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浜名湖花博 はまなこはなはく
場所: 静岡県
2004年4月8日から10月11日に開催した、国際機関に認定された国際演芸博覧会である。会場
内は3つに大きく分けられ、それぞれ花の街、水の園、緑の里となっている。
花の街
花いっぱいのコミュニケーションエリアとなっている。煌く未来の庭園、JAとぴあ浜松館はなとぴあ、
しずおかふるさと館、ハーブの館、花みどり未来館、浜名湖館フルレ、浜松産業会館E〜RA、イメー
ジスクエア、花の丘、ほほえみの庭、ワールドガーデンコンペティション、わくわくランドなどがある。
まず入場して目につく、とてもハデな建物は煌く未来の庭園で、山本寛斎プロデュースである。巨大
な花と音楽と光と滝の水しぶきを組み合わせたもので、実際に水しぶきがかなりとんでくる。花みど
り未来館では花みどり産業の先端技術の紹介で、青いバラ、ジェラシックツリー(百華園にもある)な
どがある。浜名湖館フルレでは、水鏡シアターを楽しむことが出来、直径10mの水盤に自然や生命
などの映像を映し出している。浜松産業会館E〜RAは花の精が飛び出すというテーマで、球体スク
リーンを使った映像を楽しむことが出来る。球体スクリーンから人形が出てくるのには驚いてしまう。
花の丘は少し小高くなっていて、花の街全体を見渡すことが出来る。ほほえみの庭では小さな富士
山があり、その周辺にいろいろな花が並んでいる。ワールドガーデンコンペティションは花や池など
を組み合わせたきれいな庭がたくさんあり、その周辺にはモグラやみの虫や鳥などの形にした木が
あり、思わず笑ってしまう。
水の園
うるおいに満ちたエンターテインメントエリアとなっている。国際花の交流館、庭文化創造館、はなづ
つみ、ふれあいの庭、きらめきタワー、にぎわい橋ギャラリー、のたねステージ、水辺の劇場などが
ある。国際花の交流館では国内外から300もの出展者が花と緑の芸術作品を披露していて、とて
も広くどれも見応えがあるが、中でも富士山がすばらしい。きらめきタワーは高さ50mの塔で、会場
全体を見渡すことが出来る。料金は300円で、入館券の発売時間は1日3回となっている。その他
にも200mもの長さで、屋根から水滴が落ちる水のカーテンのような虹の滝や都道府県や市町村
の花文化を紹介した水と花の庭などがある。
緑の里
自然と歴史と文化のヒーリングエリアとなっている。演芸文化館、昭和天皇自然館、花の美術館、百
華園、国際庭園、自然観察園、庭回廊などがある。演芸文化館では日本の盆栽の展示があり、建
物の目の前には、寿という字のようなものもある。花の美術館では芸術家モネの家や庭が再現され
ている。水の庭ではスイレンの浮かぶ池があり、その奥に太鼓橋がかかっていて、その景色はすば
らしい。ここは大変混む場所でゆっくりと見れないため、夕方の見学がおすすめである。最終の大画
面シアターは比較的空いている。百華園では50万株の花が植えられていて、とてもきれいである。
中でも青白っぽいバラ、ジェラシックツリー、サボテンのじゅうたんのようなものがすばらしい。国際
庭園では世界の花文化を展示している。カナダの真鴨5羽にはびっくりしてしまう。
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