|
サン・ファン館 慶長使節船ミュージアム
さん・ふぁんかん けいちょうしせつせんみゅーじあむ
場所:宮城県石巻市渡波大森30−2
電話:0225−24−2210
料金:700円
営業時間:8月は9時30分〜17時30分、9月から7月は9時30分〜16時30分
休業日:火曜 (祝日の場合は翌日)、年末年始
サン・ファン・バウティスタ外観

常長の部屋

船長の部屋

サン・ファン広場からのサン・ファン・バウティスタ

1613年(慶長18年)に支倉常長をはじめとした一行約180人による、歴史的な偉業について紹介
する施設である。慶長使節船サン・ファン・バウティスタは伊達政宗によって建造された木造洋式帆
船で、初めて太平洋を2往復した、当時の世界トップレベルの技術の船である。入り口には円形の
サン・ファン広場があり、常長が見たイタリアの広場をイメージした広場となっている。屋内施設は3
箇所あり、エントランスゾーン、東ウィング、西ウィングがある。エントランスゾーンでは展示室やシミ
ュレーションシアターなどがある。シミュレーションシアターでは、48人乗りのシミュレーターに着席
し、大画面を見ながら実際に航海時の揺れなどを体感することが出来る。体全体で常長の航海につ
いて学ぶことが出来る。長いエスカレーターで海岸付近に下りると東ウィング、西ウィング、サン・ファ
ン・バウティスタがある。東ウィングでは船体の構造や航海技術などが紹介されている。西ウィング
では船内での暮らしなどが紹介されている。マジックビジョンは3D映像となっていて、航海の様子を
楽しく学ぶことが出来る。サン・ファン・バウティスタは全長55.35m、最大幅11.25m、最大高さ
48.8m、メインマストは32.43mの船である。船内の見学が可能で、常長や船長の部屋、乗組員
の様子、マストやたくさんのロープなどの見学をすることが出来る。サン・ファン広場からも見下ろす
ことが出来、メインマストの高さを実感することが出来る。
|