キュランダ観光鉄道

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キュランダ観光鉄道  きゅらんだかんこうてつどう

    ケアンズ周辺

    ケアンズからキュランダまでを結ぶ、走行距離33kmの観光鉄道である。1時間45分かけて、ゆっく
    りと走行する。19世紀後半に鉱山で働く人の物資輸送の目的で開通し、現在は世界遺産の熱帯雨
    林の中を走行する観光列車として使用されている。ホースシューベンドまでは平地が続き、ここで半
    径100mのヘアピンカーブを曲がる。その後は山を登って行き、15箇所の短いトンネルと2つの滝
    のそばを走行する。最初の滝のストーニークリーク滝に鉄橋が架かっていて、車窓から滝を見学す
    ることが出来る。次のバロン滝のそばには駅が設けられ、車外に出て見学することが出来る。さら
    に山を登ると、キュランダへ到着する。車両はディーゼル機関車の後ろに長い客車が連なり、その
    中間付近には特等車両が2両連結されていて、ゴールドクラス用となっている。革張りの座席で、車
    内でアルコール類やおつまみを飲食しながら乗車することが出来る。記念品ももらえる。またバロン
    滝駅では、一番景色の良い場所に停車する。

  フレッシュウォーター駅

    ケアンズを発車して最初に停車する駅である。かつて鉄道建設労働者たちがキュランダ山脈を登り
    始める前に、淡水を手に入れることが出来る最初の駅として利用されたことから名付けられている。
    歴史の展示コーナーなどがある。

  ホースシューベンド

    平地から山間部へ入る付近にある、180度のヘアピンカーブである。半径は100mほどで、長い車
    両の前後の様子などを見ることが出来る。

  ストーニークリーク滝

    キュランダ観光鉄道を代表する景観で、滝の中間部に鉄橋が架かり、その上を走行する。滝と鉄橋
    と列車を組み合わせた景色はすばらしいが、実際に乗車しているとすべてを組み合わせた景色を見
    ることが出来ないのが残念である。

  ケアンズ方面の景観

    14個目のトンネルを過ぎた辺りから、車窓からケアンズ方面の遠望が出来、その景色はすばらし
    い。

  バロン滝

    バロン滝へ停車中に、車外から滝の展望をすることが出来る。巨大かつ複雑な模様をした岩肌を
    流れ落ちる滝で、その景色は吸い込まれるようなくらい雄大な景色ですばらしい。駅は展望のみを
    目的とした駅となっている。

  キュランダ駅

    1915年に完成した駅で、プロキャストコンクリートで建設された駅として、歴史的遺産に指定されて
    いる。

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