筑波山　　つくばさん

　　　　場所：茨城県つくば市
　　　　電話：０２９−８６６−０６１１　（筑波観光鉄道株式会社）
　　　　料金：ロープウェイは１０７０円、ケーブルカーは１０２０円
　　　　営業時間：ロープウェイ、ケーブルカーともに９時前後〜１７時前後　（変動あり）
　　　　休業日：無し

　　　　筑波山は標高８７０ｍの男体山と標高８７７ｍの女体山の総称である。ロープウェイやケーブルカー
　　　　で山頂付近まで登ることが出来る他、 ３つの登山コースにて１時間３０分から２時間ほどで、男体山
　　　　や女体山の山頂まで登ることが出来る。ロープウェイは全長１．３ｋｍで高低差２９８ｍとなって いて、
　　　　女体山側を登ることが出来る。ケーブルカーは全長１．６ｋｍ、高低差４９５ｍとなっていて、男体山
　　　　側を登ることが出来る。

　　白雲橋コース　　しらくもばしこーす

　　　　筑波山神社から女体山を結ぶ登山コースで、上りは１１０分、下りは９５分ほどである。たくさんの見
　　　　所を見学しながら登山を楽しむことが出来る。

白蛇弁天

　　　　ここに白蛇が住むといわれ、白蛇を見ると財をなすといわれている。

弁慶茶屋跡

　　　　白雲橋コースとつつじが丘からのおたつ石コース合流地点である。ロープウェイが見え、その奥に
　　　　は霞ヶ浦も見える。

弁慶七戻り

　　　　石門といい、高天原と現世を分ける門であり、神聖な場所でもある。手前と奥とでは、景観が異なっ
　　　　ている。

高天原

　　　　天照大臣を祀る稲村神社がある。高天原とは神様の世界を意味する。

母の胎内くぐり

　　　　岩を抜けることで、生まれた姿に立ち返ることを意味している、修験の行の１つである。

出船入船

　　　　熊野の鳥居石といわれ、石の姿が出船と入船が並んでいるように見えることから名付けられている。

北斗岩

　　　　天空に立って輝く北斗星のように、決して動かない岩を意味している。

大仏岩

　　　　大仏が横を向いているように見える岩で、高さは１５ｍほどである。

　　女体山　　にょたいさん

　　　　ロープウェイ下車後１０分ほどで山頂まで登ることが出来る。頂上には女体山御本殿がある。十斤
　　　　は足場の悪い岩場となっている。山頂からはつつじヶ丘方面を始めとする東から西までの南側半分
　　　　の展望が出来、関東平野を一望することが出来る。その景色は雄大ですばらしい景色を楽しむこと
　　　　が出来る。

　　山頂連絡路　　さんちょうれんらくろ

　　　　男体山と女体山を結ぶコースで、ガマ石などの見所もある。それぞれの山頂間は３０分ほどで歩くこ
　　　　とが出来る。途中にはケーブルカーの山頂駅のある御幸ヶ原があり、そこにあるコマ展望台はビュ
　　　　ーポイントとなっている。周辺にはたくさんの飲食店もある。

ガマ石

　　　　雄龍石といい、その尾は霞ヶ浦まで達しているといわれている。この石の前でガマの油の売り口上
　　　　を考え出したことにより、ガマ石と呼ばれている。

コマ展望台

　　　　ケーブルカーの山頂駅付近にある回転式の展望台である。山頂よりは標高は低いが、３６０度の大
　　　　パノラマを楽しむことが出来る。特に男体山は展望があまり良くないので、ここの展望台がおすすめ
　　　　である。北側を含めた、関東平野全体の景色を一望することが出来る。時間が過ぎるごとにポジショ
　　　　ンが変わってしまうので、注意が必要である。

　　男体山　　なんたいさん

　　　　ケーブルカー下車後１５分ほど急な上り坂を登った所にある。山頂には男体山御本殿がある。南側
　　　　の景色を展望することが出来るが逆光となってしまい、また立地条件上、広範囲の景色を楽しむこ
　　　　とは出来ない。山頂の少し手前の方が展望が良い。

　　御幸ヶ原コース　　みゆきがはらこーす

　　　　筑波山神社から御幸ヶ原を結ぶ登山コースで、上りは９０分、下りは７０分ほどとなっている。ケーブ
　　　　ルカーに沿ったコースとなっていて、中間地点ではケーブルカーのすれ違いの見学もすることが出来
　　　　る。距離が短い分、傾斜がきつく、足場のあまり良くない所もある。