- 5月1日(水)
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- 複素関数論の講義の日。連休の合間なので普段よりも出席者が少なかった気がする。無理もない。
- 5月2日(木)
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- 5月3日(金)
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- 5月4日(土)
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- 連休後半の二日目。『ゴジラ-1.0』のネット配信があったので妻と視聴。話の内容的に「面白かった」と言うのは適切でないかもしれないのだが、実に見ごたえのある作品だった。
- 5月5日(日)
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- 連休後半の三日目。こどもの日ということで、近所のお菓子屋さんで柏餅が売られていた。
- 5月6日(月)
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- 連休後半の最終日。今回の連休はあまり体調が良くなかったこともあり用事らしい用事はあまり行わなかったのだが、この日は以前からの懸案事項を一つ片付けることができた。終わりよければ何とやら。
- 5月7日(火)
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- 連休明け。諸事情により学生セミナーが中止になった。こういうこともある。
- 5月8日(水)
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- 投稿中の論文の査読コメントが返ってきた。今回はeditorialかつ軽微な内容のコメントばかりだったので早急に対応して再投稿を済ませた。
- 5月9日(木)
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- 学生セミナー2件。元々体調が悪めだったので普段よりも疲れた。
- 5月10日(金)
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- 一昨日修正再投稿をした論文のアクセプト通知が届いた。めでたい。日本数学会の年会でも発表した「「選択公理 → Zornの補題」の超限帰納法を使わない証明」(こちらのページでノートを公開中)のネタである。現在の職階になっても年1本以上は(ささやかな内容であっても)単著論文アクセプト、という個人的な目標があるのだが、今年も一応達成できてよかった。
- 一昨日査読依頼を受けた論文の査読レポートを早々に打ち返すという快挙(← 当人比)を達成した。それはそれとして週末はあまり天気が良くないらしい(因果関係の有無には言及しない)。
- 5月11日(土)
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- 週末。翌日に地域の一斉清掃が予定されていたのだが、悪天候が予想されるということで中止の連絡が届いた。ここに引っ越してきて初の中止である(中止もあり得ると毎回書いてあったのだが、実際に中止になることもあるんですね)。
- 5月12日(日)
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- 週末。懸念されていたほどの悪天候ではなかったものの一斉清掃の中止が正しい判断だったと思うには充分な程度の悪天候だった。
- 5月13日(月)
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- とある会議に参加。そういう職階なのは認識しているので不満というわけではないのだが、客観的な事実として会議が多いことは否めない。
- 5月14日(火)
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- 5月15日(水)
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- 複素関数論の講義の日。先週は事情(祝日が月曜日に偏りがちな制度になっているせいで暦通りの運用だと月曜日の講義日数が不足するため、別の曜日(今回は水曜日)に月曜日向けの講義を実施せざるを得ないという最近よくあるアレ)により講義がなかったのでそれは楽でよかったのだが、中1週開くだけでも「久々の講義」感があって体力的にしんどい気がした。
- 5月16日(木)
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- 学生セミナー2件。M1生向けセミナーの方は今回で内容が一段落した。次はどうしよう。
- 5月17日(金)
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- とあるインターンシップ系科目の担当者を務めている関係で説明会を開くなど。欠席者向けに説明会の動画を撮影したので、確認のために動画を部分的に見てみたのだが、やはり「他者に聞こえている自分の声」は何度聞いても慣れないものである。そう考えると、いわゆる物真似タレントの「他者に聞こえる自分の声を、既存の音声に似せる」技術って想像よりもさらに高度な技術だったりするのだろうか。
- 5月18日(土)
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- 週末。なのだが、とある原稿書きの仕事に勤しんでいた。現状で肩の荷の大きさで3本の指に確実に入る案件なので、いい加減どうにかしたいものなのだが…。
- 5月19日(日)
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- 週末。いつものパン屋さんとは別の近所のパン屋さんを新規開拓した。とても美味なのだが、唯一の欠点はお店までの道の舗装に癖があって油断すると自転車が段差に乗り上げた衝撃で総菜パンの盛り付けが崩れる悲劇が発生する(←体験談)ことか。
- 5月20日(月)
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- 共同研究のために遠方からお客さんが来訪。遠路はるばるありがたい限りである。
- 5月21日(火)
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- 共同研究のミーティング中に別の方に紹介してもらった研究成果が改良できそうな気がしたので、他の方のお話そっちのけで(←えっ)思索にふけるなどしていた。
- 5月22日(水)
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- 午前は講義、午後は会議が複数入っていて、共同研究の方にはほとんど参加できなかった。ただ昨日考えていた改良の件はどうやらものになりそうである。良かった。
- 5月23日(木)
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- 大学近所のお店まで昼食のために出掛けたところ、暑さにやられてしばらく使い物にならない状態になってしまった。
- 5月24日(金)
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- 今週はハードだったこともあってか、一日中体調がすぐれなかった。
- 5月25日(土)
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- 週末。病院の定期通院の帰りに図書館に寄ってきた。そこまでは何とか体力が保ったのだが、相変わらず体調不良である。
- 5月26日(日)
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- 週末。このところの疲れが出たのか、ほぼ一日中寝続ける羽目になってしまった。この日が論文投稿締切の論文があったのだが何も作業ができず、共著者の方には迷惑をおかけしました。
- 5月27日(月)
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- 珍しく対面式の予定が何もなかったので、このところの体調不良も考慮して大学には行かず在宅勤務としていた。
- 5月28日(火)
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- 体調はだいぶ復活したのでこの日の学生セミナーは無事行えた。あと、依頼されていた査読レポートの提出と推薦状の執筆を終えるという極めて有益な日であった。
- 5月29日(水)
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- 5月30日(木)
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- 投稿中だった共著論文の不採録通知が届いた。ぐぬぬ。
- 5月31日(金)
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- 学生セミナー。「本や論文に出てくる定理のステートメントは初めから「完成品」の顔をしているけれども、実際の研究では「何かこんなことが示せそうだ」ぐらいのふんわりとした着想から始まり、証明を考えながら「ここの仮定は弱められそうだ」「ここの議論には別の仮定が必要そうだ」のようにステートメントをこねくり回しつつ進んでいって、証明が完成したとき初めてステートメントが固まる、ということもしょっちゅうである。というわけで、今考えている内容についても、まずは現在の着想に従ってちゃんとした証明を文字の形に起こしていって、その過程で適切なステートメントを模索すればよい。」という趣旨のことを話すなどした(実際にはここまで詳しくは話せなかったが)。…ということを考えている数学畑の人間としては、「(数学とは異なり)物理学は躍動的な学問なので、議論に現れる関数の定義域や値域が明晰でなくても構わない(むしろその方が望ましい)」みたいな意見に出くわすと、「数学徒だって研究の議論中はそこまで杓子定規な態度ばかりではないし、物理学の議論の最中に定義域や値域が不明瞭でも別に外野からとやかく言うことではないけれども、本や論文は「現時点で何が解明されているか」という事実関係を他者に伝達する手段なのだからそこで不明瞭さがあったら事実関係の伝達にならないでしょうが」と思うのである。