北海道開拓の村

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北海道開拓の村 (札幌市)

    北海道札幌市厚別区厚別町小野幌50−1
    830円 (12月から3月は680円)    9時〜17時
    (10月から4月は9時〜16時30分)

    明治、大正期に建築された北海道の建造物を復元及び再現している。開拓当時の生活や文化の
    流れや建造物を後世に伝えることを目的とした、屋外博物館である。全部で52の建造物の展示が
    あり、市街地群、漁村群、農村群、山村群に分かれて展示されている。それぞれの建物は、内部の
    見学も出来る。旧札幌停車場、旧開拓使札幌本庁舎、旧浦河支庁庁舎は貫禄もあり特徴のある建
    物である。旧青山家漁家住宅は外観的には特徴はないが、意外に見応えがある。建造物の他にも
    馬車鉄道もあり、有料で乗車することも出来る。全体を通して非常に見応えがあり、あっという間に
    時間が過ぎていくため、時間配分を考慮しながらの見学が必要である。例えば1建造物当たり移動
    時間を含めて10分とすると、1日中見学しても全部周れないほどである。

旧札幌停車場

    札幌の表玄関として明治41年から昭和27年まで親しまれた建物である。現在は開拓の村の入口
    の管理棟として使用されている。

旧開拓使札幌本庁者

    明治6年に建てられ、明治12年に焼失した庁舎を再現した建物で、内部は総合案内、研修室、講
    堂、休憩室などがある。

旧浦河支庁庁舎

    大正8年に建てられた浦河支庁庁舎で、大正時代の支庁長室と地方行政の歩みを展示している。

旧北海中学校

    明治42年に建てられた私立中学校で、モダンな洋風建築校舎である。

旧青山家漁家住宅

    大正8年に建てられた母屋、網倉、米倉など7棟の施設をもった、小樽沿岸の漁家である。

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