巨釜　　おおがま

　　　　場所：宮城県気仙沼市唐桑町小長根
　　　　電話：無し
　　　　料金：無料
　　　　営業時間：自由
　　　　休業日：無し

　　　　唐桑半島の東岸にある岬で、前田浜を挟んで左側が巨釜である。荒い波しぶきを前田浜から見る
　　　　と、大きな釜の中で湯が煮えたぎっているように見えることから名付けられている。水取場、折石、
　　　　八幡岩などがある。

水取場

　　　　池のような形をした入り江となっていて、左側から水が湧き出している。猟師が飲み水として利用し
　　　　ていたといわれている。海につながっているがこの場所は海の色とは違い、とてもきれいな濃い青
　　　　緑色をしていて、底までがはっきりと見えるほど透き通っている。

折石

　　　　高さ１６ｍ、幅３ｍの大理石の柱が海から突き出ている。かつて三陸津波で先端の２ｍが折れてしま
　　　　ったことから名付けられている。上から下まで同じくらいの太さとなっていて、力強く海から突き出し
　　　　た姿はとても迫力がある。

八幡岩

　　　　折石の右側に見える岩で形成された島で、幅７０ｍの大きな平たい岩となっている。

左側の景色

　　　　複雑な形状をした奇岩や岩礁がたくさんあり、その景色は荒々しく迫力があってすばらしい。