料館や魚道観察室やせせらぎ水路などがある。

可動堰

    昭和6年に完成された、大河津分水路の水量を調節するための堰である。

洗堰

    約80年間信濃川の水量を調節してきた堰で、現在は新洗堰が使用されているため、洗堰は信濃
    川の堰としては使用されていない。現在も西川の堰として使用されている。とてもたくさんの水門が
    連なった、重圧感のある堂々とした造りとなっている。有形文化財にも指定されている。

新洗堰

    2000年より使用されている信濃川の水量を調節する堰である。水門数は洗堰と比較するととても
    少なく、堰付近の川幅は以前よりも狭くなっている。水門には魚道観察室も設けられている。

魚道観察室

    新洗堰の両端に3箇所設置されていて、冬季を除き9時〜16時まで無料で見学することが出来る。
    水面まで降りた所に窓があり、窓越しに信濃川に生息する魚を観察することが出来る。アユ、さけ、
    ウナギなどの自然に泳ぐ姿を見ることが出来る。

  信濃川大河津資料館

    新潟県燕市五千石
    無料    9時〜16時 (月曜定休)

    大河津分水の歴史と役割に関して紹介している資料館である。越後平野の歴史、大河津分水の技
    術、大河津の研究、展望室などがある。越後平野の歴史では、信濃川の恵みと災いの紹介やミニ
    シアターやシミュレーションコーナーがある。大河津分水の技術では、洗堰改築工事にて出土された
    大河津分水路工事に使用されたトロッコや、各堰の模型が展示されている。大河津の研究では、書
    籍の閲覧が出来る。展望室では、雄大な信濃川や可動堰や洗堰を上から見下ろすことが出来る。

  信濃川河川事務所大河津出張所

    新潟県燕市大川津
    無料    9時〜16時

    大河津分水を操作している様子や、屋上からの展望をすることが出来る。

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